世の中は不公平が当たり前だと思っています。
これ自体、多くの人が分かり切っていることではないでしょうか。
とはいえ、その不公平が受け入れ切れなく、もがき苦しんでいる人は大勢いると思います。
僕も昔は、そういう感じの人間だったので気持ちは分かります。
何をするにしても要領が悪くて、常に自己嫌悪に支配されていました。
職場で怒られることがしょっちゅうあり、そのたびに泣いていました。
そういった僕が、世の中を恨んでいくことはごく普通の流れだったのかもしれません。
ただし、自分に向いている分野を見つけた時に世界は変わりました。
人は現金なもので自分に運が回ってきた途端に
「世の中、なんてすばらしいのだろう」
と思えるようになるのです。
僕の場合はブログで月収30万円を稼げるようになってから、人生の風向きが追い風に変わったと思います。
まあ、紆余曲折ありましたし苦労だって経験しました。
ただ、その先に成功があったのは、間違いのないことです。
それを踏まえたうえで「世の中を不公平に感じている人」へ記事を書くことにします。
前提。世の中を不公平に感じているのなら
それは正常なことだと思います。
むしろ、平等に感じている人の方が僕は異常だと思っていて。
そういったことを言う人は、何処かの宗教家の可能性が高いです。
原則、この世に生まれてきた以上、「差」というものは必ず存在し。
成功者がいる一方で、敗者がいるものです。
僕の場合ですと、人に比べて鈍さとマイペースさが前面に出ました。
学生時代から怠けてばかりで、昆虫採集と読書に明け暮れていました。
その日暮らしの無計画でなんとなく生きていった結果。
高卒社会人で工場で働くことになりました。
そこでは、僕はとことん落ちこぼれていて何をするにしても怒られる日々でした。
なんでうまくいかないんだろう、何で僕だけ怒られるんだろう。
周りとどこが違うのだろう。いろいろな思考を巡らせましたが結論としては
「僕は社会では生きていけないなあ。」
という答えが出ましたね。
不公平を逆手に取ること
ただし、平等、不平等に嘆いていても現状は変わりません。
ここで注意してほしいことは、
不幸自慢をしてはならない。
ということです。
人は悲劇のヒロイン、ヒーローになりたがります。
それは昨今の時代ではより顕著です。
SNSを使い不平不満を、みんな口々にこぼしています。
これ自体、ナンセンスです。
悪口を言っている暇があれば、1にも2にも動き出すことでしょう。
口ではなく、体を動かせということです。
そこにいるだけの状況を0とすれば。
一歩でも踏み出すことを1とします。
いまでも、僕はこれを大事にしていて何かをはじめるときはとにかく
0→1にすることを頭に入れています。
世の中に対する僕の動き方。
その時僕がとった行動は、とにかく本を読みまくることでした。
というのも読書ならば僕は「好き」だし、活字を読むことに一切抵抗がなかったからです。
これが、上手くハマって僕は運命的な一冊に出会います。
マーケティング界の父である、森岡毅氏の
「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」
この本はこのブログでもおすすめしているぐらい、の名著だと思っています。
ぜひ手に取ってみるべきです。
話は戻りますが、この時、
会社で働くこととは?職能を持つこととは?
について、本気で考えはじめマーケティングの勉強を始めます。
動き出せば、何かが変わるのだ
そして、ブログを始めそこで学んだ知識を活用していきました。
結果が出るまでに時間がかかりました。
最初の半年間は全く収益が出ませんでしたし、「やめようか」と考えもしました。
工場で怒られた後、帰宅し副業に取り組む。
この日々は、発狂物でした。
「ストレス」という精神病が確実に、着々と、僕の体を蝕んでいったと思います。
ただ、鉄の意志で続けていたら7か月目に収益化に成功。
月収105円をゲットしました。
そこから順調に成果が上がっていき、その年の内に月収30万円を稼げるようになりました。
それを機に独立することを決心。
というのが、僕が世の不公平に対して行った「仕返し」ですね。
これからもこの仕返しは続けていこうと思っています。
で、話は、変わりますが具体的に不公平だと思っている人はどうすればいいのか。
書いていこうと思います。
世の中の不公平に対するアンサーはこれらのことです
僕は評論家でもなく、ブロガーです。
だから100%の正解を提示できるとは思っていません。
ただし、僕がやってきたことを公開することは出来ます。
それを踏まえて、大事だと思ったことを書けば以下のことになります。
- 自分を知ること
- 動き出すこと
- 本を読むこと
- 人生の「何分の何」を犠牲にすること
それぞれかいつまんで紹介します。
1.自分を知ること
自分を知ることはすごく大事だと思いました。
僕の場合
「自分がダメな奴だ」
そう社会に出て知ることが出来まして、これが救いだったと思います。
人は自分が可愛いです。
なので、自己評価は基本高めになります。
たとえば、鏡に映った自分はかわいく見えるのに写真に写った自分は不細工に写ったりしますが。
あれと似た感じです。
世の中が不公平に感じるのであれば、そこから治していかないといけません。
自分はこんな奴だ。
と。
本当の自分を知ってからが、本当の戦いだと思う
自分の強みと弱み。
両方を知っていることこそが、本当の強さであると思います。
ということで、自分の評価を高すぎず、低すぎず。
あるがままの自分を知ること。そしてみること。
そして、売り出してみること。
これを大事にしていくことが、今を変える上で大事だと思います。
自分の弱さを知っていると、失敗をしにくくなり。
自分の強さを知っていると、成功をしやすくなるのです。
失敗をせず、成功を積み重ねる。
これが仕事を出来る人ですよね。
2.動き出すこと
とにかく動き出してみること。
さきほども書きましたが、
0→1にすることが大事です。
とにかくバッターバックスに立たないことには、凡退すらできません。
失敗するのは確かに怖いですが・・・
確かに、新しい世界に入れば失敗を繰り返すことになります。
また、そこを恐れる気持ちも理解できます。
ぼくだって、初めてブログを立ち上げるときは
「これって副業になるんじゃないのか。」
「会社にばれないか。」
「頑張っても結果が出なかったらどうしよう。」
といった、いろいろな心配を抱きました。
そして事実問題、そういったことにぶつかることも多かったです。
しんどい日々はなんだかんだ成長に
ただ、文句ばかり言って漠然と過ごす日々と、自分を変えるために失敗を繰り返す日々。
どちらでいることが怖いのかと考えれば、間違いなく前者であり僕は
「このままの自分」が怖くて動き出しました。
結果としては、いろいろな痛みを味わいながらも、着実に努力が実を結んでいきました。
一つ人生の攻略法を書いておくと。
「苦しい道と楽な道が出て来たとき、苦しい道を選んだ方が成長できる場合が多い」
ということです。
今から動き出したい人へ
僕のブログでは、ブログのはじめ方~収益化までいろいろなヒントを掲載しています。
ただし、注意してほしいところは僕はプロではないということです。
月収160万円稼げるけど、あくまで無免許の人間のやり方。
ブラックジャックだということです。
勿論全部無料で公開します。そしてクオリティも僕が出せる全力です。
それでも、情報商材で商品化している人には劣るかもしれません。
それを踏まえて参考にしたい方は見てもらいたいです。
また、今後の社会の流れに沿うのならば、
テックキャンプもオススメです。
動き出しに関してのアドバイスは一つで、こういった時に動き出せる人になってください。
3.本を読むこと
結局のところ人間の強みは「知力」でしょう。
マンモスを狩り、鳥より遠くに飛べ、チーターよりも速く走ることが出来る。
知力こそ、人間に与えられた最高のギフトであることは間違いありません。
世の中が不公平だと感じるのであれば、
知ること。
ここに注力してください。
僕の人生も本を読むことによって、大きく進路を変えたと思います。
自分のことを賢いと思うな
昔の僕に言いたいことは、
「自分を賢いと思うな」
ですね。
学問の世界は深淵の世界であり、非常に難解でそれと同じぐらい面白い。
一つの公式を見つけると、その公式から新たな公式が生まれ。
その公式から、より新たな公式が生まれる。
本気で勉強をすれば、するほどに己の愚かさを自覚できます。
地平線の先にたどり着いても、またさらに広大な地平線が広がる。
それが「知る」ということであり、哲学者ソクラテスの
無知の知
はこのことをさすのだと思います。
今の世の中を見ていると、かつての僕のように。
まるで自分が全てを知ったような顔で他人に噛みつく人を良く見かけます。
議論を醸すのは良いことです。
しかし、それだけだと現状は何も変わらないのだと思います。
どうか知ることに満足せず、
「知って、その先どう活用するのか」
ここを自分なりに考えてほしい。
これが僕の思うことです。
勉強は個人のできる最強の抵抗
僕は割と運命論者です。
人間、定められた運命はなかなか変わらないと思っています。
ただ、仮に運命を変える手段があるとするのなら、
それは「勉強」だと思います。
神様は誰にも触れることが出来ない存在です。
しかし、人間の「脳」。
これだけはその神様に唯一肉薄できる部分であり。
知を突き詰めていくことで、視野が広がり可能性を捻出できるのだと思います。
自分の先に敷かれたレールを捻じ曲げるのは腕力ではなく。
知力です。
だからこそ、知ることに力を入れて自分の馬鹿さ加減。
これを知る努力をしてもらいたいと思います。
今すぐやろう
また後でええわ。
と思った人。
今すぐやりましょう。
4.自分の人生の何割かを犠牲にすること
現状を変えるうえで、これがすごく大事だな。
と思っています。
人生の何割かを捨てるぐらいの意識で頑張ること。
文字通り、捨て身の努力です。
奇跡舐めんじゃないよ
ワンピースという漫画で、イワンコフというキャラクターがこんな言葉を残しました。
「奇跡舐めんじゃないよ」
と。
その通りだと思います。
僕は先ほど「運命論者」だと言いましたが、これもそういった理由があるからです。
自分の運命を変えるぐらいの奇跡を起こそうと思うのなら、
それこそ、自分の人生をある程度差し出すぐらいの覚悟は必要だと思うのです。
これが、厳しいことだと思いますか。
たぶんあなたが、それなりに結果を残した時そうは思わないと思います。
自分の生き方を変えるには、尋常ではないほどのベクトルが必要なのです。
だから、人間持つ最強の力である知力をもってして、そのベクトルを無理やりにでも曲げる必要があるわけですね。
人間が神様に勝てる部分は、脳だけです。
それを使わないのとするのならば、後は運命という激流に流されるのみだ。
そう僕は思いますね。
まとめ。とにかく動き出して、学ぼう、そして積み上げよう。
とにかく動き出すことです。
話はそこから。
動き出せば、出会いがあり。
出会いが学びを与えてくれます。
その学びが積み重なれば、結果が生まれる。
世の中はサイクルだと思うのです。
だからこそ、全ての起点である
動き出し。
ここを意識して、今からでも遅くはないです。
不公平な世の中に仕返しをして行きましょう。
努力が報われる時
努力がいつ報われるのか。
これについて、最後に考察しお開きとさせていただきます。
僕が思うに、
「努力が日常になったとき」
ですね。
それをやるのが当たり前、つまり努力を努力と思わなくなったとき。
確実に変化は起こるはずです。
そこに至るまでの、努力の仕方を自分なりに編み出していくこと。
これが、不公平な世の中を攻略するうえでのキーとなるかと。
ということで、今回は以上です。
ご清聴ありがとうございました。