高卒で工場勤務を辞めたい時にはどうすればいいのか。
高卒の人はおのずと選べる仕事が減ります。
これと言って選べる仕事がない中で、仕方なく工場を選んだ人は多くいるのではないでしょうか。
ただ、工場とはかなり人を選ぶ職業です。誰でも入れる割に、そこで上手く働ける人は存外少ないです。
上手くやっていける人でも、内心ボロボロでやっていることもあります。
多くの工場は環境整備が揃っていないことが多いです。今は令和ですが、現場は昭和の環境のまま働かなければならない場所も多くあります。
今現在、モノが沢山揃う中、そういった空間に放り込まれるとなれば、おのずと
工場を辞めたい
という気持ちを抱くことも、あるとは思います。
目次
僕自身も工場で働いていました。
僕自身、工場で働いていました。
僕のスペックも工場で働くには厳しいものがありました。
ですから、悪戦苦闘の日々でしたし、工場を辞めようと決心がついたのは30代の時です。
今これを覗いている人は、新卒の方かもしれませんし、それなりに時間が経ってから見ている人もいると思います。
そういった中で、一つ言えることと言えば、
工場なんてやめてもナンボでもなる
ということです。
勘違いしないで欲しいことは工場で得られるものはとっても多い
工場を続けることも良いことです。
僕自身、今はサイトの運営で生活をしています。その背景には工場で頑張り続けたことも一つあるのです。
工場で頑張ると、メンタルが強くなります。メンタルが強くなると、突き詰める力が身につき、一つのことをマスターするのが速くなるのです。
物事をマスターするうえでの基本。
物事をマスターするうえで、必要になるものを多くの人は「器用さ」と答えます。1を知って10を知る人が結果を残せると言います。
ただ、サイト運営を初め、ネット集客を用いて稼いでる僕の意見をもってすれば、不器用で誠実な方がマスターは速いと思ったりします。
1を知って10を知ることが出来るよりも、1の成り立ちについて掘り下げていくタイプの方が結果は出るのが速いのです。
なぜ1という数字は存在するのか、1の次はなぜ2が来るのか。1が10個集まってなぜ10になるのか。そういった根本から解析して、口で説明できるようになる人は、勝手に伸びていきます。
それもあって、僕はサイト運営で生活していると書きましたが、工場での頑張りは確実にプラスに生きています。
工場では、目の前で起きている事象をなんとなくではなく、根本まで煮詰めることが出来ると仕事の精度が飛躍的に伸びる、と教わりましたからね。
機械というのは、感情ではなく道理で動くことを知ってからは僕の仕事は結構捗るようになりました。
それでも、工場を辞めても問題ない理由
プラスの面は確かに大きいですが、それでも、辞めても問題ない理由。
それは、
一人で戦う力が身につかない
これが一つです。
ちょっと詳しく解説すると、工場で働いて身につくのはあくまでも社会で生きる副次的な力に過ぎないということです。
人間力や継続力、忍耐力に分析力。それらの力が日々作業する中で磨かれていくと思います。
時には理不尽なことで悔しい思いをしますが、その気持ちをぐっとこらえて「なにくそ」と頑張っていれば、力は自然と身についていくのです。
これは、工場の中で輝いている偉大な先輩が1人か2人いる人はよくわかると思います。
しかし、そういった力って
自分が一人で生きていく、
となったときに、果たして役に立つのか。
と言えば、かなり微妙な感じになってきます。
例えば人間力を鍛えるだけではお金は稼げないし、分析力にしても具体的にお金を稼げる世界に身を投じないことには何も始まりません。
工場勤務で鍛えることが出来る、力は工場で働く力だけ
というのが、厳然たる事実としてあります。
工場で働く人間の答え。
そういったこともあるので、工場勤務を辞めたいのならば、工場で人間力を高めながら能力を磨いていくのが良いと思っています。
いつ辞めても良いように何をすればいいのか。
多くの工場員はどこかしらで自分の運命を受け入れて、日々自堕落に暮らしているのではないでしょうか。
会社に行って、ただ目の前の作業を流れるようにこなし、機械、油、従業員と会話を続ける日々です。
工場員の中には筋トレや読書と言った、生物としての能力に磨きをかけようとする人もいるかと思います。
そういったことをしている人は工場の中でも出来る人になる率が高いですね。
しかし、どれだけ刃を研ごうにもその刃を向ける場所が工場だけというのは無駄が多かったりします。
頑張っても得られる給料は自分の努力に見合わない場合が多々あるのです。どうせならば、自分が頑張った分だけの報酬がほしいものです。
そういったこともあるので、高めた能力を発揮できる場所を作ると良いです。
自分の能力をいかにして伸ばすのか。
基本的に多くの社会人は、
- 指示されたことと、
- 好きなこと
しか伸びないと思っています。
仕事の能力は伸びると思います。
どれだけ不器用でも、上司に「やれ」と言われたりする能力は伸びます。
また、それが出来なければ仕事にならない能力があります。工場員だと機械操作なんてのは出来なければ話になりません。
だから、よっぽどのポンコツでない限り、やっていく内に出来るようになっていくのです。
次に、自分の好きなことも伸びます。
僕は野球が好きで、趣味で草野球をしています。毎日体を鍛えたりしていて、これは工場員時代からそうでした。
そのおかげか今は、年間で10本はホームランを打てるようになりました。高校時代は補欠だった男が「好き」の一心で継続した結果、リーグの中でも5本の指に入る打者に成長したのです。
僕の話で例えましたが、これはソシャゲとかFPSもそうだし、料理とか、キャンプなどの趣味も同じだと思います。
最初は意味が分からなかったものも、継続していく内にどんどん沼にハマっていき、気が付けば課金をし、課金をして手に入れた道具の使い方を知り、より難しい壁を乗り越える楽しみを知る。
そうやって能力が伸びていくわけです。
社会人は歪に能力が伸びる
ただ、こういった感じで多くの場合社会人は
偏った伸び方
をすることが多いのではないかと思っています。
多くの場合自分はバランスのよい能力の持ち主だと思っていても、客観的に見れば偏っているのです。
例えば、会社の上司、絶世の美女、だらしない後輩、友達、東大生、プロ野球選手。アメリカ人。
それぞれに接する場合、その相手と会話を展開できる幅に差が生まれるのではないでしょうか。
気のいい友達とは、会話が弾むけれど、絶世の美女の前だと緊張するし、アメリカ人の前であればそもそも会話が成立しない。
これは、自身の能力に偏りがあるからこそ起こる現象であると思っています。コミュ力という言葉で片付ける人がいます。
しかし、あらゆる能力においてバランスよく整っており、その分野において知識が一通りそろっていれば、どんな相手とも同じレベルで会話を展開できるはずです。
とまあ、これは極端ですが、社会人としてそれなりに円滑に行きたいのであれば、好きだからとか、やらなければならないとかの理由で能力を伸ばす以外に、
自分で意識して、能力を伸ばす
という選択肢を考えねばならない気がします。
ただ周りの環境や、一時の感情に任せて能力を伸ばすだけでは現状は変わらないままです。
それは目の前にあるエサを食べて、その日暮らしで生きていく野生動物と同じような気がします。
僕たち人間は、色々なものを食べることで自身の体を整えて、長く健やかに寿命を伸ばしてきた種族です。
今、周りにいる人間ともう一段回、別のステージに行くためには感情的でなく、自分をかえりみて論理的に力を伸ばしてみると効果的かと思います。
能力を磨いた先にあるもの
最終的な目標は本業以外にも、収益の柱を作るということです。
どうせならば、お金を稼げるようになると良いと言う考えでした。
お金と言うと身構える人も多くいるかもしれませんが、
お金を稼げる=社会に通用している
ということで、自分が磨いた収益でお金を稼げるのであれば、それは自分のスキルが高いレベルに到達したことを意味するわけです。
仕事の他に副業をやってみると言う考え。
簡単ではないですが、何かしらの副業をやってみると良いです。
僕は別の記事で書いたのですが、副業をやり始めてから、飛躍的に能力が伸び始めました。
30代からの挑戦でしたが、今まで使っていなかった脳みそを使い始めると明らかに世界が変わった気がします。
副業をすると、副業だけでなく本業の方でもいい影響が出初めて、仕事の効率が大きく上がりました。
また、一つのことを見てそこから色々なことを分析する力も身につき、工場での仕事にも少し楽しみが生まれてきたりしたのです。
多くの人は、脳みそを使いきれていないと思います。眠らせたまま日々過ごしています。
一つの物事に対して、多くの角度で見れるようになると自分の持ち時間が伸びます。
副業はメリットとデメリットがそれぞれ大きくある分野ですが、それでも、デメリットを解消してしまえば、見返りは大きく帰ってくると思います。
副業を始めるのであれば、とにかくは言葉を操るところから。
工場を辞めると言う話から、ここまで来ました。
工場を辞めたいのであれば、辞めても問題ない力を身に着けてからにしろ。
という話です。
しかし、現代の社会において身に着けておくべき力は何になるのでしょうか。
僕は言葉を操る力だと思っています。
色々な副業があって、投資やプログラミング、動画作成などもあります。副業というぐらいですから、極めれば相当な自信と富が手に入ります。
また、それらで大金を稼ぐ人がいるのも事実です。
ただ、それでも僕は言葉を操る力を身に着けてほしいと思っています。
具体的な力
長い文章を書いて、論理を破たんさせずに最後まで読んでもらう力。
これさえあれば、お金を稼げるようになるからです。
パソコン一台で、です。
僕はサイト運営でお金を稼いでいるわけですが、サイトというのは9割5分が文字で形成されています。
多くの人は文字を読むことに抵抗を覚えている中で、その文字を読ませる力、さらに行動を起こさせる力があれば、はっきり言って怖いものはありません。
プログラミングも投資も、動画も確固たるスキルですが、日常生活、仕事、自分との禅問答。あらゆる範囲をカバーできる言語の力は極めることが出来れば、相当な威力を発揮します。
文系最強です。
今工場員をして悩んでいるのならば、文章を扱う、サイト運営やブログ開設などをしてみるのが良いと思っています。
1年でも続ければ、それなりの収益になりますし、さらには能力も身につきます。僕の場合はトレンドサイトの作成で一年目からそれなりにイケました。