人間力
すごくあいまいな言葉ですが、より高いレベルを目指そうと思えば、より広く、深い器が必要です。
そう考えれば、人間性がいかに大事なものなのか理解できるかと思います。
所で、今現在
「俺ってちっせえな」
と、感じることはありますか?
僕は結構あります。
人の失敗を影で喜んだり、他人の成功を妬んだり、好きな人が幸せそうにしていたら気持ちが落ち込んだり。
自分でも情けないなあと思うことが多いです。
それでも、そういったことを自分自身で自覚できるところに人間力の向上があると思います。
まず、自分が弱い人間であることを知ることが全ての始まりです。
このブログに来ている人も、恐らくそういったことを考えることが多いからこそ、ヒントを得ようとしてこのブログに来たのではないか?
と推測しますが、いかがでしょうか。
もう答えを先に書きます。
内面というのは努力次第でどうにかなるものであり、僕は日々の研鑽の中で磨いていきました。
さきほど、
「情けない気持ちになる」
とは言ったモノの、自覚して改善することで人生が徐々に上向いてきた自負があります。
目次
人間力を高めるとどんなことが起こるのか?メリットについて。
まずここに触れていこうと思います。
それは人間力を高めるメリットです。
まあ、人間として素晴らしくなることが良いことであることは、多分、分かることだと思います。
とはいえ、具体的にどんないいことがあるのかわかっておけば、人間力を上げるうえで大きなモチベーションとなり、努力に励めるのではないかと思っています。
僕自身、自分を磨いていく中でいろいろな良いことがあったと思いますし、その中でも特にこれはデカい恩恵だな。
と思ったことがあります。
- 余裕が持てる
- 人が集まってくる
- 努力が報われやすくなる
せっかくなので、少し掘り下げていきたいと思います。
人間力を高めるメリット1.余裕が持てる。
ある程度のことならば余裕をもって対応できるようになりました。
精神的にゆとりがあれば、いろいろなことに正面から向き合うことが出来るようになり、その分物事における進捗も捗ります。
昔は丸1日かかっていたことも、人間として高いレベルに立つことにより、30分で解決できるようになったりします。
余裕は成功のパスポート
どんなことでも、余裕を持って取り組むことは大事です。
仕事、受験、スポーツ、恋愛。
何を取り組むにしても、精神的なゆとりがあることでその成功率は飛躍的に向上します。
人間力を高めるメリット2.人が集まる
人間として高い能力を有していると、人が集まってきます。
まあ説明しなくとも、これは何度か経験したことがあるのではないかと思います。
クラスで少し優秀な奴の周りに集団が出来たり、部活動である程度出来る人間が人気者になったり。
当たり前の物としてなんとなく体感してきたそれらの現象は集団の中心にいる人物の人間力が高いからこそ、出来るわけですね。
蛾のように、輝きの周りには、人が集まるのです。
その実を言えば彼らは人知れず、刃を磨いていると言えます。
だからこそ他の人間を惹きつける魅力がにじみ出ているわけです。
人間力を高めるメリット3.努力が報われやすくなる。
聡明になると、物事の構造を理解する力が高まります。
その結果として、努力がある程度報われやすくなります。
例えば、10の労力が必要だったものが6とかで達成できるようになるわけです。
こういった所にも人間としての基礎力を高める恩恵があるというわけですね。
人間力ってそもそも何なのか?
とまあ、人間力についていろいろ掘り下げていきました。
しかしながら、
人間力ってそもそも何なのか?
という話ですよね。
僕は22の時から、3年間ほど自分と向き合っていきました。
で、答えを探していったのですが、今現在出た結論は、
「人間としての土台の強固さ」
言ってみれば、人間としての基礎の部分がどれぐらい成熟しているか。
これが人間力の本質ではないか?
という、1つの答えが出てきました。
人間としていかに盤石な基礎を持っているか?
社会で生きていく上での盤石性。
あらゆる問題に対して、いかにスマートに対応できるか。
これを基準にして、今回の題である人間力というものは決まっていくのではないかなと思います。
10回問題が起きたとして、その問題に対してより秀逸な答えを出せる確率の多さ。
と言えば分かりやすいのかもしれません。
8/10で結果を出せる人間は、5/10の人間よりも人間力は上であり、信頼される確率と結果を出せる確率が上回るでしょう。
つまるところ社会に対して、より上手く生きることが出来る能力であり。
ここを高めることが出来れば、先ほど語ったメリットを甘受出来るというわけです。
そして、以降は人間力を高めるうえでの具体的な手段です。
人間力を高めるうえで、大事なのは引き出しだと思っています
IQとかを度外視した、
人間としての賢さ。
これの存在を考えたことはありますか。
ぼくはまさしくそこに、人間力の基礎が詰まっていると思っています。
そして、人間的な賢さとは、引き出し依存です。
手札が多ければ多いほどにあらゆる状況において臨機応変に対応できる。
結果として、高い成績を残すことが出来る。という道理です。
努力をして結果が出ないときは、この引き出しが増えれば、結果が出やすくなるでしょう。
例えば、剣で木が切れないときに斧を出すことが出来れば、一瞬で問題は解決できますよね。
引き出しとは、そういったモノ事の急所を突くうえで必要になってくる要素だと思っています。
引き出しを増やすには
第一には、本を読むことだと思っています。
読書をすることで、考え方や人間観にバリエーションが増えます。
これだけでもすごいアドバンテージです。
また、引き出しと言えば、ボキャブラリーも豊富になっていきます。
意外と、言葉の価値を軽視している人が多いですが、言葉というのは人生において最も使うツール。
魔法です。
磨き上げることが出来れば、生き方はすごく楽になります。
優秀な人は、引き出しが多く、口が達者だ。
語彙力の豊富さに比例して、収入は上がっていくと経験的に思っています。
社会を見渡しても、売れている歌手やロックバンドを見れば、その豊富な言葉なバリエーションによって聴き手の心を揺さぶっていることが分かります。
また、昨今の政治家なんかを見ても言葉の重要性を思い知らされます。
変な文法をさも当たり前の顔で使えば、世間に恥さらしとしてつるし上げられますしね。
つまり、本を読みましょう
まあ、いろいろ御託を並べても仕方がないので、答えを先に出します。
今から本を読んでみましょう。
人間力のスパイスに娯楽作品は必須だ。
同じくらい僕は、漫画などの娯楽作品を読むことも大事だと思っています。
僕は副業からたたき上げで個人事業主になった人間です。
全く稼げないとき、作業が手に就かずこういった娯楽に走っていった時代も多くありました。
が、正直そういった時間は無駄ではなかったと思っています。
昨今の漫画は鋭い考え方が散見されます。
そして、こういった素晴らしい知見に触れている間というのは、人間的な価値観に変化が訪れているときです。
そういった変化を繰り返していく中で、今の話の題になっている、自分の中の引き出しが増えていきます。
映画やドラマから人間味を学ぶ
娯楽という意味では、映画やドラマなども良いと思っていて、勉強になる部分もあります。
文章を扱う機会が増えた経験からか、
「言葉に映像が加えられるだけで、これほどまで表現のパターンが増えるんだな。」
ということを痛感しますね。
そして、良く見ていると
「優秀な演者と、そうでない演者」
これががどうしても浮き彫りになるのも映像コンテンツの残酷なところですね(笑)。
ただ、そういった差異を品定めするのも物を見る目を養ううえで効果的だったりするのです。
そして、映画、ドラマは単純に話題が増えますよね。
人として生きていく上では、日常会話がありますからそういった時の引き出しにできるのは助かるのではないでしょうか。
人間力を磨くうえで効果的。金を稼ぐこと
引き出しについて語りましたが、人間力を上げるのには
金を稼いでみること。
これが、最も効果的なことではないかと思っています。
やはり、社会的な成功こそが、確固たる自信につながるのです。
お金の稼ぎ方が分かる=社会での生き方が分かる
ということで、これについて書いていきたいと思います。
お金の稼ぎ方が分かるということは、
つまるところ社会でいかにして生きていけばいいのかを理解することに直結します。
そう語る理由は前提として
「世の中はお金で回っている」
という厳然たる事実が転がっているからです。
今の世の中は
人がお金を支配している。
というより、
お金が人類を支配している構図が成り立っています。
そう、
僕たちはお金に働かされているのです。
金の奴隷といっても差し支えないでしょう。
国もお金で回るし、情報もお金で回る、そして食べ物もお金で回っています。もっと言えば、娯楽でさえお金で回っている。
突き詰めて言えば命もお金で回っているわけです。
そして、そのお金の成り立ちや仕組みを知ることは
世界を知る
これにつながるわけであり、
社会人として確固たる人間力を身に着けたいのであれば、お金の勉強をするべきだ。
というのが、僕が思っていることですね。
そうしなければ、何も知らないまま時間を浪費しつつ生きていくことになるからです。
お金を稼ぐ方法
僕が絶対にオススメすることは副業をすること。
そして出来れば、ライティングとマーケティングを極めることですね。
ライティングは文章構成のスキルです。
なぜこれを極めるべきなのかと言えば、言葉があればある程度の金額は稼げるからです。
まさに、
ペンは剣よりも強しの言葉通り、秀逸な一言はあらゆるスキルをしのぎます。
そして、マーケティングは人を引き付けるスキルです。
もっと言えば、世の中に散らばっている人間を一か所に集める能力です。
これがあれば、ライティングスキルをより高いレベルで機能させることが出来ますね。
この2つがあれば、月100万円を稼ぐ、ぐらいなら可能です。
とはいっても極めるには時間がかかり、現在それなりに続けている僕も答えは出せていません。
だからこそ、これからも継続していきたいと思っています。
ということで、人間力を高めるという議題について書いた。
人間力というあいまいなことについて僕なりの見解を話してみました。
個人的に思うことは、今すぐに変わりたいのなら
本を読め。
ということですね。
扱える言葉の多さで人生の質は変わってくると思っています。
手札を増やすためにはやはり、インプットが大事であり、そうなれば活字を読まないことには何も始まりません。
だからこそ、読書なのです。
それを踏まえて、最後に。
最後、なぜ人間的に強くないといけないのか
なぜ人間的に強くないいけないのか。
について、語ると、
様々な情報に惑わされやすい世の中になったからだと思っています。
僕も昔は、そうだったんですが、様々な情報に惑わされていた時期がありました。
特にスマホが流通してからは欲しくもない情報が耳や目を通して入ってきます。
そういった中で、徐々に自分の考えを持つこともないまま暮らしていくようになりました。
明らかに曲解された情報でさえも正しいと思い、普通に生きていく毎日の中。
その中で、踊らされ知らない内に他者に利用されているわけです。
刹那的に思ったこと。
ある時気付いたことは、
この生き方でいいのかな。
と思いました。
他人の顔色を窺って這いずっていく弱い生き方。
その生き方を脱却するには確固とした、自身を持つ必要があると思いました。
その結果として、人間力を高めるに至ったのだと思います。
自分のやりたいことはなにか
周りの雑音に耳を傾けるのではなく、自分のやりたい方こと。
ここに耳を傾ければ、考え方は少しだけ変わっていくはず。
僕自身、「努力のし始め」は遅かったです。
でもなんだかんだ始めたからこそ、その結果として、今があると思っています。
人間力を磨くことは、日々の勉強が大事です。
それは、かなりしんどいことですが、それでも絶対に意味があるものです。