勝負弱い人であることに自己嫌悪を感じる
どれだけ平等とはいえ資本主義社会ですから勝つべく場所というものは、誰にでも存在すると思います。
勝負強い人間とはつまり、
勝ち癖を持っている人を言います。
あらゆる勝負になんだかんだ勝ってしまう人。野球好きの人にしか伝わりませんが福岡ソフトバンクホークスみたいな人ですね。
そういった人が人生を謳歌できるのです。
ということで、今回は負け癖をいかにして解消し。勝ち癖を身に着けていくか。考えていこうと思います。
僕は、挫折を1万回はしたと思います。検査はしてませんが多分発達障害で学生時代には昆虫採集と読書しかしていませんでした。(野球も少々)
ただ、これは自分でも凄い能力だ、と思っているのですが、失敗続きの中、どうすれば勝てるのかいろいろ考えました。
今回はそこで培った哲学をいくつか紹介していければと思います。
目次
負け癖を治すのは確率を上げることが近道かと。
確率を上げること。
これが、一つとしてあります。勝ち癖がある人も100戦100勝出来るわけではないのです。
それでもうまくいっているのは勝つ確率がすごく高いので、得られる勝ち点が最終的に+になるワケですね。
こういった確率が高い人が何を出来ているのかと言えば、準備だと思います。
勝負をする前に、勝負は始まっていると考えるべきです。はじまる前に勝負が決するぐらいの勢いで備えられる人が勝てる人ですね。
備えることが大事です
「明らかに相手が強力ならば、研究する。」
「成果を出すのが難しい仕事ならば、なぜ難しいのか?下調べする。」
「難しい料理を作るのであれば、事前にレシピを学んでおく。」
事前に手を打っておけば、まず間違いなく、失敗する確率というのは低下しますから。
そして、
失敗が減ってくると、どんなもの事も円滑に進み、そうすると勝手に成功が向こうの方から舞い込んでくる。という算段ですね。
負け癖がついている人に意識してもらいたい横の目と縦の目。
バランス感覚。これもまた負け癖解消のキーワードになると踏んでいます。
第一として勝負事をする時、人間には「意識すべき2つの目」があります。
- 自分を見る目
- 他人を見る目
の2つです。
これを僕自身は、に縦の目と、横の目と呼ぶことにしています。
縦の目=自分を見る目、横の目=他人を見る目ですね。
縦の目
この縦の目とは、自分自身の能力や精神状態を見極める目のことです。
試合巧者な人とは、相手の状況を見ることを怠りませんが、それと同じくらい自分の現状を見極め、そこから戦略を立てていく力を持っています。
いくら相手が楽な相手。付き合えそうな異性もしくは、楽が出来そうな仕事であっても、自分自身の状況が芳しくなければ失敗する確率は高くなるはずです。
例えば滑り止めで受けた会社なんかも舐めてかかれば、落とされるでしょう。打てそうなピッチャーでもなんとなく打席に立っていたら打ち取られてしまいます。
そうならないために良く言われる言葉を、書きますと。「当たり前にやるべきことをやる」
横の目
そして、横の目。
これは周囲に気を配っていく目のことです。
- 「相手がどんな奴なのか?」
- 「自分が取り組む、仕事がどんなものなのか?」
- 「付き合いたい異性が何を好み、嫌うのか?」
良く言われる観察眼というものです。
例えば。仕事なら、押さえておくべきポイント、別にそれほど気にかけるべきでもないポイント。意外と躓きそうなポイント。
など、事前に知っておけば難易度の高い仕事も攻略難易度が大きく下がってくると思いますね。
結論。試合巧者とそうでない人の違い
勝負事が下手な人は、この
「相手を見る目」と「他人を見る目」
つまるところ、縦軸、横軸のバランスが悪かったりします。
- 自分のことを、気にしすぎる。
- 周りに気を取られ過ぎる。
大事なことは、自分と相手をバランスよく見て、そこから得た情報で戦略を立てる。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」
この言葉は、中国の偉い人の言葉です。
孫氏という戦のパイオニアの言葉であり、この孫氏の格言はフランス革命を起こしたナポレオンも重要なものとして携えていたと言いますから、非常に威力の高い言葉であると思います。
負け癖解消に必要なものは、精神的な強さ
これも、また真実です。
時代の流れかもしれませんが根拠のない技術論や効率論がもてはやされてきすぎと感じます。
勿論、技術や効率もだいじですが、なんだかんだ言って勝負事においては精神力がもっとも大事であると思います。
心技体という言葉がありますが。
結局のところ、技も体力も精神の上に成り立つわけであり、
強靭な心があるからこそ、日々テクニックと体力を磨き上げることが出来るわけです。
優秀なスポーツ選手、ビジネスマンを見ていればわかることではないかと思います。
こと精神に関しては
生まれつきで決まる。
という人も多いですが、僕の経験上、精神は磨くことが出来ると思います。
その手段として一番に紹介したいのは読書をすることです。
読書をする。
読書は
様々な考え方に触れることが出来る。
ここにメリットあると思います。
基本的に本とは、優秀な人が出す物です。
優秀な考え方を数千円で学ぶことが出来、明日に活かすことが出来る。それすなわちすごくお得なことなのです。
また偉人でも僕たちと同じような過ちを犯し、さらには悩んでいることが分かります。
例えば、物理学で革新的な発見をし、IQ200前後あると言われるアインシュタインは人間関係で悩んでいた。
とも言われています。
傑物がどのような失敗をし。そこから、いかにして立ち上がったのか。
僕は、そこにも本を読む意味があると思っています。
人は、成功からではなく失敗から学ぶのです。
そういった意味では、負け癖を治すうえで非常に有効ではないでしょうか。
知ることは得をすることだ
僕も読む冊数を増やすことで、考え方に幅広がり、それが結果を出すうえで大きな力になったなあ。と思います。
経験値をそのまま紹介します。
日々の努力が大事です。
という感じで、様々な手段を紹介しましたが、結論的に言えば
日々の努力です。
一夜漬けの努力には限界があり、となれば大事なことは、日々動き続けることですね。
これが、勝てる人とそうでない人を明確に分かつ要素であり答えではないかと思っています。
結局のところ、日ごろから「やっている」人が勝てるわけなのです。
日々、小さな勝ちを積み重ねる。勝ちは勝ち
勝負事において大事なことは、二つの目を意識することだ。
と書きました。縦の目と、横の目ですね。
そして、日々の努力というのは目の前の事に集中することであり、つまり、縦の目です。
やることをやっていたら、出る結果は出る。
僕の場合、努力を日々繰り返せるようになった結果、月々の収益が1万、3万、5万、17万、26万といった感じで伸びていきました。
やっぱり一つのことを極めていく内に武器は磨かれるのだと思います。
最後にまとめます。
人生は一度だけであり、やはり勝たないと面白くないですよね。
だからこそ、今回は負け癖を治す方法を、書いてみました。
僕たちは、
負ける理由をちゃんと意識できているのか?
それを意識して、いかに負けを無くしていけるか。
それが人生をうまく歩いていくうえで、大事なことなんじゃないかなと思いますね。
偉大な言葉
自分に打ち勝つことは、勝利のうちで最も偉大な勝利である
哲学者プラトン
偉大な哲学者の言葉です。
ぜひ胸に抱き、一歩ずつでもいいので勝ちを拾いつつ。
前に進んでいきましょう。