工場勤務って転職できるのか。という話についてですが、全然できると思います。工場員として転職していくためには、何が必要なのか考えていきましょう。
目次
☆話の内容
- 工場員の転職における条件
- 具体的手順
- 転職を有利にするスキル習得
- 効果的なセカンドキャリアの歩み方
- 天職と良職
転職について最初に話しておきますが、転職をすることというのは実にめんどくさいことです。そして勇気がいることです。
転職とはとどのつまり、戦場を変えるということです。
それは今まで自分が身に着けてきた武器を放棄し、丸腰で新しい戦場に飛び込むということです。そこには少なくとも覚悟が必要です。何せ新しい武器をまた1から作り直す必要があります。
そして、新しい武器を作るには時間がかかります。少なくとも新参者はその努力が必要です。一人前になるまでに、覚悟を維持する必要があります。転職は気軽にできるものではありません。
いきなりこういったことを言えば転職を考えている人は引いてしまうかもしれません。しかし、こればかりは事実なので書いておきます。
ただ、自分の将来に絶望をしているのであれば転職は妙手です。工場勤務は客観的に見ると、そこまで、悪い仕事ではありません。給料も出るし、最近は働き方改革で早めに帰れる社員も増えています。
ですから、安定した給料とそれなりの生活を求めている人間にとってはいい仕事であると言えます。また、仕事に対して本気で向き合っていけばそれなりのポストを狙うことも可能です。
そういった志がある人は最短で係長、課長になることを目指していきましょう。そのためには自分磨きです。
係長、課長になれば同年代の人間よりも多くのお金を稼げるようになるでしょう。ですので、年収を重きを置く人は工場で仕事を頑張り続けることも一つの手段です。
ただ、ここに来ている多くの人は工場に嫌気がさしてきた人も多いのだとおもいます。自分が適合していないことから、将来性について悩んでいる人も多いのではないかと思ったりします。
はっきり言いまして、仕事の8割は適性がモノを言います。苦手な仕事を無理して好きになろうとしてもそこには確実に無茶が生じます。
ですので、そういった人が工場を辞めていくことは、別に悪いことではないと思っています。一度きりの人生です。人生の明暗を左右する仕事に対して本気で考えているのならば、それは悪くない考えです。
仕事を辞めて、新しい出会いを求める。これもまた「生存戦略」。元工場員としてはアリではないかと思ったりしますね。
今回は、工場勤務の転職に書いていきたいと思っています。しっかりとした手順を踏めば転職は可能です。とはいえ、ただ転職するだけではなくどうせならば良い職に就きたい人も多くいるはずです。
それを踏まえたうえで、話を展開して行きたいと思います。
1.工場員の転職の条件
工場員の転職について、色々な不安が付きまとう様に思いますが、実際のところは案外転職は何とかなることが多いです。特に20代~30代の若手であるのであれば、丁寧に手順に従って努力をしていくことが出来れば転職できる確率はすごく高いです。
では、転職をしていく中でどういった手順を踏んでいけばいいのか考えていきましょう。
具体的な手順について。
- 事前準備
- 書類作成・応募
- 面接を受ける
- 退職・引継ぎ・入社準備
1.事前準備
転職をしていく上で大事になることは準備です。転職とは戦いです。そういった中で必要な情報や自分の能力を知らない人間が上手くいくわけがない、と心得るべきです。
では、どういった事前準備をしておくべきなのか。
答えは、自己分析と情報収集になります。
自己分析
自分が今後どういった仕事に就いて、どういった人生を歩みたいのか。それに加えて、自分がどういった能力を持っているのか。それらをしっかりと洗い出しておきましょう。
工場員とは言っても出せる強みはあります。また仮に強みを見出せなくても、転職サイトのキャリアアドバイザーのカウンセリングを受ければ、洗い出すことが可能です。
とはいってもこれは一手段です。
そこまで大げさなことをしなくとも、ともかくはなんとなく転職活動をしてみましょう。
ポイント
転職活動と、転職は違います。
転職活動とは転職に向けて行う努力です。実際に転職するわけではなく転職を上手くいかせるために情報を集めたり、考えたりすることが転職活動です。
あまりこういったことは言ってはいけないのかもしれませんが、けっこう気楽ではあります。しかし、転職活動をしっかりしておくと、仕事に関する情報が集まります。
そういった周辺情報を知っておくだけでも非常に有利に働きます。そして、仮に自分に対して有利な状況がないのなら転職をしなければいいのです。
ちなみに、今こうしてサイトを見ていることも転職活動のうちの一つです。物事が上手くいくための第一歩は関心を持つこと。仮にこのサイトを閉じた後も転職についての熱意があるのならば、色々な転職サイト見あさり、流し目でも良いので情報を集めてみましょう。
情報収集
転職サイトなどを実際に使ってみて、自分に合う企業がないかを模索します。実際に自分と適合しそうな企業があったのであれば、その企業について調べてみるべきです。
転職サイト↓
2.書類作成
求人サイトを見て、自分に合っている仕事条件が見つかったのであればそこから書類作成をしてみましょう。書類選考というものがあるので、効果的な書類作成の手段を学んでおく必要があります。学ぶと言うより、その場しのぎ的に手順を順守して書いていきましょう。
書類を作成する方法はこちらに記されています。
上では転職サイトであるデューダの公式ページを紹介しました。それでも、今の時代は調べれば書き方は出てきます。こういった時はGoogleを頼って手順に従い仕事をこなしていきましょう。
3.面接
面接があります。面接を突破するためには抑えるべき質問はしっかりと抑えるべきです。たまにアドリブを利かせる必要もありますが、とにかくは聴かれる質問を意識してそれにこたえる努力をするべきです。
実際に抑えておきたい質問は、
①自己紹介・自己PR、②転職理由、③志望動機、④活かせる経験・実績・スキル、⑤逆質問(面接官への質問)、の5つです。
しっかりとこなせるように考えていきたいところです。大事なことは自分が就職する企業がどういった企業が把握しておくことです。
企業はモンスターであり、手ごわいモンスターを倒すには弱点を知っておく必要があります。自分の強みが相手に刺さるのか。
ここを把握しておきます。そして、面接という時間の中でその魅力を上手く相手に伝えることです。言葉は下手くそでも伝えることが重要です。
自信がない人間は自分の強みを複雑に言ってしまいます。しかし、そこは自身の強みに自信を持ちましょう。
とはいっても、本当に自信がなく強みがないのであれば、これから説明するように強みを身に着ける努力をする必要があります。それについて深堀していきましょう。
自分にとって良い人生を送るための努力。
とはいっても本当になりたい自分を目指すのであれば、計画が必要です。
例えば、最終的に独立したいのであれば今の時代はweb系やIT系のスキルを身に着けておくことが重要になるでしょう。
独立をしたのであれば、お金を得る機会は増えます。また自分一人で仕事を回していた経験値はキャリアアップにこの上ない要因です。
仮に自分が一人立ちするのであれば、いきなり転職するのではなくあらかじめ、業種を絞っておきます。
その業者がエンジニアかウェブ制作か。それはその人の自由です。ただ、それは転職サイトで見てみれば見つかると思います。
そして工場員として働いていく中、「自分時間」を使ってその能力を磨いていく。半年間続けるだけでも見違えるほど能力は伸びます。
その中で自分一人で収益を上げられるレベルになれば堂々と職歴所にその実績を書くことが出来ます。企業もその実績は必ず重視してくれるはずです。
一人で1万円稼げるだけでも大層すごいスキルですね。雇われている中で言えば、そんなのはちっぽけな能力です。でも、自分一人で1万円を生み出すには0→1が必要です。
そこまでに必要なことと言えば
基礎、基本、応用
この3つを踏襲している必要があるのです。
これが出来る人って世の中にそうはいないので、それだけでもweb系の業種は重宝されます。
その後web系に就職が出来たのであれば、仕事をしながらスキルを学びます。企業であれば盗めるノウハウもあるでしょう。
そして、自分時間を活用する中で副業での収益も上げる。そして副業が本業より稼げるようになれば、独立する。
さらに稼げるように自分でPDCAを回せる環境を作り、より自分の生産性を上げていくのです。
こうして書けば、出来過ぎたシンデレラストーリーに思えるかもしれません。
が、手順を順守すれば不可能な道でもない気がします。当然、そこには計画を遂行するだけの意志の力が必要になります。
その力が自信にあるのであれば、副業をしてみるという選択肢も一つ考えてみると良いのかもしれません。個人スキルの使いどころは現代社会において実に多くあります。
大人になって身に着ける得意分野のこと「市場価値」という。
小さいころはなにかが出来るということを「得意分野」と評されていたと思います。
でも、大人になるとそれは「市場価値」として評価されるようになるのです。
プロ野球の世界なんかでも打球を遠くに飛ばせることは市場価値です。そして速い球を投げれることも同じく、市場価値です。
市場価値は一つだけでなく多く持っていたら、より評価されます。イチローや大谷みたいに色々なことが出来るのであれば、価値は高騰します。
社会でも同じです。コピーライティングが出来、web集客が出来、売れるサイトが運営できるのであればそれは複数スキルの所持といえ、高い価値があると言えます。
そういったことは履歴書に書くことが出来るのです。
2.転職を有利にするスキルアップ
副業でも良いので、何かしらに特化した努力をすれば転職がしやすくなります。実績が挙げられるのであればなおのこと素晴らしいです。
雇う側も能力があって仕事をスムーズにこなせる人が欲しいに決まっています。ですので、とにかくスキルアップをするために工場に通いながらやってみることです。
例
例えば、工場員をしながらサイトを立ち上げて3万PVを安定して稼げるサイトを作ることが出来れば、それは転職する際に大きな武器になります。
3万PVのサイトを作成するために必要な能力は
- コピーライティング
- SEO
- ライティング
- タイピング
- サイト作成
これに加えて、たゆまぬ探求心が必要です。勿論、そういったコンテンツを0から作ることは簡単ではありません。しかし、簡単ではないからこそスキルは身につきます。
副業=悪が、副業=価値になる時代。
副業が悪と言われる時代は終わりです。むしろ、副業をすることで新しい仕事。それも今いる仕事よりも上の仕事に就ける確率が上がるのだと考えれば、どんどん副業をして、自分の能力を磨いていくことが先決であると言えます。
オススメの副業
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【0→1】人生改革。オススメ副業4選。今後の市場価値を上げて人生豊かに。【お金と能力】
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3.天職と良職について
今こういった話をしておいて、こういったことを聴かされれば萎えるのかもしれません。それでも事実なので話します。
ぶっちゃけ、天職に就くことは難しいです。天職とはそれをするために、自分は生まれてきたんだ。と実感できるような職です。
大谷翔平はまさしく野球がそれに当たるでしょうし、尾田栄一郎は漫画家がまさしくそれでしょう。
普通の人がこういった仕事に就くことはそれこそ、宝くじみたいなものである程度年齢を重ねてから見つけることは、難しいと思うのが一人間の人生観です。
それならば、何を目指すのが良いのか。
僕としては良職を目指すことです。
それを続ける中で、能力が磨かれて活躍の場をある程度期待することが出来る場所。それが良職です。ひのき舞台に立つことはできません。それでも、自分なりに掘り下げがいのある、分野があり、今後時間かけていくことでやりがいや成長を感じることが出来る場所。
そういった仕事に就くことが出来れば、人生の難易度は大きく下がるでしょう。
でも、そういった職が見つかれば苦労しないし、そもそも自分は転職する勇気すらない。という人もいるかと思います。
それならば、努力をしよう、行動をしようという話です。厳しいですし、あまりにも単純な理屈です。でも、その単純な手段も昨今ではサービスの充実やネットで得られる情報の質の工場によって、高い効果性を発揮するのです。
凡人の普通の行動が案外、大きな生産性を持ったりします。
ただ、残念なことに、ネットで調べた手段を小手先で試したところで結果が出るとは限りません。中には今よりも悪い状況になることもあり得ます。
生兵法は大怪我の基、という言葉の通り中途半端にやろうとした結果、自分の無力さを思い知るケースも少なくないし、そうなれば人生レベルの挫折を味わうでしょう。
それでも、そういった中で実際に未来を本気で考えて、大胆かつ繊細に行動して動いている時。人間は目の前の問題を多少なりとも理解し、分解した後、正当解を導き出すことが出来ます。
特に「若い人の本気」は強力です。
それに案外、「本気」を「本格的」に続けていくと、能力は上がっているものです。能力が上がれば出来ることが増えるだけでなく「視野が広がる」のです。
そうやって広がった視野は悪い方向で使えば、行動の妨げになりますが、日々行動をして結果を出そうとするのであれば武器になります。
ですから。食わず嫌いをしないで、無駄に思えることをやってみる勇気を持てばいいと思います。転職という行動だけでなく。そこを掘り下げたうえで、転職サイトや副業。そういったものに首を突っ込んでやれることをこなす。
これだけでも、十分なきっかけになるのです。
転職活動をする意義。
とここまで書いていて、気付きました。(僕は書いている間にひらめくことが結構あります。これが書くことのメリットです)
それは転職活動をする意義についてです。転職活動をしていると、見えない自分が見えてくると言えます。日々人間は自分を見る機会はあります。例えば、自分の弱い部分を見て心配になるときや、自分の強い部分を見て自信過剰になる時があります。その中で一喜一憂するのが人間という知的生物ではないかと思います。
ただ、そういった自分を見る目は割と偏ったものが多いのではないでしょうか。
転職活動をしていると自分が見たことがない部分が見えます。
やったことがない世界に足を踏み入れることで、出来なかったことが分かります。そして、出来ることが分かります。それが一つの良い所ではないかと思います。
自分に自信を持つことが出来たり、はたまた改めて自分のふがいなさを知ったり。どちらにしてもそれらは自分を変えるうえで大きな力を持つことに他なりません。
成長とは、知ることなのです。
そういったことを続けると、道が見えてきます。本来自分が歩めるはずだった、今歩いているよりも多少マシな道が見えてきたりするのです。
人生は幸せに生きるためにある。と思っている人は多いと思いますし、それは最もです。しかし、幸せに生きるための方法や具体的手順を人は知りません。
ただ、仕事に就いて考えて、問題と向き合い、その中で実際に腰を上げて動いてみると机上の空論であった「幸せに生きる」という問題の輪郭を触るぐらいは出来るのではないかと思います。
仕事を変えるということは、それぐらい大きな力を持ちます。
工場勤務の転職について。
上の文は自己の経験と書きながら思いついたことでした。すべてを鵜呑みにはしないようにお願いしたいです。ネットを使う時は、役立ちそうな部分だけ持って帰りましょう。
それを踏まえて、工場勤務の転職について考えてみると、
検討してみることは悪くない
と思います。
別にすぐ転職はしなくてもいいです。転職活動をすればいいのです。転職活動とは来るべき時に向けて力を蓄えることです。自分が転職をする時、より有利に立ち回れるように仕事の情報を集め、自分に合っている条件を探したり。自分の能力を磨き上げたり。他人から見ても魅力的であると判断できる実績を上げたり。
人事を尽くして天命を待つ
という言葉の通り、出来ることは沢山あります。つまりは、他人からは見えない水面下の努力をしていけばいいのだと思います。
そういった努力を続けていき、工場で働く以外の道を模索しているときはシンドイ思いをする時が結構あります。壁にぶつかる時もあると思います。
ただ、そこで壁の破り方を見つけると、今後の人生においてその経験は大きな価値を持つはずで、苦労をしたかいが生まれるでしょう。
それを踏まえ、工場勤務と転職について考えました。結論を言えば、たとえ工場勤務でも出来る範囲のこと↓
- 転職活動
- 能力磨き
- 実際の行動
これらを抑えることが出来れば、前に進めるし転職をして新しい世界で戦うことも難しくないと一人間は考えている次第です。
一応参考までに、頭の片隅に置いてもらえれば幸いです。