仕事を辞めたくなる人は多いと思います。
特に3か月目ぐらいに辞めたくなる人はかなり多いのではないかと思います。
3か月目といえば、仕事に対する理想と現実のギャップ。
これに、気づき始める時期です。
毎日続く繰り返しのような作業に、こう思うんですね。
「このまま一生同じことを繰り返すのか」
とはいえ。
仕事は大事なことです。
仕事があるおかげで、僕たちは生きることが出来ますし、とある哲学者の言葉を借りると、
「仕事は人生の背骨だ」
と言います。
それがなければ、人生は成り立たなくなる。
そういっても過言ではないぐらい、大事なものだ。
ただ、こういったことを知っているにもかかわらず、ぼくも3か月目に仕事を辞めたくなった人です。
繰り返しの日常に嫌気がさす、というありきたりな考えの元。
仕事を辞める計画を淡々と進めていきました。
結果的には、仕事を辞めることが出来て、今の人生がかなり充実していると思います。
僕が思うことは、仕事を辞めることは簡単だけど、その後の人生が難しい。
ということです。
だからこそ、思うのは仕事を辞めるときは「計画性」これが大事だなということですね。
今回は、
「仕事を3か月目で辞めたくなった人間がどうやって会社を辞めたのか」
これについてです。
たぶん、参考になるのではないかと思います。
目次
仕事を3か月目で辞めようと思った時。
延々と同じ仕事を繰り返す中で、数え切れないほど後悔をしました。
「もっといい仕事があったんじゃないか?」
「なんで俺は残業なんてしているんだ?」
ただ、そういった中で、思考を突き詰めていくと。
こういった答えが出ました。
それは、
「結局。僕に実力がないのがすべてだ」
弱肉強食。
弱い奴は死に方も選べない。
結局の所、実力がないから不幸な目に合う。
今こんな仕事をしているのも、頭を下げなければいけないのも。
やりたくない仕事をこなしているのも。
今まで、サボってきた分のツケが降りかかってきているからなんです。
そう思った時、僕は素直で、
「・・・実力を身に着けよう」
と思いました。
仕事を辞めるには、とにかく本を読むことが大事です。
本を読むことから始めました。
読書は、凄く大事なことです。
天才的な人間や、「書くこと」に人生を費やした文豪の魂がこもっています。
得られるモノは無限大です。
また、賢くなることに際限はありません。
人間いくつになっても、「知る」ことはできるわけです。
僕は、実用書、ビジネス書、小説、自己啓発書。
兎に角、自分の薬になるものは手あたり次第読み漁りました。
その中でも、特に印象に残ったものは、
百田直樹作の「ボックス」という小説です。
この小説は、ボクシングを題材にした話で、いじめられっ子がボクシングを経て強くなっていく。
というものです。
いじめられっ子の主人公と、うだつの上がらない自分を重ねて読むことが出来、凄くエネルギーをもらえた一作ですね。
勿論、こういった娯楽小説だけでなく、頭が痛くなるようなビジネス書もたくさん読みました。
その中で、知識の基盤が僕の中で、出来上がっていくのでした。
本を読むことと並行してやっていたこと。
本を読むだけでは、未来は変わらない。
インプットだけでは、意味がない。
そう思っていました。
だからこそ僕は、インプットだけではなくアウトプットできる場所を見つけ出し。
得た知識を発信していました。
僕が、勝負していた場所。
それは、ブログです。
僕がやっていたのは、趣味ではなく本格的なブログアフィリエイト。
自分が魅力的だと思った商品やノウハウを公開することで収入を得る。
そういった、夢のような副業です。
アウトプットできる場所を見つけ出した人間は強くなる
情報を発信していく中で、次第に発信の仕方を覚えていきました。
その中で、
金を稼ぐ。
僕は、徐々にここに、力を注いでいくことになっていきました。
だから、次第に読む本はマーケティング、セールスライティング、サイトデザイン、心理学。
といったものが増えていきました。
難しい本ばかりで、頭痛が続きました。
とはいえ、僕はブログアフィリエイトに冗談抜きで命を懸けていたので、無理にでも勉強を続けましたね。
その甲斐あってか、勉強嫌いは次第に克服していくことが出来たのです。
むしる知ることの楽しさや勉強の奥の深さにどんどんハマっていき、今では勉強が一つの習慣になっています。
ここで一つ学んだことは、勉強を好きになることも立派なスキルなんだな。
ということです。
知識をアウトプットしそれが現実にどんな影響を及ぼすのか。
「学びを発信する楽しさ」を僕は肌で覚えました。
仕事を3か月で辞めたい方へ。努力をすればいつでも辞められる。
仕事を辞めたい。
でも、仕事を辞めた後の人生が不安だ。
という方に、一つアドバイスします。
それは、努力することが出来れば人生は、それほど不安ではない。
ということです。
一つのことを掘り下げて、学び続けることが出来れば、そこから報酬は一定数得られるようになっているのだ。
と思います。
僕の場合、ブログアフィリエイトでお金を稼いでいますが、現在月150万円ぐらい稼げています。
ここまで稼げるようになったのは、やはり努力の賜物です。
自分のセンスを信じて、モノ事突き詰め、本質に触れることが出来れば。
おのずと結果は出てくるのではないかな。
と思いますね。
努力が報われない理由。
努力が報われない理由は沢山あると思います。
ただ、僕の経験を語るとそれらは大きく分けて3つに分類できます。
紹介してみると、
環境
方向性
量
これですね。
環境
環境が悪かったら、どれだけ努力しても報われないことが多いです。
例えば、自分が頑張ろうとしているのに、茶化してきたりする人がいる環境やそもそも勉強に必要な設備が揃っていない環境。
こういった環境では、成果が出るハズもありません。
よく観察してみると、身の回りの環境を作り上げている物は2種類あります。
それは「モノと人」です。
モノと人が充実している場所は言うまでもなく1番です。
そこでは、最高のパフォーマンスが発揮でき、そこで結果が出なければ言い訳は効きません。
だから、環境を選ぶときは「モノ」と「人」が充実しているか、意識してみましょう。
しかし、場合によっては「人」はいらないと思います。
学習は自分一人でもこなせます。
また、アウトプットする環境があれば、同じ志をもつ仲間を見つけることが出来るからです。
また、時には孤独の中で自分を磨くことも大事ですよ。
方向性
方向性はすごく大事です。
というかこれが一番大事だと思っています。
今からどこに向かうのか、それを決めずに突っ走るのは、ダメな人間のやることです。
旅行が好きな人だったらわかると思いますが、北海道に行こうとしているのに沖縄に行こうとする。
努力音痴と言われる人は、これと同じことをしているのです。
まず、明確な目標を決めて、自分がそこに到着するまでに必要な量の努力と時間を決めること。
これを知って初めて方向性を決めることが出来るのです。
僕にとっての目標はお金を稼ぐことでした。
さらに具体的に書くと、年内に30万円稼げるようになる。
という目標がありました。
そういった目標を建てたとき、自然と読む本はそういった分野(マーケティング、ライティング、心理学、サイトデザイン)の物に絞られていきましたし、それによって努力の効率性が上がったのを覚えています。
会社を辞めたい。
そう思っている人は、自分がどうやったら会社を辞められるのか?
辞めるうえで必要な目標を決め、その目標に向かって真っすぐ突っ走ることが大事だと思います。
量
これは、言わずもがなですよね。
ある程度「方向性」が間違っていたり、「環境」が悪くても「膨大な努力量」でカバーすることが出来ます。
「圧倒的な量の努力をこなす」
これは、シンプルですが、結果を残すうえで実に効果的な方法です。
ただ、一つ言わせてもらいますと、せっかくかなりの数、努力を量をこなしているのに、方向性や環境のせいで、その大部分が無駄になるのは、もったいないな。
と思います。
真の努力とは、
量×方向性×環境。
これらがかみ合って初めて、大きな結果が出るのだと思います。
量をこなしているけど、いまいち結果が出ないな。
そう思っている人は、「方向性」と「環境」この2つを見直してみることお勧めします。
早くも会社を辞めたくなった人は、我慢しなくても良いと思いますね。
最終的に思うことは、自分の努力すべき場所。
これを見つけることが出来れば、会社を辞めることを我慢しなくても良い。
と思っています。
僕も、3か月目ぐらいに会社を辞めようと思った時
「絶対、年内に辞めてやる」
こう決心しました。
その後、自分の向いている分野を見つけ出して、そこでお金を得ることを覚えて自分の道を切り開いてきました。
僕が思うことは、得意分野というか、
「自分の土俵」
これを見つけることが出来れば、人生は180度変わってくると思います。
ただ単にお金を稼げるだけでなく、
スキル、やりがい、膨大で自由な時間。
これらを得ることが出来ます。
それらは、「本当の人生」を歩むうえで必要な条件であると思います。
だからこそ、いま仕事を辞めたい人は自分の勝負すべき場所。
これを見つけることを意識してみるべきだと思います。
大事なことは、今すぐにすることです。
決断を下すまでに、時間がかかる人はいつまでたってもダメな人だと思います。
ということで、今回は以上となります。