どうも、木戸隆太です。
読書をすることで世界が広がります。
そして広がった世界の分だけ、可能性と選択肢が増えるのではないかと思います。
Aというコンテンツを1通り有効活用出来る人より、20通りで有効活用出来る人の方が結果を残す確率は高いでしょう。
リンゴを見た時、食べる以外に栽培する、商売をする、改良する。
といった発想に至れる人が世の中では強いのです。
ちなみにこんな感じでいろいろなやり方をもってスマートに結果を出す人を
「手札が多い人。」
というわけですが、
この手札を増やすうえでの手段が読書です。
で、その結論に行きついているにも関わらず、どれだけ読書をしても効果を実感できない人はいるのではないでしょうか。
やる気があっても、それを発揮する場所がないとか。
それもそのはずで、読書というのはただ読むだけでは、その効果性を発揮することは難しかったりします。
大事なことは、そこで得た知識をどこで活用するか?
いかにして、効果的に使っていくか?
ここに集約されるでしょう。
名刀があっても、切る場所がなければそれは無用の長物ですからね。
例えば、7つの習慣を熟読しても大した効果性を感じなかった。
という人は、割といるのではないかと思います。
目次
読書が効果性を発揮した時、人生が変わる件について。
僕も、読書好きではあったのですがいまいち、その効果性を実感できない人間でした。
しかしながら、いざ本の使い方を覚えてみると効果性を実感することが出来、目に見える結果が出るようになりました。
具体的に言えば、副業を始めたわけですが月当たりで30万円もの収益を得られるようになりました。
知識→お金に転換することが出来たということで、こういった例を出してみれば
知識はその使い方を間違わなければ確かな効果性を見せてくれるものである
ということがなんとなくわかるのではないかと思います。
読書の効果性を発揮するうえで大事なことは「知恵」に転換すること。
ちなみに読書で大事だと思っていることは、知識を知恵に転換することだと思っています。
今記事では知識=蓄えるモノ、知恵=使えるモノ。
という認識です。
その定義で言えば多くの人は知恵を得たいと思っているはずです。
知恵があれば、スキルが身に付き。スキルがあれば、未来を切り開けます。
立ち話もあれなので、早速参りましょう。
効果的な読書とは何なのか?【前提の話】
これに関しては、シンプルな答えが出ます。
「自分のためになる読書」
です。
では、自分のためになる読書とは何なのか?
僕が思うことは、今達成したい目標に向けてベクトル量が強い読書だと思っています。
ベクトルとは力の向きです。
効率とかを計算するときに使える便利な概念です。
今回の読書を例に言えば、ベクトルの数値が100あっても、ベクトルの向きがずれていたら×0.8されて80の効果性しか生まれないかもしれません。
また、読書にかけた力が80であっても、ベクトルが真っ直ぐ目標に向かっていたら×2.0されて160の効果を発揮する場合だってあります。
読書においては、自分の目標に向けて強いベクトルを発揮している物を選ぶことが大事なのかなと思っています。
まあ、これを言えば当たり前のことなのですが、意外とやっていない人が多いのです。
とはいえ、読書をしたからといって結果が出るとは限らない。
読書は、結果を必ず生み出す魔法の書ではありません。
あくまで人生というゲームをスムーズに進行するための「攻略本」というイメージが大事かと思います。
実際のゲームでも攻略本を読みまくっても、イベントを進行しなければいつまでたっても勇者のレベルは1です。
だからこそ、自らが何かしらの目的をもって動き出すことが大事だと思います。
私生活、仕事、副業。
何かしらの大義を掲げ、そこに向かって歩き出すうえでのガイドとして本を活用するのです。
調味料として考えることが大事です。
自分という素材のうまみを引き出すうえでの、添加物。
そこに頼り過ぎれば、自分の味は死んでしまい中身のない人間になってしまいますね。
あくまで、自分の思考バランスを崩さないことが大事かと思います。
では、次の話に移ります。
読書の効果的なやり方は分類分けにあると思う。
まず僕が感じているのは、これですね。
効果的な読書においては、読む本を分類分けしていくことが大事だと思っています。
人は目的があって本を読むわけですが、目標は一つではありません。
人生をより良くさせようと思う人もいれば、明確にお金を稼ぎたい。という人もいるはずです。
それらはごちゃまぜにするのではなく、それぞれ分類分けして考えた方が読書をする上でも大事だと思います。
分類の方法は次で紹介します。このブログではたびたび出てくる4タイプ図と僕は読んでいるのですが。
物事を考えるうえで非常に便利なので、一つ参考にしてもらえれば幸いですね。
本の分類分け表
自分の分野と娯楽性。
これをもとに4つのタイプが生まれます。
- 自分の分野で仕事用の本
- 自分の分野で娯楽系の本
- 他分野で仕事系の本
- 他分野で娯楽系の本
若干分かりにくいと思うので解説します。
自分野仕事用の本
自分野仕事用の本。
自分が携わっている仕事に直接役立ちそうなビジネス書のことを指します。
僕の場合なら仕事はアフィリエイトブログの運営がメインです。
そこで結果を出すうえベクトルが強いのは、ライティングスキル。モノを売るためのマーケティング本でしょうか。
例で言うのならば、下の本が該当しますね。
自分野娯楽系の本
自分野娯楽系の本
これは、自分の分野で使えるだろうけど、仕事から距離を置いた娯楽色の強い本ですね。
例えば僕の場合、ブロガーであり対人での距離の縮め方は勉強する必要があります。
そういった意味では、ホストをされていた
ローランドの本から得られる考え方や知識はすごく参考になりました。
直接的な答えを得ることはできませんが、ある程度自分で噛み砕くことでもしかすると上の自分野仕事系の本よりも高い効果を発揮するかもしれません。
自分で結論に導いた答えは頭に良く残り、そこには哲学が宿るからです。
漫画や小説なんかでも、たまにここに入るものがあります。
僕の場合は
涼宮ハルヒの憂鬱
は仕事においてすごく参考になった作品でして分類分けすれば、ここに入るのだと思います。
娯楽なんて効率が悪いじゃんと思うわけですが。
仕事に直結する効果性のある本だけ、読んでいればいいじゃん。
となるわけですが、世の中難しいもので、良い本を読んでいるだけじゃスキルは成長しない。
ということが良く起こります。
僕のイメージをちょっと書いてみます。
こんな感じで、物事には本質があります。
野球ならば、センター返しを出来なければ成果が出ないでしょうし、ゴロを取れなければ試合には出られません。
だからこそ、これらを徹底して煮詰める必要があるわけなのですが、
目立った成果を出すうえならば、それだけじゃ成り立たないのです。
野球で例えましたが、どんな分野にしても本質をカバーする形で無駄な知識や遊び心があり。
それがスキルの向上に役立つわけなんです。
実際、
やる気はめちゃくちゃあるのに、結果が出ないなあ。
という人は、いるんじゃないかと思います。
そういった人は、つまるところ
「本質としか向き合っていない」
これが原因なのではないか。と僕は思っています。
ですから、娯楽や好奇心を時には前面に出し、回り道も歩いてみればいいのではないか。
というのが一個人の意見ですね。
他分野仕事系の本
自分の仕事分野に直接的に関係なくても、何かしらのためになりそうな本があります。
例えば多くの人が読んでいる自己啓発書とかですね。
「7つの習慣」とか「嫌われる勇気」とかはこれに当てはまるかと思います。
こういった本を読むことは、間違いなくためになると思います。
とはいえ、僕が思うにこういった本は読んですぐにためになる。
というわけでなく、頭の中に蓄えて置くことで今後の人生に何らかの形で役立って行く。
つまるところ、備えとして活用すべき本ではないかと推察しています。
例えば、7つの習慣は素晴らしい作品ですが、そこに書いてあることをただ実践するだけではすぐに結果は出ないし、ゆっくりと消化することで実戦レベルに昇華されるのだと思っています。
で、
それに関しては、実際に7つの習慣の中でも触れられていることです。
そう。
人間性の成長にアプローチしたり、人生観を変えたりする本は読んですぐには効果性は得られないのです。
つまるところ即効性はないのだと思います。
正し、人間性が損なわれていればスキルは身に付かない
正し、こういった人間性や価値観をないがしろにしているとレベルアップはむずかしくなる。
と僕は思っています。
どんなスキルも、人間的な土台が出来ていなければ体現することは難しいからです。
これに関しては、
故、野村克也監督の言葉を引用すれば明確に伝わるかと思います。
人間的成長なくして技術的進歩なし
人として土台が出来ていないとその上に技術は何も乗っかって来ない。
と名将は説いています。
そして、それを監督時代に口酸っぱくして選手に伝えてきたといいます。
まったくその通りで、これは野球選手だけではなく、社会人でも同じことが言えるかと思いますね。
優れたスキルを手に入れて、それを操っていくためには周りの人間に認められる必要があり。
そのためにはやはり哲学が必要になり。そういった部分磨き上げるためには、基盤となってくれる一冊が必要不可欠なのです。
という意味では、
こういった即効性はないが人生のどこかで役立ってくれるであろう作品もないがしろにも出来ない。
というが、一つ考えとしてあるのではないかと思います。
とはいえ注意すべきはこれだけを読んでいても意味がない
とはいえ、
今回の本題である、効果性を得たいのなら。
大前提としては成長のきっかけを与えるモノを第一に読破していく。
という認識を持つべきだと思います。
人間性に気づきを与える一冊も大事ですが、それ以上にハウツー系を読む冊数を増やしていくべきなのかな。
というのが一意見ですね。
他分野娯楽系の本
これは、一見すると成長やスキルアップに全く関係のない本です。
言葉を濁さなければ、単なる娯楽といっても良いでしょう。
それこそ漫画とか小説とかですね。
とはいえ、こういった作品からもやはり得られることは多くて、意外と真面目な人ほどこういった部分から吸収できなくて失敗する。
ということが多かったりします。
昔の格言で
真面目な奴は去れ
というものがあります。
真面目が過ぎて周りが見えていない奴は、その努力量に見合った成長は望めない。
というのがいつの時代、どんな分野においても共通して言えることではないかと思います。
また、「英雄色を好む」という言葉もあります。
優秀な奴にはやっぱり「適度な遊び」があるものなんでしょう。
遊びに中から様々な気付きを得て、発想を生み出していくのが優秀な人のやり方と言えるかもしれません。
世の中には素晴らしい娯楽作品がある
ここで一つ付け加えると、
世の中には、秀逸な感性をもって描かれた作品ありまして、そういった作品はあらゆる自己啓発書をしのぐのではないかと感じます。
僕としては、3作品あります。
- のだめカンタービレ
- 金色のガッシュ
- 宇宙兄弟
それぞれ素晴らしい
本を分類分けすることで、本に対する意識が変わる。
もう一度、4タイプ図を紹介します。
今回は、それぞれ
- 自分野仕事用の本
- 自分野娯楽系の本
- 他分野仕事系の本
- 他分野娯楽系の本
と4つの分類に分けました。
ここで質問ですが。
あなたは自分本来の分野とかけ離れた、別の分野の本を読んで賢くなった気にはなっていないでしょうか。
例えば分厚くて良いことばかり書いてある「7つの習慣」を読んで、高尚な人間になった気でいたり。
嫌われる勇気を読んで、人間を分かった気になってしまっていたり。
そういった考え方であれば、結果が出るのは大分後になるのではないかと思います。
僕がそうでしたから。
賢いの定義について
ここで一つ、この世の真理を言います。それは、
賢いの定義は自分が在籍する場所によって変わってくる。
ということです。
工場で賢いと言われる人は、工場で仕事が出来る人です。
営業で賢いと言われる人は、営業が出来る人です。
野球で賢いと言われる人は、野球が出来る人なのです。
ここまで説明すれば分かる通り、賢い人間と思われたいのであれば。
自分が住んでいる分野に効果性の高そうな書籍を多く読むことが大事になるのだと思います。
それこそ、最初に書いたベクトルの強い本ですね。
そう言った書籍で得られる栄養価はすごく高く、そこら中にちりばめられたヒントを実践で活かし、自分なりにかみ砕き。
トライ&エラーで自分が使える形に直していくこと。
これが出来るようになれば仕事において強力な武器になる
と言えるわけです。
第一に読むべき本。
そして、だいぶ遠回りしたのですが。効果性を得たいのであれば。
自分野仕事用の本
ここの本を読む比率を上げていくことが大事なのかなあ。
と思っていますね。
とはいえ、本を読むうえでガチになり切れない
正し、せっかくの本の世界であり。
ただ勉強するだけではもったいないわけです。
楽しむことも覚えていきましょう。
それが出来れば、継続が出来るので。
だからこそ、先ほど紹介した、
- 自分野娯楽系の本
- 他分野仕事系の本
- 他分野娯楽系の本
これらの、自分が住んでいる場所と遠いところに位置する書籍をあさること。
これが読書という最大の自分磨きを飽きないようにするため、最も合理的な工夫になるのかな、と感じます。
いろいろな本を読めば、たくさんの気付きがあります。
そして気づくことに楽しみを感じることが出来ることは、結果が出る出ない以前に人として非常に素晴らしいことです。
また、本を読んでいけば運命的出会いもある
上のようなこともあります。
僕も工場在籍時は、このままじゃいけないなあと思い、いろんな本を読んで着想を得ようと思いました。
そんな時に出会ったのが、
上の本ですね。
マーケティング界の父とも呼ばれる森岡毅さんの
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに回ったのか。
この本に出会って、マーケティングの勉強をしようと思いました。
そこから、勉強を頑張った結果として物の一年で職業と収益が大きく変わったわけです。
本は新しい扉を開いてくれるわけであり。
ただ自分に必要なことだけを勉強するだけでなく、たまには関係のない部分も勉強することが大事なのです。
それは、先ほど書いたこの図にも当てはまりますかね。
ということで、読書について効果性を語りました
割と我流な部分が多いですが、効果性のありそうな読書法について僕なりに書いていきました。
参考になる部分があれば、幸いに思います。
読書はしっかりと向き合っていけば、確実に何かしらの可能性を生み出してくれる習慣といえ。
やらない意味がないくらい素晴らしいものです。
だからこそ、自分にあったやり方を見つけ出してもらいたいと思い、今回は、きっかけとなってもらえるように僕のやり方を書いていきました。
一冊読めば、人間が変わる。
と言いますが、割と正しいと思います。
本を読んで、優秀な人の考えを吸収し。
そこから、新しい風を生み出す。
これを繰り返していくことで人は成長していくわけです。
ということで、本の世界に踏み込みそこから実りある出会いを堪能してもらえれば、僕としてもうれしく思いますし。
この記事が、あなたのホントであるきっかけになれば僕としても最高の気分を得られると思います。
ということで、今回は以上と言いたいところですが、おまけとして下のことを書いていきます。
本を読む時間がない人に
俺社会人で本を読む時間がないよ。
確かに今回は、いろいろな本を読むことを紹介しました。
だからこそ、いろんな本をあさっている時間がないという人もいるんじゃないかと思います。
そういった人にお勧めしたいのは電子書籍です。
一昔前までは多くの人が遠ざけていたツールも、利便性に気づいた多くビジネスマンの存在によって、現代においては学習するうえで必須のツールとなっています。
電子書籍の利点はスキマ時間の活用
様々な利点がありますが、
僕的にこれをお勧めするのは、スキマ時間の活用が出来るからですね。
工場員時代勉強の効率を上げることが出来たのは、昼休みや通勤時間などちょっとした時間を使うことが出来たからです。
毎日20分を読書の時間に費やすとして、年間200日の通勤があるとします。
そこで生まれるスキマ時間は、4000分であり。
時間に直すと、67時間になります。
一冊の本を読破するのに5時間ぐらいとすると。
13冊読むことが出来ます。また休日を使えばもっと読むことが出来ますね。
それを可能とするのがワンタップで開くことが出来る電子書籍アプリです。
ぜひ活用することをお勧めします。
ebookJapanを使う理由。
理由としては、あらゆる書籍を扱っていて面倒な手続きがないところですね。
今回紹介した漫画、書籍、小説は全てここで扱っています。
そして、サービス終了の恐れがないところも理由の一つとしてあります。
無料で登録でき、無料で読むことが出来る書籍も多くあります。
そして、単純に使いやすく。
初心者でも玄人と同じように扱える点は、無駄がなくてオススメ出来ます。
僕は現在これ一つで情報収集、読書を済ませているぐらいオススメのアプリですね。
実際的な数字はどうなんだという声もあるかと思いますが、500万が登録をしているほどの怪物アプリであり。
安定感も申し分ありません。ということで、僕がおすすめするのならkindleよりもこっちかなあ。
という感じになります。
オススメの書籍。
- USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
- 星の王子さま
- ハンター×ハンター