工場勤務はハードな仕事です。
それを続けるにはいろいろな強さが求められると言えます。
強い人間がする仕事であり、適性のない人間は居心地の悪さを感じながら日々を過ごしているのではないかと思ったりします。
大前提として、工場勤務はそこまで悪くない仕事です。
とにかく出勤さえすれば、安定した給料をもらえます。
計画的に貯金をすれば将来の見通しを立てやすく、変なお金の使い方をしなければ、1年働いたときに100万円ぐらいは貯金できそうです。
100万円ぐらい貯金したのち、自己投資なりをしていけば自らの市場価値を上げることも可能です。
(プログラミングスクールに通う、4,50万のアフィリエイトブログを購入。運営して収益化を図る。などですね。)
くわえて、残業自体、デスクワークの人達よりは速く家に帰れることも多く自分の時間も確保できます。
ただ。工場勤務が合わない人からすれば、そこは地獄と言える。
しかしながら、工場勤務はしんどいです。元工場員の人間が思いつく限り
- 肉体労働
- 職場環境
- 人間関係
この3つのしんどさが内在する仕事です。
工場で強く生きていくためには体と心を常に高いレベルに保つ必要があります。それに加えて、円滑なコミュニケーション能力が求められるのです。
見方によってはやりがいがある仕事です。
また、改善の仕様によっては自らの働く環境をより良くしていくスキルを身に着けることが出来ます。意識さえ高く保てば、工場勤務であっても出来ることは沢山あります。
しかし、ただお金が欲しいために働いている人間にとってはどうでしょうか。
そういった風には考えることは出来ないでしょう。
・・・今回は工場勤務が合わない人間に向けて今後すべきことを書いていきたいと思います。
こんなことを書いている僕は今現在、アフィリエイターとして独立しています。一見すると胡散臭いと思われるかもしれません。
しかし、元工場員をしながら泥臭く自分を磨いていった人間の意見です。手前味噌にはなりますが、多少参考になる部分もあるのではないかと思ったりします。
☆話の内容
- 工場員がすべきこと5選
- 先輩や上司が言う「どこの職場に行っても同じ」は嘘です。
- 今の職場にも感謝はすべき話。
- 惜しまれて辞める人材はどこも欲しい。
1.工場員がすべきこと5選
- 自分磨き
- 自分の適性を知ること
- 労力を使う仕事や対人関係の見直し
- 身の回りの整理整頓
- 息抜きを出来るオアシス探求
工場員として頑張っていた人間が意識してやっていたことは上の通りです。
1.自分磨き
工場の仕事は奥が深いです。
そこで身に着けることが出来るスキルと言えば、実は結構有意義だったりします。例えば、決められた期間内に仕事を完遂させる能力。これはあらゆる仕事において普遍的に必要とされる力です。
それと、後工程を考えて目の前の仕事を丁寧にこなす力も実は有力な能力です。
とはいっても、そこで身に着けることが出来る本命のスキルは他の仕事で生きることが少なかったりします。
例えば、○○製造で働いていたとします。そこではAという製品を作り続けるとします。これを作っていれば、自分は安定した給料をもらえます。
仮に3年続けた時に身についているスキルはと言えばたぶん、Aという製品を作る能力です。
しかし、他の会社に行ったときAという製品を作ることがなければ、自分は素人同然の人間になってしまうのです。
少し極端かもしれませんが、実際に工場にいれば、他の業種に手を伸ばしずらくなります。ここが工場で働き続けるリスクです。
そういったこともあるので工場で働きながら、別の分野の才能も同時に伸ばしてみることをお勧めします。
オススメはアフィリエイトです。
一見すると胡散臭いと思うかもしれません。
そして、実際に胡散臭い人間がやっていることも多かったりします。
例えば、アフィリエイトを本気で掘り下げていると「来月から50万円の収入が欲しくないですか」みたいなステップメールが送られてきたりします。
そういった意味では、始めたり、本気で向き合ったりするのに勇気が必要になるビジネスモデルではあります。
しかし、虎穴に入らざれば虎子を得ず。です。
アフィリエイトはスキルの宝庫なのでお金を稼ぐ以外の目的でやってみるのも悪くないと思っています。
実際に自分の意見をまとめる能力を磨くためにやる、といっている人や、サイト運営の知識を身に着けるためにやる、という人が多かったりします。
借金やローンなどとは無縁で、地道な作業が求められる味気のない副業です。
しかし裏を返せば、こっそりと水面下で作業を進めることが出来る副業であり、ばれにくいです。
そういったハードルの低さもオススメ出来る理由です。
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どうも、ゆとりの殿堂です。 このページはこれからアフィリエイトを始めようとする人にアフィリエイトをどうやって進めていけばいいのかを解説する試みです。 アフィリエイトで稼ぐためにどうすれば ...
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アフィリエイトで身に着けることが出来るスキル。
アフィリエイトで身に着けることが出来るスキルは
- webマーケティング
- webライティング
- サイト運営
この3つです。
どれも、今後自分で生計を立てることを考えるのであれば、悪くないスキルかと思います。詳しくは下の
【お金を稼ぐ意味】社会人がアフィリエイトをする価値について解説。【数字を追いかける重要性も解説】
で解説しています。
2.自分の適性を知ること
自分を知ることが、結局は全てです。自分が出来ることを理解していない人間に未来なんてありません。
工場での仕事が合わないと思って辞めたいと思っているのであれば、自分の向き不向きを知っておくことが成長するうえで重要です。
とはいっても、自分の適性を知ることなんて、どうすればいいのかわからない人も多いのではないしょうか。
そういった時にできることなんて、とにかく
「初めてみるしかない」
です。
こういったことしか言えなくて、申し訳ありません。しかし、本当にこれしかないように思います。
とはいえ、時代は悪くない。
ただ、今の時代はただいろいろと挑戦できます。FXにしても始めるのであればタダですし、DMMのFXはいろいろと設備が揃っています。
また、プログラミングスクールも無料でカウンセリングをしています。動画編集のスキルも同じようにカウンセリングをしている人がいます。
出来ることはあり、手を伸ばさない人もいます。
ただ、自身の適性を知るのであれば社会に用意されているサービスを使ってみるのもいいんじゃないかと思います。
僕がアフィリエイトを始めた時は、20万円の教材を買わされましたが、今の時代はまず無料で様子を見ることが出来るので、割と恵まれていると感じます。
3.労力を使うことを考えて、生活を見直す。
労力を見直すことも大事です。
人間は頑張れる絶対量がある程度決まっています。それはどんな天才にも当てはまることです。
今の世間ですごい人と言えば大谷翔平はまさしく怪物です。あれほど、「野球が出来る」人間はそうそういないでしょう。
しかし、毎日マウンドに立ち続け、ダイヤモンドを駆け続けるのであればパフォーマンス維持は出来ないでしょう。
他の天才にしても同じくです。1日や1週間、1か月のうち、「本気を出せる時間」は限られているのです。
工場員の持ち時間は5~6時間ぐらい(自分調べ)
僕の場合は工場の仕事を抜けば、5~6時間ぐらいが1日のうちに使える時間でした。この時間を使い自分を磨くしかなかったです。
(これでも訓練でかなり伸ばした方です。)
自分を磨くことが重要であると書きましたが、自分を磨くことはすごく労力を使うことです。特に始めたての頃は余計な体力を使います。
- 「このサーバーってどう設定すればいいんだっけ」
- 「FXの入金ってどこですればいいんだっけ」
- 「記事投稿ってこれでいいんだろうか」
0→1、これがシンドイです。
その領域になるには多大な労力と時間を割き続けなければなりません。過酷であることは否定できないのです。
足し算と引き算
そういった中において、無駄な労力を出来るだけ削減することが大事です。
多くの人は自分を上のレベルに引き上げるときに「足し算」をしがちですが、個人的には「引き算」をする方が重要になると思います。
こちらの本でも紹介されている話で、
本当に大事なものなんて、世の中にほとんどない。結果を出したいのであれば、大事なものにだけ力を注ぎ続けること
というものがあります。
一見すると意識が高い人間のたわごとかと思いますが、現状を変えたいのであれば工場員にだって当てはまります。
友達がいない自慢。
僕は運が良くて、友達がいなかったし、外で遊ぶのも嫌いでした。
最初から「引き算がされている状態」でした。
だから、アフィリエイトに集中でき結果が出るのは早かったのですが、それはアフィリエイトをしながら読んだエッセンシャル思考の影響もあるのかな、と思っています。
上手くいかない人は、引き算しましょう。
4.身の回りの整理整頓。
何だよそれ。
と思われるかもしれませんが、大事です。
勿論、歴史を振り返ってみる整理整頓とは無縁だけど、圧倒的な天才、傑物はいます。
※ジョブスの部屋は汚かったらしいです。
そういった人は自分が考えだした方程式や作戦は全部頭に入っていて、だからこそ整理整頓なんかしなくても問題ないわけです。
ジョブスも例に挙げましたが、ピカソやアインシュタインの部屋も同様に散らかっていた、と言われていますね。
でも、現代は天才も「ちゃんとする」時代です。
それを踏まえて
自分の身の回りがちゃんとできない人間にそのほかのことがちゃんとできるかと言えば、それはないと思っています。
自分の仕事道具くらいは・・・・
綺麗好きである必要はありません。
でも、仕事道具くらいはちゃんとした方が良いです。
作業着であったり、工場で履く靴であったり、防止やヘルメットであったり。そういったものはなるべく綺麗なものを身に着けていた方が良いですね。
工場はみんな同じ服装で仕事をする場所です。
そういった場所だからこそ、キレイな服装はいい意味で目立ちます。
そして、データはありませんが、そういった「良い目立ち方」が出来る人は自然と信頼されるようになると思いますね。
それって、お金とか数字に出ない部分ですが、社会を生きていく上で重要なことだと思います。
仮に組織が合わなくて、困っている人でもちょっとだけ意識してみると良いと思います。
すると、キレイにした分、目線が変わって見えることだと経験則からアドバイスできます。
5.息抜きできるオアシス探求
オアシスを見つけることは重要です。
世の中は表裏一体で成り立っています。生には死が付き添い、影があれば光があります。
同じく、しんどいことがあるのであればその裏にはそれを補てんする「楽」が必要になる、というのが一自論ではあります。
シンドイだけでは、いい結果は出てきません。
ましてや、この記事では自分を磨くことも大事であると書きました。仮にここで書いたことを実践するのであれば、相当しんどい思いをするかと思います。
それならば、それに見合った楽を探求しないとなりません。
僕自身はぼっちでして、雑音がなかったです。ですから、頑張る最中それを見つける時間がありました。
その中で僕が導き出したオアシスを紹介すれば、それは映画視聴です。そしてアニメ視聴も良いです。
今の時代は簡単に良い映画を安い金で見れる。
今の時代は安い金額で映画を見ることが出来ます。
オンデマンドサービスの存在があり、スマホで24時間見放題です。
とにかく騙されたと思って、1か月無料でも使ってみればいいと思います。
個人的にオススメする作品はアイアンマンです。何かしらの作品をお勧めするときはマイナーな作品とメジャーな作品のどちらかを紹介すると思います。
僕的にはまずはメジャーな作品を視聴してみて、ハリウッド映画のすばらしさを体感してみてほしいと思います。
アイアンマン /2008年
1か月無料サービスで無料公開です。
監督 ジョン・ファヴロー
主演 ロバート・ダウニー・ジュニア
2.先輩や上司が語る、「どこの職場も同じ」は嘘です。
基本的に辞める人間に他人は否定的です。
そして、その職場での経験が長い人ほどその傾向はより顕著なものになると言えます。
職場を辞めたいとか、そういった言葉をほのめかしたときに言われる言葉としては
「どこに行ったって同じなんだから、辞めるだけ損だ」
という言葉です。
しかしながら、そんなことはないって思っています。
そもそも、人間の人生は仕事がどうしても支配してしまいます。
映画監督の人生は、映画が支配するし、野球選手の人生は野球が支配します。学校に行くのも、大学に行くのも、生活をリズムを守るのもそのほとんどは仕事のためです。
仕事とはつまるところ、自分の人生の写し鏡です。では、そういった仕事をなんとなくやっていたら、どうなるのか。と言えば、たぶん人生もなんとなくになります。
世の中には鋭い人間がいます。これを読んでいる人も何人かはそうではないでしょうか。
仮に工場の仕事をなんとなくやっており、それに対して危機感を抱いている中
「新しい職場を見つけて新しい人生観を得よう」
としているのであれば、それは間違いなく損にはならないですし、人生においても良い傾向であると言えます。
確かに、今の仕事が嫌だからやめたいというのであれば、もう少し様子を見た方が良いかもしれません。
でも、自分の適性に合っていなくて、その中でいろいろ模索した結果、見つけ出した職場があるのならばそちらに移った方が良いに決まっています。
そういったこともあり、個人的には人生の先輩方が語る
「同じ仕事を続けた方が良い」
という指摘は、半分間違いで半分正解だと思います。
っと言いましても、こんな理屈は僕なんかよりもはるかに頭の良い人がとっくの昔に導き出している結論です。とはいえ、実際に工場員を辞めた中で体感したことなので書いてみました。
信憑性はあると思います。
今の職場にも感謝はすべき話。
ただ、どんな会社にもノウハウがあります。
仕事体系、効率的な作業の仕方、先人が残したちょっとした裏技。工場員として仕事をこなす中で色々触れる機会があると思います。
そこには感謝の意を示し、自分なりに理解、分解、咀嚼し体現できるようになり。身に着けることです。
スキルアップをして、仕事を回せるようになることが、組織に対しての最大の恩返しであり、自身のレベルアップにつながります。
例え会社が嫌いでも、「嫌い」と「ためになる」は別の問題であり、そこの分別がしっかりできているのであれば、今後も成長の余白は全然あります。
さきほど、工場でのスキルは他の仕事ではつかえないと書きましたが、横展開できる柔軟性があれば役立つものはあります。
目の前のスキルが役に立つかどうかなんて、小学校の時にやった勉強が役に立つかどうかの問題と一緒です。
身に着けられるのであれば、身に着けた方が良いし、そこに対して迷う必要はないと思っています。
最終的に辞めるときは、惜しまれるようになろう。
工場員をどれだけ続けるのかは、分かりませんが、最終的に辞める計画を立てているのであれば一つ効果的な目標があります。それは
惜しまれて辞めること
辞めないで、と止められるほどの人材であれば多分どこに行ってもやっていけることが出来ます。
勿論向き不向きもありますが、今ここに来ている人は工場の仕事が合わないと思って来てくれている人なはず。
合わない仕事で辞めないでと言われるレベルにまで自分を磨き上げることが出来た。
これほどの気合いと有能さがあれば、新しい仕事場でもある程度の仕事はこなせると言って間違いないと言えます。
仮に工場の仕事が不器用で上手くいかない人がここにいるのなら、元工場員からは
不器用と無能はイコールではない
という言葉を送りたいです。少し根性論になります。が、書きます。
自分が「時間のかかる人間」だと思うのなら、素直に時間をかけましょう。
怒られても我慢強く耐えて、人に後ろ指を指されましょう。泥臭さは恥ではなく美徳であり、あらゆる場所で使えるスキルです。
それは、副業でお金を稼ぐことや、よりお金を稼ぐときに必要になるスキルの習得にも活用できます。
まあ、そんなことを書いて、今回はこれぐらいにしておきます。
最後に偉人の名言を残して終わります。
戦略とは一点に力を集約させることである
ナポレオン・ボナパルト