生き方

暗殺教室の魅力とあらすじと名シーン。【隠れた名作として】

暗殺教室

この作品を知っている人は多いのではないでしょうか。

ジャンプで連載していた人気漫画です。

 

今回はこの漫画のレビューをしてみようと思います。

割と

子供向け。

と言われている作品ですが、深い作品だと思います。

僕の人生観に大きな影響を与えてくれました。

 

弱者がいかにして、世の中を生きていくか。

それを知りたい方はぜひ手に取ってみてください。

暗殺教室とは?概要について

松井優征先生の作品です。

連載期間は2012年~2016年。

4年間にわたり、ジャンプの売り上げに陰ながら貢献した作品だと言えます。

松井先生は

あくまで広告的な漫画を目指した

と語っており、ワンピースやナルトのついでに読んでもらう。

そう言ったニュアンスで連載したといいます。

 

しかしながら、話の構成や見事な伏線回収からわかる通り。

設定が相当練られており、1巻から21巻までずっと面白さを保ち続けたところ。

これが、この作品のすごい所だと思います。

 

ネットを調べるとアンチが湧いています。

しかし、どれも全巻を読んだうえでの批評ばかりです。

つまるところみんな文句を言いながらも最後まで読んでいるわけです。

面白い作品はアンチの質もある程度高くなり、これは美味しいリンゴには悪い虫が付くのと同じようなものです。

ですから、これから読みたい人は迷わず作品に手を伸ばしましょう。

楽しめる&ためになります。

暗殺教室のあらすじについて

ぶっちゃけ、この作品のあらすじは他のサイトで調べれば出てきます。

ピクシブ辞典

ですから手短に語ります。

 

物語の舞台、椚ヶ丘中学校はいびつな教育理論を持っていた。

それが、E組制度。

成績が他よりも劣る生徒、素行に問題のある生徒。

これらの生徒がひっくるめて入れられる教室である。

別名エンドのE組。

その名前の通り、本校舎の手厚い支援とはかけ離れた劣悪な環境が生徒を取り巻く。

険しい山道を登らないと、たどり着けない校舎は空調が一切なく、薄汚い。

校庭も雑草が生えていて、まともに運動すらできない。

そう言った教室で受験の集大成である3年生を過ごさないといけない。

ここに入れられれば最後、人生は詰んだも同じ。

だから、エンドのE組と呼ばれているのである。

 

そんなE組に突如現れた超生物、殺せんせー

可愛い見た目とは裏腹にマッハ20で移動することが出来る。

殺せんせーは

「月の破壊をしたのは私です」

(この世界では、月が永遠の三日月となっている。)

そして、

「地球を滅亡させられたくなければ、3年E組の担任をさせろ」

「3年E組の生徒にだけ、暗殺する権利を許可する」

と提案。政府はこれを承諾。

防衛相は殺せんせーに100億円の賞金首をかけ、落ちこぼれクラス3年E組に地球の未来を託すことにする。

 

マッハ20の超生物が教鞭をとることに。

奴が行う授業は一体どれほどの物なのか・・・

ここから物語は動き出す。

登場人物たち

これについてもちょこっと触れていきます。

ネタバレをしない程度に。

殺せんせー

殺せない先生だから、殺せんせー。

マッハ20で空を飛び回る運動力と天才的な頭脳を持ち合わせる。

教えることが怪物的に上手い。

しかも、各人のレベルに合わせた指導が出来、エリートから落ちこぼれまで幅広い守備範囲をもって教えることが出来る。

ただ体育の指導は絶望的に下手くそ。

極度の甘党で、わざわざ海外まで飛んでいって購入するほどグルメである。

一クラスまとめて教えるために、分身したりする。

 

ここまで書くと圧倒的にハイスペックだが、抜けている部分があり、追い込まれたりするとテンパる。

潮田渚

本編の主人公兼、語り部。

長い髪の毛をヘアゴムで縛っている。

かわいらしい見た目をしており、それゆえ一部の女子生徒に女装させられたりしている。

実際に可愛い。

学業成績、運動能力的にはこれといって優れたところはない。

ただ殺せんせーが教室にやってきてからは一転。

天性の暗殺のスキルが開花。

その後めきめきと成長し、E組一の殺し屋となる。

赤羽業

2人目の主人公的存在。

悪魔的な頭脳と高い身体能力を持つ。

一言で言えば、天才肌。

一方で性格に難があり、気に入らないことがあると手が出る。

E組で一番最初に殺せんせーにダメージを与えたキャラクター。

しかし、殺せんせーに完全にマークされた状況下では全く歯が立たなかった。

悔しい思いをしたが考えを改め、それを機に、E組で自分を磨いていくことを決心する。

茅野カエデ

小柄な女の子。

殺せんせーに「殺せんせー」と名付けた人物で、貧乳であることをすごく気にしている。

ちなみに、殺せんせーと同じくらい甘党である。

実は物語のカギを握っているキーパーソンである。

核心に触れるのでこれ以上は話せない。

烏丸先生

怪物的な身体能力とそのほかの仕事をそつなくこなすエリート。

防衛省からE組の学年主任として送られてきた。

 

身体操作や格闘術について熟知している。

教えるのが下手くそな殺せんせーに変わり体育兼暗殺の指導を行う。

生徒達とは一定距離を保つが、真摯な態度からか人望は厚い。

 

笑うことはめったにないが標的を狩る時だけは、笑顔を見せる。

その笑顔は訓練されたド―ベルマンを震え上がらせるほど。

ビッチ先生

殺せんせーを仕留めるために送り込まれた̻刺客。

抜群のスタイルと美貌。そして語学力でターゲットを籠絡する。

殺せんせーはそういったモノに非常に弱いので、有効だった。

しかし、圧倒的なレベルの差から普通に暗殺は失敗。

以降はE組で英語教師として教鞭をとることになる。

話の展開ゆえにネタキャラに走りがちだが、引き出しはとてつもなく多く、美貌と語学だけでなく、ピアノを初めとした一通りの教養をマスターしている。

曰く

優れた殺し屋ほど、万に通ずる

らしい。

 

実は一途な面を持つ。

暗殺教室の名シーン

ここでは暗殺教師の名シーンを紹介していきたいと思います。

21巻という巻数の少ない作品ですが、多くの名シーンが存在しますね。

5.伝説的殺し屋「死神」の登場

殺し屋の中でも最強の腕を持つ「死神」が殺せんせーを殺しにやって来る。

雰囲気を自在に変えるスキル、心理術、教唆術、狙撃術・・・。

一流のトークスキル、一流の科学力、一流の戦闘力、一流の暗殺スキル、一流のハッキングスキル。

あらゆるスキルが全ての頂点に立つ殺し屋の真価が作品を通して語られる。

敵ながらその無双ぶりにカッコいいと思わざる得ません。

コミックス12巻

4.渚の覚醒

最悪の教師、鷹岡を相手に一騎打ちをすることになった渚。

本来喧嘩など一切やったことのない人間であるが、不敵な笑みを浮かべ・・・

普通の日常生活ではまず活かされることのない「暗殺」のスキルをここで開花。

以降、渚はこの才能と向き合って生きることになります。

コミックス5巻

3.烏丸先生VS死神

防衛省きってのエリートは怪物的な身体能力を誇り、対人戦闘力は死神をしのいでいた。

しかし死神も総合的なスキルで烏丸先生に対抗しようとする。

作中最強格のキャラクター対決。勝負の行方はいかに。

コミックス13巻

2.殺せんせーが怪物になったきっかけ

殺せんせーは元人間。

とてつもなく明晰な頭脳と圧倒的な身体能力をもってして、日々殺しに明け暮れていた。

素は殺し屋の頂点だったのである。

全ての教科を滞りなく生徒に教えることが出来たのはそのため。

怪物教師が教鞭をとるまでのストーリーは心に来るものがあります。

この作品の中核を担う章です。

コミックス15巻

1.赤羽カルマの成長。

E組のエース、赤羽カルマが度重なる挫折を乗り越えて強くなっていくところはこの作品の見どころです。

まさにもう一人の主人公という感じです。

天才と言われている人が陰でしている努力を見ると、

優秀な人こそ陰で積み重ねているものだ

と考えさせられるところがあり、そう言ったところも勉強になりますね。

コミックス1~21

暗殺教室の面白い所、魅力をレビュー

ということで、ここからはレビューを書いていこうと思います。

僕が思ったことや、ためになったことを書いて作品を見る前の参考にしてもらえればうれしいです。

この作品は条件付きで結果を出すうえで参考になるのだ

これを読んでいる人も、

条件付きで結果を出さないといけない。

こういった場面に遭遇することがあると思います。

 

学生ならば、3年という限られた時間内で自分よりも才能がある奴を倒さないといけないときもあるし。

(学業、部活、恋愛など)

社会人ならば、決められた人員とコストで成果を出さないといけない場合もある。

それに、低い立場にいるときは、劣悪な条件下でどうにかやりくりしないといけない時だってあると思います。

そう言った時に、多くの人は

普通に勝負を挑み、普通に負ける

ことが多いハズ。

しかし、自分よりも格上に勝つ上には弱者の戦略が必要になり。

限られた戦力でどうにかして勝たないといけないのです。

 

結論を急げば暗殺教室はそう言った条件付きの縛りプレイをされている時。

いかにして動けばいいのか?結果を出すためのマインドを伝授してくれる作品だと思います。

落ちこぼれのE組は才能も、環境も、努力の量も。

全て本校舎の生徒に劣っていたわけですが、各人が持っている強みを活かし、使いどころを工夫することで対抗していました。

僕もE組の生徒でした

僕は現在ブロガーでそれなりに成功しています。

しかし、かつては落ちこぼれでして、E組の生徒と大差がなかったです。

始めたばかりの時は、がむしゃらにやってみるもののまったく結果が出ません。

利益も上級ブロガーに独占されていました。

僕が必死に書いた記事も、検索エンジンでは上がってこずに苦悩する日々。

そこで思いついたのが、ロングテールアフィリエイトやニッチワードで勝負する。

という手法でして、これは語り始めると長くなるので割愛しますが、

まあ、ちょっとした絡め手的な手法ですね。

結果として、初めての利益取得に成功し、そこからコツを覚えた僕は正攻法で行くよりかはひねくれたような施策を連発しました。

それが、面白いようにうまくいき、収益は倍々ゲームで伸びて言った感じですね。

 

強い相手に勝つには策を弄する必要がある。

これはどの世界でも一緒で、それを教えてくれたのはこの作品だったと思います。

自分の土俵で戦う

僕自身の体験と、この作品が書いている哲学を照らし合わせて言えることは、

自分が勝ちやすい環境を整える大事さ

これだと思います。

 

戦いに出向く時、多くの人は前評判を気にします。

あいつはどこどこの誰で、どういった実績を持っている。

あいつは○○部署で、月間20件取ってきている

○○高校の××は、高校通算45ホーマーだ。

相手のことを見ることも大事です。あらかじめ脅威を知っておけば対策は取りやすくなるでしょう。

しかしながら、戦いにおいて大事なのはそこではなく。

勝ちやすい環境を整えることなのです。

予め自分が勝ちやすい環境を用意して置けばたとえ、強い相手と勝負することになってもある程度物事はうまくいきます。

僕は能力が低かったです。

ディープインパクトとかイチローみたいに、どんなところでも、勝てるような人間ではありませんでした。

ですから、自分が勝てるような分野を作って置き。

いざ勝負が始まれば、そこに持って行けるような工夫をしたのです。

そうしたことで、次第に収益が上がり、ブログを始めた2年目には月収が100万円を超え始めました。

努力は普通に裏切るが、計画された努力は裏切らない

努力は裏切ります。

しかし、

裏付けある努力はそう簡単に裏切らない。

と僕は思っています。

 

これを読んでいる人は、努力家でしょうか。

仮に努力家でもそれなりに苦い思いをしてきたのならば、一つ。

裏付けを行い。

自分がどういったことをすれば勝てるのか?

考えてみることも一つの手だと思います。

人は考えるからこそ、ここまで歩むことが出来たのです。

それは、人間というグループの中に入っていても同じことです。

暗殺教室から脱線しましたが、魅力はまだあります

ということで、だいぶ脱線しました。

ここで話を戻したいと思います。

実は、暗殺教室はまだ教えてくれることがあります。

それはライバルといえる存在の重要性です

作中では幾度にもわたり、エリートであるA組が立ちはだかります。

そのたびに勝ち、負け、勝ち、負けを繰り返し。

お互いが切磋琢磨されていきます。最終的に両者は認め合うようになり能力的にも人間的にも大きく成長します。

 

万物は競争の中で進化する

マルクス経済で有名な、カールマルクスの言葉です。

昔の偉い人も言う通り、強力な競争相手がいれば人は上の次元に進むことが出来ます。

それを奇しくも暗殺教室という作品では他作品より、とりわけデカくフォーカスしていたと感じます。

 

僕も振り返れば一歩先を行くライバルの存在は憎たらしいけど、なんだかんだためになるなあ。

と感じます。

勉強の大切さ

いろいろ書きましたが、シンプルに

学ぶことの楽しさ

これを教えてくれる作品ですね。

 

勉強は一見すれば、苦痛でしかありませんが、見る角度や取り組み方では新しい世界への入り口になります。

要は切り口が大事なのですが、E組が学んでいき、知恵を身に着け、たくましくなっていくところを見れば。

次第に勉強することの有意義さが分かってきます。

それを見て、書籍を手にするきっかけが出来たり、外に出かけてみたくなったり、知識をアウトプットするきっかけになったり。

自己成長をするためにきっかけになるのが、この作品の良い所だと思います。

 

勉強はいい大学に入れば終わるのではなく。

棺桶に入るまで続くわけです。

【暗殺教室】ということで、思ったことをレビューしてみました

割と脱線しましたが、語ってみました。

僕の熱意からわかる様に、すごく面白い作品です。

IQ的な賢さというより、人間的に賢さを学べる。

そんな名作です。

 

僕はオタクですが、次のような哲学を持ちます。

名作に学びあり

良い作品は、そのまま教科書になるワケで、当作品もその一つであると言えます。

 

ということで、漫画版にしろ、アニメ版にしろすごく良い作品なので、食わず嫌いをせずに、物は試しで触れてみてはいかがでしょうか。

 

一度読んだ人も、繰り返し読むことで、新たな発見があると思います。

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