生き方

人生の楽しみ方について。人生を楽しめる人の特徴を考えてみる。

人生の楽しみ方って何?

はい。

基本的に人生ってつまらないものなので、こんなことを言われても

「?」

って思うかもしれないのですが、突き詰めていけば人生は相応に楽しいものだと思っています。

人生は言ってみればスルメです。

噛み続ければ、それなりに味が出てくる。そんな上級者向きのゲームです。おいしい味がするまでに時間がかかるわけです。

だからこそ、それなりにつまらない状況を我慢できる精神力が必要なのだと思います。

ただ、それが出来る人は言ってみれば限られているわけであり。努力を続けられるということは高い初期能力を持っているよりも強力な才覚なのだと思います。

ですから、次のようなシンプルな関係性が出来るわけです。

努力>才能

学生時代は、個体差の時代です。生まれ持った才覚が物を言います。しかし、20代の中盤あたりから関係は逆転。最終的に努力出来る人間が社会を支配していくことがなんとなくわかると思います。

かの大谷翔平も

「学生時代は自分よりもすごい奴がごろごろいた」

と語っていますからね。ただ、最終的には日本を代表する野球選手になったわけで。

大谷翔平はその才能に注視されますが、本人はクリスマスの時も一人黙々とトレーニングに精を出すほどに超の付く努力家なのです。

まあ、そんな感じで僕は人生を楽しむ方法は一つ。

努力を続けることにあると思っています。

シンプルにして、一番難しいことですが、これが出来るのであればまあ人生は半分成功したといっても過言ではないでしょう。

無論、全ての努力家が報われる世の中ではありません。とはいっても、努力家に3流はいないと思っています。何かしら頑張れる人は最終的に落ち着くところに落ち着く、1,5流にはなれるというのが個人的な見解です。

とまあ、人生の楽しみ方について書いてみたのですが、これはさわりの部分。

今回は、いろいろな人の特徴を踏まえて人生の楽しみ方を掘り下げていってみようと思います。

人生の楽しみ方を知っている人の特徴

では人生の楽しみ方を知っている人ってどんな特徴があるのでしょうか。

まあ、「知っている」はちょっと語弊があるかもしれません。正しくは人生を楽しめていると言った方が良いのかもしれません。

どちらにせよ、そう言った風に人生を楽しめている人は共通項を持っているのだと思っています。そこについて考えてみたいと思います。

一つの分野を掘り下げている人は楽しめている傾向が強い

個人的に思っていることは上のことです。

いろいろな分野ではなく何かしら一つをゴリゴリに掘り下げている人は人生を楽しめているのではないか。と思います。

先ほど例に挙げた大谷翔平もそうですし、イチローやダルビッシュといったスーパースターもそうです。

また、野球に限らずどんな世界でも何か一つのことを極めて、その世界の第一人者になっている人は人生を楽しめる。もっと言えば充実した人生を歩めているケースが多いのではないか。

と思います。

なぜ、一つの分野を掘り下げることが出来ていれば、人生を楽しめるのか。

理由はいろいろあると思います。

僕が思いつく限りで列挙してみます。

  • 生きがいが生まれる
  • 自信がつく
  • いろいろな世界に触れることが出来る
  • 強力なライバルに出会える
  • お金が稼げる

こんなところでしょうか。

個人的に思っていることは、

  1. 強力なライバルに出会える。
  2. お金を稼ぐことが出来る。

この2点は大きな要因ではないかと感じます。

強力なライバルは人生に刺激を与えるものだ

かつてカールマルクスは

あらゆる物事は競争の中で進化する

という言葉を残しました。

「人類の歴史は戦争の歴史。」

の通り、これは歴史が証明している、限りなく真実に迫った一言ではないでしょうか。

そして今なお言える道理ではないかと。

スポーツ選手も、企業家も、受験生も、ゲーマーにも。争うべきライバルがいるからこそ、自らを高めることが出来るわけです。

強くなれば、新しいスキルが身に付く。そうすればそのスキルを試したくなる、その極めたスキルを心置きなくぶつけることが出来るのがライバルの存在です。

そうこうしていく内に、人生には刺激が生まれ、その中で充実感が生まれるわけですね。

高いスキルはお金になる。

そしてこれも付け加えます。

スキルは高めていく過程でお金になるワケです。

人生はお金で買えるわけではありません。

しかし、人生に「必要なもの」(住居、娯楽、時間)はお金で買えます。したがって

「何かしらを突き詰めている人はお金を稼ぎやすく、人生が充実しやすいのではないか。」と感じます。

また、お金はただ単に贅沢できると言うだけではなく、自分が努力してきた証にもなりますね。

0からたたき上げでそれなりに頑張ってきた人は、その稼いだ金額の多さが努力のバロメーターとして機能し、日々自己満足に浸らせてくれるわけです。

ということで、1つ

上の通り。

何かしら打ち込めるものがあり、なおかつそれが多くの人に認めてもらえるものであれば、人生は楽しめるのではないかと思います。

人生を充実させるうえで出来ること。

じゃあ、僕たちが人生を充実させるうえで出来ることはなにか。

という話になると思いますが、基本的には

何かしらを始めることが効果的ではないかと思います。

筋トレでも良いし、もっと言えば動画投稿でもいいと思います。もっと先のことを言えば、社会を生きる上で需要が高い分野を掘り下げるのも一つ効果的ではないかと考えます。

エンジニアになるとか、webマーケターになるとか。

とはいっても、そう言った分野は習得までにすごく時間がかかるという事実が一つあるともいえます。

しかし、一度身に着けることが出来れば、大きな収益を得ることが可能になるうってつけの仕事ではないかと思います。

何を始めればいいのか?

とはいえ、最初は何をしても良いと思います。

大事なことは、続けることに耐性をつけることです。結局のところどんな分野も継続しないことには技術は身に付いてきません。

そして技術が身に付かなければ、その分野の本質を知る前に回れ右をしてしまいます。ですから、極める作業に慣れることが大事だと思っています。

好きなことだけをして、上手くなれるものなんてない。

ここで、技術を磨き上げるうえでの忠告があります。

それは、

好きなことをするだけではその道を究めることはできない。

ということです。

どれだけ、自分が好きな分野でも、それを極めるうえで大なり小なりやりたくないことに出会うハズです。

そう言った時にどういったリアクションを取れるか。これが、道を究めていく上で大事なことだと思っています。

泥水を啜ってでも、前に進めるか。それとも汚れを嫌って中途半端に趣味レベルで終わるか。そこの判断は僕でも、神でもなく、あなたにゆだねられるわけです。

僕の世田話。

ちなみに僕自身もブログを運営をしているわけですが、やりたくないことがたくさんありました。

ただ。

楽をしてお金を稼ぎたいという気持ちが先行していたこともあって、ブラインドタッチからライティングスキル、マーケティングまで。

様々なスキルを身に着けていき、最終的に今の領域に立つことが出来ました。

スキルとか能力ってどういった風に磨かれていくのか。

ここで、一つ疑問に思う人がいるのではないかとおもいます。

スキルってどういった風に磨かれるの?

どういった感じで上達していくの?

「ある日急に開眼するのか?それとも、日々徐々に磨かれていくのか?」

個人的な見解を書けば、日々じわじわと磨かれていくことの方が圧倒的に多いと思います。

ただ。

ある日急にコツを掴んで、爆発的に能力が伸びあがることもあります。

しかしながら、そう言った瞬間に立ち会えるのはコツコツと努力を繰り返してきた人だけだと思っています。

月並みな言葉ですが、努力は継続してナンボかと。

努力をする中で気をつけるべきこと。

気をつけるべきことがあります。

それは、どんな世界で勝負するにしても

自分より圧倒的に優れた才能を持っている人間が現れるということです。

例えば僕は、今現在軟式野球をしているのですが、140キロのストレートと130キロのスライダー、さらにシンカー方向に沈むチェンジアップも使いこなし投げ分けるピッチャーと出会いました。

打席でその投手が投げるボールを見たのですが、自然と己が立たされている立場を分からされた気がしました。

これが才能の差か。と。

そう言った時どうすればいいのか?と言えば、僕は2つのアプローチがあると思っています。

才能がある奴に出会ったらその1

1つ。気にせずに、努力する。

才能がある人間が胡坐をかいてサボっていることを願って頑張る。これです。

一見すると愚策に見えるのですが、頭が悪い人間にとっては正当解なのではないかと思っています。僕は良くこの手段を取っています。

そもそも、そいつに勝てなくても別のやつに勝てればいいのですから。また勝敗は才能だけで決まるわけではなく。例えば、とんでもなく凄い奴もその才能を活かせない環境で燻る様になることもよくあることです。

僕の知り合いには野球がすごくうまいのに、横道にそれた奴がいます。「勿体ねえな」と思いながら、僕はそれをしり目に歩き続けました。

才能がある奴に出会ったらその2

物事のアプローチを変えてみる。

これ。

例えば僕は、140キロの真っ直ぐとスライダーのコンビネーションを見て

「こいつには敵わない」

と感じました。

しかし、140キロのストレートを打つだけならばなんとかなる打撃能力を持っています。そこでこういった作戦が建てれます。

スライダーは完全に捨てて、真っ直ぐに絞ろう。

と。

もう、スライダーを投げられたらお手上げ、それならいっそそこは捨てて、自分の勝てる土俵で勝負してやろう。という考え方ですね。

完全勝利ではなく、部分的な勝利を目指すわけです。

テストで言うのなら、分かる問題だけを解いて難しい問題はほっておく感じでしょうか。

世の中には完璧主義と呼ばれる人がいて、自分の納得のいく勝ち方をしないと喜べない人がいるみたいですが、非常にもったいないな。と思います。

人生は勝負の連続です。それは仕事にしても、恋愛にしても、趣味にしても。です。

そう言った時に勝ちにこだわる精神を持っていないと、損をしてしまう可能性が高いです。

勝ちが全てじゃないだろ。

確かに。

しかし、

勝たなければならない場面

というものが生きていれば必ずやってきます。そこで少しでも確率を上げるために、日ごろからこういった作戦の立て方を勉強しておくことは大事だと思います。

人生の楽しみ方を突き詰めると知ることになるのかもしれない。

人生の本質って結局のところは、探求にあるのかなと思います。

知ろうとすれば、知識が増え。知識が増えれば、出来ることが増えます。出来ることが増えれば生き方が変わり。生き方が変われば、生活が変わる。

そして、生活が変われば、人生そのものが変わってくる。

人生を作り上げているのは突き詰めれば、知ろうとすることにあるのです。

ということで、世界を広げていきましょう。

人生はオープンワールドであり、閉鎖的なものではないのです。

ただ同じ仕事をして、家に帰り寝る。そうではないのだと思います。

そう。

世界は広げようと思えばいくらでも広げることが出来ます。

だからこそ、何度も言う様に探求をしていくことが今後の人生を生きる上で少なくない積み重ねになるのだと思います。

ふとした時に手に入った考え方や手段が、何かしらを始めるときに高い効果性を発揮するかもしれません。瓢箪から駒が出るという言葉の通りです。

そして、世界を広げる方法は先ほど書いたスキルを学ぶことも一つありますが、それ以外にもあります。

とにかく活字の世界を広げる。

多くの人が踏み込んでいない世界の一つを上げれば活字の世界が挙げられます。文章だけで構成された世界。ここからは非常に多くの情報と生きる知恵を得ることが出来ます。

表現的には遠回りしたのですが、とにかく本を読んでみることを個人的にオススメしますね。

種類は何でもいい

活字を扱っている物ならば、例え電子書籍からでも構いません。ジャンルも問わず、小説、自伝、自己啓発、実用書。なんでもOKだと思います。

たぶん、集中して文字を読んでいる間に、文字を追いかけることに慣れていきます。そしてある程度労せずに本を読解できるようになると、次第に読める冊数も増えていくはずです。

そして、冊数を積み上げていく内に世界は広がり、出来ることや考えることにも変化が生じてくるはずです。

そうして、自分の世界を広げていくわけですね。

楽しい世界は一気に広がりません。地道に広げていくことが大事です。

苦しみはある日突然なだれ込んでこんできて、僕たちを困らせるのに対して、楽しいことは日ごろからコツコツ積み重ねないことにはやってこない。

これが人生の難しい所です。

しかし、難しいとは不可能ではありません。ですから、1日1善でも良いので丁寧に積み重ねていくことが大事ではないかと思っています。

そうすれば、先ほど書いた通り、着実にパラメータが伸びていくかと思います。

人生の楽しみ方は人それぞれです。

とまあ、いろいろ書いてみたわけですが、結論を言えば人生の楽しみ方は人それぞれだと思います。

なぜならば、人それぞれ楽しいと思うことは違うからです。ある人はギャンブルに生きがいを覚え、ある人は食べることに生きがいを覚える。またある人は、人に奉仕することにこの上ない喜びを感じるかもしれません。

しかし。

たとえどんな分野にしても、突き詰めて考え、その道を極めていくことが出来れば日常は必ず充実すると思います。

書く言う僕は、22までからっきしの人生を歩んでいたわけですが、ブログをはじめることによって打ち込めるものが出来ました。

その中で、その道を突き進んできたわけです。

何か一つ芸があれば、まあ何とかなるだろう。

付け加えて、これも。

まあ、何かしらできれば食いっぱぐれねえだろ。

という、少し投げやりな理屈です。

しかしながら、僕はこれが真理だと思っていてやはり、それなりに時間をかけて磨き上げた物というのは、良い悪い関係なく、自分の身を守る盾になるし。

さらに言えば、獲物を狩るための槍になるのです。

最後に。

楽しいことをするコツは、それと同じくらいの苦しみを味わうことだ。

ご清聴ありがとうございました。

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