生き方

真面目過ぎる人の特徴。良い面と危険性について。【諸刃の剣】

真面目過ぎるという性質は現代社会において非常に生きづらいものではないかと思っています。

というのも、生き方が狭まり視野が狭くなるからです。中には真面目さと不真面目さを同居させ、要領よく生きられる人もいるのですが、「真面目の良さ」を活かせずに損している人がほとんどではないかと思います。

とは言っても生真面目は強力な武器になります。僕自身、頭の形が真四角の頑固者です。しかし、性質を活かしスキルを身に着けることが出来ました。

それを踏まえて、真面目過ぎる人の特徴と今後の生き方におけるアドバイスを僕の人生観から書いていきたいと思います。

良ければ、参考にしてください。

目次

真面目過ぎる人の特徴、良い面について。

過度な真面目は危険性を孕んでいます。しかしその裏側にはメリットもあると思っています。

個人的に思っていることは3点です。

  1. 一つのことを極めるうえで都合がいい
  2. 割と信頼される
  3. いい意味で周りが見えない。

せっかくなのでちょっとだけ掘り下げて考えていこうと思います。

1つを極めるうえで有利。

基本的に視野が狭いので、余計な情報を遮断することが出来ます。そのおかげで何か一つに取り組むときは驚異的な集中力をもつことが出来るかと思います。

僕自身は工場員をしていた時は1年目はダメダメだったのですが、2年目でいきなり仕事が出来るようになり、3年目では主力になることが出来たのです。

また、副業を始めたのですがそれも1年で結果を出すことが出来ました。不器用ながら後退することを知らないその性質はある意味では職人気質ともいえます。

馬鹿と鋏は使いよう

天に与えられた強力な武器です。使い方次第では己の人生を切り開くうえで高い効果性を発揮するのではないかと。わずらしい分、その特性を活かせる場所を見つければ話は変わってきそうです。

ですから、勝負所。つまるところの「土俵」を自分自身の手で見つける努力が大事だと思います。

自覚が大事です。

真面目過ぎる人に限らず、世の中を渡り歩いていくのならば、「自分は○○な人間だ」という自覚が必要です。自分の性質を知らないことにはどんなことも半人前に終わってしまいます。

割と信頼される

真面目過ぎる性質は周りからわずらしいと思われるものの、信頼されるポイントでもあるとも言えます。

あいつは物事に真摯に取り組むからな、と。

信頼は人生を効果的に活きるためのファクター

他人に信頼されることは思いのほか人生を生きる上で役に立つことが多いです。他人に信頼されることで心が温かくなるし、温かい心は自分が知らない内に誰かを救っている物です。誰かを救って何になるのだ。という話ですがまあそこは各人で答えを出すべき問題だと思います。

あなたの真面目さを何処かで尊敬している人もいるのかもしれません。

まあ、僕の場合はちょっと真面目のベクトルが違ったので、むしろ他人からは反感を買うことが多かったのですが。「度が過ぎる」ということは、こういった所が危ういのです。

いい意味で周りが見えない。

真面目過ぎる人は他人がやらないことも平気で出来たりします。頭のネジが一本外れているので、そういったある意味での馬鹿が効くのです。

馬鹿と鋏は使いようと先ほど書きましたが、こういった所においては高い効果性を持っていると言えますね。

僕の場合は副業禁止の会社でゴリゴリに副業をやっていた。

あらかじめ「副業はするな」と、会社に言われていたのにスキルとお金の欲しさに副業に取り組んだものです。というのもなぜやってはいけないのかを理解できなかったからです。

総務の人や課長もやってはいけないと言うだけで、その具体的な理由を教えてくれませんでした。だからやりました。その結果として職場での立場は危うくなったのですが、その分一生涯使えるスキルとそのスキルを身に着ける手順を心得ることが出来ました。

真面目の度が過ぎれば不真面目になる。

自分の中で仮説を立て、その仮説をもとに結論を出すせいか、一周回って不真面目に思われる。それが真面目過ぎる人間の諸刃の剣と言えるところですかね。

言ってみれば、自分を中心に世界が回っていて「俺は自己中だ」と自分で言っている人間よりもたちが悪かったりします。愚直すぎる性格は力を発揮できる場所を選ぶのです。

真面目過ぎる人の特徴。デメリット、損をすること。

良い面を書いたので今度は悪い所にフォーカスしてみようと思います。真面目過ぎる人間はやはり損をする傾向があり。ここにきている人も何人かはそれを理解するために来ているのではないかと思います。

その通りで、真面目は度が過ぎれば損をすることが多いです。先ほど上げたメリットと同程度がそれ以上の荷物を抱えることになります。では、どういったデメリットがあるのか、考えていきたいと思います。

  1. 周りとなじみにくい
  2. 中々人に認められない
  3. 不満を感じやすい

3つ挙げるとすれば上のことが言えるのではないかと思っています。これもせっかくなのでその特徴を掘り下げていきたいと思います。

周りとなじみにくい

普通じゃない。それは他人から距離を置かれるうえで十分すぎる理由になります。度が過ぎた真面目さは周りとの協調の足かせになる。これは間違いありません。

そういった意味では頭のネジが一本飛んだ真面目な人間は周りとなじみにくいということがあるのではないかと思います。

グループというのは難しい。

人間という字は、人の間と書きます。これは人が一人では生きていけないことを表しているのだ、といいますが、確かにその通りです。

組織で生きるうえでは他人と関わっていく必要性があります。そう言った中で真面目過ぎれば無意識のうちに足並みを乱してしまうことが往々にして良くあります。

そう言った中で組織活動は向いていないのではないかと感じますね。

場所を選ぶ

とはいっても、組織というのはその上に立つ人間によっていかようにも形を変えます。

もしかすると、人間的に欠陥している部分があってもそう言った人間を受け入れてくれる弾力性のある組織もあるのかもしれません。(僕は見たことがありませんが)

また真面目な人間は型にはまれば圧倒的なパフォーマンスを発揮します。ですから、仮に受け入れてくれる場所があれば普通の人よりも力を発揮することが出来るのかもしれません。

中々人に認められない。

人に認められない。

これも真面目過ぎる人、特に変な方向性に真面目過ぎる人のデメリットであると思います。抱く思想や楽しさの定義が大幅にずれており、楽しみを共有できない。

その結果として一緒にいても「つまらない」と思われ距離を置かれる。という道理ですね。

僕は変な方向に真面目過ぎる人だった。

一つのことを決めたら、周りが見えない。それが僕の特性であり、ある種の頭の病気を患っているのだと思います。自覚しています。

そう言った奇異な真面目さを持つ僕は、幼少期から周りに疎外されてきました。深い関係を持つことなく、周りが透明な空気を吸って青春を送ってきた最中。血煙を吸って生きてきたと思います。ただ、運が良くてその才覚が花開きました。23~24の間だったのですが、自分の活かし方を知らなければ、一生待ってもからっきしの人生を送っていたと思います。

人に認められないのなら、自分で歩いていくしかない。

ということで、選択肢は上の通り。

自分から歩み寄っていくのしかないのだと思います。

扉をノックして返事が来ないのなら、力づくでぶち破ればいいのです。

不満を感じやすい

私生活で不満を感じやすいのも一つだと思います。

努力しても自分の思うとおりに行かない。どれだけ真面目に頑張っても周りは認めてくれない。そう言った中、社会に、世の中に、人生に。絶望することも少なくありません。

結論、真面目過ぎる人は生きにくいと思う。

特定の場所において無双できる強力な武器を持っている物の、やはり普通の人とはかけ離れている部分があるので真面目過ぎる人は生きにくいと思っています。

とはいっても、人生です。生きにくいで片づけるのはもったいない。

ですから、生きにくいながらも自分で手段を講じていく必要性があると思っています。ということでここから先は僕自身の人生を振り返りつつ、真面目過ぎる人間の生き方について掘り下げていきたいと思います。

真面目な生き方について。

真面目な生き方について書いていこうと思います。

真面目というのはある意味ではハンデなので、そのハンデをいかにして覆し、むしろ凌駕して行けるのか。その手段を考察していきます。

真面目が選ぶ手段。

僕が思っている手段は3つあり、その3つを実行していくことが実に効果的だったと思います。

  1. 世界を広げること
  2. 自分のエサ場を探すこと
  3. ある程度は諦めること

それぞれ書いていこうと思います。

世界を広げること。

普通の人でさえ、世界は狭いものです。真面目過ぎて周りが見えない、そして世界を知らない人間ならばそれはなおさらだと思います。

そういった意味では世界を広げることはすごく大事だと思います。

知識を深めつつも、広げていく。広く深い知識があれば物を見る視野が広がり、言動や行動も高い次元の物になるのではないかと思います。

それによって読解する力が磨かれ答えを出すうえで失敗することも減っていくのではないかと思います。

世の中には知っていることで見える世界がある。

星の王子さまに、

「本当に大事なものというのは、目に見えないところにある」

という言葉があります。この言葉はまさに人間社会をそのまま表しているのではないかと思います。

基本的に目に見えるものなんてそんなに多くなく、むしろ見えないことの方が多いのです。言葉や表情、感覚で情報を伝えることが出来る人間は、目に見えない世界の中にこそ大事なものを置くのです。

だからこそ、自分の世界を広げて空想の世界である書物から知識を吸収して世界を広げる必要があるのだと思います。

人間が頑張って作ったものには何らかの価値がある。

人間が頑張って作ったものには意味が込められており、そこから得ることが出来る哲学には生きるために必要な答えが何かしら詰まっているものだとおもいます。

そういった意味において、時間がある時でいいので小説を読み、、アニメを見、映画を堪能することも自分の世界を広げるうえで効果的な手段ではないかと感じます。

世界を知ることが出来れば、真面目の使いどころが分かる。

世界を広げいろいろな価値観を知れば、真面目の使いどころが理解でき、それが現実世界にいい影響を与えるのではないでしょうか。

あらゆることに全力を注いで無駄な労力をかけるということも減ってきて、人生が生きやすくなるのではないかと思います。

真面目な主人公が活躍する作品は宇宙兄弟です。

真面目過ぎて悩んでいる人は宇宙兄弟という作品を読んでみてほしいと思います。凡人ながら努力をし、壁を乗り越えていく主人公南波ムッタからは、真面目の使いどころを学ぶことが出来るかと思います。

自分のエサ場を探すこと。

世界を広げることで、度量が広がり精神的な余白も出来ると思います。そうすることによって日が立つごとに「真面目でいる損」もなくなってくるのではないかと思います。

しかしながら、真面目過ぎる人間の良い所が損なわれてしまうのももったいないと僕は感じます。僕自身も自分の糞真面目な部分をうまい具合に活用し、それなりに上手くやっているわけですが、

何処かのネジが外れている人間はハマれば強いのです。

そういったことも踏まえて、自分のエサ場を探してみることをお勧めします。

虎には虎の。狼には狼の。鷹には鷹の勝負できる場所というものが明確に存在するはずです。人間も同じ。自分が効果的に活きる場所を見つけて、頑張ることが大事なのではないかと思います。

今の日常を過ごしながら手を伸ばしていく。

今の時代、調べれば何でも出てきます。

だから、自分で「自分が生きられる場所」を探してみて、少しでも興味があるなと思ったらそこに足を踏み込んでみると良いです。

そうすることで、少なからず進歩があり。結局のところ何かが出来るようになるということは、その少ない進歩を繰り返していくことなのです。

道は自分で作る。

誰かが道を用意してくれるわけでない。だからこそ、自分で道を作ることです。確かに誰も通りやしない「けもの道」を歩くことは困難です。かすり傷もしょっちゅう出来るでしょう。生傷は絶えません。しかしながら、虎穴に入らざれば虎子を得ずという言葉のある通り、特別な能力というのはある程度の冒険がないと手に入らないわけです。

僕はアフィリエイトをしました。

僕の場合は、マーケティングの勉強をしたいなと思っていた矢先、アフィリエイトに出会いました。ここを逃したら後はないという気持ちで取り組んだ副業でしたが。根気強くスキルを磨いていくことで、立派なメインウェポンに育ったと思います。

結論、気持ち次第かと。

ある程度は諦める。

真面目過ぎるにしても、そうでないにしても。

これはすごく大事なことだと思っています。それは持たざる物に執着しないことです。そこは、ある種の諦めが必要です。

ある程度年を取れば、不可能なこともありますし、才能的な問題もあります。僕は25歳。野球が大好きで毎週の草野球のため体を鍛えています。しかし、今からプロ野球の世界に入れるかと言えばたぶんNO。これは極端な例かもしれませんが、これに似た夢を追いかけ続ける人は多いのではないかと思います。

ただ、そう言ったものにしがみつき続けるのも実は考え物なのです。

好きなことと、出来ることはまた違います。

だからこそ、自分が出来ることをしっかりと見極めて、勝負できる世界を精査して勝負することが僕は大事だと思っています。

真面目過ぎれば、そこを極めようと思うが。

真面目である以上。目の前にある分野を掘り下げて完璧に卓越してみようというのがある種、当たり前の気持ちなのかもしれません。しかし、時として捨てなけれならないときがあります。夢、仕事、恋愛。全てにおいてです。

そこの判断を迅速にこなし、次に活かせるのが「出来る社会人」が共通して持っている強さなのかと解釈します。

ただ、最初から無理といってやらないのは論外。

とはいっても、最初から無理と決めつけるのは良くないです。人は動くことで前に進めるからです。

最後に、自分を知ろう。

実は今回いろいろな真面目さについて書きました。

狂っているような真面目さ、世間一般で言われている真面目さ、変な方向に突き出た真面目さ。

真面目過ぎると言っても、その「真面目の種類」は人それぞれです。僕は変なところで真面目ないわゆる「変人」であり、その特性のせいで中々うだつが上がらなかった。という場面が多かったと思います。

ただ、自分と向き合った時におのずと活路が見えてきて、その中で自分の戦い方と戦場を見つけました。

だからこれを読んでいる人も、自分の性質とマッチした土俵、エサ場を見つけてもらいたいと僕は思っています。

僕の真面目さは、アフィリエイトをする上で向いていました。まあ普通に生きていたら、絶対に見つからない道です。しかしいろいろ模索する中で見つけたこの道を僕はそれなりに掘り下げていったわけです。その結果として、工場に通いつつも1年目にして月30万円の収益を得られるようになりました。

適性は金になる。

その特性が強烈なほどに、然るべき場所で力を発揮できれば大きな富を生みます。

だから、自分の突き出ている奇異な性格を蔑視せずに向き合ってほしいと思います。勿論疎まれるのならば直すべきです。しかし、それは表面上で良いのです。

完全に治してしまえば、あなたではなくなります。だから、本気では治さず、社会で波風を立てずに生きていきましょう。そして水面下では自分が戦える世界を必死に探すのです。

そうすれば、自分の世界が見つかるはずです。

最後に。

才能の開花に年齢は関係ない。10代の怪物もいるし、60代の天才もいる。年齢という檻はいらないのだ。

ということで今回は以上です。

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