高卒で社会人になるけど、
どういった心構えで行けばいいのだろう。
大学の人達みたいに、堂々とできないかも。
こういった悩みを抱えている人は、いるハズです。
高卒社会人と言えば、社会をまったく知らずに、組織の中に入ります。
そういった中で、
「とんでもない、間違いを犯したらどうしよう。」
と思うことは、仕方がないことだと思います。
僕も高卒社会人でした。
その気持ちはよくわかります。
とはいえ、基本的には、楽に構えていればいいと思っています。
他の先輩方も、元々は高卒社会人ですし、大卒でも、大卒高卒で区別するような人はそこまでいません。
気負う必要はないのだと思います。
ただ、それでも社会は厳しいところです。
ちょっとしたミスを犯すだけで、コレだから高卒は。
みたいなことを、言われたりすることが僕にもありました。
そのときに、気を付けないといけないと感じ、いろいろな試行錯誤したものです。
結果的には、会社は退社し、独立いたしました。
とはいえ、そのときに得た経験が今の僕を作り上げていると思っています。
今回は、
高卒社会人の心構え。
これについて、僕が実践してきたことを書いていこうと思います。
5分ほど書いていくので、良ければ付き合ってもらえれば。
と思います。
目次
基本。社会人は出来るか。そうでないか
いきなり、厳しい話となります。
それは、
社会人は、
優秀かそうでないか。
で分けられるという話です。
正直言って、
人間として優秀であれば、どこの組織においても優遇されます。
逆に、肩書きがいくら凄くても能力が低ければ批判されます。
むしろ、肩書きがない人よりも批判されるのかもしれません。
では、具体的に優秀な人と言うのはどんな人なのでしょう。
経験的にこれが出来る人は、優秀だと思う
- ミスを報告出来る人
- 普通にこなす人
- 失敗を活かせる人。
どれもこれも、社会人としては、当たり前じゃん。
と思うかもしれません。
が、実際に会社に入ってみると出来ない人が多いですね。
僕もお恥ずかしい話、
「自分が出来る奴だ」
と思っていたので、こういった当たり前のことが出来ませんでした。
組織に入ると、周りの目が気になってしまいます。
それが、常識的な判断力を奪い。出来て当たり前のことが出来なくなってしまいますね。
ただ、それを乗り越えて「当然のことを続けられる」人は絶対に成長できます。
1.ミスを報告出来る人
自分のミスを、迅速に報告出来る人。
これが出来る人と出来ない人では天地の違いが生まれます。
やはり、隠し事がない人は信用されるのです。
ミスは、時間とともに成長していきます。
最初のうちは自分で何とかできるだろう。
と思っていたミスも、時間が経過するにしたがって自分一人では対処できない大きさになっている。
ということは、よくあることです。
ミスをして、痛い思いをするのは当たり前です。
大事なのは、そのけがを大怪我にしないことなのです。
ホウレンソウ。
報告、連絡、相談。
これは社会人の基本と言われています。
こんなの誰でも出来るよ。
と思う人も多いですし、上司の人も出来て当たり前だ。
と思っているはずです。
でも、状況を鮮明に他人に伝えるのはすごく難しかったりします。
ということで、人に伝えるスキルを磨くことをお勧めしますね。
- 本をたくさん読んで。
- 日記を書く。
この2つをすることで、伝達能力が大きく伸びていきます。
2の日記を書くは、僕はブログで代用したのですが、それでもかまいません。
むしろそのブログが収入源になっているので、
「世の中、わからんもんだな」
と思っています。
2.当たり前にこなす人
ファインプレーじゃないと取れない打球を、
普通の守備で取れる人が一番うまい。
という話を、何処かで聴きました。
野球の話だけでなく、仕事でもそうだなと思います。
「難しいだろうな」
と思う仕事をいとも簡単にこなせる人。
これが、本当に仕事が出来る人だと思います。
逆の人がいます。
普通にできる仕事をいかにも、苦戦しているようにしてこなす人です。
こういった人は、第一印象はすごく良いのかもしれません。
しかし、時間とともに呆れられていきます。
仕事のすゝめ
こういったことを書くと、社畜になれ。
と言っているのと勘違いされるのかもしれません。
しかし、思うことは、
どんな仕事に対しても顔色一つ変えず、こなす。
こういった意識が、個人を成長させるのだと思います。
無理難題を振られると思います。
周りの人が見ても
「あんなの絶対にできないよね。」
と思うような仕事を、やれと言われるような場面も出てくるのです。
ただそういった時、一言目に
どうすれば、この仕事を遂行できるのか?
と考えられる人が、前に進めるのではないでしょうか。
あくまで、僕の経験則ですが。
独立して思うこと
独立して、思うことは社会人よりも楽しいけど。厳しいということ。
物理的に無理だろ。
って思う仕事が、無限に湧いてきます。
けれど、何とかやっていけているのは、社会人時代にただ黙々と仕事をこなしてた、あの経験があったからだな。
と思っています。
無駄なんてないんだ。
というのが、僕のモットー。
ブラック企業に対して
「ブラック企業に入って、運がねえな。」
と思う人もいるかもしれません。
僕が思うことは、
「最終的に辞めるべきだろうけど、すぐに辞めることはもったいない」
ということ。
どんな場所にも、お手本になる人はいます。
それに、厳しければ厳しいほどに人は成長できる。
という絶対法則があります。
まずは、そこで自分をいじめてみて、能力を高めてみてはどうか。
というのが、僕の考えることです。
勿論、死んでしまったら元も子もありませんから、線引きは必要になりますがね。
3.失敗を活かせる人
失敗を活かせる人になる。
これが、最も当たり前のようで最も、難しいことです。
ちょっと、難しい話。
失敗を活かすには、失敗を認めないといけません。
しかし自分の失敗を認めるにはプライドを捨てる必要があります。
それが、何よりも難しいのです。
どんな人でも、自分が優秀だ。
と思っていたいものです。
それを自分で否定するのですから、強い決断力が必要になります。
ただ、失敗を活かせる人は強い
これは間違いのないことで、
失敗の中にこそ、成長のヒントが多く隠されていきます。
失敗をしたときに他人のせいにすることを、いったん止めて。
「自分に非はないのか」
立ち止まって考えてみる。
これが出来る人は、どんな組織においてもそれどころか、どんな分野においても。
高いパフォーマンスを発揮できるはずです。
人に言われることを素直に聴く
どれだけ厳しい言葉にも。
むしろ厳しい言葉にこそ、身になるところは多くあります。
理不尽極まりない言葉は、無視しても仕方ない。
そう思ってしまう時もありますが、数年たってみて、あの時の言葉はこのことを言っていたんだ。
と分かるときが来ます。
他人の指摘を即受け止める必要はありません。
しかし、否定するのではなくて、一旦頭の片隅において置く。
これが、人に注意されたときの効果的なマインドではないかと思います。
最後に。頑張ってればなる様になる
色んなポイントを書きましたね。
これだけは言っておこうと思います。
それは、
頑張って努力すれば、なる様になる。
ということです。
それは、仕事もそうですし、独立するときもそうですね。
仕事も独立も根本的なところは一緒で
努力量=結果。
この法則は大抵のことがない限り、崩れないと思います。
今回のテーマは「高卒」ですが、
学歴で、劣等感を抱いている人に言いたいこととして、
「学歴で悩む時代はおわった」
ということですね。
この言葉の真意が分かるのは、本気で頑張って結果を残してからだ、と思いますが。
ここまで読んで頂いた方には、それが出来ると思います。
(勿論、読むだけではダメで、努力しないといけませんよ!)
ってことで、今回は以上となります。
一緒に頑張っていきましょう。