生き方

利用される人の特徴とデメリット。僕が思うことと改善策について。

利用される人。

人間社会は「持ちつ持たれつ」を前提に回っているので、

「そういった人間が出てくるのは仕方がない」

と言えます。

 

しかしながら、あまりにも度が過ぎた感じで扱われる人を見ていると心苦しく思いますし、実を言えば、僕自身もそう言った経験を過去にしていました。

人生を振り返れば、小間使いのような扱いを受けたことがたびたびあり、

自分で言うのも何なのですが、やさしさに付け込まれて損をしてきたことはあったと思います。

 

とはいえ、そちらに関しては僕自身前向きに受け取って

俺はそのやさしさに付け込まれるほど、出来た人間なんだな・・・!

と思うようにしています。

 

とは言っても、他人に利用されることで苦汁を飲まされ続けた人は多くいるのではないかと思います。

ということで、一同胞として今回は、

「利用される側の人間がいかにして前に進んでいけばいいのか」

を考えていきたいと思います。

 

今の現状に腹が立っている人はぜひぜひ参考に。

利用される人の特徴ってどこにあるのだろう。

ここでまず考えていきたいことは、利用される人間の特徴ですね。

僕自身が、そっち側の人間だったので、これはすぐに出てきます。

  • お人よし
  • 人を疑わない
  • 先を考えない
  • ある程度は優秀
  • 利用されることに喜びを覚える。

多分、利用される人は男女問わずに上の気質があると思います。

こういった人はずば抜けた能力とカリスマ性があれば理想的なリーダーになれるでしょう。

ただ、「標準偏差からちょっと上程度の人間」ときているので、むしろ便利屋として落ち着いてしまうわけです。

どうでしょうか、あなたもどこかでうなずける部分があったのではないかと思います。

せっかくなので、上の気質がなぜ利用されてしまうのかについて考えていきましょう。

利用される人の特徴1.お人よし。

第一にはこれですよね。

どんなお願いも二つ返事でOKする奴なんて、利用する側からすればとんでもない優良物件です。

離したくはないでしょうから、利用し終わった後は

「いやー○○に頼んでよかったわ」

みたいなことを言われるのもしばしばです。

「いやー頼んで良かったわ」

の裏側には、

(これからも使い倒させてもらうぜ・・・(笑))

という腹があるわけです。

利用される人の特徴2.人を疑わない。

これも一つあるでしょう。

心がキレイだからこそ、人を疑わない。

むしろ、人を疑ってしまう自分に自己嫌悪を抱いてしまう。

ここまで来れば、もはやそういった人間性を貫いてしまえばいいんじゃないのか。

と思ったりするのですが、

この世の中。それでは生き抜いていけないわけです。

 

話は少し飛びますが、

かつて、ステラーカイギュウという海洋哺乳類がとある島に大量に生息していました。

このステラーカイギュウの体には非常に良質な脂があり、肉は美味で、それでいて毛皮はすごく暖かい。

そんなステラーカイギュウが生息しているところに、遭難船1つ、難破したのです。

ステラーカイギュウは人間がどういった動物か知らないので、始めてみる船に近づいていきます。

一方遭難した船は食糧難でこの無邪気な海洋生物を乱獲しました。難を逃れた船はしばらくして、その島を去っていきました。

その後、その船によってステラーカイギュウの噂は瞬く間に広まり、たくさんの漁船がそこに集まるようになったといいます。

その結果として、ステラーカイギュウは絶滅し今となっては地球上に一頭として存在しない生物となったのです。

情報ソース

ウィキペディア、ステラーカイギュウのページ

人間の残忍さを知らないばかりに、絶滅まで追い込まれたステラーカイギュウを見ていると、

「ただ馬鹿正直に生きているだけでは、この社会では生きていけないのだ」

と思わされます。

 

あなたも、かつての海洋生物のように心が悪に染まった人間に有効利用され最終的には、身を亡ぼす。

とまではいきませんが、大損を被ってしまうかもしれません。

僕はそういった経験があり、ステラーカイギュウの話を聞いたとき自分と重ねて考えてしまい、目頭が熱くなったのを覚えています。

利用される人の特徴3.先を考えない。

ある程度の能力の高さはあるものの、先を考える力が乏しく、

「今がOKならまあいいか」

程度に物事を考えているのではないかと思います。

今この瞬間、目の前の人を喜ばすことが出来れば、まあ、それで満足なわけです。

 

こういった人は環境がハマれば能力が発揮できるのですが、心が荒んでいる人が多くいる場所に行けば、むしろ下層グループに落ち込みます。

食うか食われるかにおいては、草食に位置する人間ですね。

利用される人の特徴4.ある程度は優秀。

これも一つあると思います。

利用する側もバカではない。

「ある程度優秀な人間を手元において利用していこう」

という腹を持っています。

ポケモンみたいな感じで、困ったときに命令すれば、動いてくれる便利なコマがあれば利用する側は楽です。

 

ちなみに。

これはさきほども書いたのですが、

ずば抜けた能力と皆を引っ張るカリスマ性があればこうはなりません。

リザードンクラスにとどまらない、ミュウツークラスの怪物ですね。

しかし、ちょっと優秀ってだけでは便利屋に落ち着いてしまうわけですね。

どんな世界も、中途半端にできる奴が損をするわけです。

 

ちなみに仕事なんかを思い出せばよくわかるのではないか、と思います。

あいつにはある程度任せても大丈夫やな。

と思われていると、途端に使い潰されるようになってしまいます。

しかしながら、その頑張りに応じた報酬はいまいち手に入らないという罠が。

利用される人の特徴5.利用されることに喜びを覚える。

もうこれは末期です。

利用されることにむしろ喜びを覚える。

the、日本人って感じですね。

 

誰かに

「これをやって」

とお願いされれば

ああ、俺は必要とされているんだ。

と、それまで自分のやっていたことをすっぽかしてでも、その命令をいち早く遂行してしまうわけです。

こうして書くとどうしようもない人間なのですが、これを書いている人も実はそんな人間の一人でした。

そして、今もそう言った気質がちょっと残っています。

・・・

とはいえ、悪い面ばかりではない。

とはいっても、この気質自体、ある程度良い面もあるのです。

それは、

他人のためならば人は割と頑張れる、という事実があるからです。

「あの人のために。」

「皆のために。」

「組織のために」

そう言った気持ちは、ある意味ではガソリンとなって自分を前に、前にと、突き動かしてくれます。

かつて歴史を動かした英雄や偉人たちにも少なからずそう言った力が働いていたと推測します。

私欲のためだけにフランス革命は起こせないですし、自分が英雄になりたいという理由でアメリカを独立させることは多分、不可能だったと思います。

そう考えると、

他人に利用されることに喜びを覚えることは良くない

と言い切れなかったりします。

まあ、結論、大事なことはさじ加減なのでしょう。

利用される側の人間の対策手段について。

ということで、利用される人間についていろいろ考えていきました。

ただ。

自分の特徴を振り返るだけの記事には価値がないと思っています。

ですからここからは、

具体策を書いていきたいと思っています。

僕自身は「利用される気質」を未だに持っていますが、いい感じで薄めることが出来たと思います。

これを読んでいる人も

「あくまでも気質は抜けきらないが、改善は出来る」

と思ってください。

そして、ちょっと改善すれば見える世界が変わるということも、頭の片隅に。

利用される人間の具体策。

僕だって利用される側で燻っていたわけではありません。

その中でいくつかの手段を講じてきた自負があります。

そして、結果を出し、それによって生き方を改善した経験があります。

その中で、とりわけ誰にでも出来、効果的だった手段は以下の通りです。

具体策

  • 人間を勉強すること
  • 距離の取り方を覚えること
  • 何かしらで目立った結果を出すこと。

利用されるなら1.人間を勉強する

はい。

いろいろ試行錯誤したわけですが、行きついた真理はここになります。

人間を勉強する

まず土台の話として、利用する人も、自分と同じ人なのです。

ですから、その人間がどういった思惑をもってして動いているのか、人を使おうとするのか?

これを理解することが出来れば、現状はかなり前に進むと思います。

言ってしまえば、人に利用されるのは人を知らないからなのです。

それに、人について勉強すれば大事な人を守ることが出来る。

人を知るということは、自分を守ると同時にとなりいる仲間を守る上でも効果的だったりします。

学問は攻防一体の武器となるのです。

具体的に言ってしまえば、悲しんでいる人がいれば心に寄り添うことが出来ますし。

困っている人がいれば、改善までの道筋を整備してあげることが出来ます。

そうこう繰り返していると自分の心も豊となり、自然と周りにあつまる人間も変わってくるはずです。

現代は護身術として人間学を学ぶべきだ。

痴漢対策で合気道を覚えるように、自分を利用する人間に対策するために人間学を身に着けておいた方がいいと思いますね。

それが身を守る、いや、心を守る上で護身術ならぬ護「心」術になるからです。

とはいえ、人間について勉強をする本なんてどこにあるんだよ?

ということになると思います。

でも、そんなのは人類の歴史において腐るほど出てきています。

さらに言えば、時代に残り続ける名著だってたくさんあります。

結局のところ、知ろうとしないからいつまでたっても知ることが出来ないわけです。

効果的な書物は

嫌われる勇気

7つの習慣

人を動かす

こういった書籍もすごくいいと思いますが、まずは本を読むことに慣れるうえで効果的な書物を読むことが大事だと思っています。

僕がおすすめするのは星の王子さまです。

発売されてから、長い年月が経っている本書は何の変哲もない500円弱の哲学書です。

しかしながら、その人気は衰えることがなく人類史上で5番目に売れている本なのです。

国語の教科書にも掲載されています。

 

この本から学べるのは、まさに今回書いている人間学。

もっと掘り下げれば、人の心の在り方について、です。

効果的な本かと言えば、上で紹介した本には劣るかもしれません。

しかし「こと感動する」という点においてははるかにこちらが上回ります。

そして、人の心は感動した分だけ、しなやかで強靭になっていくということを考えれば、読みやすく、印象に残りやすいこの一冊をまず手に取ってもらいたい。

というのが、経験者から思うことです。

読んで損はない、というか読まないと損な一冊です。

読書の入り口に最適ですね。

ある程度、知識が固まって来れば見え方も変わると思う。

そんな感じで、ある程度知識が固まって来れば見え方も変わってくると思います。

見え方が変われば対策もある程度建てることが出来、現状も変わってくる。

 

昔の言葉でも

敵を知り己を知れば百戦危うからず。

というものがあります。

利用されるなら2.距離の取り方を覚えること。

利用される時って、相手に上手く距離を詰められてしぶしぶOKせざるを得ないことが多かったりします。

言ってみればボクシングみたいに相手のペースに持っていかれる感じでしょうか。

だからこそ大事なことは距離の取り方を覚えること、懐に入れさせないことですね。

それから、自分をしっかりともって相手に流されないこと。

「相手の期待に応えたい」という心理を理解しよう。

人間は

相手に期待をされると、動きたくなる。

という心理があります。

これを勉強をしない子供とか、運動をしない彼氏とか、料理をやらない彼女とかに活用すれば効果的なのです。

しかし、こういった人間の本能さえ悪用する人は悪用するわけです。

「お前にしか頼めへんことなんやけど」

「頼むから!お前が凄いから頭下げてんねん」

こういった言葉が出て来たときは警戒のランプを黄色から赤に変えた方がいいです。

そもそもの話、「お前にしか頼めへんこと」って大概の場合は他の人間でも簡単にこなせてしまうことなのです。

言ってみれば、このお願いの仕方は子供が良く言う

「一生のお願いなんだけど」

と同じレベルの口説き文句であり、あまり相手にしない方が吉ですね。

人に嫌われてみよう。

はい、ということで、嫌われる勇気ですね。

さきほどもちょこっと紹介しましたが、とにかく嫌われてみるべくいろいろなお願いを拒否しましょう。

むしろ、拒否することで選別が出来ます。

自分のことを大事に思ってくれている人間ならば、拒否をしても離れないし。

逆にそれぐらいで距離を置いてくる人間ならば、こちらから願い下げです。

多く友達持つことに価値を置いている人間は、自分が持っている幸せの絶対量を他人に分け与えながら生きているようなものです。

親友というのは少なくていいのです。

親の友と書いて親友。

「親」がそんなに多く必要ですか?

利用されるなら3.結果を出すこと。

とまあ、ちょっときついことを書きましたが最終的にはこれが大事です。

それは結果を出すことです。

これを見ている人は学生か、社会人か、どんなグループに属しているか。

僕には皆目、見当がつきません。

しかし、どんな場所に属していても突出した結果を出す人間は一目置かれるようになり、利用されることも減るのです。

強くなればいい。

という一見シンプルな理屈ですが、これが単純明快であり、さらに言えば最も自分の人生を豊かに出来る考え方だと思います。

もっとも、強さにも種類があり表面上の強さだけ追い求めるのは良くありません。

ですからさきほど、

人間についても学ぶべきだ。

と書いたのです。

人を知ることが出来れば、優しくなれますからね。

そこで身に着けた「やさしさ」は、まごうことなき強さです。

突出した結果を出す方法

ここで、僕が具体的に行っている突出した結果を出す方法を書いていきます。

やり方はいろいろありますが、大枠については僕は

力の分配。

ここに重き置いています。

具体的に説明します。

力の分配の考え方

まずどんな人間にも持っているポイントがあります。

この持っているポイントは人それぞれ違うでしょう。

体力がある人ならば4000あるのかもしれませんし、ちょっと意志が弱い人なら2000かもしれません。

まあ、今回は話がややこしくなるので一律3000ポイントとします。

そして今回は力を注ぐ先が5つあるとしましょう。

こんな感じでしょうか。

仕事or学業
恋愛
筋トレ
自分磨き
自分の好きなこと

僕が思うに、というか過去の僕がやっていたことなのですが、結果が出せない人の力の使い方ってこんな感じなのです。

仕事or学業 500
恋愛 700
筋トレ 400
自分磨き 800
自分の好きなこと 600

はい、合計ポイントは3000ですね。

一見するとこういった感じの力の注ぎ方はすごく効果的なように思えます。

満遍なくいろいろな方向に力を注げていて、まさに優等生。

良い人材と言えば、間違いなく「そうだな」と言えるでしょう。

でも、こういった力の割り振り方をする人は結局のところ「良い」止まりなのです。

改めて結果を出す人の割り振り方を書いてみましょう。

仕事or学業 300
恋愛
筋トレ
自分磨き 1200
自分の好きなこと 1500

大体優秀な人にカテゴライズされる人は、こういった感じですごく偏っているのです。

これは歴史を見てもそうですし、かのイチローだってそのエピソードを聴けば当てはまります。

愛工大名電時代は、野球に専念するために授業中は常に寝ていたといいますからね。

で、僕がこのやり方に気づいたのは副業をやっているときでした。

いろいろなことをして、副業でお金を稼げるかと言えば絶対にNOだったので、いろいろなことを捨てました。

割合で言えば、仕事3、遊び2、副業5くらいの感じでやっていたと思います。

友人も彼女もほったらかしで、そこはもはや諦めてました。

その結果として、1年目で30万円稼ぐことに成功し、そのやり方を続けることで月収150万円を稼ぐまでこぎつけることが出来たわけです。

万能型で結果を出せる人はごく稀です。

ディープインパクトみたいにどんな場所で走っても勝ち馬になれる人間もいます。

でもそんなのは、一部の天才のみです。

だからこそ、自分のエサ場を作り、そこでいかにして勝つか?

全力を注いだ方が結果というものは速く出ると思います。

ということで、一つ。

この「力の分配」を利用してこの厳しい社会に挑戦してみてほしいですね。

利用される人間から脱出する。

籠から飛び出た小鳥のように、利用されることから解放された時。

いろいろな世界を見ることが出来るでしょう。

そう考えれば、今の現状を抜け出す努力をすることも一つ有意義ではないかと思います。

もっとも、人に利用されることに喜びを覚える人もおり、そう言った人は利用してくる人がいなくなったときどうすればいいのか分からなくなります。

そう言った時は、

この人になら、利用されても良い

という人間を見つけることが大事ですね。

織田信長に対し、豊臣秀吉が心酔していたように。

ついていく人間を間違わなければ、こっち側の人間でも上手く生きていけるのだと思います。

それでも、そんなすごい奴はすぐには見つからない

上の通りです。

だからこそ、己の力を磨き。

時が来ることを待つべきかと思います。

ただ不満を持ちながら、人の下に就くのなんてどう考えてもバカげています。

最後に。

友達がいなくなれば0になると言うが。

その友達が自分にとってマイナスになっているとは思わないのですか?

ということで、今回は以上です。

ご清聴ありがとうございました。

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