人生は何とかなるものである。
それなりに生きていく中で、最終的になるようになると考える人も多くいるのではないかと思ったりします。
実際に、人生なんて、先読みするよりも行き当たりばったりで生きている方が、上手くいくことの方が多かったりします。
未来を読むことは、本当に難しいです。
僕たち社会人にとって、未来を読むとは、言ってみれば将来について考えるということです。
いっぱしの社会人であるなら、将来について考えることもあるだろうし、とりわけ、重要だと思われる人生計画を組んだりしてきた人も多くいるのではないでしょうか。
僕自身も、高卒でゴミクズみたいな生活をしつつも、
「俺は将来、おおものになるんや、そのためには~」
みたいなことをいっちょ前に考えたりしていたと思います。
しかし、現実は非情で、自分が考えていた通りになることの方が少ないです。
そういったこともあって、将来について本気で考えずに、日々を本気で生きていくスタイルにシフトチェンジした思い出があります。
そして、若さの特権もあって、そういった生き方でもある程度、生きていけるもんだなと、実感したものです。
しかし、いざそれなりに歳をとり、経験、知識、ノウハウなどが蓄積されて来たとき、将来について考えてみれば、非常に人生計画が立てやすくなることに気づきました。
目次
計画を立てるために大事なこと
これからの人生は長いです。
30代を経験し、その後40代を経て、そこら辺から老後のこととかを考えるのではないでしょうか。
そういった時に予測を立てる力、いわゆる「計算能力」があれば、非常に有意義に今後すべき計画を立てることが出来ると思います。
明日雨が降るならば、傘をもつだろう
天気予報を考えれば、分かると思いますが、明日雨が降るのであれば、多くの人は傘を持って歩くでしょう。
極端な例ですが、これも言ってみれば、計算能力です。今後起こる未来を見越したうえで、備えておき、いざ問題が発生したときに対処できるようにする。
僕は常に3万円の現金を持ち歩いていますが、これはゲリラ的にお金が必要になる時がある、という人生経験から持ち歩いたりしています。
これもまた、計算能力であり、これらの備えの延長線上で考えてみると、人生という一つのイベントにおいても、先を読んで計算する力があれば、相当なアドバンテージになってくるのです。
だから、優秀な人は、今行動するのです。
今行動をして、能力や肩書きを手に入れ、持っておけば、それが将来雨が降ったときにさす傘になるからです。
しかし、人の人生というのはあまりにも複雑で計算しようにも仕方がなかったりする。
しかし、現状30代や40代で
「人生何とかなる」
と思っている人は、たくさんいると思っています。
この言葉は、何処か、考えなしというか無計画な響きを感じます。
とはいえ、
予想とは、経験してきた前例と物事を深く考える思考力によって初めて成り立つものです。
「この状態になれば、こういったことが起こるな」
と感覚的に今後の展開が予想できてしまうことって多いのではないでしょうか。
しかし、そういった予測はあくまでも日常の些細なことなのです。
「一個人の人生」となると、スケールが違います。だから予測は困難になり、考える事すらばかばかしくなるものです。そもそも、考えたところで意味がないことの方が多かったりします。
ですから、30代を超えたあたりでも、行き当たりばったりで、ともかくはその日を本気で生きるスタイルで生きている人は多いです。
そもそもの話、未来なんて考えなくても生きていける
繰り返します。
そこまで考えなくとも人間はその場その場の対応力で何とか生きていけることが出来ます。
先進国の日本は、真面目に生きているだけで、ご飯にありつけますし、それなりにやりがいのある仕事につくことが出来ます。
普通に生きていても、何とかなることの方が多いのです。ですから、普通に生きている中で
「人生なる様になる」
と言った考え方を、心のどこかしらで抱くという気持ちもなんとなく分かりますし、そもそも、以下の通り、そういった考え方ってそこまで悪くないような気もします。
人生何とかなると思えることって、それ自体は素晴らしい心の持ちよう
皮肉でもなんでもなく、
人生、何とかなる
と思えるということは、精神的な状態として悪くないのだと思っています。
僕は、今後の成長をする上で
「根拠のない自信」
というものが、すごく大事だと思っています。
僕自身の話をしますと、今現在はサイトの作成を初めとするネットでのお金稼ぎで生計を立てたり、資産を形成していたりするのですが、20代前半までは普通に工場員でした。
3年ぐらい務めた時に、
「あれ、もしかして、俺って一生このまま?」
と思ったりして、自身の境遇に焦ったりもしたのですが、実際のところ
「まあ、何とかなるっしょ」
と、人生を舐めていたりする部分もあったのです。
しかし、今になって思うと、そういった部分があったからこそ、工場員時代に思い切って副業を始めることが出来たし、そして、その副業をベースにして、自分で稼ぎ上げる手段を勉強することが出来たのだと思っています。
ということで、
人生何とかなる
という、ある種、無鉄砲な心の持ちようって、何が起こるかわからない人生を生きるうえで結構重視するものなんじゃないかなと思っています。
実際に、その場その場でがむしゃらに生きることで有名になったり、富を得たりする人は多くいます。
で、僕自身も実のところ、
まあ、何とかなるでしょ
と日々、自分に言い聞かせながら、作業を黙々と繰り返す中で、徐々に成果を上げていった人です。
日本は治安が良いので、ギャンブルしないのは損だ
臆病になって、行動できない人よりも、怖いもの知らずでバンバン挑戦出来る人の方が勝率は全然高いです。
また、日本は治安が良いので、大金を稼ぐための勉強や行動に走ったりしても、そこまでリスクは高くありません。
少なくとも、マフィアに心臓を撃ち抜かれるようなことはありません。ですから、行動しない方が圧倒的に損であるとも考えられます。
で、そういった前向きな意味での
「人生何とかなる」
と考えられる人は、まあ、これからの人生、本当に何とかなるんじゃないかなと思ったりします。
それでも、何もない人間が「人生何とかなる」は危険
で、これはもう当たり前の話をするのですが、
何もない人が
人生何とかなる
と思うことは、すごく危険です。
何もない人とは、簡潔に、積み上げていない人です。
僕自身工場員をしていたのですが、日々本をたくさん読んでいました。昼休みなんかは食堂に行かず、自分の車に籠って、コンビニ弁当を食べながら本を読んでいました。
そして、副業を始めた時はその本がマーケティングの本に変わり、時として、実際に売れているサイトなんかを勉強する時間に変わったりしていました。
そういった努力が結果につながっていたか、と言えば、そのときは全くもって何も成果が出ていませんでした。
しかし、それなりに本を読んでいたり、自身が前に進むために日々何かしらをしていたおかげで先ほど書いた
「何とかなる」
という、思考に至ることが出来て、行動を日々続けることが出来たのだと思っています。
ですから、
人生何とかなる、
という、どことなく根拠がなく、無鉄砲な言葉を日常で心置きなく使いたいのであれば、行動をすることが大事です。
具体的に効果のある、行動の仕方
仮に、1年間だけ積み上げるとするのなら、どういった行動をし、積み重ねていけばいいのでしょうか。
僕が思うことは、どうせ積み上げていくのであれば、将来的に高い効果性を発揮し、つぶしが効くものにすれば良いと思っています。
言ってみれば、汎用性が高いものです。
そういったことを考えれば、僕がやったサイト作成なんかも良いと思っています。
サイトの作成で身についたこと。
0から、1を作る
コイツの難しさを学べました。
お金を稼ぐうえで重要なことは、ありあわせの素材をかけ合わせて、その中で勝率が高い物をくみ上げることです。
例えば、
文章が超上手い
これだけでは稼げません。
お金を稼ぐには、色々なスキルを複合させなければならないのです。
で、現代ならば、そういったスキルは、優秀な出来る人にお金を払って頼むことが出来ます。
つまるところは、外注と言われるもので、これらはネットで調べれば自分の代わりにやってくれる人が沢山いたりします。
僕がお金を稼ぎ始めた時は、使える素材なんてノートパソコン一つぐらいでした。そして、外注をするための先行投資費用すらありません。
使えても、月に3万円ぐらいです。
そういった中で、ドメインを購入して、自分で文章構成を勉強して、サイトを作る上で使えるテンプレを探したり。
日々、孤独の中で創意工夫を繰り返す毎日だったのです。
そこから、トレンドアフィリエイトを始めました。泥臭く頑張り、何とかして、初収益を発生させていき、収益を得たのであれば、より簡単に多くの収益を得る方法を学ぶ方法を見つけるために試行錯誤していき、一年後には本業を超える収益を達成しました。
稼ぐと言う経験は、強力バックボーンになる
という感じで、僕が稼ぐためにやったことをざっくりと解説しましたが、1年頑張るだけでも、けっこう濃い経験が出来ます。
稼げるかどうかなんて、ぶっちゃけ、本人次第です。
才能、やる気、環境、いろんなものがあってそれらの総和で稼げる金額が変動します。
それでも、自分から勝負を仕掛けて、その中で失敗や成功、だけじゃなく、先を見据えた失敗、ためにならない成功、人生を変えるうえで挫折。
など、失敗、成功だけでなく、様々なグラデーションで日々が充実してきます。
そういったことも踏まえて、仮に行動をし、そこから積み重ねていくのであれば、そして、覚悟があるのであれば、お金を稼ぐ努力。こいつをやってみてはどうかと考えます。
でも、どうせなるようにしかならん
とまあ、本気で僕なりに書いてみました。
上記の通り、金稼ぎの手段を書きましたが、そもそも、お金だけが幸せの基準ではないし、また稼げたとしても、それ以上に失うものがデカい場合もあります。
つまるところ、
完璧に上手くいく方法なんて、どこにもありません
ですから、やっぱり、
成るようにしかならない
という、考え方がどこかしらで重要になるし、ある種そういった開き直りが、心の柔軟性を保ち、問題解決するうえでの基盤になってきたりする、というのが一経験です。
ここに来た人の中で、何人かは、年齢や性別、学歴、コンプレックスなどが起因して心のどこかに引っ掛かりを感じながら
「このままでいいのかな」
と考えている人もいるのではないかと思います。
そういった人に言えることは
成るようにしかならんから、とにかく出来ることを頑張ろう
という、あまりにも普通のことです。
しかし、頑張ると言っても、方向性を定め、頑張る範囲を狭めて、やってみると、成果が出ます。時間はかかりますが、確実に出ます。
そして、成果が出ると人生そのものに自信を持つことが出来、今抱えている問題も些細な問題であると気付けるタイミングが来ると経験から思っています。
ですから、繰り返します。
今できることを頑張って、とにかく前に進み、一応未来には備えつつ。
最終的には
成るようにしかならない
と開き直り、日々を生きていきましょう。