頑張っても結果が出ないのであれば、努力のやり方が間違っていると言えます。
基本的に努力というのはやりかたが全てです。勿論才能とか環境とか、変えようのない要因もあるわけですが、やり方があっていればある程度の成果は出るはずです。
努力というものは、一生付き合っていくものであり、ある意味では人生における答えともいえます。
ですから、人間はみな
「成果の出るやり方」
これを見つけ出すことが重要なのです。しかしながら、その答えを見つけ出すことが出来ずに悩んでいる人が土台多いのです。
もしかするとこれを見ている人も努力をしてもなかなか結果が出ずに悩んでいるのかもしれません。
効果が出る努力とは一体どこにあるのでしょうか。
目次
僕自身も努力が報われない人間でした。
まあ偉そうに書く僕ですが、22歳までは落ちこぼれでした。(今でも落ちこぼれですが、勝ち方を知っています)
努力が報われなかった理由の一番は、よそ見ばっかりをしてしまうところにあったと思っています。
努力の本質はベクトルです。方向性をいかにして考えていくかが大事だと言えます。
(これはすごく大事なことなので、当ブログではしつこく書いています。)
昔から僕は他人の目を伺ったり、他人の成功を妬んだりする習性があったのです。
つまるところベクトルが分散して、本来得られる経験値や努力による成果が得られにくい形になっていたわけです。
まあ、それが成功の足を引っ張っていたのかなと思います。
ドラえもんに書いてあったのですが、
「人間の目というのは前を向くためについている」
と言います。よそ見をするためにはついていません。
ですから、成果が出ない人は他人の目を気にせずにやってみるといいのではないでしょうか。
(他人を気にしない人は割と成功する人が多いと思う)
僕は22の時に世間の常識とか、上司のいうこととかを全部無視してアフィリエイトを始めました。そこから努力を始めた結果として現在は月収190万円ほどの収益を得ることが出来ています。
そのときに思ったことは成功の仕方なんて結局のところその人間次第なんだということです。
成功の仕方は人それぞれ違う。とはいえ
月並みな言葉ですが、成功の仕方は人それぞれ違います。とはいえ、絶対に成功しないやり方があります。
今回の話の本質にしても方向性の間違った努力をしているせいで一向に結果が出ない人間がいるというところにあるのです。
では間違っている努力ってどんなところにあるのか。経験則から書いていこうと思います。
1.失敗に怯む
堀進める方向性はあっているのに、1度や2度の失敗に怯んでしまい成功を掴めないことはよくあることです。
特に会社で働いている人は上司の目があり失敗を繰り返せないという点があります。ですから、失敗に怯んでしまい本来やるべき努力が出来ずに失敗してしまう。
ということは、一つありそうです。
人間は「ちゃんとやっているアピール」を覚える必要がある。
人間はみな、上司とか同僚に
「自分は不器用でもちゃんとやっていますよ。」
というところを魅せるやり方を覚える必要があるのかもしれません。若干卑怯なやり方ですが、出来ないのですから仕方がありません。
ダメ人間歴が結構長い人間が思うに、失敗の恐ろしいところは他人から叱責を受けるところにあります。
怒られると本来の自分らしく振舞えなくなります。
ですから失敗しても、対人におけるカバー法を覚えていれば毎回毎回、痛い一撃を受けずに済むのではないでしょうか。僕はそれが下手くそだったので、中々社会に馴染めずに結局のところセミリタイアしてしまいました。
アフィリエイトは不器用な方が向いているのでそこに関しては良い道を選んだと思います。
2.順序を無視する。
物事には基本的に順番があります。
正しい順番でこなしていかないことには、何事もうまくいきません。しかしながら、順序を無視する人は多いです。
お金稼ぎをするにしても、やはり順序があります。お金稼ぎで大事なことはお金を稼ぐことではなく「お金稼ぎを知ること」です。
しかしながら、裸一貫で何の予備知識もなしにビジネスの世界に飛び込む輩がどれだけ経っても減りません。
天才ならば、何とかなるかもしれませんが基本的に世の中の人間は凡人以下なので、
「そりゃ成功は出来ないだろうな」
と思います。
3.試行回数が少ない。
勿論効率を求めることも大事ですが、それ以前に試行回数が少なすぎる人が多いです。
試行回数こそが全ての基本を作り出します。
基本的に回数をこなさないことには成功することは不可能だと思った方が良いです。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる
といいますが、ビジネスの世界は基本はそこにあると思います。
試行回数を増やすメリット
試行回数を増やすメリットをあげるとまず第一は「回数をこなすことで、いつか成功する」ところにありますが、それと同じくらいの恩恵は「失敗する方法を学ぶことが出来る」という点になるだろうと思います。
多くの人は成功すると聴けば、「成功する方法知ることが大事」と考えるのですが、成功するうえで最も大事なことは
「失敗しない方法」
これを知ることが大事なのです。
魚を取る上で大事なことは、網のはり方や釣り方を知るのではなく。まず船を沈ませない方法を見つけ出すことが重要なのです。
結局のところ人間は失敗と縁を切れません。
人間は失敗をして強くなってきた生物です。
サーベルタイガーに負けるので、素手ではなく武器を取りましたし、仲間同士で争いが絶えないので他人を思いやることを思いつきました。
そこに至る要因はやはり失敗にあります。耐えがたい痛みは成長を生みます。
成功しない人は失敗を大事にしましょう。どう大事にするのかと言えば
「失敗に対する免疫をつけましょう」
人間は免疫を獲得することで強くなります。免疫とは一言で言えば慣れですが、慣れるまでには時間がかかります。これが厄介なところで、失敗という恥ずかしい経験に僕たちはなかなか慣れることが出来ません。
それでも、どうせうまく出来ないのだから、泥臭くでも失敗を続けていく必要があります。
そうして失敗を続けていけば、成功するかどうかはともかく、失敗をする自分に対して寛大になれます。空き缶を叩き潰せばぐしゃっと潰れますが、何回も続けていれば、ペラペラになってどれだけ叩いても問題ないようになります。
人間の心もそれぐらいぺちゃんこになってからが本番だと僕は思っています。
成功ではなく失敗に目を向ける。
まずは防御力を高めることが大事です。
多くの人は一撃必殺で物事をうまく進めようとしますが、その一撃必殺を披露するまでに耐え抜くこと。つまるところ、失敗に対する耐久力が基本的には大事です。
戦車があれだけ強力なのは大砲があることも一つですが、強力な装工が体をまとっているからという理由も大きいです。
ですから、
どれだけ成功するかではなく、どれだけ失敗するか。
ここにも一つ、目を向けてやってもいいのではないかと思います。
頑張っても結果が出ないのは研究不足ということが多い。
まあ、いろいろ書きましたが頑張っても結果が出ないのは
研究不足
という理由が一番多いと思います。
情報を集めないことには、対策手段も立てられないし、仮に成功をしてもなぜ成功したのかを解説できず今度同じことに挑戦しても、失敗してしまうかもしれません。
勿論感覚でやることも大事だし、その世界に長くいるのであれば付け焼き刃の知識よりもそう言った「勘」の方が頼りになったりします。
それでも、やはり基本はその物事の構造を理解し、説明できることにあります。
今僕たちが使っているものは全て、説明できるもので出来ています。
冷蔵庫に食べ物を入れれば偶然冷えていたなんてことはなし、ガスコンロで火をつけることが出来るのも偶然ではないのです。
とすれば、成功に対する論理も構築して、それを確実なものにしなければいけません。勿論、成功する方法は冷蔵庫やガスコンロみたいに確実性のあるものではありませんが、少なくとも確率を上げることは可能なわけです。
ですから、本を読み、時として上手くいっている人の話を聴き、そしてそれを試しましょう。先ほど書いた通り試行錯誤を繰り返すわけです。
そうなれば、今度は失敗をする方が難しくなってくるはずです。