将来的にお金の不安を無くして行くことは、万人のテーマです。
ただ、僕たちは基本的にお金に対しての知識を学ばないまま大人になります。「国数社理英」の基本は学びますが、マーケティングやセールスライティングについては基本の「基」の字も学ばないし、雇用体系についてもほとんど勉強しません。
そういった意味では、お金に対して対策なしで大人になるということになります。
そういった中で、30歳になってやっとお金の本質について学ぶ人もいるだろうし、
一生涯、「お金に使われて」その人生を終える人もいます。
そういった現実の中で大事になってくるのはやはり
お金を、知ろうとすること。
です。
目次
お金について知ろうとしない。(時間がない)
当たり前のことですが、これがなかなか難しいのです。社会人は忙しいので勉強する時間がなくそういった中でお金に対しての知識を増やしていこうと考えないわけです。
しかしながら、お金に対しての知識を増やしていくことが出来れば、今後の不安は大分無くなっていきます。
大海原を渡るためにこぐ船も海についての知識や、船の構造について熟知していればいく分か航海は楽になるはずです。
僕自身は独立していく中でお金に対しての不安を無くして行ったわけですが、それでも遅すぎたなと思っています。早めに知っておいて損はしないスキルなので、ぜひ学んでいきましょう。
1.雇われながらお金を稼ぐことについて。
お金に対しての不安を無くして行く上で大事なことは雇用と独立について深く考えることだと思います。
雇用されている人で割と多いのは、
「俺は会社で働いているから、安定している」
と考えてしまうことです。
しかしながら、雇われている人間は組織に生殺与奪の権利を明け渡していることになります。
勿論この事実に気づいている人は多くいるのですが、それについて深く考えている人はそこまでいないわけです。
しかしこの事実と向き合って生きていかなければ、人間はお金に使われたまま生きていくことになります。
ライスワークとライフワーク
ライスワークとライフワーク。
二つの言葉があります。
この言葉を聞いたことがある人は、あまりいないのかもしれません。
解説してみると2つの言葉にはこんな意味があります。
ライスワーク
ライスワークとは、ご飯を食べるためにやる仕事です。言ってみれば仕方なくやっていく仕事のことです。
この仕事の特徴は仕事に人生が支配されることにあります。この仕事をしなければ生きていくことが出来ないので、自分の人生を丸ごと仕事に支配される形になるのです。
また、自分は働かされている立場なのでどれだけ優れた技能があっても、自由度に限界があります。また自分の正当な能力が評価されない傾向にもあります。
だからこそ、手を抜いてしまうやり方も覚え、ある日を境に「ちょうどいいやり方」を覚えてしまいます。
それによって、仕事に全力を注げなくなるケースが多くなると言えます。
ライフワーク
一方で、ライフワークとは
一つの生きる手段として取り組んでいくものです。
言ってみれば、
仕事に支配されるのではなく、仕事を支配して生きていくわけです。
いつどこでも取り組むことが出来、自由度が非常に高いことが一つの特徴であると言えます。
仕事は自分の裁量で決めることが出来、頑張れば頑張るほどに成功する確率は上がっていきます。
ライスワークからライフワークに移行していくには相当な努力が必要になりますが、それでも一度ライフワークに着くことが出来れば、選択肢はかなり増えていき、人間としての真の生き方に気づくことが出来ます。
2.自分で稼ぐ仕組みを作り出していく。
ではライフワークの仕事に就くためにはどうすればいいのか考えていくとします。
単刀直入に言えば、ライフワークの仕事に就く方法は
自分で稼ぐ方法を作り出していくということになります。
ビジネスにおいて大事なことは、最終的に自分が戦える場所を作っていくことになるのです。とはいっても、自分で挑戦していくことは
「リスクがある」
といえ、ときとして身銭を切る必要があります。
身銭を切るということ。
基本的に世の中は等価交換で出来ています。(体に負荷をかければ筋力がつくように)
それを手に入れるために努力をしていくことが身銭を切るということです。そこにはリスクが伴いますが、必ずそれに見合ったリターンが返ってきます。
これ自体は当たり前のことですが、そもそもこのリスクを負うということを多くに人は出来ないのです。
今回の話で言えばお金稼ぎのためにできる何かです。
お金をかけるうえで重要なリスクとは
時間をかけるということです。
一見すると、かなり緩い条件のように思えますが、この時間をかけて「仕組みを作り出す」ということをほぼ誰も出来ないのが実情と言えます。
お金を稼ぐうえで大事なこと。
お金を稼ぐうえで大事なこととは、
コンテンツを作っていく
ということです。
自分で働かなくても、お金を稼げる仕組みを作り上げることが出来れば楽に稼げます。
例えば、ブログや動画、何かしらの商品などはコンテンツです。残り続けるものがあり、それが売れ続ければお金は自動的に入ってきます。
勿論、売り出すことは難しいですが、一度ヒットさせることが出来れば長い時間安定した収益を発生させてくれるのです。
僕自身のブログは月当たりに180万円ほどの収益が入ってきているのですが、これはコンテンツを作っていった結果となっています。
コンテンツの作り方を学ぶには?
まず第一に動き出してみることが前提に上がりますが、その際に有効なことは
ブログをやってみること
ここからではないかと思っています。
文章は誰でも積み上げることが出来るコンテンツですし、ブログを更新していく中で磨かれていくライティング能力は多くのビジネスで活用するものです。
一見すると書くというシンプルな能力ですが、良い文章を書くには筋書きとか魅せ方などを知っておく必要があります。また行間の使い方などもマスターしていく必要があるのですが、仮にそこのノウハウをある程度知っておけば動画を作ったり、新しい商品を作ったとき、収益を出すうえで大きな力になります。
文章力を身に着けるには時間がかかる。
一朝一夕で手に入れることは難しいですが、継続していく中で身に付く武器でもあります。
自分の文章の型を身に着けるには、最低でも3か月間ぐらい文章を書き続ける必要があります。しかし、逆に3か月頑張っただけでそれなりに戦える武器が身に付くのであれば、安いものではないかと僕は思っています。
3.その分野で経験を積む。
結局のところ最後はこれが来ます。
とにかくその分野で経験を積んでいく。
ということです。
こういった個人ブログのいうことなので信用がないと思いますが、お金稼ぎは
努力>才能
です。
(本当に)
僕の場合アフィリエイトブログを運営していくことからビジネスを始めたわけですが、2年ほど諦めずにやっていたら月に100万円ほど稼ぐことが出来ました。
なぜ稼ぐことが出来たのかと言えば、コンテンツを積み上げていったからこそできたわけです。
「コンテンツを積み上げる」と端的に書きましたが、実際にやったことと言えば日々ブログ記事を更新していった事であり、非常にシンプルです。
これを日々自分に課していった成果として、手元に入って来る金額が上乗せされていった感じです。
普通のことを普通に続ける。
これは、何よりも簡単で何よりも難しいことです。しかし、これを出来るのであればたとえその世界で一流にはなれなくとも、ある程度の実績はついてきます。
「だから、これを見ている人もやってください」
というわけではありませんが、何かしらを始め、そこで結果を出していきたいのであれば頭の片隅において置いても損はないことだと思います。
努力をしていく中で大事なこと。
努力は裏切る
これを知っておくことです。
なぜかは分からないのですが、
「自分は出来る。」
と思ってビジネスを始める人は多いです。(僕もその一人だった)
自身を持つと言うよりかは自信過剰な場合が多く、実際にやってみる中で自分がいかにちっぽけな存在で、能力のない素人であるかを実感する。
というパターンが多いような気がします。
ただ、問題なのは転んだままいつまでたっても立ち上がらない人が多く、自分の実力不足に絶望してしまう人が多いのです。
そういった人に言いたいことは、最初に描いた通りです。
努力は普通に裏切る
です。
「仕方ない」を使いこなす。
この世界は残酷です。どうあがいても結果が出ない場面というのが出てくるのです。そういった時に不平を漏らしたり、社会に絶望したり、他人のせいにしたりすることは
はっきり言って時間の無駄です。
どうあっても仕方がないことがあるので、そこはもう素直に
「仕方ない」
といって次の場所に向かうことが大事です。
チャールズダーウィンは
適応できる生物こそが、反映し生き残ることが出来る
という言葉を残しましたが、ビジネスの世界における「適応」とは痛みや挫折に対する適応であると言えます。
失敗から学ぶことは大事ですが、それ以上に失敗をかわすことも大事になります。強くたくましく雑草のようにやっていけばいつか大輪の花が咲きます。