疲れた人は休みましょう。
生きるだけでもしんどいですし、鉄がほっといても錆びるように、人は生きているだけでくたびれるものです。そういった時は頑張り続ける習慣なんて無視して、自分の大事なものなんかもかなぐり捨てて、サボりましょう。錆びている心をやすりで削れば、また光沢は戻ってきます。
僕自身もわけもなく、何もしたくなかったときがあります。
工場員をしていて、彼女は愚か、友達も出来なくて、それでも変に器用でした。こと、仕事においてはかなり充実していたように実感しています。
でも、どれだけ上手くいっても
「俺は対人で深い関係を作れないんだな」
という気持ちが仕事をしているとき、私生活をしている時、料理をしているときなんかにちらついてきて、何のアナウンスもなしに精神が犯されてしまう時が結構ありました。
そういった時に、無茶をしたことがあります。
不運なことにそれで一度は上手くいった経験があるので、
「しんどい時には無茶をした方が良いんだ!」
「むしろ、そういった時に頑張れない奴はこれからの人生は何をしても上手くいかねえだろ。」
と勘違いして、その後、痛い目を見たことがあります。
人はどんな種族にしても、漫画やアニメを見ると思います。
そこには逆境の中、奮起し覚醒する強い人が描かれています。
しかし、僕たちのほとんどは「そっち側の人間」ではないです。
追い込まれて、普段以上の力を出せるものはごく一部の特別な人です。
ですから、疲れていて、あらゆる行動の質が下がっているのなら、1か月ぐらい休んでみましょう。
目次
なんか疲れているときの特徴
なんか疲れている時の特徴を上げてみるとこんな感じでしょうか。
- 動き出しが遅くなる
- 感動しなくなる
- 食べる料理が安っぽくなる
- 悪い意味で手軽さを求める
- 部屋が汚くなる
ともかく、日々の質が下がってきます。
そういった時は、多分頑張り過ぎているのだと思います。また、頑張る方向を間違ているのです。
人は必死になっている時、周りが見えません。また、自分の頑張りは報われると理由もなく信じがちになります。
そういった努力は麻薬のように依存し、辞められません。
しかし、努力には辞め時があります。いや、辞め時というよりは「変え時」があるのです。
努力は続けるべきでしょう。でも、続けていて成果が出ないのならば、仕事を変えるなり、仕事終わりにしている努力をかなぐり捨てるなり、やらなければならないのです。
僕の場合は、筋トレや本を読んでいました。
僕は高卒で工場員でした。1年目はドがつくほど使えないと感じました。
パワハラすれすれの叱責を受けたこともあります。
悔しかったので、体力と知力を鍛えました。読書と筋トレを欠かさずに毎日しました。
すると、2年目でそれなりに使える人間になって、2年目ながら交代勤務に入ることが出来、お金を稼げるようになりました。
ただ、ある程度出来るようになっても、僕はその努力を続けていたのですが、それからというものの自分の身分は一向に変わらなかったのです。
そういった中で、始めたブログなりを初めてみると、文章の書き方を覚えることが出来、そこからお金を稼ぐ方法を身に着けることが出来ました
自分のできることが増えると、意外と人は希望を感じることが出来るものだと思います。
なんか疲れているときにすれば良いと思っていること
行動の質が下がっているなら休みましょう。
しかし、人は純粋に休めないものです。
休んでいても、なにかはしています。
ですから、精神的に心を休める「何か」をする必要があると思います。
それについて僕が思っていることを書きます。
①.散歩
とにかく40分くらい歩いてみてはどうかと思います。
歩くだけでも、色々な発見があります。
僕も歩くことは大事にしています。
何もすることがないのなら、とにかく歩いてみましょう。
②.作品をたくさん見る
休息とは、自分で考えないことにあると思います。
未来のことを考えたりすると、やっぱり疲れます。
そういった時は作品をたくさん見てはどうでしょうか。
考えることはやめられないので、せめて受動的になってみるのです。YouTubeとかそういった気楽に見れるものではなく、どっぷりつかり込んでしまう作品を見てみると良いでしょう。
漫画をたくさん読んで、疲れたら寝る。
これをしばらく続けるだけでも、だいぶ心は回復してきます。活字が好きな人なら本を読むと良いです。そういったモノを見ていると、視野が広まっていきます。
視野が広がると、今までとはまた別のことが出来るようになると思います。僕の場合はマーケティングの本なんかを読んだりしていました。
おかげで、文章を書くことや、自分の文章を人に読んでもらう機会を作るスキルが磨かれました。今はそれのおかげで割と豊かに生きることが出来ています。
考える筋力を上げる
疲れるのは筋力が足りない、ということです。登山で疲れるのは体力がない人です。
人生においても、考えの引き出しが少なければ疲れる場合が多いように感じます。
引き出しが多ければ、嫌なことと対面した時、「怒る」以外の手段を取ることが出来ます。
しかしそうでない人は、自虐をしたり、身の回りの物に当たったりします。
だから、普通の人よりも余分に疲れるわけです。
考え方を増やすことがやはり大事だと思います。
これは、筋力トレーニングのようなもので、日々同じことを繰り返す中で磨かれていくものです。同じ作品を繰り返しみるのでもいいと思います。
素晴らしい作品は考える余白が与えられていて、繰り返し見ても読み手が楽しめるようになっています。そういった素晴らしい作品に出会うために日々、作品に触れることです。
これは、日々頑張り続けている人にはなかなかできないことです。
頑張っている人はダラダラと漫画や映画なんかを見ずに、自分がやるべきことをするでしょう。
でも、人間は視野が狭いので、やるべきことをやっているときに得られることは案外少なかったりするのです。
ですから、なんとなく疲れたそのタイミング。3か月サボっても、半年サボっても良いので素晴らしい作品に触れてみてはどうかと思います。
作品を見る勧め
最近はサブスクにしても、電子書籍にしても、オススメの作品なんかが分かります。
トップページに掲載されているからです。そういった作品から見てみましょう。
作品を楽しむコツはやっぱり確率だと思います。
面白い作品に触れることが出来る確率を増やさないことには、顔を出せる機会が増やせません。物事を楽しむコツは顔を出す機会を増やすことにあります。
漫画やアニメを見る機会を増やすために、皆が面白いと言っている作品に触れてみましょう。そして、使ってみるツールもそれなりに良い物を使いましょう。
そうすると、自然と良い作品に出会う確率は上がってきます。その中で、素晴らしい作品に出会えれば、なんとなく疲れている人も安息の時間をある程度過ごせます。
それに、良い作品は少なからず、良い言葉があります。
だから疲れから回復して努力を復帰するときなんかでも、添え木になってくれる確率も高かったりします。
アニメ、映画見るなら
最初の1か月は無料で使うことが出来る、サブスクです。まだこういったものを使ったことがない人は、まずオススメ出来ます。映像作品のすばらしさを感じるうえでは間違いありません。
マンガ読むなら
【まんが王国】
色々な漫画を幅広く取り扱っている漫画王国がおすすめです。紙媒体の漫画よりもはるかに便利なので、使ってしかるべきだと勝手に思っています。
体力が回復したのならば、すればいいと思うこと
人間はただ生きていても疲れます。
しかし、周りに人に比べてそれが顕著なら、何かしらの理由があるに違いありません。
まずは、その理由を潰します。
根本的解決をする癖をつけましょう。
若い時に小手先でめんどくさいことを解決する癖を続けると、今後の人生で苦労します。悪い意味で手軽さを重視する人になります。
そうなると、食生活、私生活、人間関係、趣味が全てにおいて荒みます。
今これを読んでいる人の癌になっている事象は分かりません。
ただ、僕の話をすれば、それは仕事にありました。勇気をもって仕事を辞める努力をしてみると、案外開ける道がありました。
転職活動について。
転職は、大きなリスクが伴います。
しかし、転職活動となると話は別です。
転職活動とは、転職をするのではなく、転職のために知識を蓄えていざ転職をする時に自分にとってより良い道筋を歩めるようにすることです。
多くの人は転職活動を中々進めようとしません。しかし、今働いている職場を2年~3年ぐらいで辞めるつもりならば、転職エ―ジョントなどを覗いてみると良いでしょう。
カウンセリングは無料ですし、仕様も無料です。今後自分がどういった風に動いていけばいいのか分かりやすくレクチャーしてもらえます。
何一つ準備なしで勝負するよりも、そういった予備知識を蓄えていた方が人生は上手く立ち回れます。
転職活動をしたことがない人は、デューダを使ってみましょう。
使ってみると、案外道が開けてきます。僕もお世話になったことがあります。
【まとめ】なんか疲れたのなら、とにかく辞めてみよう
疲れるのは結局、今の生き方に問題があるからです。
努力は素晴らしいことです。方向性があっていれば爆発力を見せます。
しかし、努力の多くは微妙にずれています。微妙にずれている努力は大概成果が出るまでに時間がかかります。
ですから、疲れた時は思い切って休んでみて、自分の進んでいる方向を見つめなおしてみることです。
休むことの目的は、体力の回復ではなく、自分を客観視することにあると思います。
そしてそういった客観視が出来るときにこそ、アニメや漫画などのくだらない娯楽を楽しんでみると良いでしょう。
よそ見は今自分がどこにいるかを教えてくれるのです。
無駄なことをして、無駄な努力をしないと、上達しない
これはイチローの言葉です。
人生も当たらずとも遠からずではないでしょうか。
やっぱり、面白い人、人間的に魅力がある人は何かしらの毒がある気がします。
そういった人は、力の抜き方を知っているのでしょう。中には浮気とかをして他人に迷惑をかける人もいます。
そういった方向にはいかず、自分なりに力を発散し、発散しつつも成長できる場所を探していけば、ちょっとだけ大人になれるかと思います。
それを踏まえ、今回は記事を執筆しました。ぜひ参考にしていただければ幸いです。