ブログの文章は構成を学ぶことです。
名文は名構成から生まれます。
面白い話や、人を惹きつけるトークはとどのつまり構成がしっかりしているからこそ成り立ちます。
一般的にもっとも有名な構成はなにかというと、起承転結ですね。
はじまって、進んで、転んで、結ぶ。
これを抑えている話は基本的に面白いと言われています。
ワンピースが面白いのもこれを抑えているからです。
特に彼らは毎度毎度、盛大に転びます。
アラバスタではルフィの体の水が干上がりましたし、ウォータ―セブンでは一味が抜けることだってありました。
しかしデカく転ぶからこそ、その後の結びが映えるわけです。
光が最も輝いて見えるのは闇に覆われているときです。
つまり話に抑揚をつけるために、「転」を大きくしているわけですね。ワンピースは。
少し話が脱線しましたが、ここで路線を戻すとします。
ブログの文章も起承転結と同じように、構成をつくり話に抑揚をつけることが必要でこれが出来ると読み手に飽きられず、心に響く文章を書くことが出来ます。
話の流れ的に今回は僕自身が意識している構成の仕方を、一つ書いていこうと思います。
ぜひ参考にしてもらえれば、嬉しく思いますね。
良い文章は順番がしっかりしている。
どんな物事も順番を抑えることが大事です。
野球なんかでは打順と言って、各バッターの打つ順番を決めますが、これは監督が最も勝ちやすいバッターの並びを想定し組むことを言います。
そして文章でも、最も伝わりやすい並びがあるわけで、
掴み→説明→切り替え→結論。
この並びを抑えることで、話はより聞き手の心に届きやすくなります。
文章で大事なことは伝わりやすく書くこと。
これは絶対法則で。
言ってみれば、この構成を考えることの最大の目的は「自分の意見をより伝わりやすくするためにある」といっても過言ではありません。
ここは大事なことなので、一つ掘り下げていきましょうか。
掴み
掴み、とどのつまりは、言葉のトップバッターですね。
漫才なんかではかなり大事な部分と言われていますが、文章でも同じです。
ここで大事なことは、とにかく簡潔にまとめることです。
最初に難しいことを書いても相手は分かってくれません。
分からない=読む価値がない。
読み手からすると、こういった心理があります。
シビアな世界ですよね。
掴みで大事なこと
ここで効果的なのは、結論を最初に書いてしまうということです。
その文章の核心を先に書くことで、読み手に答えを教えてあげるのです。
この記事でも一番最初は
ブログの文章は構成を学ぶことです。
と、結論から書きだしています。
一見すると悪手です。
しかし文章の世界は別にネタバレをしても問題なく、一番最初にネタバレをして、その後の文章はなぜその結論が出たのか掘り下げることに使う。
これが、良い文章の書き方だと思っています。
説明
結論が先に出ているので、今後はそれに対する追及をしていくことですね。
つまりは根拠を書いていくことです。
なぜそうなるのか?
どういった理由でそうなるのか?
そういった根拠を考えて、自分なりの言葉で解説することが求められます。
そうすることで、読み手が安心するのです。
少しひねった言い方をすれば、ただ美味しいだけではなく、旨み成分の説明も文章には必要だということですね。
たとえ話は効果的です。
掘り下げた説明をする上で、効果的なのはたとえ話ですかね。
今回の場合、構成がなぜ大事なのか?
という結論に対して、僕はワンピースの話を持ち出してきました。
国民的漫画が面白いのは構成がしっかりしているからだ。
と書くことで、たぶん多くの人は納得すると思います。
実際に、ワンピースが面白いのは構成がしっかりしていることは、間違いのないことですからね。
文章の説得力を誰もが認める国民的作品によって底上げしたわけです。
だからこそ、物事の具体性を説明するうえで、たとえ話は有効だと思っています。
ワンピース以外にも僕は、イチローやミスチル、そのほか歴史の偉人などの逸話をたとえ話に持ってきます。
まさに虎の威を借りる狐ですね(笑)。
しかしこれがかなり有効でありプライドを持っていた昔の僕では出来なかった戦い方です。
モノ事を伝えるうえでは、卑怯さも必要な時があります。
(嘘はいけないが)
切り替え
切り替えも大事です。
冒頭の文章ではワンピースの話を切るところがありましたね。
若干脱線しましたね。と。
あれがないと、永遠に風呂敷が広がり今頃ドラゴンボールの話でもしていたところです。
大事なのは、何度も言いますが切り替えです。
具体的な話や、たとえ話で一旦読み手を別世界に飛ばして、再び、連れ戻してくるのです。
そうすることで、完全にこちらのペースに引き込むことが出来ます。
読み手を言葉の緩急によって振り回してしまうのです。
恋人や友人を振り回してはいけませんが、文章は読み手を振り回してナンボ。
だからこその切り替えで、ちょっとしたたとえ話の後に真面目な話をすることで、話の信頼性が妙に向上したりするのです。
結論
ここで、スタート地点に戻ってきます。
結論(つかみ)→説明→切り替え→結論(今ココ)
これによって、意見がより通りやすくなるのではないかと思います。
ここまで読んでもらうためには、テクニックが必要ですがこれは鍛錬しかありませんね。
この世のすべてのスキルは鍛錬による賜物ですから。
ちなみにここで結論を語るだけでは不十分だと思っていて、僕はオチをつけることが大事だと思っています。
例えば、構成について結論を語った後に。
ちなみに、構成力は一朝一夕では身に尽きません。
そこに必要なのは教養であり、教養を磨くためには何が必要か考えていきましょう。
そういった意味では、冒頭のワンピースを初めとする娯楽漫画は最高のテキストです。
こんな感じでオチを作っておくと、読み手は気持ちよく読み終われるのではないかと思いますし、中にはワンピースを読みたくなる人も出てくるのではないでしょうか。
ヤラシイ話、そこでアフィリエイトのリンクを貼っておくのです。
アマゾンからワンピース1巻のリンクを。
アフィリエイトの文章はそういったちゃっかりしたところが意外と効果的であり、それの積み重ねなのです。
「小銭稼ぎの副業」と言われていますがあるところまでは正解かもしれません(笑)。
しかし小銭稼ぎも極めれば、月収100万円は現実的な数字です。
構成の基礎はこんな感じで、後は実戦です。
俺にこんなの書けねえよ。
という人もいるかと思いますが、案ずるよりも生むがやすしです。
モノ事は結局の所やり始めることが、一番簡単な解決法であり、それが最善策と言えます。
だからこそ、とにかく書きまくることです。
経験上、文章力に限界はないと思っています。
今こうして僕も文を書いていますが、まだまだ成長の余地を感じています。
それは僕よりもまだまだ良い文章を書いている先輩方がいるからですね。
本当に良い文章はまさに魔法です。
そして、アフィリエイトの世界にはリアルに魔法を使える人がいるのです。
そういった人からは学べるところは、多いなと思い、結局のところ皆優秀な先輩の背中を見て育って行くんだなと思います。
僕は優秀な先輩になれていませんが、せめてなる努力をしたいと思っていますね。
そういった「せめてもの努力」が僕の生き方を常に変えてきたので、これからも続けていきたいと思うし、僕の後に続く人たちもこの「せめてもの努力」をしていってほしいなと思います。
その場しのぎで振り回す両手でも、いつかは上昇気流を生み出すものです。
つまりは、がむしゃらにやっていくことですね。