なろう系の中でも屈指の人気を誇る、
転生したらスライムだった件。
割と多くの人が気になっている作品であると個人的には推測しているのですが、いかがでしょうか。
アニメ2期も上々の人気を誇っている当作品は、まさしくなろう系の中でも、最強の名作と呼べるシロモノです。ストーリーもしっかりと作り込まれております。
今回は転スラが面白いのか、気になっている人に転スラがどういった作品なのか紹介していきたいと思います。
目次
転スラ。話のあらすじ
37歳。
ぼっちサラリーマンだった三上悟が通り魔に刺され、物語が始まります。
死亡した三上悟は異世界に召喚され「強力なスライム」としてセカンドライフを歩み始めることになります。転生時にスキル大賢者と、捕食者を携えたことで、あらゆる生物に形を変え、多くの魔法を扱う強力なモンスターとして魔物の世界に生まれ落ち、多くの種族や住人達と出会い、別れを繰り広げていきます。
魔王、勇者、竜族。
それらのなじみ深い言葉から繰り広げられる、一風変わったファンタジー物語。それ自体はかなり斬新で、いままでファンタジー作品が好きで、それなりに見てきた人も度肝を抜かれるでしょう。
個性豊かなキャラクターが織り成す・・・・と言えば、あまりにもベタな作品紹介になりますが、この作品はまさしく「個性豊かなキャラクターが織り成す、新感覚ファンタジー」です。
原作の売り上げは2000万部に迫る勢い。この発行本数は涼宮ハルヒの憂鬱を超えています。まさしくトップレベルのライトノベル。小説も、漫画もアニメも最強です。
転スラの魅力、面白さはどこにあるのだろうか。
転スラの面白さについて書いていきたいと思います。
あくまで筆者が読んだ感想であることを、考慮してみていってもらえれば幸いです。
主人公の無双
リムルの強さはどこから来ているのか?
一体どういった能力で無双していくのか。
この作品を語る上で外せないのは、個人的には次の能力になると思っています。
- 大賢者
- 捕食者
大賢者
ユニークスキルの一つ、「大賢者」はあらゆるものに正確な答えを出すことが出来ます。この作品を支えている能力がこの大賢者であると言っても過言ではありません。
この大賢者の能力は具体的に言うところの「解析」にあります。
習得に時間がかかる高次元の魔法も、分析すれば数秒でマスターできると言う、反則クラスの能力です。敵の倒し方もすぐに理解できます。生活物資だってすぐに作れます。あらゆることに応用できる汎用的なスキルです。
これをみると、結局のところは「答えを知る」ことこそが、どんな世界においても最強なのだと、我々読者に教えてくれます。
捕食者
もう一つの「捕食者」は取り込んだものの性質・成分を分解することで、能力や姿かたちを真似することが出来る、
コピー能力です。
例えば洞窟にいるコウモリを吸収すると自分はコウモリの一部分をコピーできます。超音波を応用した結果、しゃべることが出来るようになり。翼を得た結果、空を飛ぶことが出来るようになります。
ドラゴンボールの魔人ブウみたいな感じですね。
能力を吸収して、強くなっていく
いろいろな強敵が出てきますが、そいつらを吸収して強くなっていく。そういった所に多くの読者は惹かれているのだと思いますし、僕自身もそうでした。
そこまで強くない主人公が試行錯誤して強くなっていくのも良いですが、最初から強かったキャラクターが際限なく強くなっていくというのも何かとおもしろかったりするのです。
町の発展
魔物の町の発展と繁栄はこの漫画の魅力であると思います。
鍛冶が得意なドワーフ族や、戦闘が得意なオーガ族。土石の管理に長けたオーク族、森の管理人であるドライアドなど。ありとあらゆる種族を仲間に向かい入れて、町を発展させていきます。
最終的に町は一つの国ともいえる規模に膨れ上がります。
そういったお互いの助け合いなどがしっかりと描かれているのが、この作品の見どころの一つと言えるのではないかと思います。
ユニークモンスターの存在。
この作品では、「名付け」というシステムがあります。
無名だった魔物に名前を付ければ「ネームド」となり、名前を持っている魔物は、ユニークモンスターと認定され、種族としての位が上がっていくわけですね。
オーガ族に「太郎」と名付ければ種族としての位が上がり、鬼人になりますし。オーク族に「花子」と名付ければ、ハイオークになります。そういったシステムは斬新だなと思います。
作中では危険度が存在します。
ちなみにこの作品では、明確な脅威度、危険度が存在します。それが、強さの指標となっており、なかなか面白いシステムとして見ることが出来ます。
作中で出てきた強さはこんな感じです。
災害級 | 町一つで応戦するレベル |
災厄級 | 国一つで立ち向かうレベル |
災禍級 | 大国が結集するレベル |
天災級 | 世界が滅ぼされるレベル |
魔王クラスのモンスターは、災禍級に分類分けされます。
あらゆる大国が力を合わせてやっと討伐できるモンスターがここに入ります。
とはいえ、魔王クラスになるとモンスターもかなり賢いのでむやみに人間には手を打さず、人間と魔王の間ではにらみ合い的な状態になっている感じでしょうか。
ちなみに魔王の中には格があり、上には上がいる感じです。
災禍級の魔王は実のところ、最弱レベルです。正真正銘の魔王と呼ばれるためには天災級にまで力を高める必要性があります。
そこに至るまではとてつもない決断力と無双と言えるまでの能力が必要であり、そうそう現れるものでもないのが実情となっています。
覚醒魔王
名ばかりの魔王ではなく、個の頂点を極めた魔王です。
別名
「真なる魔王」
と呼ばれます。
困難な覚醒条件を満たしたときに、持っていた才能が開花し、この領域に至ります。元来のスキルも強化され、中には「アルティメットスキル」という究極のスキルに目覚めるモンスターもいます。
このアルティメットスキルを所持するものにはアルティメットスキルを持っているものしか対抗できない。
すなわち、
覚醒魔王を倒せるのは同じ覚醒魔王クラスの魔物や人間しか存在しない
ということになります。
転スラ名シーン集
ネタバレをしないように転スラの名シーンを紹介してみます。
1.リムルの魔王化
地位には固執していなかったリムル=テンペストはとある事件をきっかけに魔王化を決意。弱小種族のスライムが生態系において頂点に立つことになります。
多くの決心と葛藤と、怒りを携え、一個体が最強種族へと昇華するところは作中でも指折りの名シーンかと思います。
※今現在アニメで放映されているのが、ここら辺の話になります。
2.人間への報復
やられたらやり返す。
差別対象となっていた魔物を守るべく超高等物理魔法メギドをもってして人間たちを追い詰める。
3.部下たちの開花(ハーヴェスト・ウェスティバル)
魔王化すれば、配下たちもそれに順じ強力になる。
元々強かった鬼たちは、神に近い存在となり。
1万人の人死体を糧に最強の悪魔の一体、原初の黒が味方に。
4.ダンジョン攻略
迷宮妖精ラミリスが仲間に加わり、能力を応用してダンジョンを作成。
野生のドラゴンや、瘴気に当てられた蛇などを放し飼いにして危険なダンジョンとして商売を始める。
勿論、死なないように工夫してあるので安心である。
冒険者は、レベルアップできるし、強力な武器を手に入れることが出来る。一方で魔物の国は儲かるということでwinwin。
5.そのほか、最強の悪魔が仲間に
原初の黒は他にも最強の悪魔を知っている。
原初の白、紫、黄。
この3柱である。
一体でも、世界を脅かす存在。
その全てが配下に加わるシーンはやり過ぎと感じるが壮観に感じた。
転スラは面白い?
ということで、いろいろな魅力を紹介してみることになりましたが、SFとかが好きな人は楽しめるのではないかと思います。
僕は全てのコンテンツを視聴しましたが、どれも面白く、読み進めるページが止まりませんでした。結果的に夜更かしするほど読み続けてしまいました。
たまには新しいジャンルの作品に触れるのも悪くないと思った所存です。
ということで、見るうえで悩んでいるのであればぜひぜひ視聴してみください。
転スラを賢く見る方法。
転スラは人気作だけあって、多くの人に語られている作品です。2000万部売れている小説を初め、漫画、アニメなどもヒットしています。
小説や漫画を読む場合は電子書籍がおすすめで、ポイントの関係もあり比較的安く購入することが出来ます。アニメならば、無料で視聴できるU-ネクストがおすすめですかね。
漫画版
上のebookJapanは転生したらスライムだった件だけでなく、様々な作品を取り扱っています。また無料で見れる作品も多いです。転スラに関しては、漫画だけでなく、小説版も扱っています。ちなみに漫画版の転スラはなろう系の中でも、作画、脚本共に最強だと言われています。「試し読み」出来るので、調べてみてはどうでしょうか。
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まとめ転スラの面白い所
転スラは、独自の世界観で作り上げられたなろう系作品です。
主人公が一国を搾取する作品なんて他にない気がします。
それでいてストーリーもしっかりと作り上げられています。だから、面白い。
- 主人公の無双
- 発展していく魔物の町
- 各種族の成長