努力が人と比べて報われない。
今回はそう言った人に向けて、一つ記事を書いていきたいと思います。
土台、努力は中々報われません。
10頑張って、10報われる人は一握りでそれは天才と呼ばれるタイプの人間です。
大概の努力というものは、10頑張って1.2報われれば上出来な方で多くの人はその効率の悪さの前に完膚なきまでに叩きのめされるわけです。
しかしながら、人は努力出来なければ前に進めないというある種のジレンマを抱えながら生きているわけです。
頑張らないといけない。
でも、頑張っても結果が出ない。
そんな無慈悲に転がっている現実に対して、失望とか絶望の感情を抱いている人は少なくないはずです。
ということで、今回は努力が報われない人にオススメする、努力が報われるうえで高い効果性のある、シンプルな手段について書いていきたいと思います。
目次
努力が報われない人の前提、特徴
努力が報われない人には共通項がある。
そう思っています。
なぜそう言えるのかは、他でもない僕自身がそう言った人間であり、普段生きていると
「こいつは俺と同じタイプだな」
という人に出会うことが多くあるからです。
そして、大体の場合そう言った人は真面目なのですがいまいち結果が出ないという感じです。
なんと言えばいいのかは中々分かりませんが、一言で言ってみれば努力の方向音痴といった感じでしょうか。
馬力とか熱量は他の人よりもあるのですが、力を向けるところが間違っているのか、その努力が中々花開くことはない感じです。
そして、本人からもそのいら立ちが伝わってくる。
努力が報われない人の特徴一覧
- 誰よりも真面目
- 物事を分解する力が弱い
- 手の抜き方を知らない
- 加減が出来ない
- 変なこだわりがある
- 思考のバランス感覚が悪い
- 基本を無視する
はい。
特徴を羅列してみました。
これらは昔の僕が持っていた悪癖であり、なおかつ僕と同じようなタイプの人間に多い症状ではないかと思っています。
特に、6番の思考のバランスが悪いに関しては、顕著な人が多いのではないかと思います。
どんな分野でも結果を出すうえではちょうどいい所で留めることが大事なのですが、それがなかなかできないわけです。
ですから、いつも失敗してしまう。
まあ、どういった人が努力が報われないのか?
といえば、もう結論は出ています。
不器用な人
これですよね。
一言で言えば、センスがない人間です。
少しきついことを言います。
努力が報われない人は
センスが悪い人
他の人が10で出来ることを20、30の労力をかけないと出来ない人のことを言います。
書く言う僕もそう言ったタイプの人間であり、相当な苦労をして生きてきた自負があります。
ただ、22歳の時に一念発起した結果として現状は大きく変わりました。
まあ、自慢話は他の記事で
「これでもか。」
というぐらい書いているので、割愛するとして、今回は具体的にどうすれば結果を出すことが出来たのか?要点を絞りながら解説していこうと思います。
努力の成果を効率的に出す方法
ということで、前提として人の努力は報われると思っています。
その理由は、
人は賢いからです。
自分で考えることが出来、意志をもって弱い部分を直すことが出来る。これは神様より与えられた最強の特性なのです。
この考えるという行為をしなくとも、結果が出るという人が割といたりします。しかし、そう言った人のやり方を参考にしても仕方がありません。
自分は大したことがないと思い、精いっぱい考えてどうにかこうにか頑張ることこそが努力が報われるための唯一の手段です。
それを踏まえ、僕は無駄を切り捨てる。
これをお勧めします。
努力が報われない人は足し算で頑張り過ぎている。
僕が思っていることです。
努力が報われない人は、行き当たりばったりなのです。
何か頑張ろうしたとき、あれも大事、これも大事、といった具合に何でもやろうとします。ためになることならば何でも。
しかしながら、そんなことをしていたらどれだけ時間があっても足りません。なぜなら結果を出すために効果的なことなんていくらでも出てくるのですから。
だからこそ、厳選です。
足し算ではなく、引き算。
これが大事なのです。
もっと具体的に言えば、逆算をもってして物事の計画を建てることが大事だと思っています。
逆算の哲学。
目の前の課題を行き当たりばったりでこなしていくのではなく、予め最初からゴールを決めておくことです。
そして、その道に到達するまでに必要のないことをそぎ落としていくこと。
そうすれば、努力の渋滞が起こることなく、ある程度は円滑に物事が進んでいくかと思います。
いろいろなことをするのではなく、絞ってすること
物事には熟練度というものがあります。
そしてそれは努力でも一緒です。
いろいろなことをして、慣れない手つきでやっても物事は一向に上達しないわけであり、大事なことは一か所に絞って結果を求めることですかね。
この努力ならば、ある程度は続くぞ。
ということを2,3つ作っておいて、そこに徹底的に力を注ぐ続けることが、結果を出すうえでの鉄則ですかね。
振り返り。
- とにかくは、逆算。無駄を省く
- いろいろな努力をやるのではなく、熟練度を高められる分野に絞る
ここで、一例を出せば、僕自身の話をしましょう。
僕は現在は個人事業をやっています。
どうやってここまで来たのかと言えば、22の時に始めた副業。これをきっかけとして独立しました。で、0からたたき上げでここまで来れたのは先ほど書いた
「努力の厳選」
これが効いていたからだ、と思います。
まずは、ゴールを決めます。
これは1年以内に結果を出す。
でした。
次に、努力の手段を考えました。
僕がやっている分野はアフィリエイトでして、ここに必要なファクターは実にたくさんありました。
- SNSの運営
- 読書
- ライティング
- マーケティング
- サイトデザイン
- SEO
- 心理学
- ブランディング
などなど、これだけではとどまりません。
ただ、副業という限られた時間内で出来ることはどう考えても、2つ3つしかありません。
ですから、この中で必須科目である、
ライティング、マーケティング、読書。
ここに全力を注ぎました。
ライティングでそれなりに良い文章を書いて、マーケティングをもってして多くの人にその文章を見てもらう。
それによって、収益を上げていくという手筈です。
文章力を日常的に向上させるため、そして人を集める手段を学ぶため、またそもそもの教養を磨くため睡眠1時間前に毎日読書をしていました。
そういった、限定努力をした結果として1年目に月収30万円を達成。
まあ、すごく頑張った割にはしょぼいです。
でも、しょぼいわりにそこからも努力を続けていった結果として現在は月収150万円ほど稼いでいます。
努力が報われないなら、思い切ってサボってみることが大事です。
はい。
ここまで書きました。
まあ、結論
無駄なことをするな
これが第一に来ると思います。
また、そこに付け加えるとサボってみるということも大事かなと思っています。
サボることは一見するとネガティブなイメージがありますが、長期的に努力を繰り返していく上では、サボることも大事です。
もっと言えば、それも一種の努力です。
とはいえ、サボり方というものを知らないと結果は出ません。
凄い人はサボり方を知っているのです。
効果的なサボり方は部分的にサボること。
上の通りです。
効果的にサボるのであれば、部分的にサボってみることが良いと思っています。
完全にサボることもまあ、大事ですが、多分努力を繰り返しているとサボることの方が難しくなってくるはずです。
だからこそ、一部分だけを休ませる。
これを覚えるのです。
効果的な考え方は分配にあります。
人間には元来の労力というものがあります。
この労力は人によって5000あるかもしれません、もしかすると2000の人間がいたりするかもしれません。
ただ、今回話の題にしている人はそれなりに努力が続けられる人だとして、4000ポイントぐらいある人だとします。
問題はこの4000ポイントをどこに割り振るかなのです。
例えば、努力する方向性を、
仕事、恋愛、趣味、副業、勉強
にしたとします。そしてこんな表が出来ます。
仕事 | ? |
恋愛 | ? |
趣味 | ? |
副業 | ? |
勉強 | ? |
これらがポイントの「振り先」ですね。
あくまで僕の経験則なのですが、努力が報われない人はえてしてこういった力の注ぎ方をするのです。
仕事 | 900 |
恋愛 | 700 |
趣味 | 600 |
副業 | 1000 |
勉強 | 800 |
はい。
一見すれば、
「めちゃくちゃいい感じに振ってるじゃねえか」
と思うかもしれません。
ただここに、努力に関する罠があったりします。
というのも、こういった感じで努力をすることでベクトル量が分散していろいろな方向に1ミリずつ進むという現象が起こってしまうからです。
人間はマルチタスクをすることを、想像以上に苦手にしています。そう言った中でいろいろなところに力を割り振ることは結果が出ない人に共通する悪癖なのです。
勿論、いろいろなことをしていてもそのすべてでで結果を出す、傑物もいます。
例えば、万能の天才と呼ばれるレオナルドダヴィンチは自身が掘り下げていったそのすべての分野で一人者になっています。
しかし、僕は人生においてそう言った人をお目にかかったことはありません。
一方で、結果を出すうえで効果的な割り振り方はこんな感じなのです。
仕事 | 200 |
恋愛 | 0 |
趣味 | 500 |
副業 | 1800 |
勉強 | 1500 |
すごく極端な割り振り方をしています。
恋愛に至っては0です。
趣味もある程度捨てていて、500。
タダ、副業と勉強はすごく頑張っていてそれぞれ1500以上の力を注いでいます。
一見するといびつに見えるこの力の割り振り方が結果を出すうえで最も効果的なのだろう
と、僕は経験則から思っています。
人間というのは、極められる分野が決まっているのです。だからこそ、苦手なことに力を注ぐことは正直言って効果性が薄いです。
勿論、自分の分野を極めるため苦手なことに取り組む必要があるときはあります。例えば世界一のピッチャーになるためには誰よりも体を鍛えないとダメです。
これは必要な努力です。
ただ、「そうでもない」それ以外の努力は無駄に終わることが多いです。
だからこそ、これと決めた分野に決めて力を注ぎ、その中で物事を突き詰めていくことが大事なのではないかと、僕は思っています。
で、サボることですが。
ということで、力の分配を書きましたけども、肝心のサボることについて書けば。
仕事 | 200 |
恋愛 | 0 |
趣味 | 500 |
副業 | 1000(1800) |
勉強 | 1000(1500) |
副業の1800→1000、勉強の1500→1000にしました。
合計で1300の余りが出来ました。
仕事は、これ以上手を抜いたら多分クビになるので難しいですね。趣味もこれ以上減らせば多分、ダメになるので良くないのです。
そこで、副業と勉強に対する力を少し弱めました。こうすることで。先述した通り、合計1300ポイントの余りが出来ます。
ちょっと、しんどいなあ、とかなんかどれだけ頑張っても報われないなあ、とか思っているときにこういったサボり方をすると、効果的だったりします。
勿論、完全にはサボらないのですが、それでもこのゆとりが出来ることで、努力を継続しやすくなるし、サボってみることで見える世界があったりします。
押してもダメなら引いてみな
という言葉の通りですね。
最も、一番大事なことは知識を集めることだと思う。
ここまで
努力の仕方。
これを特に掘り下げて書いてきたわけですが、最も大事なことは知識を集めることだと思っています。
どれだけ人間が賢いとは言っても、考えるうえでの材料がないことには、結果なんて出せないからです。
人間的進歩無くして、技術的な進歩なし
これは名将、故野村監督の教えです。
まさにこの通りだと思っていて、人間的にある程度充実していないことには、目立った結果を出すことなんて不可能です。
だからこそ、日々1枚ずつ知識を積み重ねていくことです。知識が増えれば引き出しが増えます。引き出しが増えれば、その分手札が増えるということであり、手札が増えれば戦略に柔軟性が生まれます。柔軟性のある戦略は安定した勝利をもたらしてくれるものです。
だからこそ、平均値よりも多く学ぶことです。
社会人の平均の勉強時間は、6分。
文部科学省の調査によれば社会人の平均勉強時間は6分らしいです。
つまり毎日これ以上勉強すれば、平均以上になることが出来るわけですね。
ということで、毎日最低10分。本を読んでみることを僕はオススメします。読むことで日々価値観が更新され、更新された価値観は新たな発見を生みます。
そうして、いろいろなことを知っているうちに、手段を知り。それが努力を報われやすくする要因になる。
ということです。
最後に、努力が報われないなら。
まあいろいろ書きましたが、結論、努力が報われないのならいろいろなことをやってみることをお勧めします。
それも普通の人がやらないことをやること。
これです。
今回紹介したこともどちらかと言えば、普通の人がやらないことであり、ある種日常を壊さないと出来ないことです。
ただ、なんとなくわかることですが、
「普通のことをして結果が出ないのならば、普通じゃないことをやらないといけないわけです」
だからこそ、今回紹介したことを進んでやってもらえれば幸いです。
最初から出来るより、出来ない→出来るの方が価値がある。
まあ、総括します。
それは
出来ないことが出来るようになることに価値がある
ということです。
人生なんて、どうせできないことだらけです。だからこそ、そこに対する動き方を学ぶ必要があるのです。
そういった意味では、出来ないことに対してどうやって動けばいいのかを学べる、
挫折
という経験は何よりも貴重なのです。とはいえ、その挫折との戦い方を知らない人は割と多いのではないかと思い、今回の記事を紹介した次第です。
一言。
簡単に壊せない厚い壁を壊せたとき。
凄い筋力がついている。
ご清聴ありがとうございました。