退職してみたい。
会社を続けることが難しく感じている人は多いのではないかと思います。
自分の待遇、向き不向き、やりたいことがある。
こういった時には、どうすれば良いのでしょうか。
はっきり言いますと、
「自分で考えるべきだと思っています。」
勇気と1口に言っても、この場合2パターンあると思っています。
一つは辞める勇気、もう一つは続ける勇気です。
確かに辞めることにも勇気が必要です。
しかし会社を続けることは、自分の人生を職に懸けるということであり、それも立派な勇気なのです。結局、「辞める辞めない」は個人の決断にゆだねられるのだと思いますね。
目次
ただ辞めたくともやめられない人が多い。
現実には会社を本気で辞めたいと思っている人が多いのも事実です。
しかしその中で辞めるための勇気が出てこない。
あるいは辞めたいと言っているのに周囲の人間にはぐらかされて辞めれない。という人も多いのだといいます。
なら、こういった場合はどうすればいいのか。
実際に会社を辞めた僕自身の考え方を書いていきたいと思っています。
会社を辞める勇気を振り絞る上で必要なこと
- 将来の展望
- 周りの人間への配慮
- 職場の人間への配慮
- 完璧な動機
- やりたいことへの情熱
会社を辞める場合は、上の5つがおおよそ必要になると思っています。
会社を辞めるうえでの勇気1.将来への展望
自分の将来がしっかり見えているか否かは、会社を辞めるうえですごく大事なことです。
未来を完璧に読み切ることは不可能ですが、自分の現状と社会の情勢をしっかり見ておけばある程度の予想がつきます。
感情だけではなく論理的に今後の進退を考えた方が良いということですね。
なんとなく
これで辞めれるほど、会社は甘くない。という話ですね。
会社を辞めるうえでの勇気2.周りの人間への配慮
例えば収益が家族への支えとなっているのであれば、職を失えば家族の生活は大きく崩れてしまうことになるでしょう。
そうならないために、家族や周りにいる人間への気配りをしておくことが大事ですね。
小学生でも出来ることですが、辞めたいのなら一言連絡をしておくべきです。
そして了承をもらえたのであれば、辞めるという決断に漕ぎ出すことが出来るのです。
会社を辞めるうえでの勇気3.職場の人間への配慮
あなたがもしそれなりの実力を持っているのであれば、あなたが抜けた時に生じる穴は小さくありません。
人を雇えば解決するだろうと思っている人もいるでしょうが、3年も4年も職場で経験を積んだ人の代わりはすぐに見つからないのです。
プロ野球が好きな人ならわかると思いますが、一流の選手が別のチームに移ったときに大概チームは弱くなります。田中マー君がメジャーに移籍した時のことを思い出せば、よくわかると思います。
(楽天2013年1位→2014年4位)
それと一緒ですね。
職場でも、戦力が抜けるということは相当な痛手なのです。
だからこそ、周りへの配慮が大事になります。自分が辞めた時に重荷がかかる人はいないのか。
仮にいるのであれば、せめて早めに辞めることを伝えておいて、ダメージをなるべく小さくしてあげましょう。
ちなみに。
2週間前に連絡しておけば
「どんな理由があっても」
会社を辞めることが出来るそうです。
会社に対して本当に恨みしかない場合は利用して良いかもしれません。
自分しかできない仕事をコツコツと増やして、2週間前に突然辞めると切り出す。
悪魔の采配です。
確実に職場は混乱するでしょうね(笑)。
ただ、これをすると後々心がむなしくなるはずなのでお勧めしません。結局人を恨んだりして得られるモノは少ないのだと思います。
会社を辞めるうえでの勇気4.完璧な動機
職場を辞めるときはただ「辞めたい」では辞めれないことが多いです。
安直にただ辞めたいといっても、職場の人は辞められると困るので「なぜやめるのか」追求してきます。
そういった時に動機をしっかり言えないとせっかく勇気を振り絞って辞めようとしたのに、辞められなくなります。
完璧な動機を用意して、それを首尾よく相手に伝えられるように練習しておきましょう。
一番は
「次の職場が決まったから。」
ですね。これを言われると大概の人間はそれ以上の言及をできなくなります。
本当に辞めたいのであれば、最悪嘘をついても問題ありません。つまり次の職場が決まっていないのに「決まっている」と言ってしまうのです。
辞めるうえでの最強必殺です。
会社を辞めるうえでの勇気5.やりたいことへの情熱
あなたが本気で辞めたいと思っている理由は恐らく何らかの「やりたいこと」があるからなのでしょう。
ということであれば、やりたいことへの情熱は持ち続けておくべきですね。
僕もブログでお金を稼ぎたい。
そういった強い願望があったおかげで会社を辞めた後も、なんとか生きていくことが出来ています。
人は情熱があれば何歳だろうとご飯を食べていける。
これは僕が持っている持論です。もしそうでないのであればそれは情熱が足りないからです。
もし仕事を辞めることが苦痛に思っている人は、何らかのやりたいことを見つけることが重要ですね。
人間はやりがいを見つけ出したとき、大きく成長できます。
学歴や職歴は人の成長に関係ありません。
勇気を振り絞る前に。具体的に会社を辞めるには
会社を辞めるうえでは戦略が必要になります。
順番
特にこれが大事で、会社を上手に辞められる人はこれを段取り良くこなしていきます。
僕が考えている順番は、
- 将来について現実的展望を持つ
- 自分にとっての土俵を見つける(次の職種を探す、自営業をする)
- 退職用の完璧な動機を考える
- 早めに周囲の人に伝える
- 引継ぎをしっかりする
- 退社
以上の6ステップですね。
会社を辞めるだけでなく優秀な人は基本、順番を間違えません。
スムーズに辞められるように確実に一つずつこなしていきましょう。
ニートになるという選択肢
これを語っていいのか、正直分かりません。
しかし語っていくと100万200万、あるいは300万。お金がある人は
自営業をやってみる。
ということも大いにありだと思います。自営業と書くと難しそうですが要は自分で稼ぐということで、今流行りのユーチューバーも自営業ですね。僕のブログも自営業。
半年間は収益0を覚悟する必要があり、確実にニートですが続けていけばごついスキルは身についていきます。
皆が力を合わせてしなければいけないことを自分一人でこなすわけです。当然しんどい分、身につくものも多いってことですね。
お金を稼ぐことは難しいですが先ほど語ったように情熱の世界です。我慢比べの部分が大きいと思っています。
ということで、失うものがなくそれなりの貯金がある人は自営業をお勧めします。
最後に会社を辞めることも続けることも恥ではない。
最終的に書かせてもらうと、答えは出ないということを書かせてもらいます。
結局の所、続けるにも覚悟が要りますし辞めるにも覚悟が要ります。どちらにしても過酷な決断であることは間違いないのです。
自分にフィットした未来を選んでみることが、やはりベストなのではないでしょうか。
とはいえ人生は一度きり。自分にとって良い未来をつかみ取るために会社を辞めることはある程度は仕方のないことなのだと思います。
そのときに必要になるのが、勇気であり、「勇気の振り絞り方」については今回語った通りです。
大事なことは順序です。
兎に角、順番を間違えずに安定した試合運びをしてもらえれば、確実に辞めることは出来るのではないかと思いますね。
今回は以上となります。