人生に疲れた時にふと曲を聴くとちょっとだけ元気になります。
人生においてちょっとだけ疲れる道を選んできたせいなのか、僕は自発的に音楽に歩み寄ろうとした機会が多いような気がします。勿論、元気づけてもらうためにです。
楽器一つ触れやしませんが、割と音楽狂いで壁の薄いアパートでミスチルを大音量で聴いていたら、大家さんに怒られたことがあります。その次の日に大声で歌っていたら
「次歌ったら、こちらも考える」
と言われました。
僕は贔屓のアーティストを聴き続けるタイプなので、ちょっと押しつけがましく感じるかもしれませんが良ければ独り言にお付き合いください。
目次
Mr.children【くるみ】
疲れた時にはミスチルをよく聴きます。
特にくるみという曲はPVがすごく良くて、聴くたび視るたびに感動します。「人の夢」と書いて「儚い」と書きますが、くるみという曲は人間の儚さについて書いた曲です。
何処かで掛け違えて来て、気が付けばひとつ余ったボタン。同じようにして誰かが持て余したボタンホールに出会うことで意味が出来たなら良い
引き返しちゃいけないよね。進もう。君のいない道の上
出会いの数だけ別れは増える、それでも希望に胸は震える
僕の人生に「出会い」はあまりなかったのですが、数少ない出会いだからこそ1つ1つの別れを鮮明に覚えていたりします。
そんなこともあってか、こういった歌詞はすごく心に響きます。
聴くたびに生きる気力をもらえる名曲です。
BUMPOFCHICKEN【ロストマン】
頻繁に聴く曲じゃないのですが、何をしてもうまくいかないときに聴きます。聴くたびに自分の歩んできた人生について考えさせられます。
間違った旅路の果てに、正しさを祈りながら
という歌詞は、なんとなく共感できます。
米津玄師【flowerfall】
結構苦労してきた中で、偶然聞いた曲がこれです。米津玄師はあまり聞かないのですが、この曲はすごくいいと思います。
flowerfall目の前に、色とりどりの花で出来た壁が今立ちふさがる。
僕らを拒むのか。なにかから守るためなのか。分からずに立ちすくんでる。
起業をやっていく中で、割と苦しい場面と向かい合ってきたのですが、そういった時に「まさしくこの曲と同じ状況に立たされているんだな」と感じることが僕にはありました。
エルレガーデン【風の日】
エルレガーデンにも励まされることは多かったです。特に風の日という曲はよく聴いています。
雨の日は濡れて、晴れた日には渇いて、寒い日には震えているのは当たり前だろう。
次の日には忘れて、風の日には飛ぼうとしてみる、そんなもんさ
日常を生きていく中でもいろいろなバッドイベントあるので、人間として生きていくことは結構難しいです。それでも、次の日には悪いことを忘れて勝負を仕掛けないといけない。
でもそんなことは当たり前なのです。
それでも頑張り続けていれば、飛躍するタイミングがやってくるわけで。
EXILE【時のカケラ】
EXILEはあまり聞かないのですが、この曲はすごく元気をもらえるので好きですね。
名もない路のかなたに答えなんてあるのかな。歩き続けるワンウェイロード
つないだ時の欠片を
基本的にしんどい路を歩いてくることが多かったのですが、しんどい路だからといって答えがあるわけではなく、途方に暮れることも多いです。
そういった中でも人は歩き続けるしかありません。1ミリでも前に進んで明日へつなぐことしか僕たちにできることなんてないわけです。
音楽を聴けば、ちょっとだけ頑張れる。
僕は
軽いうつ→復帰→軽いうつ→復帰
これを繰り返していくことで、ちょっとずつ強くなっていった人間です。軽いうつになるときは決まって、何をしてもうまくいかないときです。
これは自分自身の経験に加えて周りの人間を見ても言えることなのですが、人は挑戦すると必ずどこかしらのタイミングで「停滞期」にぶつかります。
(何をしてもうまくいかない感じの時です)
人によってはそういった時にモチベーションがどん底に落ちてしまい、道半ばで諦めることも多いです。あとちょっとで光が見えると言う時にも、本人は暗闇の中で試行錯誤しているので、それが分からないのです。
音楽は魔法ではないが、確かに力をくれる。
こういった時に、何かしら背中を押してくれるきっかけがあれば変わるのですが、
その役割に音楽があると思います。
「良い曲」を聴くとちょっとだけ光が見えてきます。
曲は魔法ではないので、現状がすごく良くなるわけではないですが、それでもちょっとだけ前に向けるのは頑張っている人にとって、この上なくありがたいです。
僕みたいにあまりしゃべる機会がない人間は他人からモチベーションを分けてもらう機会がほぼないので、今後も曲にお世話になると思いますね。