高卒はやばい
と漠然と考える人も結構いると思いますが、具体的にどういった意味でヤバいのかを理解している人は少ないのではないかと思ったりします。
今回は、高卒がなぜやばいのか、自身の体験談+世の中で言われていることを踏まえて解説していこうと思っています。
目次
高卒がやばい理由について。
- 転職がしにくい
- 生涯で得られる賃金
- 恋愛面
- 周りの人達
僕自身の実体験ベースで語るので、かなり武骨な記事になると思いますが、それゆえに肌感覚で高卒のやばさを実感できるのではないかと思っています。
転職がしにくい
転職がしにくいと言うのは、第一だと思っています。
人間の本質は働くことにあると言えます。働く中で生きがいを見つける人は多いです。人生の軸をそこに置いている人はすごく多いはずです。
また、結局のところ人は幸せになるのが目的だと言えるのですが、その幸せは良い仕事無くしてあり得ません。
芸能人とか一流のプロ野球選手とか見ていると、すごく幸せそうですが、これはやはり仕事が充実しているからではないでしょうか。
一方で、高卒の人を見てみると選べる仕事の範囲が誠に少ないです。僕自身も転職を繰り返してきたのですが、どうにも転職がしにくかったりします。
高卒であることというのは、言ってみれば無課金プレーヤーのようなものです。プレーヤーのセンスが素晴らしければ、環境でも生き抜けます。
しかし、ほとんどの場合大卒の人間と性能は変わらず、性能が変わらないのであればいい仕事は大卒とかそういった人たちに奪われてしまうのです。
生涯で得られる賃金の少なさ
高卒と大卒で生涯年収(賃金)はどれほど違う?中央値や平均値で比較
より抜粋
生涯年収の平均は、高卒の男性(19歳〜60歳)43年間で1億4964万円。ボーナスをプラスすると2億円前後となります。
一方大卒の男性(23歳〜60歳)の生涯年収は39年間で1億8626万円。ボーナスをプラスして2億4000万円です。
高卒の男性と大卒の男性では、生涯年収約4000万円ほどの差になります。
生涯年収だけを比べると、大卒の方が圧倒的に得だということが分かりますね。
実際に調べてみると、差が丸わかりですよね。
なんと、4000万円もの差が生まれます。4000万円と言えば、とんでもない金額です。家が一軒建ちますよ。
人生はお金で決まるわけではないですが、それでも、もらえる賃金の差で言えば、大卒に軍配が上がるのが厳然たる事実です。
恋愛面
高学歴の人がモテると言うのはある種自明の理ではありますが、そう考えれば自然と高卒の人は、不利になることもあると思っています。
特に飲み会などの場では、マイナス評価になる場合も多いです。女性は肩書きを大事にする人がすごく多いですからね。
慶応の人が持てるのは、ネームバリューによるところが大きいのではないかと思ったりします。
周りの人達
僕自身、高卒だったので言えることなのですが、周りの人達からぞんざいに扱われることも結構多かったです。
僕は工場員をしていたのですが、僕に仕事の指示を出すのは決まって大卒の人達です。そういった人たちは僕たち現場の人達を
「仕事の駒」
としか、認識してないのではないかな。と思うフシがあったりします。特にMARCHなどの中流大学を出た人間はそういった傾向が強かったりします。
当然の如く、現場のことは現場の人間にしかわからないのです。それにもかかわらず、ああしろ、こうしろと自分では出来もしないことを分かったような口調で言ってこられると、仕事に対するモチベーションが下がってくるのも一つです。
結論:デメリットは多いよ
こういったことを書くと、大卒はズルいと思う人もいると思いますが、何もズルくありません。
というのは、彼らは大学に入るための努力をしてきたからですね。つまるところは人生において投資をしてきているのです。
先に頑張っていた人が後々楽をするのは当たり前のことです。いい大学に入れば、後が楽になることは誰が考えても分かることです。
僕たちはアリとキリギリスで言うところの、キリギリスです。
これからの人生を挽回するためには、少なくとも大卒のやつらに対抗するためには、キリギリスなりに頑張って生きることが大事です。
まあ、
別に俺は俺のペースで生きていければいいよ
と言った感じで、勝ち負けにこだわらない人もいると思います。
それでも、男に生まれたからにはそれなりに成功して、堂々と暮らしていきたいものです。そういった場合、どういったアプローチをとっていけばいいのでしょうか。
高卒のメリット
僕自身は、高卒であることのメリットを考えることが重要だと思います。
高卒のメリットは一つだと思っていて、それは挑戦できることです。
大卒の人でも挑戦は出来ますが、それでも、高卒特有の身軽さはないと思っています。
では高卒の人が人生において自らに付加価値をつけるうえでどういったことが出来るのかと言えば、スキルを獲得することです。
それも、座学で身に着けるような反実用的なスキルではなく、実践の中で使えるスキルを身に着けること。その中で、能力を磨き上げるのです。
高い能力があれば、お金を稼ぐことが出来るし、その実績をひっさげれば良い企業にも入ることが出来ます。
これまで、僕はコンプレックスの塊のようなことを書きましたが、現在はサイト運営能力を磨き上げたことで月当たりに200万円を超える収益を得ています。
これは、
「使える能力」
を磨きつづけてきたからこそ、成しえたことです。
何をすればいいのか。
こんなことは言うまでもなく、決まっていて、行動をすることです。
それも、普通に行動をするのではなく、身銭をある程度切って行動をすることです。
僕自身は、工場員でしたが、それなりに泥臭いことをしまくりましたよ。本当に泥にまみれていたと思います。
目の前に泥沼があって、そこに飛び込むことが出来る人は少ないです。しかし、一度飛び込んで泥水の味になれたのであれば、こちらのもんです。
高卒の僕がやった大卒討伐法
討伐と書けばコンプ丸出しですが、気にしたら負けです。
僕が具体的にやったことは、サイトの作成、およびサイト売却、並びにアフィリエイトです。
ともかくは、アクセス数を稼げるサイトを作ることによって、お金稼ぎの基盤を作り上げました。
僕の入り口はそこでしたが、現在はGoogleが結構いい仕事をしているのでお金を稼ぐ方法をいろいろ検索してみると良いでしょう。
副業 方法
と調べると結構出てきます。僕自身は広告をクリックして、そこからアフィリエイトの始め方を学び、お金稼ぎを始めました。
アクセス数を集めるために、けっこうあくどいこともしました。芸能人のゴシップ記事を書いたりして、そこから収益を得たりしたのです。
しかし、そのときは技術も経験もなかったのでそういった手段を取るしかありませんでした。しかし、続けていたらひと月でアクセスは1万を超え、半年後には200万PVを稼げるようになりました。
それによって、収益は本業を超える30万円ほど得られるようになったのです。
そこから、本格的にサイト作成に力を入れ始めて、日常生活は副業一色へと変貌していきました。
面白いことに、自分が楽しいと思えることは作業が捗り、頑張れば頑張った分だけ収益は伸びています。副業を初めて2年目、副業が本業になりました。
僕は工場員を辞めて、サイト作成に力を入れ始めました。その中で2年目の終わりに複数のサイト運営が出来るようになり、月に100万円前後を稼げるようになりました。
今は能力を磨きつづけて早5年。現在に至ります。
稼ぐために頑張ることは素晴らしい
お金が全てではない
と考えている人もいるかと思いますが、ぶっちゃけそれは実際にお金を稼いでみてから言えるセリフです。
実際に成果を上げる方法を見つけて、その中で泥臭くやってみると、お金を稼ぐことや、自身の世界を広げるすばらしさに気づきます。
そこでやっと出るセリフが
「お金が全てではない」
ではないでしょうか。
それにお金があれば、色々なことが出来ます。
外注で人を雇えば、収益化の効率もアップしますし、サイトを購入すればそのサイトにひと手間加えるだけで、金の生る木を作ることが出来ます。
お金があれば、色々な戦略を立てることが出来ます。そういった意味において、高卒の人が目指すべきことは稼ぐこと、ここになるのではないかと思ったりします。
稼いだお金を遊びに使っていないか?
自分で稼いだお金は何に使うか?
もしかすると、稼いだお金を遊びに使っている人は多くいるのではないでしょうか。
遊びは素晴らしいです。そこから得られるヒントは無限大です。遊べない人に成長はあり得ないともいえるでしょう。
しかしながら、遊ぶだけでは多分ダメなのです。遊びは言ってみれば肉付です。自身の人生を成り立たせる背骨がないことには、その遊びの効果性は発揮されないのです。
綺麗なおねーさんと酒を飲むことも、気のおける友人と食べ歩きすることも、一人旅するのも、素晴らしいことです。
しかし、どうせ遊ぶのであれば、その遊びが帰結する場所というものがあればなおよろしいと思うのがどうでしょうか。
それならばです。
自身の成長のために、お金を投資してみてはどうかと思っています。
僕自身は、本をたくさん買いましたし、サイト作成をするにあたって、それなりに外注作業を頼んだりしました。また、最初の方は全くもって分かりませんでした。
だからこそ、教材を購入したりもしたのです。そうやって色々投資した結果がいまだと思っています。高卒ながらこれだけの収益を得ているのはそれなりに大金星ではないかと思っているのですがいかがでしょうか。
高卒でも出来ることはある
人生に道があるとするならば、高卒が歩く道は少し険しくなっています。その道は平たんではなく、岩肌があり転びやすく、ケガをしやすい。
そんな道かもしれません。歩かなくていいのであれば、歩きたくない。そんな道かもしれませんね。
しかし、道はあるのです。
ならば、ただ険しい道に文句を言うのではなく、自分なりに近道を見つけたり、トンネルを掘ったりして工夫してみることが大事です。
険しい道があるのならば、険しくなくなるような施策を組んでみることが大事なのです。一歩目を踏み出すには当然、勇気が要りますが。
それでも、人生がクソゲーならば、そのクソゲーには数え切れないほどの裏技、バグ技があり、それらを活用すれば思っているよりも簡単にお金を稼ぐことが出来ます。
そして、お金を稼げれば、その実績は今後の人生を生きるうえで強力な援護射撃をしてくれます。
高卒であることを嘆くことは簡単です。
その簡単なことをいま辞めて、少しだけハードモードな道のりを突き進んでみても、悪くないのではないか。と思うのですが、いかがでしょうか。