副業に限らず、結果を出している人間を見て焦ってしまうことは、人間の悪しき本能ではないかと思います。
特に不器用な人間がこの特性を持っている場合は最悪で、元来持っているセンスのなさに拍車がかかり、物事が上手く進展しなかったりすることが増えるでしょう。
一言で言えば
効率が悪い
結論から言えば、何かしらに打ち込んでいく上では
結果が出ている人間やスターは無視するか、参考程度にすることが一番だと思います。
「その人になろうとすること」は良くないです。
僕自身は上手く受け流す力がなかったのでSNSの報告や上手くいっている隣人のことは視野に入れないことにしていました。通知を切るなんかをして、とにかく集中力を乱さないように頑張っていた思い出があります。
人が上のレベルに行くためには周りの意見を受け入れることは大事です(このブログでもパクることは大事だと何度か書きました)が、大抵の場合は受け入れ過ぎてしまって上手くいかないことが多いというのが一人間の意見です。
やはり大事なことはバランス感覚なのでしょう。
センスがない人間は、ともかく
トライ&エラー
これを積み重ねていくことが、大事なのかなと思っています。
目次
このブログでは割と「努力自慢」しています。
このブログでも結果が出ていることを何度か自慢していますが、(アフィリエイトと出会ってからいろいろあった。とかです)基本的に僕は才能がありません。ですから
才能がない人間が努力をした結果としてここまで来れたんだ。
という部分を見てほしいです。才能の部分や輝かしい実績ではなく、やってきた努力を見てもらいたいわけです。ですから、基本的に自分と比べるのではなく
「俺も頑張れば、コイツ程度はイケるな」
というモチベーション的な素材にしてもらえればうれしいと思っています。
努力は裏切らないが、ベクトルは大事だと思う話。
多くの大人が口をそろえて言う
努力を裏切らない。
素晴らしい言葉ですが、これをそのままの意味で受け取ってしまう人間はやたらと多いです。
そんなことはなく、やり方を間違えた努力は必ず裏切るし、今までそれなりに長く生きてきた人ならば、実感できるのではないでしょうか。
イチローがあのレベルまで行けたのは多分、努力をした以上に自分が進めべきベクトル(方向)をなんとなく理解していたからだと思います。(そのほかのスポーツ選手や実業家、ビジネスマンも一緒です)
普通の人間も頑張る方向性を見極めることは大事でして、それはこのブログで口酸っぱく言っていることです。
自分の特性を知る。
敵知り己を知れば百戦危うからず
大事なことは結局のところ、自分の特性を知ることです。
体がでかいアメリカンがうようよいる中でホームランバッターではなく、ヒットメーカーとして自分の才能を発揮する。これがイチローが進んできた道のりではないかと思います。(イチロー自体は長打を打つ能力もありましたが、そこは置いときます。)
ビジネスの世界であれば、
周りに秀才がいる中でいかに泥臭く、物事の本質を掘り下げようとするか。
ここに至るのではないかと思います。
これは横展開すれば、恋愛にも仕事にも応用することが出来ます。
これ自体は当たり前のことです。
まあ、自分の適性を知っていかにして戦っていくのか?
というテーマ自体は、このブログで書かなくとも自己啓発書や社会の中で生きていれば理解できることかもしれません。しかしながら、実際にビジネスの世界に足を運んでみるとより深く理解することが出来ますね。
僕自身の経験の中で嫌というほど味わってきました。
まあそういった所も一つ副業をしていく上で美味しい部分なのではないかと思っています。ビジネスの世界はサバンナのように弱肉強食であり、そこではエグイほどの「資本主義」が横たわっています。
そういった中で、自分の爪と牙をどういった風に磨き上げ獲物と捕らえるのか、もしくはその牙や爪を別の用途に使い、自分をどう活かしていくのか?考えていくわけです。
才能がない人間が活躍できる生き方を見出すこと。
僕自身は肉食動物になれる才能がなかったので、人知れず爪と牙の別途有効活用法を考えていきました。その結果として文章力と販売力を上げていく方法を突き詰めていったわけです。
結論として
文章ならば、努力さえできれば何とかなる
というところに行きつきました。
現在のビジネスの原型はそこになっています。
努力の方向性を誤らないために周りを見ないことは大事になる
行き詰っているのであれば、周りの人間の意見を聞くことも大事ですが、何一つやってもいないのにいきなり他人の言っていることに右往左往していくのは良くないことです。
大事なことは結局のところ自分で考えることです。たとえ誰かの話を聴いたとしても最終的な情報の取捨選択は自分でやっていくことが大事なのです。
自分で考えられもしない人間が周りの人間の「ありがたいお言葉」を聴いたところで、結局は付け焼き刃にもならずに混乱するだけです。
ですから、とにかくは周りと自分を比較しないという一理由に加えて、自分のやり方を確立していくために周りを見ずにやっていくことも大事なのかと思います。
勿論、最初の基本的な部分を覚えるために色々な人のやり方をパクることも大事です。それは僕自身過去に何度も書いていきました。
ただ、このパクるということは全てを完全にコピペするのではなく「盗む」ということなのです。「真似ぶ」ということなのです。
そういった意味をしっかりと理解して、一つずつ泥臭く技術を自分の物にしていくことが出来れば、結果というものは嫌でも出てきます。
多くの人は一つずつやろうとしない。
多くの人は掛け算のやり方を学ぼうとします。
しかしながら、掛け算というのは「掛ける数字」があるからこそ成り立つ数式であるということを忘れてはいけません。
0の人間にいくら掛け算をしたところで答えは0。結果が出ないのは当たり前のことではないでしょうか。
大事なことは、やはり0の自分に地道に1を足していく。「めんどくさい足し算」になるのです。
例え小さな数字でも地道にやっていけば数字が3にも4にも13にも30にもなり、後々掛け算や二乗などの高等な手段を扱えるようになるわけです。
ショートカットの方法は確かにあります。
しかしながらそれは、頑張ってきた人間にだけ与えられる特別なやり方であることを理解しておくべきだと思います。
まずは自分が出来ることを知っておくことが大事です。
月並みな言葉になるのですが、結論は上の通りになります。
まずは基本的なところを固めるために答えが出ている部分を徹底してやっていくことです。
ブログならばとにかくは毎日記事を書くこと。そして文章の基本を踏襲すること。勉強ならば物事の理屈を空で言えるようにはなっておくこと。仕事ならば自分の仕事がどういった風に社会に役立って行くのか知っておくこと。
物事の基本は結局のところ、最終的なゴールを知るところにあります。
どんな分野にしてもその理解が大事で、人によってはそれを理解、実行しているだけで結果が伴ってくる時もあります。(スポーツの話で言えば、バリーボンズは基本的な動作しかしていませんが、世界最強のバッターでした)
大事なことは基本。これ自体どんな分野のどんな先生も口酸っぱく言っていることですが、やはりここでも同じように言わせてもらいます。
やはり基本です。
周りの達人や怪物を見るとどうしても基本とかけ離れた動きをしているので、
「俺も真似しなくちゃ」とか
「こんなことをしていて上のレベルに行けるわけないよな。」
と考えてしまうわけですが、やはりどんな世界の怪物も基本を知っているから達人芸が可能になるのです。
土台の部分がしっかりしているから、基本とかけ離れたことをしても自分のスタイルを崩さないのです。まあ、そんなわけで周りの活躍している人を見ても輝かしい部分とか実績は無視して参考にできる所だけ真似ていくことが大事です。
仮に僕みたいに「ド」の付く不器用でそれが出来ないのであれば、しばらくの間視野に入らないようにすることも一つの手であると思います。