人付き合いが苦手で、苦労する人は多い、と思います。人というのは、基本的に一人では生きていくことは出来ません。
仕事でも、恋愛でも、友人関係でさえ。付き合いの上手さでその後をやっていけるかは左右されます。
数多の失敗を繰り返した結果、
他人との向き合い方について、学びたい。
と思う人がいてもおかしくない。と思っています。
ということで、今回は
「他人との接し方」
について突っ込んだ話になります。
僕自身、昔は人付き合いが苦手だったのですが、
「それでは出来る仕事の範囲が狭まるな。」
と感じ、努力しました。
結果として、相手によりますが、初対面の人と会話を弾ませることが出来るようになり。それに加えて、今まで仲が良かった人とも、継続して円滑にやっていく術。
これを磨くことも出来ました。
他人との付き合い方は、元来持っている性格も大きな比重があります。
明るい、暗いなどですね。
それでも、努力次第で改善できる部分もあると思います。
結局はやるかやらないか。ここに左右されるはずです。
とまあ、前置きをほどほどに書いていこうと思います。
目次
人付き合いを改善する方法
- 100人と仲良くなれるとは思わないこと
- 踏み込む技術を磨くこと
- バランス感覚
- 基本性能を磨くこと
- めんどくさいことに力を入れること
- 正解はないのだと思うこと。
これらが、僕自身が大事にしているポイントであり、
「人付き合いを改善するうえで大事になってくるな。」
と思うポイントですね。
より、掘り下げて解説していこうと思っています。
1.100人と仲良くなれるとは思わないこと
どれだけ、人と関わっていても思うことは、
「合わない人はいる。」
ということであり、そう考えれば「100人中、100人と仲良くなるのは無理だ」ということですね。
人付き合いが苦手な人は、全ての人にいい顔をしようと気負いすぎなところがあるのだと思っています。
しかし、そういったことをやっていると逆に人は離れていくのです。
八方美人という言葉がありますが、これはどちらかと言えば悪い意味で用いられることが多いですよね。
実際に八方美人のスキルが生きてくるのはスパイぐらいじゃないかと僕は思っています。
汚いところが見たい。
人はあなたの汚いところを見たいのです。
勿論、度が超えた汚さは人を遠ざけますがある程度の汚さは、趣向に感じられ。
それが魅力に変わるのです。
チャームポイントという言葉がありますよね。
合わない人には、無理をしなくても良い。
と思っています。
勿論、嫌いだとか、ムカつくとかの愚痴を言うことはダメです。
それでも、そういった人を好きになる努力はせずに。本当に合わないのならそういった人の前から姿を消す。
ということも、アリだと思っています。
仕事で一緒なら
気に食わない人間が仕事で一緒なら?
もう修行として割り切りましょう。
いずれ、そういった人と関わる機会はなくなっていきます。
僕にもパワハラをしてくる上司がいましたが、
「これも経験だな」
と思って耐えていました。
やっぱり、生きていたらそういった人の下でやっていかなきゃいけない日が来るのだと思います。
2.踏み込む技術を磨くこと
キレイごとを言っているだけでは、絆は生まれてこないのだと思います。
たまには、汚れも大事で、ある程度とがったことを言って、
人の懐に踏み込むこと。
これも大事なのかなと思います。
こういったことを言えば、人をいじればいいのか!と思う人もいますがそれも間違っています。
下手くそないじり程、人の気分を害するものはないと思っています。
ということで、
人の気分を悪くせずに、笑いになることをしなければなりません。
ハードルが高いのですが、努力次第で何とかなるものだと思っています。
知識を増やすこと、教養を増やすこと
僕が思っている一番手っ取り早い方法は、教養を増やすことだと思っています。
ユーモアセンスというのは、経験値によって生まれてくるものであり、その経験値とはいろんな作品に触れること。
これなのです。
話は単純で、面白いものに触れることよって、自分も面白くなる。
ということです。勿論丸パクリはダメで、ばれると思います。
が、「良いモノ」から学べるところは多くあります。
引き出しの数=センスの値
引き出しが増えると、適切なところで良い言葉をひらめきます。
それが瞬発力に変わり、会話を弾ませるうえで大きな効果性を発揮します。
僕のオススメ作品は、宇宙兄弟とのだめカンタービレです。
教養にあふれた作品なので、ぜひ手にとって見て下さい。
3.バランス感覚
人付き合いが上手い人は、バランス感覚を取ることが上手いと思います。
他人を思いやるのですが、余計な手出しはしない。
人との距離感の取り方が絶妙なのです。
日ごろ、料理をしている人は分かると思います。
調味料にしても少しの差で味の均衡が崩れてしまうことってありますよね。
それと一緒で、余計な心配や考慮が、思っている以上に人の気分を害してしまうことがあります。
手を出さないといけないときは手を出す。
そうじゃないところは、何もしない。
(様子を見る)
この感覚を、つかんでいくことこそは
人付き合いにおいては、すごく大事なのかな。
と思っています。
観察が大事
人付き合いで、人を見ることはすごく大事です。
厳密には観ることですね。
目で見て、耳で聞き、肌で感じ。頭で考える。
そういった、感覚をフルに使った、観察を通して、なんとなく「その人のなり」が分かってくるのです。
それが、他人との付き合いにおけるバランス感覚を掴むうえで、大事になってくるのです。
これは、理屈じゃなくて感覚的なものです。
が、本来、誰でも持っている物だと思います。
持っていないと思っている人も、恐らくは使おうとしてないだけで、センサーがさび付いてるだけなのかな。
と思っています。使う努力をしてみることをお勧めしますね。
どんな物事でも例外がいる
勿論、こういった共感能力がない人もいます。
俗に言う、サイコパスといえる人ですね。
もしあなたがそれに当てはまるのなら、人とうまくやっていくことは諦めて、金稼ぎをした方が良いですね(笑)。
それはそれで、活かしようがあるので、ラッキーだ、と考えても良いのかと思います。
僕は、人間の生まれ持ったものにマイナスはないと思っています。
4.基本性能を磨くこと
口だけ番長はどこの世界にもいます。
が、得てしてこういった人は時間とともに落ちぶれるモノだと思います。
メッキがはがれる。
という言葉の通りです。
ということで、人付き合いをする上で、人間としての基本性能を磨くこと。
これをお勧めしますね。
強い体と、優秀な頭脳、そして肩書き
体を鍛えて、賢くなりましょう。
そして金を稼ぐ。
人間として、充実していれば、それは必ず人付き合いにおいて+に生きてきます。
テレビやスポーツの有名人を見ていても、なんとなく心が広いな。
と思えることは多いと思います。あれは、本人の基本性能が高く。
それによって余裕が生まれるからです。
そういった人の周りには自然と人が集まりますよね。
一緒にいて心地が良いからです。
僕には、無理だ
僕には、そういった才能がないのだ。
と思っている人でも、大丈夫です。
なぜなら人は、努力できるからです。
僕の話をすれば、工場に努めている時、仕事終わりに毎日5時間ほどブログの勉強をしていました。
その結果として、現在は月収150万円ほど。
まあ報われるわけです。簡単なんですよ。
それでも、「頑張ること。」これが出来ない人が、いかに多いか。
5.めんどくさいことに力を入れること
人付き合いをしていると、どうしてもめんどくさいことが出てくると思います。
飲み会の幹事をしたり。合コンのセッティングをしたり。デートのスケジュールを決めたり。
シャツにアイロンをかけたり。
ちょっとしたところに力を入れないといけない部分がたくさん出てきます。
でも、経験からして。
そういった部分に力を注ぐことってすごく大事だと思います。
これは人付き合いに限った話ではなく。
どんな物事でも、基本的に大事なこと、重要なことはめんどくさいのです。
ただ、一流と二流を分けるのは
そういったところに目を向けることが出来るか?
だと思っています。
イチローは道具の整備を自分でやっていた
天才打者イチローの話をしましょうか。
彼の残した結果は語るまでもありませんが、
彼のやってきた細かいこと。
ここに目を向けられる機会はその実績に比べてすくない気がします。
イチローは、小学校の頃から、自分の道具にこれ以上ないこだわりを持ち。スパイク、グローブは体の一部として毎日欠かさず整備してきた。といいます。
僕も野球をやっているので分かることなのですが、道具の手入れって本当にめんどくさいんですよ。
それこそ、毎日なんてやってられるかって感じで、気が付いたらスパイクの裏は錆びだらけ。
グローブは泥でにちゃにちゃっていう感じになっているのです。
だからこそ、対外試合なんかで対戦する相手が綺麗な道具をそろえていたら、
「おっ、こいつはやりおる」
となるのです。そして、そういった人はやはりレベルの高いプレーをします。
人間関係でも一緒だと思います
爪をしっかり切る。
相手に対して、一定の気を配る。
しっかりと返信をする。
そういった、めんどくさいことをやっている人は、
「こいつ・・・出来るな」
と思われる可能性が高いのです。やはり、見ている人は見ているんですよね。
とすれば、自分を取り巻く、めんどくさいこと。
これをしっかりこなしてみてはいかがでしょうか。
6.正解はない
ということで、ここまで意気揚々と語ってきた人付き合いの持論ですが、
正直なところ
正解はない。
と思っています。というのも人間の心なんて天気みたいなものです。
特に女の人の心は、山の天気みたいにころころ変わります。
そういった相手に対して、これと言った答えなんてあるでしょうか。
多分ないと思います。
だからこそ、基本的な部分を抑えておいて。
その場その場に合わせた、臨機応変な対応。これが求められるのです。
物事に対して、固まった見方をするのではなく、大きな枠で捉える。
まあ、ある種のあいまいさ。これが重要になるのではないか。というのが、個人的な見解です。
大事なことは経験値
やはり物を言うのは経験値だと思います。
ということで、いっぱい失敗をして。挫折して。それでも最終的には立ち上がって。
一皮むけること。
これを、繰り返していくことが大事ではないでしょうか。
僕は当たって砕けろ。という言葉が嫌いです。
ただ、悔しいことに人生では、
玉砕覚悟で勝負しないと戦果を挙げられない分野が割と多いのです。
こと人間関係でも、失敗を続けていく中で見えてくるものがあると思っています。
ということで、あまり臆病にならず、向かい風を切りながら前に進んでいくこと。
これをお勧めします。
おさらい
- 100人と仲良くなれるとは思わないこと
- 踏み込む技術を磨くこと
- バランス感覚
- 基本性能を磨くこと
- めんどくさいことに力を入れること
- 正解はないのだと思うこと。
これが、今回の主な内容。
全て持って帰れとは言いません。
一つか二つ、頭の片隅に残してもらえれば。人生のどこかの場面で
「ああ、こういうことだったのか」
と納得してもらえる場面が来ると思っています。
「学ぶ」とはそういうものなのです。ある程度の日にち薬を要するものです。
ということで、語り過ぎましたので、今回はこれにておしまいです。
また良ければ、お願いします。