失敗ばかり。
俺って本当にダメだなあ。
自己嫌悪に陥っている人は、いませんか。
失敗を受け入れることは、難しいです。
しかし、
失敗は成功の基。
この言葉のある通り、失敗は成功の原材料になります。
ということで、今回は、失敗を成功につなげていく方法を考えてみました。
挫折、苦悩。
そういったモノを抱えていた期間が僕にもあります。
ということで、僕の経験談も入ります。
これについては、申し訳ないです。
ただ、高卒の凡人でも効果のあったやり方です。
ほぼすべての人が、今後に活かせることが出来る方法論だと思います。
所要時間は5分ほどです。
少し長いですが、お付き合いいただければ、嬉しく思います。
目次
無敵の天才はいない
まず、失敗に嘆く人に言いたいこと。
それは、
無敵の天才はいない。
ということです。
確かに、天才と呼べるほどの才は、どんな分野にもいます。
ただ、そんな人でも、ひのき舞台に上がるまでに数え切れないほどの失敗を繰り返しているもので。
これは、業界で頑張っている人なら、誰でも知っていることです。
ブログなんかでも数千万稼いでいる人がいます。
しかし、そこまで行くには血のにじむような、努力があったそうです。
少し有名な言葉を拝借すると、
「4000本のヒットの裏には、8000回の悔しい思いがあった。」
これは、天才打者イチローの言葉です。
失敗との向き合い方を、考えてみること
僕が、大事にしているのは
向き合い方です。
失敗と向き合える人は少ないです。
少し斜に構えてしまったり、ひどい場合は目を向けようとすらしない人もいます。
それに、一時は悔しい思いをしても、すぐに忘れる人もいます。
しかし、成功は、自分が犯したミスを忘れないところから始まる。
と思っています。
出来なかったことを出来るようになる。
ここに上達があるわけです。
NARUTO
ちなみに
苦手を得意に変える。
という意味では、NARUTOを思い出しますね。
うずまきナルトの得意分野は分身の術ですが、元々は一番苦手な術でした。
試験では、それが出来なくていつも落第をしていました。
それでも、一念発起して禁術、「多重影分身」の習得に至ったのですから、凄い執念です。
嫌いだからこそ、得意分野にしてやろう。
そういった気概が、成功を呼ぶのではないかと思います。
見返したいと思うか否か
見返したいと思う人がいるのなら、それは好材料です。
当然、僕にもいました。
僕が思うに、人はプラスの感情だけでは、動けないと思います。
怒り、憎しみ、悲しみ、悔しさ。
こういったネガティブなエネルギーこそが、力の発露になる場合も多いのです。
歴史における革命のほとんどの原因は、上で挙げたネガティブエネルギーです。
あいつが、ムカつくからみんなで変わろう。
あの国が許せないから、武器を取ろう。
そうやって、歴史は塗り替えられてきたわけです。
ムカつく対象は、他人だけでなく自分や世の中でも
人間単位でも一緒だと思います。
ムカつく対象は、そばにいる人だけでなく、世の中。
もしくは、自分でも良いですね。
「こんな俺が嫌いだから、やってやろう」
そう思うことが、成長を促します。
ってことで。
自分革命を起こすために、怒りや憎しみを転換することは、有力になりそうです。
成功するには、人間として大人にならないといけない
成功をする=殻を破る
だと思います。
そして、殻を破る上で大事なのは、人間力です。
人間的成長なくして、技術的進歩なし。
上辺だけの、テクニックを磨いても、それは長期的に使えるテクニックではなく。
いずれ、行き詰まるはずです。
安定的に、長く使えるスキルを身に着けるには土台となる、人間力。
これを身に着ける必要ありですね。
人間力の身に着け方
一つは、自分に課題を課すこと。
二つは、いろんな作品に目を通すこと。
自分に課題を課す
日々、自分に厳くする。
特定の分野を毎日続けることで、技術や体力だけでなく精神面も、磨かれます。
おすすめは筋トレです。
誰でも手軽に出来て、続けることは難しい。そして、結果も目に見えて現れる。
努力の再現性が非常に高いと言えます。
いい意味での、自信と強い体が手に入るでしょう。
僕自身の経験でいえば、
ブログを毎日続けること。
これが、人間性の形成に大きな力をもたらした。
と思っています。
やりたいことではなく、やるべきこと
結論を言えば、自分がやりたいことではなく、
「やるべきこと。」
これを続けることですね。
やりたくないなあ、と思うことを何とか食らいついてあれこれしているうちに、タフなメンタルが身についてくるのです。
そして、そのタフの上に技術や実力が乗っかってくる。
それが、僕の感覚です。
作品に目を通すこと
世界には、特に日本には素晴らしい作品があります。
それに目を通すことは、価値のあることです。
教養と言って、
「カラマーゾフの兄弟読んだことないの?」
みたいに、マウントを取ってくる人がいます。
この行為自体、愚かなことかもしれません。
が、それでも名作を読んで掴めるものは多くあります。
だから、ついついマウントを取ってしまう人の気持ちも分からんでもないのです。
日本は、言葉の国です。
一言で、未来が変わり人生が左右されます。
となれば、言葉の集合体である、名著や名漫画をたくさん読むことは、人としての性能を上げるには、とても有効ですね。
投資をしよう
本や漫画を読むには、お金がかかります。
それでも、僕は無駄遣いとは思っていなく。
投資をする。
と思っています。
株儲けをしようとする時も、意味ありげな会社にお金をぶっこみますね。
それと一緒で、自分にとって価値のありそうな作品に数千円から数万円、つぎ込むのです。
価値があるかどうかは、読解力次第になります。
けれど、続けていたらそれも、身に付くはずです。
失敗を論理的に、分析する
失敗を成功に導くには、分析。
優秀な人は、なぜ失敗したのか?
これを理解する力が高いです。
分析することに、力を注いでみましょう。
失敗をしたときは、すぐに立ち上がる
すぐに立ち上がる癖があれば、ミスをした後即座に、失敗に向き合えると思います。
そこに立ち止まることが一番まずいことです。
人の忠告を聴く
これも大事ですね。
サッカーの名言に、
後ろの声は神の声
という言葉がありますが、これはどんな分野でも当てはまると思います。
自分に指摘をする人は、基本的にためになると思って、やっているのです。
つまり、その指摘をよく聴き、修正することが出来れば、確実に成長できますね。
中には、先輩風をふかしたいがために、指摘する人もいます。
けれども、そういった人は少数で、基本的には、
ためになる一言が多い。
のが指摘です。
素直さも、成長の一大要因ですね。
一つのことを改善すれば、面白いようにうまくいく
色々分析した結果。
見つかる欠陥は、一つだけかもしれません。
しかし、その一つが、全てに悪影響を生んでいたという場合もよくあるのです。
プログラムをやっている人なら、なんとなくわかると思います。
でも、プログラムだけでなく、スポーツ、仕事でも、些細なことを修正するだけで大成する人も多くいるわけで。
それを見つけるために、自己分析をしていくことは無駄ではないのだと思います。
僕のブログでも一言、一句、改善するだけで、売り上げが全然変わってくる場合が良くありました。
スポーツでも、ピッチャーをやっている時、ボールの握りを変えるだけで変化球のキレが変わってくるものです。
些細な変化にこそ、注意深く。
これが大事で、繰り返します。
それには「分析」これが重要になってくるはずです。
気合いや根性だけで、やっていませんか。
そういった場合、少しの論理を混ぜるだけで生まれる結果が大きく変わってきますよ。
最後に
失敗と成功について語りました。
結局の所、向き合い方。
これがすべてだと思います。
すごい人は、失敗をするたびに成長します。
「ただでは転ばない」
と言います。
振り返ってみてください。
タダで、転びまくってませんか。
もし、心当たりがあるのならば、
「次失敗するときは、ここに気を付けよう」
という自分なりのテーマを持つことを意識してみてください。
一つのことを変えるだけで、現実は大きく変わってくるものです。
人生は、誰でもきっとよくなるはずです。
僕も3年前は雑魚でしたからね。