不器用な人「仕事で失敗をするたびに、自己嫌悪してしまう。」
実は、こういった気持ちは割と多くの人が抱いていて、社会人としてぶつかる壁であると思っています。
僕の場合、そういった気持ちを抱くだけならばまだいいのですが、周りの人が厳しくて、
- こんなことも分からんのか。
- もう帰ってええぞ。
- お前が足引っ張った分残業せえ。
と散々な言われようでした。
言い返したい気分は山々でしたが、原因は他でもない僕にあるわけで自己嫌悪を常に募らせていたなと思います。
目次
頭が悪くて、仕事が出来ないといっている人へ
前提として、人は頭が良いのだと思います。
頭が悪いのは厳密に言えば、頭の使い方を知らない。ここにカテゴライズされると僕は思っています。
スポーツなんかでも、大きな体を持ちながらホームランを打ったり、剛速球を投げられない選手が要る様に。
持っている頭脳は良いモノがあるのに、それの使い道を知らないせいで不器用な生き方をしている人が多かったりします。
人間として、社会に出ているのですから頭の使い方さえ覚えることが出来れば、それなりの仕事が出来るようになるのではないか。というのが僕の思っていることです。
「慣れ」が、大事であると思いますね。
仕事で求められる、頭の良さ。
組織で求められる頭の良さは。
- ミスをしない。
- 成功させる。
この2つに分類されると思います。
ミスをしないことはすごく大事なことであり、組織で仕事を出来ない人はミスを連発するからそういったカテゴリに分けられるのだと思っています。
ですからまずは、ミスをしない堅実さを身に着けていくことが大事なのかなと。
ミスをしない人間になるための、努力
実の所、ミスをしない。
つまり「当たり前のことを当たり前にこなす」ことはすごく難しいことです。
プロの世界でもアマチュアの世界でもお金をもらってやっている人はそれなりにプレッシャーをもってやっているわけで、そこで同じ作業を繰り返していくことは難しいのです。
集中力はカギになると思う
そういった中で僕が絶対に欠かさなかったのは、集中力を保つということでしたね。
周りが見え、なおかつ目の前の作業に集中できる状況で居続けることこそ、仕事が出来るようになる要因であると断言できます。
とはいえ、集中力には限界があります。だからこそ、その集中力をうまく扱う方法と限界を伸ばす必要はあります。
そのための訓練を日々行うことが大事なのかなと、思っています。
一つのシーンや活字を追う集中力は、仕事に要する集中力と似ている
効果的なのは本や漫画を読むことでした。
活字やシーンを追いながら話に集中する読書という作業は仕事に必要とされる集中力に似ている。
と思いましたし、実際に本や漫画を積極的に読み始めるようになってからは仕事に対する取り組み方に変化が起きたと感じます。
また読書には他にもメリットがあります
本を読むメリットというのは他にもあって
- 感受性が磨かれる
- 知識が身に付く
- 引き出しが増える
などが挙げられます。そういった点を含めて言えば読書をしない手はないというのが僕が思っていることです。
仕事が出来る人がやっている俯瞰と集中
ということで、一つ読書をしてみることをお勧めします。僕がおすすめする書籍を一つ紹介すると、
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
どういった本か?具体的な説明は割愛しますが試し読みがしたいのなら、こちらで。
マジで人生観が変わる一冊ですので、手に取ってみてもらえればと思います。
話は戻りますが、仕事において大事なものは「俯瞰と集中」にあると思っています。
これは僕だけかもしれませんが、仕事とは積み木みたいなものであると感じることがおおくあり、例えば、完成図を頭の中で想像して一つ一つのブロックを積み上げていく。
そういった中で少しの失敗が後々大きな惨状を生むところもどこかで通ずるところがあります。
木を見て森を見ずという諺は良く出来ている
出来上がりだけを見て、ブロックを積んでいけばある程度、形にはなるかもしれません。
正し出来上がりにこだわり過ぎて目の前のブロック一つを積み上げることをおろそかにすれば、そこでミスが生まれるかもしれません。
一方で目の前の作業にだけ集中しすぎれば今度は完成図との方向性がずれていきます。
極端な例を言えば、城を作ろうとしたのに、いつの間にかピラミッドを作ってしまっているかもしれません。
こんな感じで頭の中で仕事始め~完了までのイメージを作り上げ、なおかつ状況によって臨機応変に対応していく。
これこそが仕事が出来るようになる人の条件ではないかと思っています。だからこそ、僕が大事だと思うのはバランス感覚ですかね。
横の目線と縦の目線
そういった意味で言えば仕事に限らず、どんな物事を進めるうえでも大事になるのが2つの目線です。
言ってみれば、
横の目線、縦の目線
具体的に説明すれば、
- 横の目線→周囲の状況を確認する目線。
- 縦の目線→目の前の事に集中する目線。
横の目線ばかりを気にしていたら、目の前の仕事の集中できず、縦の目線ばかり気にしていたら周りが見えなくなる。
どちらかの均衡が崩れていても、物事はうまくいかないのです。
大事になるのは、何度も言うようにバランス感覚です。視点の切り替え能力こそが必要になる能力であると言えます。
仕事をうまくなりたいのなら、読書はすべきだ
ここで先ほど語ったことを復唱すればやはり読書は効果的になるのだと思います。
漫画を読むときは目の前の事に集中しながらも。話を頭で整理し、状況把握する力を使っている物です。
漫画をスラスラ読めるタイミングが誰にでもあると思いますが、これはつまるところ縦と横の目線のバランスが機能しているのです。
読書はさらに難易度が高くて、絵がありません。だから「字」という必要最小限の情報のみで状況を把握しつつ、今までの文脈から、話の流れを読むことを求められます。
今まさに、このブログを読んでいる人もやっていることですね。話の流れは分かりますでしょうか?
まあ、余計なことは置いておいて本や漫画を読むときの、この感覚がまさに、横の目線と、縦の目線。この2つを使う感覚と似ているのです。
どんなことでも、バランスが求められる
僕は元来より読書好きでしたが、得た知識をうまく使えていませんでした。
しかしながら、この横と縦の目線を意識した途端、それなりに仕事が回りはじめミスをすることが減ったと思います。
この時に学んだことは、横と縦の目選のバランス感覚だけではなく、物事におけるバランスの重要性ですね。
これは普通の仕事だけでなくゲームなんかでも同じだし、スポーツでも同じことだと思います。
物事というのは車輪みたいなものでいろいろな機関が持っている役割を果たすことで性能を十二分に発揮できるわけです。
勉強する手段
とはいえ、本を読むのも漫画を読むのも中々機会がないという人もいるのかもしれません。
そういった人には電子書籍をオススメしますかね。使いやすくて、手間がかからないという点は社会人にうってつけです。
使い方をマスターすれば、成長要因になりうる
使い方をマスターすれば、最高クラスのビジネスパートナーになってくれるかと思います。
電子書籍の良い所は何といっても、「手間」を省いてくれることです。
ワンタップで読書におけるめんどくさい行動が全てショートカットできる点は時間に余裕がない人にとってもあり難いと感じるはずです。
手間を省くことが出来れば、スキマ時間を有効に使える
毎日10分のスキマ時間を有効に使える人間が成長できる人間だと思います。
シンプルかつ冊数が揃っているので、使いやすい印象。オススメです。
オススメの書籍紹介
・USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
人気が低迷していたUSJをいかにして立て直したかの哲学が語られている書籍です。
僕が工場で働いていた時、読ませていただきました。勉強になると思います。
・ゼロ
全てを失ったホリエモンがいかにして、0→1にしていくのかをつづった本です。
生き方を変えるうえで参考になる一冊であると思います。
・俺か、俺以外か
ホスト界の帝王の考え方が綴られた一冊です。
オリジナルで生きていく上での心掛けが書かれていて、面白い一冊でした。
・五体不満足 完全版
間違いなく、考え方や価値観が変わる一冊です。仕事でシンドイ思いをしている人にぜひ読んでもらいたいですね。
・沈黙のWebライティング
・沈黙のWebマーケティング
これから独立していくのであれば、確実にネットの知識は必要になるのでその準備として、読んでおいて損はないと思います。
本を読むことは、仕事だけでなく人生を豊かにする
ということで、本を読むことをお勧めしました。
世間一般から見ても、読書は人生を豊かにする。と言われています。
僕としてはこれ自体間違っていないと思いますが、少し抽象的過ぎると思います。
なぜ、豊かにするのか。なぜためになるのか。
そこに関して、掘り下げて語る人や書籍はあまりないのではないかと思います。
ということで、僕なりに考えた答えを書けば読書は人生を豊かにする「きっかけ」を作るものであると考えています。
人間は結局のところ、情報からきっかけをつかむ
どんなスーパースター、そして業界の重鎮と言われている人もきっかけから一歩目を踏み出すのだと思います。
「きっかけ」こそ全ての源泉なのです。
では、そのきっかけはどこから生まれるのかと言えば、情報から生まれるのです。
新聞、テレビ、ラジオ、今の時代ならばYouTubeを初めとするSNSですね。このブログももしかするときっかけを与えているのかもしれません。
情報から何を受け取るか?そして抱く感情(憧れ、尊敬、妬み)はそれぞれ違いますが、人間というのは与えられたものから何かしらを掴み、行動を起こし何かしらを変えていくわけですね。
本が人の心与える影響は大きい
で、その中でも本は、情報の質が高くきっかけを生み出すチャンスをより多く作ってくれるのだと思います。
実際僕自身も、USJのジェットコースター~という書籍を読んで、動きはじめました。
経験から言えば、本は専門家が書いているので説得力が違いますし、すごい人が
これをやってみれば、結果が出る。
といってくれれば、動き出したくなります。(それが合っているかどうかは置いといて)
僕もそういったある種、そそのかされた形で、ネットの世界に足を踏み込むことになりました。
そそのかされることを馬鹿だな。と思う人もいますが
結果を残す場合はある程度の馬鹿でもいいのだと思います。むしろ頭が悪いことは長所です。
中途半端に頭が良いと、人は考えてしまいその考えている時間が、行動をする上で必要な「熱」を冷ましてしまうわけです。
いつかは独立したい。これを読んでいる人にもそう思う日が来るかもしれません。それは僕がそうだったから言えることです。
そういった時は、迷わずにすぐに動き出すこと。これが大事であるといっておきます。
最後に、仕事が出来ないのなら出来るようにしよう。
最後言いたいことは上の通り、出来ないのなら出来るようにしよう。
ということで、そのための手段として読書。これを紹介してみました。
オススメの読み方は、いろいろな分野に足を踏み入れることです。
一か所を堀進められ、極まった知識は意外と役に立ちません。知識とは広さが相まって初めて活用できるのだと思います。
実際、現代は浅く広い知識を持っている人に博識とされる傾向にあると思います。オタクより、ミーハーということでしょうか。
一見すると、寂しい感じですがそれも世の中の流れです。
文句を言っても仕方ないので、いろいろな本を読んで知識を深めつつ。広げていきましょう。知ることが出来るのは人間の特権です。
昨日の自分より賢くなる。
これを繰り返していけば、確実に人生は良くなっていくし、出来ない仕事もこなせるようになるものかと思います。
ということで今回は以上です。