お疲れ様です。
今回のお題は
大人にオススメ出来る漫画
大人にとって漫画は、教科書的な役割を持つと思います。
時間とともに成長していくキャラクターから学べる部分は沢山あり。それを自身の糧にしていくことが出来ます。
時に勇気をもらい、時に教養を授かり、時に人間性を学べる。
やはり
さまざまな作品に触れることは素晴らしい。
と思いますし、誰にも迷惑をかけることが無いので個人的には素晴らしい娯楽だと思います。
目次
大人になることで漫画の深さを知ることが出来る
大人になったことで、作品に込められた裏側に気づくことが出来ます。
子どもの時は余裕がなく、寄り道をせずに作品と対峙することが多かったと思います。
所が、年を取り、ある程度社会の仕組みが分かり、もう一度作品を見つめなおすとまた違った形が見えてくることもあり。
それが大人になっても漫画を読む意義の一つであると僕は思っています。
大人になると学ぶことを辞める人がいる。
同時に。
大人になると、勉強しなくなる人は多いといいます。
別に勉強をしなくても、仕事でお金はもらえるし。不自由していない。
確かに一理あります。
ただそういった現状でも、勉強を辞めてはいけないと思います。
人は放置しておけば、「衰えていく部分」があるのです。
感性や頭脳がそれに当てはまるでしょう。
本当の意味での「大人」というのは「大きな人」ではないかと思っています。
色々な角度で物事を見ることが出来、そこから自分なりの答えを導き出せる人です。
そこでは、
「勉強して常に己を磨いていくこと。」
これが大事になるのだと思うのです。
漫画の世界は美しい!
絵と文字。
この2つだけで、表現される世界。
それは誇張なしに無限大の広がりを見せます。
特に、名作と呼ばれる漫画。
こういったものは人生の方向性、価値観、考え方を変える力を秘めているのです。
漫画は大人の教科書だ
これらを踏まえて考えれば、
漫画=大人の教科書
そういっても過言じゃないと思うのですがいかがでしょうか。
それを踏まえて早速紹介していこうと思います。
【漫画】大人だからこそオススメ。その1.キングダム
僕がキングダムと出会ったのは4年ほど前でした。
友達に紹介してもらって読んだのですが、
衝撃を受けました。
キャラクターの迫力がじかに伝わってきます。
これが、戦争なのか。と思わされる「何か」を感じましたね。
オススメ出来る理由はそこだけでなくて学べる部分もあるのです。
国のため。人のため。自分のため。それぞれのキャラクターが自分の思いを背負って戦場に立っています。
何かを背負って身一つで戦う人間からは「カッコいい生き様」を学ぶことが出来ます。
現代においては戦場というものはないのですが、それでも戦う場面というのは多くあるわけで。
そういった場面にどういった思いで向かっていけばいいのか。
キングダムという漫画は教えてくれるような気がしますね。
【漫画】大人だからこそオススメ。その2.暗殺教室
暗殺教室はネウロの作者が書いた漫画です。
僕が思うに、この漫画のテーマは「下克上」です。
日本という国は資本主義で回っています。強い奴が得をして弱い奴がシンドイ目にあう。
そして大多数は弱い奴に位置するわけですが、そういった中で下克上を夢見る人も多くいるんじゃないでしょうか。
俺も「いつかは何かを手に入れるんだ」と。
この漫画はそういった人に読んでもらいたい作品です。
作品内容がまさに「弱い奴が強い人間になる方法」学ぶことが出来るモノとなっています。
僕自身高卒社会人です。高校を出てすぐ工場で働いていた人間です。雑魚でした。
それでも現在はそれなりにやりくりしてそれなりの収益を得れていると思います。
それは
戦いの場で、どうすれば効率的に勝利を収めることができるようになるか、結果を残せるか、相手の意表をつけるのか?
そう考えることが増えたからだとおもっています。
実はその背景にはこの作品の影響が大きいのかなと思っています。
【漫画】大人だからこそオススメ。その3.進撃の巨人
いろいろな理不尽さが詰め込まれた漫画。それが「進撃の巨人」です。
一見すると単純なバトル系の漫画に見えます。
が、この漫画の真のテーマは「理不尽に抗うこと」ではないかと思います。
あらゆる差別、天命、格差。
この漫画で扱われる理不尽さは、僕たちの身近にある理不尽さとよく似ています。
- 生まれが違う人間への偏見、
- 手のひらの上で操られる、
- 好きでもない他人のために人生を台無しにされる。
そう言った社会の汚さをダークファンタジー調で物語の中に織り込んだのがこの
進撃の巨人ではないか
と思っているのです。
面白いというより魅せられる
だからこそ、多くの人の共感を得ているのです。
人間とは、感情移入する動物です。
物語の中に自然と自分が立っていることを想像するものです。
そうした中で、きれいごとを排除し理不尽を詰め込んだこの作品は多くの人間の心に触れる作品だったのではないかと僕は推測しています。
やはり、人生を生きていくにはきれいごとだけでは生きていけません。
そう言った人間の汚さをある意味では、学べる作品、それが
「進撃の巨人」なのではと思います。
個人的には、面白いというより魅せられた。
そんな作品でしたね。
【漫画】大人だからこそオススメ。その4.ワンパンマン
ワンパンマンからは、特に学べるところはないです。
(主人公が強すぎて、参考にならないためです。(笑))
しかしながら、個人的に大好きな漫画なのでここで紹介させていただきます。
まず主人公はサイタマという名前です。
そして、コイツが最強です。
どれだけ強いかといえば、町一つ滅ぼす実力の相手でも一撃(ワンパン)で倒すほど強いです。
あえて邪道の主人公
普通の漫画ではそう言った「あまりに強すぎる主人公」は邪道とされているのです。
理由としては、主人公が強すぎると物語が成り立たないからです。
例えば、ワンピースでルフィがゴムゴムの実ではなく、グラグラの実の能力者なら。
たぶん、イーストブルーはおろかグランドラインさえも楽勝に突破できるでしょう。(新世界はさすがに厳しいかも。)
それどころか、道中で仲間を集める必要性もなくなってしまいます。
そうなってしまっては、アラバスタ編の感動や空島での雄姿、W7での躍動が全て台無しになってしまいますよね。
面白い話など成り立たないのです。
ところが、このワンパンマンでは主人公が最強でありながら、しっかり物語が成立しているのです。
僕が思っていることは、キャラの使い方が非常に上手いのだと思います。
敵の圧倒的な力になすすべもなくやられる味方達。
その味方達が、何とか戦いに活路を見出す。
それでも、敵の真打が登場して全滅。絶体絶命になる。
そこに、主人公であるサイタマがさっそうと現れ、一撃のもとに相手をしとめる。
この、パターンが非常に読んでいて爽快で、どんな強い奴が出てきても
「コイツをサイタマはどうやっつけるんだ!?」
と読み手は安心しながら読むことが出来るのです。
その読んでいるときの感覚が今までの正統派の漫画とはひと味違って、面白い。
常識を壊した、名作だと思っています。
【漫画】大人だからこそオススメ。その5.僕のヒーローアカデミア。
お手本のようなジャンプ漫画ですよね。
「友情、努力、勝利」を地で行くような作品だと思います。
とはいえ、今までになかった世界観が広がりを見せており、斬新な作品だと思いました。
主人公のデクは「最強」といっても過言ではない、強力な能力を持っています。
しかし、自身の体が耐えられず全く上手く扱えません。
とはいえ様々な実践を積むことで、回を追うごとに強くなっていくその様は、読んでいてワクワクします。
最初はうまく使えずに骨を折ったり、体がパンクしてボロ雑巾みたいになっていたのですが、力を小出しにすることを覚え制御することを覚えたり、相手を翻弄するやり方を覚えていきました。
「実戦」こそが最高のトレーニング
その姿を見ると、「実戦こそが人を最も成長させるトレーニングなんだな」と感じたものです。
ヒロアカは、主人公のデクだけではなく、そのほかのキャラクターも非常に魅力があります。
強力な能力をもつ恵まれている奴もいる中で能力に恵まれていない奴もいます。
でもこの漫画はそう言ったキャラクターにスポットがしっかり当たっていて、
弱くても、自分が出来ることをやれば出来ることは多いんだぞ。
ということを教えてくれる気がしますね。
こういったバトル漫画は一見すると弱い能力でも、巧みに使いこなし活躍するキャラを見るのも、一つの楽しみ方ですし、何なら勇気ももらえます。
ヒロアカは特に、そう言う傾向の強い作品であると感じましたね。
【漫画】大人だからこそオススメ。その6.鋼の錬金術師
正直、時代を超える名作の一つだと思っています。
ストーリー、キャラの魅力、バトルシーン。
どれをとっても、最強です。
非常に僕の思い出に残っている作品でして、特にお勧めしたいと思っています。
ファンタジーであり、書いている内容は正直、浮世離れしています。
ただその中から現実味を感じさせる部分も多い。これが、この作品を読んでいて思ったことです。
特にキャラクターたちの人間味があふれており、他人とは思えません。時には悪役まで、共感できる部分があります。
人間の弱さを描いた作品
そう言ったことを踏まえて、この作品に対し個人的に思ったことは
「人間の弱さ、もろさを描いた作品なのだ」
ということですね。
どれだけ、権力を持っていても、どれだけ強力な力を持っていても、どれだけ賢くても、欲望からは逃れられない。
それがこの作品で感じたことです。
実際に今の世の中でも、圧倒的な力を有しながら自身の弱さに負けて失墜している人は数多くいます。
そう言った人間の弱さに対する「戒め」をこの作品では触れることが出来たと思います。
「本当の強さ」に触れていった作品
そして、さらに
人間の強さとは何なのか?
これを読んでいる人に問いかけるような作品であると思いました。
深みがあり、暗い作品であることは正直否めないです。
ですが、影があるからこそ光がより強くなるように、この作品が持っている暗さは唯一無二だと思います。
ぜひ、一読の価値ありです。
【漫画】大人だからこそオススメ。その7.NARUTO
最後に超王道の漫画を紹介します。ナルトです。
個人的に大好きな漫画でありながら、いろいろな勉強をさせてもらいました。
本当の強さとは。組織をまとめる難しさとは。役割分担の重要性とは。
・・・etc.
物語は、忍者の世界が舞台です。
かなり現実味のない世界が舞台なのです。
それでも僕たちの実生活においても、見習わないといけない部分が多くある。
そう感じずには、いられない。そんな、大作でした。
連載が終了しているので最終巻まで一気読みしてみるのも悪くないかと思います。
それに、色んな勉強をさせてもらった反面。感動する部分も多く、学び以上に感動が多いマンガです。
例えば、僕個人として、ガイ先生には感銘を受けました。
このナルトは実の所、ジャンプの理念である「友情・努力・勝利」に背く漫画です。
なぜなら才能がものを言う世界だからです。
キーとなるキャラクターは、基本的に何らかの血筋を持っています。
基本的に「生まれつきの力」があるものが第一線で活躍するのがこの世界の常識であり、血筋を持たない者が戦うのはかなり厳しいのです。
しかしながら、ガイ先生は何の血筋、才能を持たずして前線で戦いつづけました。
ガイ先生が強くなれた理由
そして、ガイ先生をそこまでの域に達することを叶えたのが
努力すること。
これに他なりません。
忍者において必須である、術や策略。これらの、才能にほぼほぼ、恵まれていませんでした。
だからこそ、己の体を武器とする体術。
これを、ただひたすら鍛えることに一点集中したのです。
それによって、作中最強のキャラと一時的にですが互角以上に渡り合うことができるまでになっているのです。
このことから、人間何か一つでも秀でるものがあれば活躍する道というのはあるんだなと気付かされますよね。
圧倒的な才能を凌駕する力を身に着けるのは当然のことながら、イバラの道でした。
それでも、ガイ先生はそれをやってのけました。
この点から、自分を愚直に磨き続けること。その大事さを学べるのです。
才能がない人にこそ見てほしい
割と、自分の才能を悲観している人は多いと思いますが、ガイ先生を見ているとそんな甘いことは言ってられませんよね。
結局の所、結果が出ないのは努力が足りないからなのです。
漫画とは関係のない話ですが、世界のホームランキング、王貞治氏もこう語ります。
結果が出ない努力は努力ではない。
と。
余り努力というものを、人に押し付けるものではありません。
が。それでも結果が出ずにくすぶっている人はまだ、努力が足りないのだと思います。
それをこのナルトという漫画、さらには登場キャラクターのガイ先生に教えてもらえた気がします。
まあガイ先生以外にもこの漫画を盛り立てる魅力的なキャラクターは多数います。たくさんの学び、感動が詰まった名作ですので、一読の価値ありとしてここに紹介させていただきました。
まとめ。
お疲れ様です。
オススメの漫画を紹介させていただきました。
僕自身、漫画を結構読んでいまして、その中でも面白く、ためになる。
そう感じた漫画を、今回紹介させていただきました。ぜひ、漫画購入を検討にしている方は手に取ってみては?と思います。
個人的にこの中でもおすすめのなのは、鋼の錬金術師ですかね。
巻数も手ごろでありつつ、内容が非常に濃くて読んだ後もスッキリします。全巻集めやすく、面白い。そんな、読者にとって優しい作品となっています。
とはいえ、そのほかの漫画もめちゃくちゃ面白くて、勉強になりました。だからこそ、ここで紹介したのです。
ということで、ここで紹介している漫画を1、2作品ほど手に取ってもらえたらな。
と思います。
漫画は、大人の教科書です。
- スキマ時間で読める気楽さ。
- 詰め込まれた、哲学。
- 楽しみながら読める、魅力
そういった点を踏まえつつ、いろいろ手に取ってみることをお勧めします。
ということで、今回は以上となります。
ご清聴ありがとうございます。
最後に、勉強していくことの重要性を示した偉人の一言で〆ようかなと思います。
自分を信じよう。勉強して、もっと良い世界を築こうという気持ちを忘れないで。
メアリ・マクロード・ブスーン(米国の黒人女性教育者 / 1875~1955)