ブログで稼げない。
これ自体、どれだけすごい人でも通る道です。
そこを乗り切ることが出来た人がいわば「稼ぐことが出来る人」になるわけですが、僕が思うにその道は割と厳しかったりします。
一つ断っておけばブログで稼ぐことは、誰でも出来ます。要は扉を叩き続けることが出来るか?これが大事なのです。
しかし続けることこそが最大の難関だったりもします。天才打者イチローも「続けることは一つの才能である。」と語っていました。
そして、センスでもなく、閃きでもなく。ブログで最も求められるのはまさしく「続ける才能」なのです。
とはいえ生まれつきその才能に恵まれない人もいる。僕もそんな一人でした。
こういった人がどうすればいいのか。これが今回の題目ですね。
先に結論を出します。続けるうえで大事なことの一つの要素として
「どうせ、稼げねえよ」
と割り切ること。これが効果的であると思っています。
具体的になぜ大事なのか、心をいかにして変えていけばいいのか書いていくので良ければ参考にしてもらえればうれしく思います。
ブログで稼げないと割り切る心理がもたらすもの
まず人は金稼ぎのみならずあらゆることに希望を持ちます。これ自体は素晴らしいことですが、厄介なことに絶望も付いてきます。
そして希望のデカさに比例して絶望もデカくなります。
月100万円稼ぐために、ブログを始めたとすれば、絶望もそれ相応に降りかかるということです。
よく聴きませんか?
「ブログは月収5000円稼げないで脱落する人が95%に上ると。」
これはそういうわけです。
人の性なので仕方ないのですが、人は何かをはじめるとき過剰に期待しすぎるのです。
僕だって、稼げなくて泣いた
簡単に稼げると思って始めたのが僕でしたが、全くもって稼げなかったです。
だからこそ、泣きました。涙を流したのではなく、心が泣いていました。
とはいえ、自分を悲劇のヒーローに仕立て上げても仕方がないので文字通り心を入れ替えることに。
そこで変えた意識が、最初にした通り。
「稼げないと割り切ること」
でした。
結果ではなく、実力に重きを置く主義
資本主義社会です。
こんなことを言っても全く受け入れてもらえないかもしれません。とはいえ、大事なことなので語らせてもらいますと、ブログで大事なのは
「結果ではなく、実力に重きを置くこと」
これなのではないかということです。
結果主義ではなく、実力主義
ブロガーとして、結果を求めることは当たり前のことでありそこがなければ、失格です。
しかしながら、そこに重きを置きすぎると努力は続かないわけです。だからこそ
作業を続けていく中で身に付いていくスキル。
ここに重きを置いてみてはどうかなということですね。なんだかんだ続けていれば検索順位上位に上がる記事はちらほら出てくれます。
そこで人の目に触れた時、スキルがなければ見向きもされない「駄記事」になるでしょう。
だからこそ、いつ人が来て見てもらっても良いように己のライティングスキルを磨き続けるのです。
見せる文ではなく、魅せる文。ここを目指すのでありこれこそが最強のSEOなのだと感じます。
AKB48も最初の公演は6人だった
一時代築いたAKB48も最初の公演は6人だったそうです。
それでもその6人を全力で楽しませようと出せる力を振り絞ったとのことで、僕はココに国民的アイドルの下地があると思っています。
たぶん彼女たちにとって、6人だろうが1万人だろうがお客さんには変わりがないのでしょう。
僕が言いたいことは、どれだけすごい人でも下積みはあるわけでその下積み時代にどれだけモノ事に向き合い続けることが出来たか。
ここにその後の成否が左右されるのだということです。
稼げない内に磨いておきたい。ブログに必要なスキル
ということで、僕の主張でした。
実際に僕は細々と月収150万円稼がせていただいています。ということである程度は参考になるかと。
ここからは蛇足になるのかもしれませんが、稼げない内に身に着けておいて損はないスキルを書いていこうと思います。
先に結論を語れば、以下の3つです。
- セールスライティング
- 質の高い継続力
- 検索力&パクリ力
1.セールスライティング
これは売る文章を構築するスキルです。
ブログで稼ぐとは、とどのつまりはアフィリエイトであり。アフィリエイトとはつまるところ文章を使ったセールスです。
そこでこのスキルが欠如していれば、稼ぐことは難しいことは容易に分かるはず。説明が下手くそなセールスマンの商品を買いたいとは思わないはずです。
セールスライティングを身に着ける上で大事なことは
一番は相手の気持ちを察することです。
自分の書きたい文章を書くのは小説です。小説は人を感動させることは出来ますが、人を動かす力はないと言えます。
胸を打つのではなく実際に行動させる、重い腰を上げさせる力が求められるのです。
その正体が何度も語る様にセールスライティングですね。ここを勘違いしている人は稼ぐことは難しいと思います。
販売をする上で小説家はダメ教師だ
かつて、僕は読書好きであり小説家の文章を参考にしていた時がありました。けれども、面白いほどに収益は伸びずに悩みました。
そういったところ、藁にも縋る思いでマーケティングの本に手を伸ばしました。
結果、僕が見ていた世界がいかに狭いかを理解しました。
井の中の蛙大海を知らず、です。
2.質の高い継続力
ただ継続するだけではなく、これが大事だと思っています。
レベルの高い努力が続けることが出来るようになることこそ、結果を出すうえでの一番の近道です。
また、ブログだけでなくこれはあらゆる分野において使えるスキルですね。趣味、私生活、仕事。
質の高い努力とは
僕が大事にしているのは、支点、力点、作用点。
つまるところ「てこの原理」ですね。
どれだけ重いものを動かそうと思っても支点の位置が悪ければ持ちあがりません。
逆に力点が小さくても、支点の位置を変えるだけで多くの重量を上げることが可能です。
頑張っているけど、努力が報われないなら支点を変える。
人は、努力が報われないとき、より多くの労力を力点にかけようとします。
「10でダメなら、20、それでもだめなら50だ!」
と。でもそれは大抵の場合うまくいきません。また仮にうまくいっても無駄な労力を使ったことになり。
むしろ、それで結果が出た分、今後も同じやり方で押し通そうとしてしまうことになります。
しかしこれは「本当の意味での努力」ではないと僕は思います。
真の努力とは支点をある程度整え最大限の結果が出ることを想定して行う、努力です。
サンクコストを乗り越えて
人は今までやってきた努力を手放せません。
これは「サンクコスト」という心理が働いていると僕は思っています。
サンクコスト効果とは
ある程度、労力や対価を払い続けた物には悪い意味で愛着が湧き、捨てられない。
ということです。
例えば、ギャンブルなんかでも10万円失った人が、「ここで帰ってしまうと元が取れない」と思いもっと多くの金を失う。とか。
恋愛なんかでも、DVをされ続けている彼氏となぜか別れられない人がいます。
あれもある程度はこの心理が働いていると思います。「ここまで愛を注いでいるんだから、いつかは変わってくれる」みたいな。
ブログでも一緒
ブログでも一緒で、「こんだけやってんだから結果は出るでしょ」と思ってずっと同じことをやり続けてしまうことがあるのです。
確かに、同じことを愚直に繰り返すことは大事です。が、先ほども語ったように支点を変えないといけない場合があり。
そのときは、速やかに変わり身をする能力も必要になるのです。
ということで、努力の量だけに目をとらわれず質を上げるために、支点と力点。ここに目を向けてみてください。
3.検索力&パクリ力
今稼いでいるブロガーは結局のところ、みんなパクリだと思います。
こう書けば、プライドがねえな。と思う人もいるのでしょうがプライドが無いことはむしろ長所です。
分からないことがあれば、堂々と検索してそしてどんどんパクっていけば良いと思っています。
パイオニアになれるとうぬぼれるな
僕はその昔、自分の書きたいことを書いていまして恥ずかしい話「パイオニア」になろうとしていました。
でも、ああいうのは一部の天才しか出来ないことなのです。
例えば、今から設計図なしで電球を作ってくれと言われても世の中の大半の人は何一つできないでしょう。
ブログも一緒で、稼ぎあげる理論やら文章術を0から作り出すことは難しい、というか不可能だと思います。
だからこそ、人から学ぶのです。
パイオニアにはなれなくとも、オリジナルにはなれる
0から1を作りだすパイオニアになることは難しいです。
しかし、あらゆるところから1を足し、100にも1000にもなるオリジナルになること。
これは努力次第でなれると思うのです。そして言うまでもなく目指すのならばこっちです。
僕も、色んな人から。時には漫画や本からもパクりまくって今のスキルを手に入れています。
プライド問題
そしてそれは、これからもであり。これがプライドが無いかと言えば、むしろプライドがあるからやっているともいえます。
僕にとって本当にプライドが傷つくのは、結果が出ないことだからです。本当に大事なプライドを守るため。
その他の小さなことを捨てることが出来ること。
これを真のプライドと呼ぶのだと僕は思います。