社会人になりたての頃、仕事が全くできませんでした。
人の話を飲み込めません。
納期を守れません。
そして、他人の目を気にして、ポカミスを繰り返しました。
一人でこっそり泣いた夜を、昨日のことのように覚えています。
しかし。
人は変われます。
努力によって徐々に結果が出てくるようになりました。
最終的な決断は、「やめること。」だったんですけどね。
僕は「凡」です。
100点満点ではなく、70点や60点をうろうろしている人間です。
そしてたまに90点を取り大喜びする。
そんな、普通の人間なのです。
しかし、そういった人間だからこそ、同系統の人にためになる話が出来ると思いました。
著名人の本を読み、SNSで逸材が発する情報をあさり。
多くの人は、天才を真似ようとします。
しかしそれが、敗者を多く作ってしまう原因になっていることに実の所。
いったい何人が、気付いているのでしょうか。
凡人には凡人のやり方がある。
だからこそ、お力になれればと思い、一肌脱ぎたいと思いました。
題して。
「出来ない人がつらい現状を変える方法」
目次
仕事が出来ない人がつらい現状を変えるには。
まず、前倒し。
これの習慣化を検討してみてはいかがでしょうか。
仕事が早く終わったとき。
多くの人は、そこで切り上げて手を抜いてしまいます。
しかし、僕は少し違っています。
時間が余っていたら時間いっぱいまで、次の仕事を前倒しでやる。
それも全力でやる。
これを意識していました。
結局の所、仕事はいつかやらないといけない。
上の通りです。
だったら。
仕事がひと段落終わった直後の「熱がある状態」で、明日の仕事もこなしておくのです。
人は、冷めきっている状態から熱い状況に持って行くまでに時間がかかります。
- 寝起きの状態
- 作業に集中している状態。
同じ人間でもパフォーマンスには天地の違いが出ます。
だからこそ、熱を維持しているうちに、明日の仕事を前倒しでやっておく。
これが、効果的だと思いますし、実際に効果がありました。
前倒し戦略は仕事以外でも、効果的である
日常生活でも有効なメソッドです。
部屋の掃除。自炊。その他の家事。筋トレ。読書。資格の勉強。
これらは、いつかやらないといけない、「自分への課題」として挙げられますよね。
ここも、前倒しを意識するのです。
一つ作業が終わったとき、「まだまだいけるな」
と思う時があるはずです。
その熱を利用して、明日やろうとしていたタスクを「今日」こなすわけですね。
必然、明日の予定には、その分の空きが出来ます。
その空き時間は煮るなり焼くなり好きにすればいいわけで、例えば。
さらに自分の高めるアクションに使えば、間違いなく成長に直結しますね。
前倒し戦略を意識して、時間を制すれば。
仕事が出来ない。
そういわれることも、日ごとに減っていくはずです。
仕事が出来ない人はとにかく、引き出しを増やすこと
ときに、
「女性の扱いがうまい人は仕事が出来る。」
といいます。
諸説ありますが、多少は当たっていると思います。
つまりは、女性をとっかえひっかえしている男性。
こういった人は、いろんな経験を積んで、センスが磨かれているのです。
頭の中に豊富な引き出しがあるから、それが、考えるうえでの「土台」を作り上げているわけですね。
あなたもそういった人に、心当たりはありませんか?
皆が気付かないところに、敏感に反応してファインプレーを連発する。
そんなセンスのある人です。
そういった人は、「仕事が出来ない」というイメージとは程遠いところにいるはずです。
こういうと誤解されますが、僕は、何も
女を手のひらの上で転がせ。
といっているのではありません。
大事なことは、
センスの土台になる引き出しを増やせ。
といっているんですね。
いろいろなものに触れて、そこから貪欲に吸収することが、仕事ができるようになるうえで必要だ。
といっているのです。
引き出しの増やし方
兎に角は、本を読むこと。
それも、自分の専門分野に近い本を読むことが大事です。
こういった時、
「どんな本を読めばいいの?具体的に教えてっ!!」
そういう人がいますが、「それではダメなんだ」ということに気づく必要があります。
自分の読むべき本を自分で選べないような、鈍感な人間はそもそも成長できる見込みがないのです。
だからこそ、自分の「目利き」で読むべき本を選ぶ必要があります。
意外と「こんなの役立たないだろ」と思って読んだものの、役立つ本がありました。
それは、芸能人の書いた、自己啓発書です。
芸人の小遣い稼ぎのように感じていたので、そういったものはあまり買わないようにしていました。
でも、蓋を開けてみると心に響く言葉がいくつもありました。
素直に、ためになる。
と思いましたね。
同時に、「食わず嫌いって、だめだなあ。」と、自戒できた経験でもあります。
こんな感じで、本を読むことは、「発掘する楽しさ」もあります。
実は、それも含めて勉強になるのです。
本を読むうえで、「時間がない」は言い訳にならない。
「俺は仕事に追われているから、本は読めないよ。」
そういっている人がいます。
でも、それは間違いです。
本は、10分でも、5分でも時間があれば読むことです。
ちょっとした時間をうまく使える人間は、成長します。
イチローは高校時代。
夜の誰もいない寮の物陰で、毎日10分間だけ素振りをしていたといいます。
10分間といっても、積み重ねればとんでもない時間になる。
それを分かっていたから、そんなことをするわけであり、これは僕たちも見習うべきだと思います。
スキマ時間は毎日できますが、これを利用しないことにはいきませんよね。
こういった時間に、自分を磨くことが出来れば後々大きなおつりがくる。
そういった仕組みです。
×365
これを意識しましょう。
ちなみに、最近では「電子書籍」なるものも流行っています。
敬遠していたのですが、やはり流行るだけあって便利ですね。
スキマ時間の利用に本当に役立ちます。
一つ使ってみてはいかがでしょうか。
きっと、驚くと思います。
仕事がつらいという人は、副業をしてみるのもアリだと思います。
今だから言えるのですが、僕は副業で人生が変わりました。
というか、副業が本業になっています。
そういった経験から。
副業は本当にいい勉強になります。
- 会社からお金をもらう
- 自分でお金を稼ぐ
似ているようで、両者には決定的な違いがあるのです。
自分でお金を稼ぐ。
これは、思考停止ではあり得ません。
機械的な仕事ではなく、能動的に動く必要があり、すさまじい量のインプットとアウトプット。
これが、必須となります。
シンドイことにはシンドイですが、後々の人生の投資に役立つこと間違いなし。
実際に、会社に勤めながら、副業をすることで資産を管理している人は多いです。
さらに言えば、僕のように副業を本業にしてしまう人も多いです。
自分の時間を増やし、新しい人生のベースを1から、もう一度作り上げる。
夢のような話ですが、意外と現実的な話です。
副業をすることで、自分の適性を知ることが出来る
仕事が出来ない。
といっている人でも、人間です。
実際はどこかに適性はあるはずです。
動物でも、早く走る奴もいれば、泳げる奴もいます。
なかには真空の中でも死なない奴もいます。
人間も同様に、いろんなやつがいるのです。
だから、今やっている仕事が出来ないだけで、本当は別の適性もあるはずなのです。
ほとんどの人がそれに気づいていない現実がありますが。
それに気づくうえで、副業は意外と役立つわけですね。
ですから、意外性のある選択肢ではなく、「本命の選択肢」として副業をしてみることは僕はアリだと思います。
僕は、アフィリエイトが自分の適性に合っていました。
だからこそ、会社員時代20万前後の手取りが、今となっては150万円まで伸びました。
これを自慢と取るか、それとも希望と取るか。
それはあなた次第です。
ちなみに僕は、高卒です。
金稼ぎの世界は、実力の社会なんですよ。
いろいろ書きましたが、仕事がつらいという人は。
とにかく、世界を広げる。
ここを大事にすべきかと思います。
今回。
前倒しをすること、知識をひろげること、それから副業なんかについても書きました。
共通することは、自分の領域を広げることにあります。
出来ない人と言うは、領域が狭い人なのです。
何しても、視野が狭い。
だから、チャンスにも気づけないし、ピンチにも気づけないのです。
車なんかでも、フロントガラスが曇っていていたら、走りにくくなりますよね。
必然的に、事故の確率は高くなります。
自分の世界を広げる。
これは、フロントガラスにかかっている曇りをぬぐって、見通しを良くする行為なのです。
仕事の出来ない人は、つまりは見通しが出来ていない人です。
だからこそ、世界を広げる。
これのために、今回書いた以外のことでも、自分に何が出来るか?
それを考えて、日々模索してもらえればと思います。
自分のために、する努力こそ、後々人生の宝になる。
僕は、経験上そう思っています。