昨今副業をする人が増えてきていると言われています。実際、リクルート調べによると副業を実施している人は社会人の中で9.8%。
そして、これから副業をしていきたいと思っている人は41.8%いるとのことです。ということで、副業をしなくともこれから副業をしていきたいと思っている人は多くいるようです。
40%越えという数字が多いか少ないかは、個人の裁量にゆだねられます。それでも、会社なしで自分でお金を稼ぎたいと思う人間が半数近くいるのですから、僕自身は多いのではないかと考えています。
参照:兼業・副業に関する動向調査(2020)概要版 働く個人の9.8%が兼業・副業を実施中 兼業・副業制度あり企業の72.7%が過去3年以内に制度を導入
副業を始めれば、良いのか?
について聞かれれば、僕自身としては始めればいいと思っています。
自分の実力で稼げるという事実は、多くの人が思っているよりも大きなインパクトがあります。
とはいっても、副業というのは手軽に始められるモノではありません。実際に始めようと思うのであれば、それなりに勇気が必要になると思います。
副業を始めるには手順が必要です。
また、副業をしたからといって稼げる確証はないです。だから、ただの徒労に終わることも十分に考えられます。そういった中で副業をするメリットがあんまりわからない人も結構多いのではないかと思ったりします。
僕自身は副業を頑張った中でそれなりに良い思いをしたと言えますが、実際のところは誰もが良い思いを出来るわけではないと思っています。
それを踏まえたうえで副業をしていくメリットについて書いていきたいと思います。
目次
1.副業をするメリットについて。
副業をするメリットは、割とどこでも言われていることですが能力が身につくところになると思っています。
副業とは、お金を稼ぐためにやるわけですがお金を稼ぐためには「手段」を身に着ける必要性があります。「自分一人で収益を発生できる手段」があれば、だいぶ生活は楽になります。
その手段を身に着けるためには時間がかかります。
例えば、僕自身はアフィリエイトサイトの運営でお金を稼ぐ手段を持っているのですが、その手段と言えば
- 集客
- ライティング
- 紹介
この3つになってきます。上の三つの中で時間がかかるのは、集客です。
しかし、アフィリエイトサイトはこの集客さえある程度できるのであれば後はなんとでもなる場合が結構多かったりします。
集客している間にコピーライティングを身に着けて、没個性でも読み続けてもらえる文章は書けます。その先において良い商品を紹介できるのであれば、後は勝手に売れていきます。
その商品についてはASPといったものがあるので、そこから販売することが可能になると言える感じです。
こんな感じで、月に10万円稼ごうと思えば1年近くかかります。時間こそかかりますが、生産性を上げ2年目でうまくいけば、月に100万円ぐらい稼げて独り立ちできるかもです。
ただ、そこまで継続できるほど心が強い人間はそんなにいない気がします。
アフィリエイトを例にして紹介しました。
それでも他のお金稼ぎにおいても同じかと思います。
ある程度時間をかけ続けることでスキルが身に付け、会社に通いつつも収益を発生させられる「半自立」が出来ることが増えます。
プログラミングにしても動画編集にしても、雇う側の人間が多いからこそ、フリーランスで収益を上げることは可能です。
そう言ったところから、身に着けたスキルがある一定のレベルを超えてくると継続的にお金を稼ぎ続けることが出来るようになります。
勿論、最初からお金を稼げる人はほとんどいません。それでも、継続していればその内1万円ぐらいを安定して稼げるようになり。その時点である程度土台が出来ていると言える状態にあると言えます。
大体1万円ぐらいを稼げるのであれば、転職をする上での一つの武器になると言ってもおかしくはないと言えます。
良い状況で仕事が出来るようになれば、その後継続してもっと多くの収益を得られるように努力をすればいいのです。そうすれば2年、3年ほどで独立できるほどの能力はある程度備わっていると言えます。
こういった副業について書いている人間が、こういったことを言うのは良くないことなのですが、ある程度頭が悪くても、経験と知識を順序に従って身に着けて、その中で自分なりに応用できれば、何とかなる場合も多かったりします。
-
【0→1】人生改革。オススメ副業4選。今後の市場価値を上げて人生豊かに。【お金と能力】
副業は、できることを増やしてくれます。 頑張ることで生きやすくする力が得られます。 副業は一見すると、稼ぐことが目的に思えますが、 「それだけではない」 、と僕は思っていて、日々続けていくことによって ...
続きを見る
しかし、だから副業を始めろとは言えません。
副業は誰でも、ある程度続けるのであれば、稼ぐことが出来ると思っています。
それでも、手放しで副業を始めろ。と言えるわけではないと思います。
というのは、繰り返すようになりますが、副業でお金を稼ぐことは簡単ではないからです。
YouTube広告などで見る
月収で500万円稼げる副業を紹介します。
的なものがありますが、あんなものは大体詐欺だと思った方が良いです。僕自身もそれなりにネットでお金稼ぎをしています。
アフィリエイトに関しては5年ほどやっています。それでもいまだに『1年頑張って月1000万円稼ぎませんか?』みたいな広告がよくあるものです。
ムリです。
こういった広告の裏側には、色々な罠があるのですが1つ紹介すれば
1000万円稼げるのは流石に嘘だろうけど、まあ、100万円は稼げるんじゃない?
みたいな感じです。これは、心理学のテクニックで使われている物です。人は大きな数字を出されると自然と心が動き、その大きな数字には届かないだろうけど、少ない労力でその何分の1かは稼げるのではないだろうか。
と、考えてしまうのです。
それでも、こういった方法で稼げる人はほとんどいません。ですが、高額なセミナーや情報商材にお金を払う人は後を絶たない感じです。
副業を始めるのであれば、どういった人が良いのか。
副業を始めるのにしても僕自身は適性があると思っています。どういった適性があるのかと言えば、一番は継続力です。
しかし、継続力に並ぶと言っても良いと思うことが、
何も持っていないこと、
だったりします。
何もないことはある種、才能です。
僕自身は元工場員で友達もいなくて、職場と自宅を行き来する毎日でした。そういった中でこれといったスキルがなく、人生が詰んでいたので副業を始めた感じなのですが、これといって特別なしがらみがなかったために、副業に時間を使うことが出来ました。
今になって思うと、それも一つの才能なんだな。と思います。
副業は何を使うのかと言えば、兎角時間を使います。湯水の如く。といっても過言ではないです。
意外と副業で成功している人を見ると、フリーターや暇を持て余した主婦の人が多かったりします。こういったことを言えば怒られるかもしれませんが、本当です。
逆にエリート街道を歩んできた、大手企業の人が最初の数ステップを踏んだだけで自分には無理だと悟って諦める場合も結構あったりします。
そういった意味において、副業というのは面白い世界ではあるし、スペードの3がジョーカーを倒せるように。
「逆転の手段を育てる」ことが出来たりするので、悪くない道ではあるかと思ったりします。
副業をすれば、強制的に勉強をしなければならない点は良かったです。
副業をすれば強制的に勉強をしなけれならなくなります。
そういった点は素晴らしい点ではないかと思ったりしますし、個人的に良かったところかなと思います。
こういったことを言えば、偏見かもしれないのですが、僕自身の経験から言います。
勉強が嫌いのほとんどの理由は勉強をすることに慣れていないからだ。
ということです。
日々、本を読む習慣をつけて、手を動かす時間を設ける。
これを続けていれば、勉強が好きになるということはありません。やっぱり元来嫌いなものは嫌いなので、それは難しいです。
それでも、勉強を仕方がないものに出来ます。
好きでやっている人には勝てませんが、仕方なくでもある程度続けられるのであれば、それなりに知恵は身について勉強をしていない人よりはお利口になれます。
そして、副業の魅力は目に見える結果が見えるところです。勉強をして、その勉強をアウトプットしていくことによって目に見える変化が出てきたりします。
そうすると、人間は現金になります。
仕方がないと思っていた勉強をある程度好きになれるのです。
大人は子供に勉強のすばらしさを教えます。そして、即席的に勉強好きにしようとします。だから多くの子供は大人になっても勉強が嫌いなのです。
本当に好きになるためには、失敗をして、その中で立ち上げる方法を知り、物事の怖さを知ったうえで、結果を出すこと。つまりは順序が必要になるのです。
そういった意味において、副業を頑張っていると次第に勉強をする意味について考えるようになり、物事について多少は理解を深めようと努める脳が育ちます。
それは、副業だけでなくて世の中にある事象を理解しようとし、円滑に生きるうえで必要な態度ではないかと思ったりするのです。
まあ、そういった意味も踏まえて、副業のメリットについて書き綴って行きました。
-
【0→1】人生改革。オススメ副業4選。今後の市場価値を上げて人生豊かに。【お金と能力】
副業は、できることを増やしてくれます。 頑張ることで生きやすくする力が得られます。 副業は一見すると、稼ぐことが目的に思えますが、 「それだけではない」 、と僕は思っていて、日々続けていくことによって ...
続きを見る
良ければ参考に。