努力は裏切らない。
という言葉がありますが、これ自体は嘘です。
努力なんて、裏切って当たり前です。こういった風に書くと、
「ちょっと厳しいな」
と思うかもしれませんが、
そんなことは長い間生きてきた人はある程度理解しているのではないでしょうか。
とはいえ、努力をしない人間は絶対に成功することはできませんので難しい所です。
個人的に思っている、努力をしていく上で大事なことは、
一つのことに集中することだと思っています。
人間は結局のところマルチタスクが苦手なので、色々なことをやろうとしても最終的に失敗してしまいます。
野球界の大天才、大谷翔平も二刀流で苦戦しています。やはり2つの分野で成功することは並大抵のことではありません。
そう考えると、僕たち一般人が2足の草鞋を履こうにも難しいのは当たり前です。
また、一見すると万能に見える人も何かをマスターする際は一つのことに心血を注いでいることが大抵です。
一つずつ出来るようになった結果出来ることが増えていった感じです。
ですから、とにかく結果を出していきたいのなら、何かしら一つの分野に絞ってやっていくことが個人的には大事だと思っています。
目次
器用貧乏は本当の貧乏になる。
まあ、いろいろやってきて思うことは、器用貧乏は本当に貧乏になってしまいます。
僕自身はなぜか
万能でありたい
という願望があって、筋トレをしたり、プログラミングをしたり、本を読んだり、料理の練習をしたり。
色々なところに手を出しました。けれども、上手く行ったのは筋トレぐらいでした。
付け焼き刃のスキルは忘れるのが速い。
自転車は一度乗り方を覚えると、ある程度ブランクがあっても乗りこなすことが出来ます。
ただ、社会でお金になるようなスキルは一度マスターしたからといって、ずっと使いこなせるようにはなっていません。
長い時間触れなければ、素人同然のレベル、とまではいかないもののそれに近いレベルにまで落ち込みます。
長年かけて身に着けたスキルはそう簡単には無くなりませんが、3か月ぐらいで習得したかじった程度のしょうもないスキルは、すぐに手元を離れていきます。
ですから、成果を上げていきたいのならば一つの分野に長い時間をかける方が良いと言えます。
(まあ、当たり前のことですが。)
一つの分野にどれぐらい時間をかけるのが良いのか。
このブログでは結構触れているのですが、とにかく
2~3年ぐらい続けていけば、結果は出てくると思います。
僕の場合はアフィリエイトブログの運営で2年目に月100万円を安定して稼ぐことに成功しました。
どんな分野でも、そこに一点集中して頑張っているとコツというものがつかめるのですが、このコツをつかむには普通のことをしていても難しいです。
日々の日常でその分野(アフィリエイトやプログラム)について考える機会が必ず出てきてしまうほどに、そこを愛し続けることが大事です。
しかし、その分野をそこまで愛せるようになるまでには、けっこうな時間がかかりますから難しいです。
とにかくは歯磨き的に続けることが大事。
惰性でも良いので、兎に角続けていくことが大事なのかと思います。
僕の場合は今すぐにでも日常を打破したかったので命を削るぐらいの勢いでアフィリエイトブログの設計に取り組んでいたのですが、そこまで追い込まれていないのであれば、
歯磨き的に続けていきましょう。
惰性と書けば、かなりネガティブな響きですが僕自身は結果を出していくならばこの惰性の日々は絶対に出てくると思います。
どれだけ素晴らしいプレイヤーでも本気で走り続けることは不可能です。かのイチローは高校時代、けっこう手を抜いていた時もあったと言います。
自分の体は消耗品であると考えて、たまにはサボることも重要なのだ。
という結論からそういった行動に出たと語っていますが、
ソース
これは、どんな分野でも同じだと思います。時としては計算高くサボり、嫌な日にはあるていどサボることも大事なのだと思います。
どんな分野でもそれなりに頑張っていたら、スイッチが入るタイミングがでてくる
当ブログでは、アフィリエイトで稼ぐことばかり書いてあり、そこには
とにかく頑張ることが大事
ということをしつこく書いているのですが、僕自身はある程度惰性でやっている日もありました。
ただ、スイッチが入るタイミングがありまして、それが初めて収益が入った月でした。
それまでアフィリエイトなんてどうせ稼げないだろ。
と思いつつも、
とにかく1年やって結果が出なければ辞めてやろう
と思い、自分を説得しながら「だましだまし」やっていたわけですが、
半年後に初めての収益が出た時に一気にやる気がわいてきたのです。
そこから、作業量が増えていきそれに乗じ収益も倍々ゲームで増えていった感じです。1年目にして月収は30万円ほど稼げるようになり、そこからは自営業でやっていくようになりました。
当たり前と言えば当たり前だが。「楽しめれば最高」です。
僕はこういった世界でやっているので、お金稼ぎをしている人を結構知っていますが、どんな人も共通して言えることは
楽しんでいます。
そりゃ、たくさんお金を稼げれば楽しいだろ
と思うものかもしれませんが、そういった人は下積み時代から割と楽しんでやってきている人が多いのかなと思います。
楽しんでやる方法はどこにあるのか?と言えば、
結論はその分野を本気で勉強するしかないと言えます。
恋愛ならば、恋人のことを知れば知るほどに楽しくなったり、胸が躍ったりすると思いますが、努力に関しても、ビジネスにしても同じです。
知識の扉を開けていくにしたがってだんだんとのめり込んでいってしまうのです。
そもそも人間は、知ることを楽しめるのに。
元来人間は、知的好奇心の塊のような生物です。しかし知るという行為を学生時代に強制されていたり、限られた分野の勉強しかやらせてもらえなかったがために、勉強というものに対して嫌悪を抱くようになってしまうわけです。
酒が飲みたいのなら大学に行け、
勉強がしたいのなら一人で図書館に行け。
という諺がある様に、
本来勉強とは自分一人で掘り下げていくものです。
集団のなかで「なかよしこよし」で行うようなものではありません。
そう考えれば、社会人になっての自らの意志で行う勉強こそが元来の勉強ではないのかと思います。
僕自身も工業高校を出ていますが、アフィリエイトブログを初めてライティング、マーケティング、SEO、コピーライティングなどの勉強をしていく内にその分野について知る楽しさを知ることが出来ました。
こういったことを書けば、
努力を楽しめることも才能だ
という人もいると思いますが、それはやっていないからこそ言えるのではないかと思います。
本当に頑張っている人で、努力をするには才能が必要であるというような人を僕は見たことがありません。
だからこそ、繰り返します。
ですから、何度も書くようにとにかく一つの分野に絞って本気で掘り下げていってみましょう。
1年もすれば、その世界の歩き方を知ることが出来、2,3年で走り方を体が覚えます。そうすれば、おのずと収益も伸び、自分の中で新しい稼ぎ口が出来るのです。
そして、先ほども書いたように長い時間をかけて身に着けたスキルはちょっとやそっとでは手元を離れません。
周りが見えなくなれば、なお良いです。
最後にこれも付け足しておきます。
ある程度努力を続けていると、ライバル的な存在が出てきます。いろいろありますが、そういった存在は基本的に無視で良いです。
中にはモチベーションになると言う人もいますが、大抵の場合ライバルの結果に一喜一憂してしまい、自分本来の力を出せなくなってしまいます。
ですから、自分のペースで歩いていけばいいのだと思います。
僕自身も自分よりも遅く始めた奴が、自分よりも優秀でどんどん結果を出すのを幾度となく見てきました。それでも、気にしないように作業していたら、いつしか安定して稼ぐことが出来るようになりました。
努力とは横ではなく、前を見てするものです。
だから、隣のやつが1m進んでいたとして仮に自分が1ミリしか進めていなくても素直に喜ぶことが大事なのです。
【結論】努力に裏切られてきた人に。
結論として努力に裏切られてきた人は、一つのことに力を集中していきましょう。
仮に1年続けて結果が出なければやり方を変えてみるとかで良いと思います。
挑戦と書けば、その裏側にはリスクとかコストとかそういった言葉を連想しがちですが、今の世の中はほぼノーリスクで挑戦できます。
ですから、始めは冷やかし的な感じで何かしらに取り組んでいけば良いと思います。ある程度続けていけば、世界を理解できるので、掘り下げていきましょう。