僕が副業を頑張って続けてこれたのは、僕が大したことなかったからです。大したことなかったというのは、一般的なところで言うところのセンスがない。
ということです。
1つのことを極めるのにも時間がかかる僕は、その一つをすごく大事にすることが出来、多少失敗した程度ではその道を諦めないわけです。
まあ、そういった泥臭さがあったから今現在もそれなりにやれているのかなと思ったりします。
人はなにかに挑戦し挫折をしたとき「才能」という言葉を言い訳をしますが、僕の場合は才能がないことが才能でした。
一つのことに時間をかけることが出来るというのは、代えようのない強みであると言えます。
目次
物事成功の秘訣は飽きないこと。
なんでもかんでも器用にこなせる人とというのは意外と飽きっぽくてすぐに諦めたり、挫折するのですが、そういった人はお金稼ぎにあんまり向いていないのかなと思います。
勿論天才的なセンスで成功を収める人はいますが、そんなのはごく一部で今お金を稼ぐことが出来ている「成金」は、割と泥臭くやってきた人が多いのではないかと思います。
成功の秘訣はやっぱり飽きないことにあるのかなと思います。
1つのことが出来るようになれば、物事はとんとん拍子で進むことが多い。
基本的に出来ないことばかりです。しかも、それが一つや二つでは済まない場合がほとんどで、本人のスペック次第では何一つ手につかないこともあります。
僕の場合は、副業を始めるとき、まずブラインドタッチで躓きました。
時間さえあれば、まあ文章は書けるのですがブラインドタッチはどうにもならなく、常にキーボードを見ながらパソコンを打つ感じでした。
そのため、作業はかなり遅い。
それでも、兎に角続けていくと何とかなるもんです。
現在は3000字程度の文章ならば、30分あれば書けるようになりました。画像とか装飾とか構成にこだわるのであれば、2時間ぐらいはかかりますが、一つの文章、つまるところ序盤、中盤、終盤。読者に離脱されない形で3000字書くことは今となってはそれほど造作もないことです。
物事にはそれを成し遂げるうえでの中核となる部分があると思います。
そこに関しては、どれだけ時間がかかってもクリアする必要があります。そこさえクリアすることが出来れば、後はとんとん拍子に進むこともよくあることです。
多くの人はそれが分からなくて迷うわけですが、そういった時はどこに時間をかけているのか考えてみましょう。
キーボードを打つのに時間をかけているのなら、キーボードを速く打つことが問題解決の中核です。
出来ないことをマスターするのは、いつの時代も「反復」
出来ないことが出来るようになるには、どうすればいいのかと言えば基本的に続けるしかないと思っています。
色々なやり方があると言われていますが、基本的な技術については続けていく中で何とか身に着けていくことがもっとも正しい形であると思います。
近道で身に着けた技術というのは「そのとき」は使えるのかもしれませんが、ある程度時間が経ってくると使い物にならなくなることが多いです。
一見すると不細工かもしれませんが、「誠意を込めて身に着けた技」というのがもっとも安心できるビジネスパートナーかと。
才能がないかも?と思ったのなら。
今回は副業の話ですが、仕事にしても才能がないかもと感じることは多いと思います。
特に社会は常に他人との比較に遭い、それは避けられないことがほとんどです。
仮にそういった比較をし、明らかに集団よりも劣っていると感じた時は、まずは
「もっとも時間がかかっていること」
に本気で取り組んでみることが良いと思います。
時間がかかっていることを短縮することが出来れば、それすなわち全体のスキルが向上したことになります。
結局のところ、時間は正直であり最も信頼できる数字なのです。嘘をつきません。
出来ることよりも、出来ないことを知ることが大事。
就職をしたり、フリーランスで仕事を取ってきたりするときに、多くの場合「自分が出来ること」を列挙すると思います。
自分が取ってきた資格や経歴、性格などですね。
これ自体を列挙すること自体間違っていなく、今まで自分がどういったことを経験しそれを習熟したのかは社会で戦っていく上での武器になりますし、それを戦力として数えることはごく当たり前のことと言えます。
それでも、まずは出来ないことを知ることが大事です。
カレーにはカレールーが必要なように、物事にもそれを欠かせば話にならないことがたくさんあるわけです。
僕が先ほど上げた例で言えば、ブラインドタッチですね。webでお金を稼ぐのに文字すらまともに打てない奴が何とかなるワケがない。
自分の強みを最大限に活かせるのは。
自分の強みというのは結局のところ、自分の弱みを克服したときに初めて発揮される、と考えた方が良い気がします。
勿論、世の中は広く自分の弱みを一切無視して尖りに尖った結果、大きな戦果を挙げる人もいます。でも、それは一種の天才的な人間に限られます。
凡人たる我々は、まずは出来ないことを一つずつこなしてその世界で躓かずにやっていけるようになるのが一番な気がします。
こういった風に書けば、夢がないように思えますが、仕方ありません。
夢を見る権利があるのは弱い自分、それから現実としっかりと向き合ったものだけであり、それについてはこの記事でも書いた通りです。
目の前のドアを開けるカギがあっても、そのカギ穴にガムが詰まっていれば意味がないです。
まずは問題攻略のカギを使う前に、目の前のカギ穴を自由に使えるように試行錯誤していることが重要なのだと思いますね。