仕事が楽しくない人に僕が言いたいことは、
それって当たり前なんじゃないのか。
ということです。
そもそもよくよく人生を思い返してみて、他人に
「これをやれ」
と、やらされることなんて基本的につまらない物ばかりなのです。仕事だけではなく学生時代もそうだったはずです。僕の場合は学生時代みんなで楽しむ体育祭や文化祭でさえやらされている感じが嫌でした。(たぶん少数派かもしれませんが)
また学校行事や勉強だけじゃなくて、部活もそうですよね。監督が思っている強いチームを作るためには監督の必要とする選手にならないといけません。
そう考えれば、自分がやりたくない練習をしなければならなく、やりたいことをやらせてもらえないことが多いのです。
日本は軍隊を持たないと言いますが、「軍隊を育て上げるときに採用したやり方」というのは現代社会でも根強く残っているのです。
そのせいで、本来開花するはずだった才覚の芽が摘まれることも良くあります。
確かに組織というものを上手く回していくのであれば、その組織での立ち振る舞い方を心得ている人間が必要です。
経営者はそれが分かっているから、「自分のイズム」を上層部から下層部まで浸透させるわけです。
でも、他人の価値観や考え方に左右されてやる仕事や作業なんて基本的につまらないわけで、そう考えれば、
仕事、もとい組織運動の中で働くのが楽しくないのなんて当たり前
という結論に至るのは至極当然ではないかと思います。
目次
仕事は他人に安い賃金で働かされるものだ。
仕事というのは、基本的に他人に安い賃金で働かされるものです。
日本は資本主義ですが、組織の中においては共産主義的な部分も根強く残っています。
仕事を8のクオリティで仕上げる人間と5のクオリティで仕上げる人間が同等の報酬であるということは、ごくごく普通にあります。
ちゃんと仕事をしている人間は評価される
と言われますが、そのちゃんとした評価を受けるまでに長い時間を必要とする点は若干の理不尽を感じる部分ではないかと思います。
また、組織というのは成功をする人間と失敗をしない人間では後者の方を評価する傾向にあります。
どれだけ優れた腕を持っていても、一度の失敗で出世の道や報酬を得るという道を断たれるわけですから、いかに会社で働くことが不安定であるか理解できます。
人間の世界に安定はない。
会社に勤めるメリットは安定することである。
という人も多くいると思いますが、僕としてはそれは違うと思っています。基本的に組織で働くということには全くもって安定という要素はなくむしろ、不安定であると思っています。これ自体は別の記事でも書きましが、その考えを変えることはありません。
そう思っている理由は
会社に行かなくなれば、収益がなくなる
という一点にあります。
確かに会社で働き続けることが出来れば、収益をもらい続けることは可能です。
それでも、働くことを辞めてしまうと、当然お金はもらえなくなってしまいます。結局のところ安定していると思っていたのは「会社で働いているから」であり、本当の意味での安定とは程遠いことになるワケです。
自分で仕事を選んでいくことが大事です。
そうなって来れば、どうすればいいのかと言えば
自分で仕事を選べるようになること。
これしかありません。
結局のところ楽しくない仕事をしているのは、実力がないからだ、と言えます。実力があれば仕事を選ぶことが出来、そこから自由な労働時間を得ることが出来ます。
ちょっと胡散臭いな。どこのセミナーだよ
と思うかもしれませんが、これ自体多くの経営者が実際に思いついてやっていることです。
とはいっても、誰でも経営者になれるわけではなくそこに至るまでには努力が必要です。それも努力をするだけでなく、「努力を続ける必要」があります。
ただ、現代社会を見渡してみれば努力の方法はある程度確立されているわけであり、道に迷うことはありません。
一昔前は車にカーナビがなくて運転が下手くそな人は、運転に対してちょっと負い目を感じていたわけですが、車にナビがつくことで積極的に車に乗ることが出来るようになりました。
そんな感じでスキルを身に着けていく方法はある程度確立されており堂々と一歩を踏み出していけば良いわけです。
しかし、多くの人は成功者のやり方を真似しない。
ただ、多くの人は成功者の言っていることを聞き入れようとはしません。
僕自身は多くの遠回りをしてきたわけですが、その要因は他でもなく、
「我流でやろうとした」
ことにあります。
しかしながら、成功するためには成功しているやり方を学ぶことが大事であり、多くの人はある程度答えが出ているのにもかかわらず、自分なりのやり方で突っ走ろうとするわけです。
それは、カーナビがついているのにもかかわらず、それを使わずにいったこともない場所に行こうとするようなものです。
確かに土地勘がある人ならばカーナビなんて必要がないかもしれません。でも、世の中にいる人は基本的にどんくさいので誰かのやり方を真似しなければ、結果を出せないようになっているわけです。
Googleを使えない人は、この先の未来は暗いです。
分からないことがあれば、Googleを使うことです。
お金の稼ぎ方も何でもすぐに出てきます。
しかし、いまだにネットで書いていることなんて基本的に信用ならない
という人が後を絶ちません。でも
それっていったいいつの話をしているんだ。
というのが、率直な話でありGoogleも日々アップデートされているわけです。基本的に詐欺まがいのサイトは10年ぐらい前のペンギンアップデートというものでほぼほぼ、撲滅されました。
極小確率で詐欺的なサイトに当たるかもしれませんが、そんなものは何かしらを始めるうえで起こるある種のリスクです。
はっきり言って、ただで有益な情報を得られることを比べれば、微々たる不安要素でしかないと言えます。
副業を始めるリスクはほぼありません。
そして、現代においては副業を始めることは誰にでも出来ます。
もっとも、副業で結果を出すことがかなり難易度が高く、先ほど書いた成功している人のやり方を真似しないと結果は出ないのですが、それでも一つずつやっていけば、結果は徐々に出てくるものです。
大事なことは、かなりシンプルで
日々歩みを辞めないことです。
それが出来れば、月収50万円ぐらいは充分に射程圏内ではないかと言えます。僕の場合は1年目で運良く結果が出ましたが、すぐに稼げなくなったので目安としては、2~3年先を見据えて副業で資産形成していくことが重要であると思います。
楽しくない仕事を辞めるには、ある程度頑張る必要があります
ということで、ここまで書いたわけですが、もう何度も書いているように
楽しくない仕事を辞めたいのなら、ある程度頑張る必要があります。
確かに仕事をしながら、その傍らにスキルやスクールに通って能力を高めることは難しいかもしれませんし、稼げる金額もたかが知れています。
1年目で稼げるお金は5万とかそんなところかもしれません。それでも、一社会人が月5万円の収益を上げるのにどれだけの時間がかかるのか?と言えば、相当の年月を要するわけです。
さらに、お金稼ぎは最初の収益を上げることが出来れば、一気にお金を稼ぐことが出来るようになるタイミングがあります。
僕の場合は、初めての収益を得るまでに半年間かかりましたが、そこから月100万円を得るのには2年もかかりませんでした。
そうなれば、本業の収益を超えることも可能であり、将来の資産形成としてスキルを身に着けて、新しい働き方を模索することが、今後の社会でも生き方になってくると思っています。
こういったことを書いて、動き出せる人はほとんどいません。
ただ、こういったことを書いて実際に動き出せる人は100人いれば3人が良い方です。
そりゃ、
今からやってみて
と言われて、すぐに動けるような人間はほとんどいません。しかしながら、結果を残せる人というのはいつの時代も決断が速い、というのが歴史を振り返ってみても証明されています。
一度躊躇してしまえば、これからいろいろなやり方を思いついても、その手法を実際に試してみようとは思わないです。
「こうすれば、良くなるのにな」
と頭の中で、思い続けたまま時間が過ぎていくことになります。大事なことは、よさそうだなと思ったことをやってみることなのです。
一見すると軽い考え方ですが、成功するうえで大事なことは行動をすることと、その行動の数を増やすことなわけで、
「速く初めて長く続ける」
ということなのだと思います。
まあ、そういったことを書いて今回の話は以上です。