アフィリエイトは文章を使って、読者の心を動かす必要があります。そういった意味では書くことは命なのですが、文章というものには種類があります。その中でも人間の心を動かす文章というものがあります。
そういった文章のことを
コピーライティング
といいます。
アフィリエイトはコピーライティングに始まり、コピーライティングに終わると言っても間違いありません。
コピーライティングこそが、アフィリエイトの真髄であると思っています。
アフィリエイトにおいて強烈な力を発揮するコピーライティングですが、ネットがそれなりに隆盛している現代においては身に着けることによって大きな恩恵があります。
LINE、ツイッター、企画書
現代社会は文章を媒介とした人間と交渉する機会が割とあるので、こういった技能は身に着けておいて損はないでしょう。
腕を磨いておけば、食いっぱぐれた時にフリーランサーとしても食いつなぐことも出来ます。
目次
アフィリエイトにおけるコピーライティングのポイント
コピーライティングにはいくつかポイントがあると思っています。
アフィリエイターにはそれぞれ哲学があるものですが、ことコピーライティングに限っては似通ったものになることが多いです。
コピーライティングのポイントは以下の7つです。。
- 手順
- 見出し
- 奥行き
- 実体験
- 装飾
- 事実
一気に覚えることは難しいですが、自転車を乗る時も一つずつステップアップしていったようにコピーライティングも一歩ずつ前に進むことで、無意識下で出来るようになってきます。
記事投稿をする際ちょっとずつ実践していってもらえれば、1,2か月もすればマスターできると思います。
これから作業をして行く人はぜひ、参考までに見て行ってもらえれば。
1.手順
- 掴み
- 結論
- 理由
- 小話
- 結論
- 誘導
どんな物でも、然るべき順序があります。例えば面白い話をするには「起承転結」を意識する必要があります。
コピーライティングにおいても同様に、手順が必要になり、手順に従って話を展開して行く中で人間の心に伝わる文章を書くことが出来ます。
上に描いた6つの手順がコピーライティングを書くうえでの一つのテンプレートになります。
要約
詳しくは、別のページで書いているのですが時間がない人に要約して解説します。
1.掴み
このつかみは読者の心をつかむ役割があります。読者の注意をひくためにかなり気を使う部分です。
オススメの書き方は、ネガティブなことを書くことにあります。
- 「28年間彼女がいない人間ってヤバいです」
- 「同じ会社に勤め続けることって結構なリスクです」
- 「努力が報われない理由は、あなたの私生活にあるかもしれません」
大事なことは、今から読んでもらう文章を自分ごとのように受け取ってもらうことです。
2.結論
ここでもう結論を出しておきます。
ダラダラと前置きを書いても仕方がないので、いきなり答えを出しておきます。
ここで離脱されるのであれば、もうそれでもかまいません。
そもそも、全ての人間が自分の記事を最後まで読んでくれるわけないので、それならば読者の満足度を上げておく方が良いのです。
具体的な書き方は、「掴み」が28年間彼女がいないのはやばい、ならば。この結論は
大事なことは、ちょっとだけ諦めてみることが大事です。
みたいな感じで書けば良い感じです。
3.理由
結論が出れば、その理由も書く必要があります。
ここで先ほど書いた結論に興味がわいた人は、より掘り下げた理由を知ろうとします。
ですから、しっかりとした理由を提唱します。文章の基本は簡潔に書くことですが、ここはある程度のボリュームがあっても問題ないと思います。
4.小話
糞真面目な話をし続けていても、読者は飽きるので適度に小話を書くことが大事です。
小話で使えるのは、
- 自らの体験談
- たとえ話
- 偉人の話
などです。
僕自身は27まで、彼女が出来たことがなかったのですが、「どうせ俺の人生なんてそんなもんだ。」と諦めた時ワンランク下の女性と付き合ってみるという選択肢が生まれてきたのです。
こういった感じで、ある程度共感できる話や「なるほど」と思えるような話があれば読者の気を惹くことが出来ます。
読み続けてもらうことに加えて、滞在時間を伸ばすことが出来るので、SEO的に見ても悪くない効果があります。
5.結論
ここで再び結論を書きます。
結論として、今から彼女を作るのであれば一つ諦めてみることも手段です。
みたいな感じでしょうか。
6.誘導
何かしらのページに誘導していく場合は文の最後にしていきましょう。誘導ページについて書いた文章はどうしても怪しさが出てしまいます(書いている本人にその気はなくても)
ですから、なるべく離脱率を下げていくために、最後においておくことが大事です。
彼女が出来ないと言っても、自分のことはしっかりと磨いておきたいです。そういった意味では読者は効果的ではないかと思います。
より詳しくまとめた記事。
詳しくはこちらで説明しているので参考にしてください。基本的なテンプレになると思いますので、身に着ければ作業効率が上がると思います。
2.見出し
ブログの記事を書くうえで「見出し」は結構使います。
見出しというのは、サブタイトルみたいなもので、話が変わる時や段落を作る時なんかに使用します。
shift+ALT+2
shift+ALT+3
shift+ALT+4
文字をドラックし上記のキーを同時に押てみましょう。それぞれ、H2~H4まで出てきます。
このブログで使っている見出し
このブログではH2からH4まで掘り下げて使っています。
見出しは文章を読みやすくしてくれる効果がありますし、そういった所に気を使っている記事はGoogleから評価を得やすくなります。
そういった意味で、H4ぐらいまで掘り下げて書いていくことは、個人的に大事だと思っています。
この見出しは説明が難しいので、こちらで詳しく解説しています。時間がある人は良かったら見て行ってください。
-
見出しの使い方を徹底解説するの巻。
見出しとは何かと言えば、サブタイトルみたいなものです。 サイトを作るときにタイトルを作ります。例えば唐揚げに関する記事なら 世界一美味しい唐揚げの作り方を紹介 という感じでタイトルを決めるわけですが、 ...
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3.奥行き
ブログでする話は、堅苦しく書くよりも自分の世界観を広げるような感じで書いた方が良いです。
時には堅く書くことも大事ですが、そういった文章ばかりでは読者に飽きられてしまいます。文章に奥行きを持たせることで、読者の興味を惹きます。
例1.言葉の力はとても素晴らしいです。
僕はセールスライティングを学び、その力を磨き上げることで現在月収120万円を稼ぐことが出来ました。
ちょっとしたテクニックを覚えることで、出来ることは沢山あります。皆さんは手を伸ばしていないだけなのです。未来は思ったよりも簡単に変えられるので、ぜひ僕と頑張っていきましょう。
例2.言葉の力は素晴らしいです。
「ペンは剣よりも強し」
という言葉の通り、歴史とは言葉が動かしていきました。独立宣言、フランス革命、名誉革命。今まで起きてきた革命もすべては言葉が起こしたのです。
そういった歴史を振り返ってみると、人ひとりの運命を変えることぐらい言葉の力があればなんてことないのだと思います。
今回は言葉の力について、掘り下げて語っていきます。
どちらの文章が心に残るかと言えば、恐らくは2の方が心に残るのではないかと思います。
文章に奥行きをつけるときは具体的な言葉を含めることが大事だと思います。言葉のすごさを伝えたいときは、それに関連する歴史的な事実を絡めると、強い力を発揮します。
文章の奥行きを身に着けるうえで参考になるもの
漫画だと思います。
漫画は絵にどうしても注目が行きますが、実のところ良い作品を支えているのは言葉です。
名作にこそ、名言があります。
実用書を読むこともすごく大事ですが、読み手に楽しく読んでもらうことも大事なので、たまには漫画喫茶にでも行って名作を読みまくるのも良いのかもしれません。
オススメは、進撃の巨人です。
言葉選びがかっこいいです。
4.実体験
何かしらの商品を紹介する時でも、話のつなぎを作る時でも実体験を語ることはすごく大事です。
勿論、実体験ばかりの記事なんて読めた物ではありません。
それでも、話のエクセントを付けるときには実体験を挟むことで読者の心に入り込む文章になるかと思います。
例1.このプロテインは素晴らしく。必須アミノ酸が入っています。
それに加えて、コエンザイムなどの成分とHMBも入っており、筋トレを極めていきたい人には力を発揮してくれるはず。
これから筋トレを始める人や、筋トレの成果を上げていきたい人は、科学的な根拠に基づいた「HMB極み」をお勧めします。
例2.HMB極みを使ってみた人間の意見を言わせてもらうと、個人的に目が行ったのは使いやすい所です。
基本的にプロテインは飲まないと意味がないのですが、飲むことがめんどくさいことが多く、続きません。
しかしHMB極みは使いやすいです。そういった業者の気遣い、工夫が気に入っており、地道ですが実用的な効果を見せてくれます。
多分2の方が、心に入って来るのではないかと思います。
注意点
文章を書く時は、自分の体験を言葉として伝えることが大事です。しかしこの時に大事なポイントは後述もしますが、
「良いことばかり書かない」
ということです。良いことばかり書いて、悪いところを書いても読み手はどこかで怪しいと思います。
だからこそ、事実をしっかりとつたえることが大事です。
5.装飾
めちゃくちゃ文章力が高ければ、装飾なんて必要ないのですが僕含めて多くのアフィリエイターは文章の素人です。
ですから、適度に装飾を使いましょう。
よく使う装飾は
黒字
引用
- 箇条書き
です。
これを使うだけでも、そこまで文章をくどくさせずに、読み手に伝えたいことを伝えることが出来ます。
装飾を使う時に注意点。
装飾を使うときの注意点は過剰にやり過ぎないことです。
化粧をする時でも、あまりに厚化粧だったら逆に不細工に見えるように、文章も装飾のし過ぎで醜く見えることが多くあります。
大事なことは、バランスよく使うことです。
6.事実を伝える。
これは初心者の方に多いのですが、商品を売りたいが余り、良いことばかり伝える人が多いです。
でも、マーケティングの世界でも言われている通り、商品というのは
ある程度悪く言う方が売れ行きが良くなる法則があります。
例えば、普段は200円で売っているバナナが急に100円で売られるようになったとき普通に売るよりも
訳あり商品です。
という値札をつけて売った方が、売れ行きが良くなると言います。
アフィリエイトでも同じです。
良い所ばかりを伝えるのではなく、そこにある影もしっかりと伝えることが商品を売っていく上でも大事だし、サイトの信頼を保つうえでの大事になるのです。
やっぱりバランスが大事です。
良いことばかり書いてまつり上げることも良くないし、ぼろくそのこき下ろすのも良くないです。
商品について書く時は客観的な目線をもって書き上げていきましょう。
それがマーケティングの基本的なテクニックです。
コピーライティングの基本
ということで、それぞれコピーライティングの基本を書いていきました。
- 手順
- 見出し
- 奥行き
- 実体験
- 装飾
- 事実
一気にすべてをマスターすることは難しいので、一つ一つマスターしていきましょう。個人的にまずマスターしてもらいたいのは、
「手順」
です。
文章を書く順番が無意識的に体に染みつけば、記事を書くスピードもかなり上がると思います。
それに、しっかりとした手順を踏んで記事を書けばボリュームや内容も充実してくるので、SEO的に見ても有利な記事を多く書けるようになります。
もっとも一朝一夕で身に付くものではありませんが、とりわけ才能が要るものでもありません。
日々記事を更新して「なんとなく」で書けるようにしていきましょう。そうすれば、セールスライターとしてそれなりのレベルになったと言えます。