僕の人生はそこまで、厚みのあるものではありませんが、客観的に見ても人並み以上に苦労してきたと思っています。これといった取り柄がなく、常に罵倒の中に生きていた僕は、日々がくだらなかったです。
とはいっても、その時点では人生について、どうでもいいなんて思うことはあまりなかったのです。どれだけ出来が悪くても人というのは、自分の人生を頑張って生きようと思うハズです。
ただ、そういった日々が延々と続いてくるようになれば話は別で、
どうでもよくなる
タイミングが来ました。
「諦め」とは時として、良い方向に作用します。人間諦めが肝心とは良く言ったもので、ある程度吹っ切れることが出来れば、返って自分の人生に対して客観的に向き合えたりしますし、それが現状を破る上での突破口になってきたりするわけです。
中途半端に生きる中では見えてこなかった生き方が、そこでは見えてきます。
そういった中で、こんなことを言っていいのかわかりませんが、
人生、諦めが見えてきてからが、本番ではないか?
と思ったりもします。
人生どうでもよくなったときにすべきことって何?
人生がどうでもよくなったのであれば、何をすべきなのかと言えば、
新しい世界に足を踏み入れること
ありきたりと言えば、ありきたりですが、とりわけ守るものがなくなっているこの状況ならば、これこそが一番効果的な行動になると思います。
僕自身は、工場で4年間ほど仕事を続けていました。ある程度仕事は板についていたものの、
自分のやっていることが果たして、自分という人間の素質の何パーセントを引き出せているのだろうか?
と疑問に感じたのです。
そこで、副業を始めました。
結果として、そこが人生の変わり目でして、1年目で30万円ほど稼げるようになった感じです。
結局のところは人間には適性があるのだ。
まあ、ふつうの話をします。それでもみんなが出来ていないともいえる話をしますと、人間には適性というものがあり、自分が勝てるジャンルというものがあるのです。
しかしながら、その適性を知らないままに、人生を終えていく人は実に多いのではないかと、個人的には思っているのです。
だからこそ僕が思っていることは
「勝てる場所で勝とう」
ということです。
ぶっちゃけた話、環境をちょっとだけ変えるだけで見える世界というのは大きく変わってきます。化学反応的に少しの触媒によって、大きな変化が起こりうるのが人生というものです。
自分に向いている場所を探す方法。
自分に向いている場所を探すにはどうすればいいのか?
最終的な判断を決めるのは、その人の能力に寄ってくるのですが、フォーカスする部分をちょっと変えてみることが大事かと思います。
どういった仕事がしたいのか?
ではなく、
その仕事でどういったスキルが身に付くのか?
こちらで考えてみてはどうか。という話ですね。
僕の場合ならば、ネットでドカンと稼ぎたいと思っていたので、稼げる金額に限界のないアフィリエイトを初めてみました。その結果として、月収にして、結構稼げるようになった感じです。
お金や人間は裏切るかもしれませんが、身に着けたスキルはどれだけ時間が経っても裏切らないのです。
一つの分野を頑張ると、意外と早いスピードで成果が出る。
僕自身もこれは経験したからこそ分かった事なのですが、一つの分野に絞って頑張ることで、意外な速度で結果が出てきたりします。努力というのは一点に向かってすることが最も重要なことであると、個人的には感じていますね。
まあ、これは僕が不器用だったから、かもしれませんが。
ただ、天才であろうが、凡人であろうが今いる状況を飛躍的に変えていきたいのであれば、
ベクトル
これがすごく大事だということです。
努力で大事なことは方向性になります。
大事なことは目的地に対して自分が進む方向性のズレをいかに無くして行くことが出来るか、になります。人は新しいことを始めた時は恐る恐る前に進むのですが、ちょっと慣れてくると
自分は出来る奴だ
と勘違いして、自分流のやり方で、どんどん突き進んでいってしまうのです。勿論、自分なりにやり方を見つけて「良い」と思った方向性に向かうことは、大事なことです。
しかし、どんなに天才的な感覚を持っている人でも、努力の方向性は必ず間違ってしまうもので、余計な手順を踏んだり成功とは反対方向に突き進んでしまったりすることも普通にあることなのです。
これは僕自身もそうでした。
だからこそ、方向性を間違えないように逐一進んでいくことが大事です。
僕自身がやったことは、すごく簡単でした。
僕はアフィリエイトをやって、今現在はそれなりに収益を得ることが出来ているのですが、方向性を間違えないために
他人の手法をパクりまくりました。
基本的に分からないことがあれば、Googleで調べれば良いので、今の時代は楽な時代だと思いますね。
しかもそういったやり方でも、十分に結果の出る芽はあるわけです。
とにかく大事なことは試行錯誤を繰り返して他人のやり方を身に着けつつも、それをより良い物に紹介していくことになるのではないかと思っています。
人生がどうでもよくなったときは、人の話を聴くことが出来る。
人は実に愚かだと思うことがありまして、それは自身が失敗をしたときです。基本的に失敗するときってどんな時なのかと言えば、
自分が出来る奴だと勘違いしている時
ですね。
油断大敵といいますが、これは人生を通しての教訓にすべき言葉だと個人的には思っています。
ただ、色々な失敗をして、その結果としてくたびれて、鼻っ柱がへし折れているようなときは人の言うことが素直に聴くことが出来るのです。そういった時って、しっかりと勉強をして、学ぶべきところを学んでいくことが出来れば案外早いスピードで結果が出てきたりするのだと思います。
人生がどうでもいい
そういった状況にいることは、悪いことばかりではなく、成長の芽も確かにあるのだと思いますし、そういった時だからこそ出来ることがあるのではないかと感じます。
ちょっとだけ、勉強をしてみることをお勧めします。
何も上手くいっていないときだからこそ、一から何かを学んでみる、そうすれば身に付くスキルは沢山あります。
僕の場合は22歳の時に初めて、アフィリエイトを勉強して、そこでスキルを身に着けて行ったのですが、今まで歩んできた人生よりもはるかに上回るレベルで成長できました。
人は上手くいっていないときこそ知識的な受容体が敏感になるのだと思います。だから、立ち止まって余計なことを考えている暇があれば、何かしら形に残るものを勉強してみることをお勧めします。
ぶっちゃけ、新しい世界に入れば自分なんて、大したことない奴だと実感する。
今人生がどうでもいいと感じている人に朗報なのか、そうでないのか?ちょっとわからないのですが、
新しい世界に入れば、自分なんて大したことない奴だ
と思えます。
でも、これは本当に一個人の経験なので参考になるかわからないのですが、いざ新しいことをやってみると見えてくることもあったりして、弱い自分がうれしかったりするのです。
弱いからこそ、日々の成長を実感することが出来ます、調度ポケモンなんかでもレベル5とかだったら、敵を倒せば一気にレベルアップするように、スキルの世界でもある程度はそれと重なるのだと思います。
僕の場合は、毎月銀行口座をチェックしに行っていたのですが、スキルのレベルが高くなるのつれて、銀行に振り込まれているお金を見ていると、
「自分の力の発揮する場所はちゃんとあるんだなあ」
、と実感することが出来ましたね。
「どうせ自分なんて」と思っていい。でも、その「どうせ」は前向きな方向で。
最後に、書いていきたいと思います。
ある程度人生を生きてきた人なら、なんとなく自分の立ち位置とか同年代に比べての才覚だとか、これから進むべき道だとかいろいろ分かってくると思います。人間は不思議なことに悪い方向に対しては、良い預言者になれるのです。
そういった時に出てくる単語は
「どうせ」
だと思います。
これ自体は出てきても仕方がありません。だって、劣っていることは紛れもない事実ですし、そんなことは当の本人が分かっていることだろうからです。
ただ、せっかくネガティブに、つまるところ「謙虚」になれているのですから、「どうせ」の方向性を変えてみることが大事です。
どうせ俺なんてと思いながら、動き出してみるのです。
さきほども書いたと思いますが、自分という人間を低く見積もっている時、案外人間というのはレベルアップすることが出来ます。謙虚さや素直さ。日本人が最も美徳しているそういった能力を前面に出すことが、現状を変えるカギになります。
謙虚さとは人に利用されるものではない。
世の中を見ていると、せっかくの謙虚さを嫌いな上司や、会社に利用されている人が多いですし、それ自体は仕方がないです。
でも、そのままでいるのも、なんかもったいないような気がします。
それならば、その謙虚さを自分の未来を変えてみる方向性に使ってやっても罰は当たらないんじゃないか?
と、思ったりします。
あくまでも、元工場員の発想ですが、いかがでしょうか。