「人生がつまらない」
つまらない理由は様々かと思います。
「学校がつまらない」
「仕事がつまらない」
「そもそも日々がつまらない」
僕個人の話をさせていただくと、高校時代は授業や部活など、いつも
「つまんないなー、はやく終わんないかなー」
と思ってました。
なんとかしなくては、と浅い部分で懸念していたものの、強烈な魅力というものに出会うことがなく
なにがしたい
という、感情を抱くことがないままただただ漫然と時間を過ごしていました。
その結果として、まあそれなりに生産性のない時間を過ごしてきたような気がします。
目次
人生がつまらない人に言いたいこと。
今回は、「つまらないと思う人生」が、どうすればおもしろいと思えるか、掘り下げていこうと思います。
なぜ人生がつまらないと感じてしまうのか?
なぜつまらないと感じてしまうのか?
ここを考えることが大事です。
なぜ?
にはいつだって答えが詰まっている物です。
疑問を掘り下げることに現実を変えるうえでのヒントが詰まっている。
これについて答えを出せば、
意義
これを見出すところに答えがあると思います。
人生というものに向き合うことがやっぱりキーになると思う。
「あなたはなんのために今生きていますか?」
すごく、ざっくばらんな質問です。
しかし。
人生がおもしろいと考えている人はこれに明確に答えることができます。
例えば「海賊王におれはなる!」で有名なマンガ、ワンピースの主人公ルフィ。
彼はいつも楽しそうで、「人生をつまらない」とは思ったことはなさそうですよね。
僕も高校の時は、なんのために学校に行っているのかわからなくなった時から、
「つまらない毎日だなー」
と思うようになりました。
そしてなんとなく入った工場での仕事もただ目の前の仕事をこなす日々。そこには「普通」が余りにも普通に横たわっていったのです。
人生を変える出来事
ただ、とあるきっかけでフィリピンに行って、小学3年生ぐらいの子どもに物乞いをされたとき、僕の人生はひっくりかえりました。決して清潔とは言えない服を着て、右手を差し出す男の子。後ろにお母さんと見られる女性がこちらを見ている。日本では考えられないこの状況が衝撃でした。
そんな状況を変えようと人生を捧げて現地で支援活動をするNGO団体員と出会い、自分にとっての理想の生き方がわかりました。誰かのために行動している人間の誇り高さに感動しました。
まあ、それが一番大きな原因というわけではないのですが少なくともその出来事をきっかけに人生が変わり始めたのを記憶しています。
そこをきっかけに自分の生き方を少し見つめなおし、僕は動き出すことが出来ました。
人生がつまらないと感じるを突き詰めると。
人生がつまらないと感じるのは
人生の目的が定まっていないから
これが決定的過ぎる理由であると思います。
生きる目的があれば、人生はずっとおもしろくなります。
人生の目的が見つからないから、つまらない?
「それがわかってたら苦労しない。人生の目的が見つからないから悩んでいるんだ。」
そんな声が聞こえてきそうです。
それでは質問します。
「あなたは『目的が見つかる』と思っていませんか?」
目的はあなた自身が見つける必要があります。
なぜなら目的はあちらから来るわけでも、誰かから与えられるものでもないからです。
自分の足で歩き、扉の前にたどり着き、自分の手でドアをノックする。
これが最も大事なことなのではないかと思っています。
人生の目的を見出すことができれば、おもしろくなる?
ここでちょっとした逸話を話しましょう
有名なイソップ寓話「3人のレンガ職人」。
3人のレンガ職人それぞれに、通行人が「何をしているのか」と問いかけてみました。
1番目のレンガ職人は、「レンガ積みに決まっているだろう。」と答えた。
2番目のレンガ職人は、「大きな壁を作って、家族を養っているだ」と答えた。
3番目のレンガ職人は、「歴史に残る偉大な大聖堂を作っているんだ。」と答えた。
レンガ積みを行っている3人の職人ではありますが、その雰囲気は天地の差があるのがわかったかと思います。
なぜでしょうか?
それはレンガ積みという作業に目的を見出せているかどうかです。そしてその目的に価値を見出せているかどうかです。
つまり同じ作業でも、目的を見出すことで、人生をおもしろくすることができると私たちに教えてくれる童話です。
学校や仕事でも目的よっておもしろくなる。
僕も記事を書いているとき、「とりあえず書かなければ」や「ほしいものを買いたいから書かなければ」と思っているときは、執筆がつまらないと感じます。
しかし、「この記事によって誰かが救われるかもしれない」と思って書くと、不思議と同じ執筆活動でも、楽しくなるんです。
言ってみれば大義名分ってやつですね。
魔女狩りしかり、共産主義しかり、戦争しかり。人は何かしらの意義をそこに見出せば、どれだけくだらないことでも力を注力することが出来る。
目的を見出すために環境を変えてみる。
もし、『どうしても目的が見いだせない。』
こう考える人は、身の回りの環境を変えましょう。
自分で見出すといっても、0からはなにも見出せません。私もそうでした。
住むところを変えましょう。知らないことを知れるかもしれません。
付き合う友人を変えましょう。知らない価値観・視点を知れるかもしれません。
仕事を変えましょう。知らない職業観や人生観を知れるかもしれません。
自分から環境を変えることも、目的を見出すための一つの行動です。
行動していればつまらない人生がおもしろくなる。
考え方を変えるのはなかなか難しいなら、
考える環境を変えることで新たな考える視点が生まれて、目的を見出せるかもしれません。
僕はブログで全くもって文章が書けないとき、一念発起をして情報商材を買いました。そのときに騙され19万円を損失したのですが、19万を失った時、これを取り返すために頑張ろうとむしろ気が張ったものです。
飲食店のアルバイトを始めて、誰かに喜ばれたとき、アルバイトが初めて楽しくなりました。
海外で活動する現地ボランティアの人と出会い、人のために生きる生き方を学び、自分もこうなりたいと、生きることがおもしろくなりました。
まあ、一人間の人生経験ですし、僕とあなたは違います。
それでも、ここで僕が実際に起こしてみた経験則を何処かで横展開してもらえれば何かしらの活路が生まれるのではないかと思い、今現在執筆しています。
人生がつまらないのなら環境を変える
花が大輪をつけるには、まずは土壌を変えることが大事です。
つまるところ。
取り巻く環境を変えることが大事なのです。
第一に、なにかの環境を変える行動を起こしましょう。
それは小さなものでも問題ありません。部屋の掃除をするとか、本を読み始めてみるとか、筋トレを始めるとか。
行動を起こせば、目的が持つきっかけは必ず生まれます。
仮に見つからなくても、行動を起こし続ければ、必ず見出せるはずです。試行錯誤の中で自分の人生の意義を見出すことが
人生というクソゲーに楽しさを見出す最高の手段
だと僕は感じています。
大きな目的は、小さな行動から生まれる。
小さな行動が、つまらない人生を変えるような、大きな結果を生むのです。
かのイチローの言葉を掲げると
小さなことを積み重ねることが、とんでもない世界を踏み込むうえでただ一つの道
世界一の安打製造機の言葉ですが、野球選手ではない僕たちのような人間にも教訓になる言葉ではないだろうか。
と僕は思います。