「社会人がアニメを見るメリットどこにあるんだろう。アニメってぶっちゃけ、娯楽だよね。見る意味なんてあるのかよ?」
こう思っている人に僕が思うことを書いていきたいと思います。
※注意※
アニメを見ると、時間が溶けます。もしかしたら徹夜をして生活リズムが狂ってしまい、健康に支障が出るかもしれません。
でもそれは、日本が誇る作品が魅力的であるということです。そして、魅力的なものを見れば、魅力的な引き出しを増やすことになります。
魅力的な引き出しがたくさんあるからといって、魅力的な人間になれるわけではありません。しかし、会話のどこかのタイミングで出る一言。
日々の生活態度、他人との接し方。ここら辺にいい影響を与えるのが映像作品を見る素晴らしさであり、
だから、アニメは良いのです。
アニメは人生の必須科目ではありません。しかし学びがあります。
かつてトーマス・エジソンは
何かを成し遂げるうえでは頑張ることが重要だ、でも、楽しんで頑張ることが出来ればそれがベストだ。
という言葉を残しました。
アニメは楽しみながら学ぶことが出来る、素晴らしい教材であると感じます。
そういったことを踏まえてアニメの良さについて書き上げていきたいと思います。
話の内容。
- アニメを見るメリット
- 僕はアニメに人生を変えてもらった
- 今の時代は金さえ払えばアニメを見れます。(少ない金額で良い)
- 人間は孤独の楽しみ方を覚えるべきだ
- せっかくなので、発信してみるべし。
それでは書いていきたいと思います。
目次
アニメを見るとメリット
- お金を払わずに作品を楽しむことが出来る
- 総合的な伝え方を学ぶことが出来る
- 人生の師よりも大事な、心の師を得られる
- 勇気が身に付く
- 自分を騙そうとする人の区別がつくようになる
メリットを上げれば、上の感じでしょうか。
せっかく箇条書きで書いたので、さらっと深堀します。めんどくさかったら飛ばして呉れれば幸いです。
1.お金を払わずに作品を楽しむことが出来る。
娯楽作品は
「アニメよりも漫画で!」
という人もいると思います。
が、漫画は全巻を集めるのにお金がかかります。50感も出ている漫画であれば、2万円強かかります。
そして良いマンガは連載が続くことが多く、良い漫画を読破し、作品の良さを余すことなく堪能するには、それだけ多大なお金がかかるということになります。
また、漫画は場所を取ります。たしかに本棚にずらっと全巻そろえることは達成感があると言えます。
それでも、引っ越すときめんどくさいし、コーヒーのシミが出来た時には最悪です。
今の時代アニメはお金を払いさせすれば、いつどこでも見ることが出来る。
一方、アニメの場合、月々に少しのお金を払うだけで偉大な巨匠たちが魂を削って書き上げた名作を手っ取り早く見ることが出来るのです。
場所を取りませんし、何なら電車の中でも見ることが出来ますし、待ち合わせの時間でも見れます。
作品の良さを見出すのは、本人次第です。
勿論その作品から何を見出すかは、その人次第です。
でも、作品を見て、その作品のストーリーだけなく、背景の描かれ方、アングル、効果音、主題歌などなど、総合的な作品としての価値を見出す訓練をしていれば、次第に感性が磨かれます。
人間が生きるうえで、最も効果的な潤滑剤ともいえる、
読解力
これが磨かれるのです。
2.総合的な伝え方を学べます。
思うに、人間の伝える手段は1種類ではないと思います。
「伝える」
とは声色や視線、それから雰囲気。そういった総合的な部分を使って、自分の思っていることを相手に理解してもらうことなのです。
それがつまるところはコミュニケーション能力であり、人間を動かすうえで大事になるものです。
もっともアニメを見るだけで、その能力が完璧に伸ばされるわけではありませんが、きっかけになる部分は沢山あります。
アニメーションの本質
一線級の声優、一線級の脚本家、一線級の作画、そして一線級の原作者。
アニメとは一流が作っている、娯楽の総合芸術。
言葉選び、間の取り方、魅せ方、話の強弱やテンポ。
意識してみれば、学べることは沢山あると思います。
娯楽だと思ってもいいと思います。
でも、
同時に学ぼうとしても良いのです。
学ぼうとすることはしんどいことです。
が、しんどいからといってつまらなくなるというわけではありません。
しんどくて楽しいのならば、それがベストです。
3.人生の師よりも偉大な、心の師を得られる
これを読んでいる人は人生の窮地に立たされたことはありますか。
僕はあります。
ただ、そういった抜き差しならない、どうしようもない状況の時にどこかしらで知ったさりげない一言や、セリフが救ってくれることがあるのです。
時に1000の行動よりも、偉大な一言が人生には効果的だったりします。
アニメには曲がりなりにも哲学があるのです。
キャラクターの言動、背景には作者なりの主張があるもの。
一度、悪役、味方、関係なく作品の中で動く「その人」を見てみればいいと思います。
悪役だって、脇役だって良いことを言っていたりします。むしろ、悪役の方が頑張っていたりします。
正義とは、ある人からすれば理想論です。時として、「浅く」感じます。
そんな中、現実に苦労している人にとっては悪役の現実的な言葉の方が心の響いたりして、頑張ろうと思ったり、納得させられたりします。
そして、考える機会が出来ます。
考える機会が出来れば、少なくとも本能で生きるよりはいろいろなことの確率が上がってくるはずです。
ただ、現代においては考える機会やきっかけがなかったりするもの。そのきっかけを与えてくれるのがアニメだけでなく、娯楽作品なのだと思います。
だからこそ、こういった風に僕はブログ記事を書いていたりするのです。
4.勇気が身に付く
一瞬のうちに発揮される勇気もあれば、日々当たり前の仕事をこなす勇気もあります。
アニメはその両方に働きかけてくれます。
僕が思うに勇気とは気持ちではなく、能力です。
体を鍛えたり、頭脳を磨いたりするように、勇気を日々育てておくとあらゆる場面で有利に働いてくれちょっとだけ、楽しい思いが出来ます。
どれだけ優れた土地を持っていたとしても、それを管理せねば結果は出ません。種が芽を出すには素晴らしい土地を維持し、さらにはより豊かなものにすることが大事です。
だからこそ日々感動することが大事です。感じること。喜び、悲しみ、怒り、楽しむ。いろいろな方向に心が動けば、心は強く柔らかくなります。
それが、結果を生む土壌になるのです。
勇気の使いどころを理解し、自分が出すべきところで勇気を出し、その中で成果を出そうと頑張ることが出来るのです。
5.自分を騙そうとする人間の区別がつく
これはネガティブな話になるので、書こうか迷いましたが書きます。
第一、アニメは素晴らしいものです。しかし作り話でもあります。
つまるところ嘘です。
アニメとは壮大で、愉快で、感動する嘘であり、決められた順番で展開される嘘を僕たちは娯楽と称して楽しむわけです。
で、そういったモノを見続けていると、自然と
「モノを見る目」
が養われるのです。
すると不思議なことに、文章であろうと、対面であろうと、自分を騙そうとしてくる人間の区別がなんとなくついてくるのです。
勿論アニメだけじゃなくても経験も大事です。
勿論、アニメだけを見て人を見る目が養われるわけではありません。そこにはある程度の経験値が必要です。
それでも、アニメを見る中で培った「話を理解する」と言う筋力が人間を見ると言う部分においては実に作用してくれます。
それが、面倒な人間関係やしがらみを回避する力になってくれたりするのです。こういった点で言えば、だいぶ地味なように感じるかもしれませんが、実際のところは人間が生きるうえで、けっこう重要な能力です。
今の時代は金さえ払えば、好きなアニメを見れる。
今の時代はお金さえ払えばアニメを見ることが出来ます。
それって素晴らしいことだと思います。
オンデマンドサービスと呼ばれるもので、これを読んでいる人は使っているかもしれません。
お金には「無駄金」と呼ばれるものがあります。
それを踏まえ時間を削って得たお金を娯楽に投下することは、「無駄」と言えるかもしれません。
そんなものに投資するなら、参考書でも買った方が良いです。
しかし、「姿勢」さえあれば、娯楽もまた教材になり、気付きを与えてくれます。
アニメを見るサービスを使ってみると良いです。
オンデマンドサービスを一度使ってみると良いと思います。ステマになりますが、僕はU-ネクストを使っていて、色々な作品を見ます。
おすすめする理由は、これを読んでいる人が損をしないからです。というのは最初の1月はタダで見れることが出来るので、自分にとってオンデマンドの適性があっているのか確認することが出来ます。
登録をしたり、口座登録が必要になりますし、そういった意味では使うまでのハードルは高いと思いますが、無料で使えるメリットは良いと思うので使ってみてはいかがでしょうか。
楽しく、難しく、時に横展開して考え、
自らの価値観を日々アップデートすること。
これが学習です。
人は孤独の中で、楽しむ方法を知るべきだ。
今の時代は一人でいることが、恥なように思われがちかと感じます。
でも、人間が自分の考えを持つうえでは、自分一人の時間を過ごすことも大事だと感じます。
時として、誰とも合わずに何か一つのことに対して、考えに考え抜き、迷走して答えを導き出そうとする努力も大事になると思います。
それが考える力を養ってくれるわけです。
考える力があれば、人間は楽に生きられる。
「考える力」とは、他人に頼らなくても、正解に近い答えを探し出す能力であり、人がより良く生きていく上で最も大事な能力でありながら、現代人に不足しがちな能力かと思います。
今の時代はネットがあり、それの影響もあってか物事の良し悪しをかの知らない内に知らない誰かのコピーをして、正当な評価が下せない人が増えているのです。
そういった中で、考える力、これがあれば、人は楽に生きることが出来ます。
無駄なことをしなくなり、良いことが出来るようになります。考える力がもたらす一番の恩恵は
善悪の基準
これが、自身の心の中に出来上がることでしょうか。
IQの高さではどうにもならない問題が世の中には腐るほどある
頭が良い悪い以前に、善悪の基準がしっかりできていない人間が結果を残すことは難しいのです。
他人に善悪の基準をゆだねていると、芯がなく、重要な決断を迫られたとき必ずミスをします。ミスをするならまだいいです。
一歩すら踏み出すことが出来ず、後悔をして生きることが増えます。そうすると、ミスがまたミスを呼んできて負のスパイラルが出来上がってしまうのです。
それは多分、楽しくないことだと思います。
だからこそ、自分一人で考える時間を作るべきなのだと思います。
縁を断つのではありません。
人間が寝るときに電気を消すように、余計な情報を入れないようにするのです。
そういった風にすると感覚が鋭くなります。そこで、ふとすごい人が作ったすごい作品を見てみると、存外心にすっと入ってきたりします。腑に落ちる、と言えばいいのでしょうか。
そして、何気ない一言が自分の人生を肯定してくれたりして、それが前を進む力になってくれたりします。
人と関わることで、思いやりが磨かれるのであれば、人と関わらないことで哲学が磨かれます。
勿論、悪い部分もありますがそこを非難しても仕方がないのです。物理学史において「巨人」とも称されるアインシュタインは
孤独とは天才が通う学校である
と語っていたと言われます。
でも、天才でなくても一人で考える時間を人生のどこかで得ることは、決して悪くないことだと思います。
せっかくなので発信しても良いと思います。
発信すると言えば、YouTubeがあると思います、ただ、別にYouTubeじゃなくても発信する手段はあります。
僕がやっているようにブログでも書けばいいです。その記事のクオリティを上げることが出来ればGoogleの検索順位で上位表示を取れるかもしれません。
そうすれば、収益化が出来ます。もっともこれは上手くいっている人間の一例です。実際にやろうとすれば専門知識を身に着ける必要があります。
ただ、お金目当てじゃなくてもアドセンス広告を貼れば、月に1万円前後の収益を見込めるし、アクセス数が伸びればASPサイトに登録して収益化も可能になったりします。
現代において伝える力があれば、出来ることは実に多いです。書く言うアニメも伝える力で成り立っているビジネスです。
お金の話をしましたが、お金は後からついてきます。まずは能力から。
発信をすれば、考えをまとめる力が磨かれて、色々と得をします。
同じ意味の内容を伝えること一つとっても、言葉のつなぎ目や、響き、語感や、長短など細かい部分に目が行くようになりそれが、目の前の人間との交友関係を大きく変えるきっかけを生みます。
そういった能力を身に着けた後に、お金がついてくるのであればこれほど最高のことはないかと思います。
僕は、工場員をしているときにブログを立ち上げて、そのブログをアフィリエイトブログとして運営してお金を稼ぎました。
【5年間】工場員からアフィリエイターになった人間がここまでしてきた苦労とか残した結果について。【泥臭く】
今回の記事は何かと伝える力についてピックアップしてみましたが、自身でもその力を磨いていくと、存外できることは増えると思います。
ですので、ブログやYouTubeなんかでアニメch、アニメブログを立ち上げてみるのも悪くないかと思います。
出来ることは、キャラクターの紹介、レビュー、名勝負の解説、などなど意外と多くネタ切れもしにくいです。
まとめ:娯楽は人生の潤滑剤。
ということで、最後になります。
娯楽は人生の潤滑剤です。
強い行動力があって、秀逸なセンスがあれば人生は簡単に勝つことが出来ます。
でも、ほとんどはそういった人ではありません。またそういったレベルに達する努力が出来ません。
努力をすると、心が疲れてしまい、錆びつきついには挫折してしまいます。だから、多くの人は努力を続けられず夢半ばで回れ右をして成し遂げられないのだと感じます。
だからこそ、潤滑剤として娯楽に触れてほしいと思います。
きっといい作品ほど、見ている人間に考えさせる余白があると思います。
その与えられた余白の中で、自分なりの論理を構築することが存外楽しく、それを繰り返していくと努力するということに対してちょっと前向きになれるのです。
映像作品を見まくったからといって、センスあふれる人になれるわけではないし、賢くなれるとも限りません。
でも、きっかけはつかめると思います。そして、見て損になる作品は多分あんまりないのです。だからこそ、今回はアニメのメリットについて、6000字を超える熱量で書かせていただきました。