行動力
古来より結果を出すために必要不可欠とされてきた、重要なファクター。
人類がここまで発展できたのは間違いなく
行動を繰り返してきたからです。
アメリカの独立宣言だって、フランス革命だって、インドの独立運動だって。
その裏では圧倒的なまでの行動力が働いています。
ここで名前を上げなくともわかる、歴史の教科書に登場するような偉人。彼らは圧倒的なバイタリティーをもって時代の先頭に立ち、歴史を動かしていたわけです。
歴史だけでなく僕たちを取り巻く世界はえてして
行動力
これにより前に進んでいくことが分かります。
僕たちにしても同じです。仕事、人生、私生活。飛躍していくためには何を隠そう行動することが大事なのです。
今回は成功を収めるうえで重要なファクターともいえる行動力とそれを持っている人の特徴に迫っていきます。
目次
成功者の源は行動力
秋元康は他の人が作品を1つ作る間にその10倍、100倍の物を作るから成功するのだ。
松井秀喜は他の人の何倍も多くバットを振り、木のバットは血で赤茶けていた
イチローは小学生の頃。
365日中、360日を厳しい練習を断行していた。
今回の本題として、
行動力いかにして身に着けるのか。
ここについて掘り下げて書いていこうと思います。
その中でどうすれば行動力を身に着けることが出来るのか。自分と当てはまっている部分がないか、もしくは真似できる部分がないか?
考えながら、読み進めていってもらえれば幸いに思います。
1.嫌なことでも率先して動く
第一として、行動力がある人は「好きか嫌いか」ではなく、
ためになるかならないか
で動けます。
そういった人は勝手に結果が伴う。
そう言った人は積み重ねることが出来ます。
そして積み重ねがある人には、結果が伴います。
成功者は努力を何とも思っていない
付け加えますと、大概の成功者は努力を努力だと思いません。あえて例えるならば、
歯磨き的なもの
そう言った感じで取り組んでいると思います。歯磨きはめんどくさいけれど、やらなきゃ虫歯が出来ます。だから大概の人はやるわけです。
行動力が普通の人よりもあって結果を出す人は歯磨きと同じように、日々1枚、2枚と積み重ねることが出来る。だから、顔色変えずに結果を出すことが出来るわけです。
結論、日常化が大事です。
北極にいる人が寒さに対する耐性をつけ、ベジータが200倍の重力で普通に動けるのと同じように、それを日常の物とすることが大事だと思います。
2.思考停止で動く
行動力がある人はある意味では馬鹿な部分があると思います。
自分の直感に従って、考えずに動ける。野生の勘といいますか、
「まあ何とかなりそうだから」
と言って、自分の思うがままに一歩を踏み出すことが出来るわけです。
そう言った人は迷うことが無く、決断疲れを起こしません。だからこそあらゆることに、バイタリティー高く挑戦することが出来るわけです。
石橋を叩いて渡るということ。
石橋を叩いて渡る人が多いのは事実ですし、実際のところ入念なチェックをして物事に取り組むことはすごく大事なことです。
それでも、いろいろなことを調べてもなお
石橋を叩いても渡れない人
は多いのではないでしょうか。
チャンスの神様は前髪しかなく、通り過ぎてしまえばもうつかめない。
こういったことわざもあります。そしてこのことわざはまさしくその通りであると思います。僕は
「今はタイミングじゃない」
となけなしのチャンスを棒に振って鳴かず飛ばずでやっていく人を何人も見てきました。
そう考えれば、
「今!」
と思った時に瞬殺的に動き出せる人の方が成功率は圧倒的に高いのだと思います。
そもそも、その世界を知らない人がいろいろ考えたってムダ
それに、考えないで失敗したらどうするんだという人もいますが、結局のところバカの考え休みに似たりです。
何一つ成功していない人間が考えたところで、出てくる答えなんて大したことありません。
むしろ、答えというのは動きながら出していくものだと思います。
石橋を叩いて渡るのは愚策であることがほとんど。
そもそもな話、歴史的な事件を振り返って見ても、
どれだけ強固な橋でも「崩れるときは崩れる」ことが分かりますね。
例えばリーマンショック。
ご存知の通り、2008年9月、大手投資銀行リーマンブラザースが経営破綻しました。
その影響下で世界中の経済はひっくり返ったわけですが、これはまさに強固な橋が崩れた最たる例です。
世界中は思いもしない出来事に大混乱に巻き込まれました。その結果連鎖的に倒産する企業が相次ぎ、世界的な不況に。
すごい人も時代が立てば老人になる様に、社会的な概念だって時間が経って社会の流れについていけずに風化していくものです。
世の中はまさしく
諸行無常
と言えます。
世の中に石橋なんて存在しない。
先ほどの石橋を叩いて渡るという話を思い返してみれば、次の通り
「どれだけ叩こうと、この世の中に安全な橋なんてそもそもない。」
と言えるのではないかと思います。
そう言った世の中において、効果的な生き方が出来る人間はどういったタイプか?
ある程度は馬鹿になって動き出せる人間
だと僕は思っています。
人間的な知性を残しつつ、決して、野性的な直感を馬鹿にしない人ですね。
時代に合わせて、いいなと思ったことはすぐにやる
昨今は流行り廃りが激しく、いろいろなモノが流行ってはオワコンになっていく時代ではないかと思います。そういった時代において結果を残せる人はやっぱり
時代に合わせて、すぐに行動出来る人
これだと思うのです。
進化論で有名なチャールズ・ダーウィンは繁栄していく種族の特徴についてこう語ります。
強いものや賢いものが生き残るのではなく、適応するものが生き残り繁栄する
何が起こっても良いように日々、備えておく
本当の意味で長生きするために必要なものは「備えておく」ことです。
そのためにもやはり行動力が必要になるでしょう。
日ごろから賢くなるために勉強したり、健康でいられるために体を鍛えたり。
日々の行動の連続が明日を作るのです。
3.自分を知っている
機械と同じように、人にも操作法があります。
一流のピッチャーはその日の調子に合わせて、ピッチングスタイルをスライダー主体にしたり、カッターを主体にしたり、使えるものでやりくりしていくといいます。
その日最大のパフォーマンスを発揮できる自分
これを経験則から導き出すことが出来るわけです。
これはビジネスマンも同じであると思います。
つまり、自分の効果的な動かし方を知っているわけです。
では具体的に「効果的自分の動かし方と」は何か?
僕的には一昔前に「やる気スイッチ」という言葉がありましたが、ニュアンスとしてはまさにあんな感じだと思います。
自分のツボを押さえること。
これによって物事に対し効果的なアプローチをとることが出来ます。
自分のツボを知る方法は
本を読むことかと思います。
本を読み、いろいろな考え方を知ることで曲解した見方が出来るようになります。
それが「自分」という事象を客観的に見ることが出来るmindを授けてくれる感じです。
勿論、1冊や2冊ではなく習慣的に本を読み、考え方を取り入れる必要があります。
最初のうちは活字に対してアレルギー反応が出る人もいますし、かつての僕もそうでした。
それでも、面白い本に一冊であえば、流れは大きく変わると思います。
【自分磨きの本】自己啓発書のオススメ10冊。明日を変える名著達。
さらに優秀な人は細かい調整が出来る
話は戻りまして、やる気スイッチです。
このやる気スイッチですが、さらに優秀な人は数多の選択肢を自分の中に持っています。
- ちょっとやるきスイッチ
- やるきスイッチ
- 超やるきスイッチ
- サボるスイッチ
必要な量のバイタリティーを引き出して、無駄なく、スマートに目の前の課題に対処していく。ですから、周りからも信頼されるし、その信頼が本人の市場価値を高めることになります。
一般的にこういったスキルを持っている人を
「メリハリを持てる人」
というのです。
これもまた行動力の源泉であることは間違いないでしょう。
4.結局やらないと気持ち悪くなっている。
最終的に行動力がある人は
「やらないと気持ち悪い」
「やらないと怖い」
そういう領域まで来ていると思います。
僕の話をすれば、ブログを毎日更新しないと、ファンが逃げてしまうなあとか、文章力が落ちてしまうなあとか、SEOに不利になってしまうなあとか。
いろいろな考えが頭に廻ったりします。
ですが、こんなものは序の口です。
世界で名をはせているトッププレイヤーは普通に稼いでいる人の比にならないぐらいの責任感を持ち。日々行動しているのです。
強い人の弱さ。
世の中を見渡せば、いついかなる時も世間の期待に応える人がいます。
こういった人を
スーパースター
と呼ぶのでしょう。
彼らは血のにじむ努力をかかさないと思われていますが、僕が推察するにその裏付けになるのは
恐怖ではないか?
と思ったりします。
それなりに頑張ったことのある人は知っていると思いますが、目の前の事に一心不乱になっているときは不安を紛らわせることが出来ます。
スターや怪物と呼ばれる人たちはそういったことも知っています。
周りからの重圧から逃れるために、一分一秒の努力を惜しまないのです。そうして日々を過ごしていくわけです。
その積み重ねが僕たちの目には
「ストイックに物事に取り組んでいるように映る」
という感じですかね。
漫画で感銘を受けた言葉
はじめの一歩の、幕ノ内一歩は
やらないと不安になるから反復練習をこなす
と語りますが、これは作者である森川ジョージ先生の代弁でないかと思います。
高いレベルに行けば行くほど、時間が惜しくなる。
高いレベルに行けば、一つの努力不足が命取りになる。だからこそ「やる」のです。
彼らは1つの失敗を無くすために、1000の努力を厭わないわけで、これも、立派な行動力であると言えますね。
5.勇気のもらい方を知っている
行動力がある人は背中を押してくれる存在があります。
僕の場合は漫画を初めとする娯楽作品からもらうことが多いです。一日本の作品を愛する人間からすれば、漫画はいつ何時でも勇気をもらうことが出来る、
めちゃくちゃコスパの良いガソリン
作品視聴はマジでオススメです
昔はわざわざ本屋に出向く必要性があったものの、今の時代はスマホ一つで、何でも見れる時代になりました。
そう言った中で、
漫画、映画、アニメ。
豊富な作品を今すぐにでも見ることが出来る。
素晴らしい時代になったものです。
学問はつまらないものほどためになりますが、
娯楽は面白いものほどためになる。
時間のない大人にとって最高の教科書だと思うのです。
ですから。
時には文明の利器を活用し、スマホから作品を視聴してみることもオススメでして、お手軽に時間をかけず、なおかつスマートに好きな作品を見ることが出来ます。
良ければ参考にしてください。
感動するアニメを紹介する記事です。新しい知見を手に入れるために。
最後。行動力を養うためには嫌なこともしなくちゃいけない
結局のところ行動力とは、
「嫌なこと率先して出来る能力」
です。
これは子供で言えば、
大きくなるためにニンジンを食べれる
人を言います。
強くなるにはどれだけ嫌なことでも、自分をおさえつけて行動出来る人。
これが、結果を残す人なのです。
理性>本能
これが出来る人でしょうか。
一見、
「好きにやってる」
と感じる人も裏では血反吐の出る努力をしています。
努力をしないキリギリスはいません。
一見脚光を浴びているキリギリスも裏では、その想像の10倍の苦労をしています。
それが見えないから僕たちの目には、怠け者に見えるわけで。
アリとキリギリスの話は参考になりませんね。
おさらい
おさらいをします。
- 嫌なことでも率先して動ける
- 思考停止で動ける
- 自分の動かし方を知っている
- 結局やらないと気持ち悪い
- 勇気のもらい方を知っている
以上が行動力がある人の特徴ではないかと思っています。
とにかく行動は習慣です。
厳しいを日常にしてしまう。
そのために大事なことは決まっています。
「今から動き出す」
これですね。( `ー´)ノ
人生は一度きりであるということを理解すれば明日からの行動が変わる話。
日々正直に行動することが、成功に達する最も確実な道だ
~ウィンストン・チャーチル~