人生において役立つスキルを上げるとするのであれば、それは書く能力にあると思っています。
言葉を構築して、それを相手の耳障り、あるいは肌触りの良い状態で届ける力。コミュニケーション能力が大事であるとは、社会において耳に胼胝(たこ)ができるぐらい言われることです。
そこのコミュニケーション能力の根幹にあるのはなんといっても、言語を巧みに操る能力であると言えます。
人間はどうせひとりじゃ生きられません。
ですから、言葉を積み上げ、構築する術を身に着けましょう。
勿論、大したことない奴が尊大な言葉を扱ったとしても周りには響きません。
しかし、人間は速かれ遅かれ人の上に立って率いるタイミングがあります。そういったタイミングが来たときに、他人の納得させる言葉選びを身に着けることは悪いことでしょうか。
また、書く力があるということは、物事の道理を理解する能力に長けていることであり、そういった能力があるのであれば、少なくとも「大したことがない奴」にはならないと言えます。
あなたの周りにいるすごい人、過去に出会ってきた凄い人。憧れている優秀な人材を思い出してみましょう。
基本的には弁論が立っていたのではないでしょうか。
やはり、人間に通る言葉を知っている奴は優秀になれるのです。となれば、やはり、筋トレや読書をすると同じく、自分をいじめるために日々書く能力を高めてはどうかと思います。
目次
書く能力が人生において役立つ理由はオールマイティだから
書く能力は言葉をつなぐ能力であると言えます。
しかし、それ以外にも物事を順序立てて説明する能力も必要になります。どれだけ難しい言葉や気の利くようなフレーズを持っていても、正しい順序で理論を展開できなければ意味がありません。
順序は世の中の全てです。人間の成長も順序がありますし、身の回りにある事象も全て順序によって成り立っています。
素晴らしい理論も正しい順番があってこそ、人に伝わるのです。
言葉というのは身の回りにあり過ぎて、「簡単なものだ」と思われがち。
しかし、言葉というのは水や空気みたいにそこら辺に転がっています。
どうにも簡単に扱えるものだと思われがちで、自分の理論を相手に伝えているつもりでも理解してもらえないことが多々あります。
そういった中で、自身の弁が通らないときは
「こいつらの頭が悪いんだ」
と思いがちです。
しかし、日々書く時間を費やし、言葉を深堀してみると、そういった自身の認識違いに気づくことが出来ます。
そして大概の場合、自分の言葉が相手に理解してもらえないのは、言っている言葉や理論が悪いのではなく、伝える順番が悪いのです。
言葉には、伝わりやすく、心に響きやすくなる順番があるのです。例を挙げれば「起承転結」なんてものもあります。
文章を書き続けていると、その順番をなんとなく肌身でマスターすることが出来ます。
そうなると、昔書いていた自分の文章や、他人に言い散らかしていた論理を思い出しては、
「俺は何て、恥ずかしいことをしていたんだ」
と恥じらうことが出来ます。
人間はいつ成長するのか。
成長を実感するタイミングはいろいろありますが、それなりに頑張ってきた人間としては、
自分の行いを稚拙に思った時
成長するのだと思っています。
上手くいっているときは、どうにもフィルターがかかります。勉強なんかで、努力すればするだけ成績が上がったり、仕事も全て思う様に行ったり。
そういった時は、自分が成長していると勘違いしがちです。
しかし、ちょっと時間が経てば実際それは調子が良かったとか、運が良かった。なんてことがよくあるのです。
一方、過去の自分を恥じている時、違う次元で物事を解釈できている。ということになります。
それは確実な成長ではないでしょうか。
成長とは、過去の自分を恥じらうことなのだと思います。
そして、言葉は残り続けるのでその恥じらいを特に感じやすいです。
そういった意味において、文字を書き続けると、自身の成長を実感でき易くなるかと思います。
文章を書く力をどうやって身に着けるのか。
これを書いている人間の文章が、読んでいる人間の心を掴めているのか分かりません。
しかしながら、書き続けることを僕はやってきたので、普通の人より少しばかり伝える文章は書けているのではないかと思っています。
息を吐くように名文を書く文豪になるには才能が必要です。しかし、ちょっと時間をかけて良い文章を書くのは努力次第で誰でも可能です。
僕が文章力を身に着けた方法
僕自身がどうやって文章力を身に着けたのかと言えば、その昔結構苦労をしていまして、その中でアフィリエイトという副業を始めた時でした。
その中で、文章で稼ぐ手段を深堀して行った感じです。
工場員をやっていて、
日中は汗を流し、夜の8時くらいに帰宅したと思えばすぐにパソコンの前に座り、文章を構築する。
という生活を送っていました。
最初は続きませんでしたが、ある程度頑張っているとそれなりにコツが分かってきて、次第にサイトのPVも増えていった次第です。
こうして書けば、すごく簡単なように思えます。でも、アフィリエイトがすぐに稼げるお金稼ぎであったかと言えば、そうではなかったです。
少なくとも、ある程度の地獄は実感したと思います。僕自身強くお勧めできるかと言えば、人によると思っています。
結果は出なくても、能力は積み上がっていく。
が、少なくともスキルは日々積み上がっていっていたと思っています。
スキルは目に見えにくいものですが、実感は出来ます。その実感は根拠のない実感です。
「俺、前よりも速く書けるようになったかも」
「それなりに良い文章かけてるかも」
しかし人間はこの根拠のない実感があるからこそ、努力が出来、その努力によって自らの人生を切り開くことが出来るのではないでしょうか。
一見するくだらないに当たる「書く能力」ですが、高いレベルに仕上げることが出来れば収益を増やす手段として活用できます。
人間に伝わる文章を身に着けるためには、人間に対して文章を書く。
アフィリエイトは文章を使った営業であり、一発勝負でサイトに来た人に物事の魅力を理解してもらう必要があります。
そういった中で、やはり物事に対して理論を見出し、自身の見解を踏まえたうえで人に納得してもらう文を書く日々は自身の能力の底上げに役立ったと思います。
要するに、目的ある努力は成就しやすいです。
文章力を身に着ける。と言えば、日記でもつけて、毎日ペンを握る。
なんてことをイメージするかもしれません。しかし、それでは3000字を超える文章は書けません。それに、文を書くうえでのプレッシャーもないです。
これは持論ですが、プレッシャーのない努力は続かないです。
人は、何かしらに責任を感じで頑張ることが出来るのです。文章に関しては人は人に見られると、文章を書く力が身につくのだと思います。
ですから、僕自身が思っていることは書く能力を身に着けたければ、
収益が入る努力をしろ。
ということです。
人生において役立つ、書くスキルとはどんなものなのか。
そういった中で、僕が思っていることを書きます。
それは、人生において役立つ書くスキルとは何か。
ということです。
筋道が通り、誤字脱字なく、句読点の打ち方も適切であれば、言葉は伝わります。
しかし、それでお金を稼ぐことが出来たり、他人に対して一目置かれるようになるのかと言えばまた別の話になります。
人生において役立つ文章力を身に着けるのであれば、コピーライティングを身に着ける必要があると思います。
コピーライティングとは
コピーライティングとはいわば、ビジネス向けの文章です。
人間の心を動かすための文章であり、漫画や小説のワンフレーズなんかも広い意味で捉えれば、コピーライティングになります。
それによって心が動かされ、読んでいる人間が行動をしようと思えるのであれば、それは間違いなくコピーライティングと言えるでしょう。
セールスライティング
お金稼ぎをする上での文章はセールスライティングと呼ばれるものであり、これもまたコピーライティングの一種です。
これからの人生において、お金稼ぎにも使える文章を身に着けるのであれば、コピーライティングを学んでいくことも一つの道であると個人的には感じています。
一朝一夕では身につきませんが、頑張れば月に30万円稼げるサイトを構築することも出来ます。
自分が書いた文章は、ネットに残り続け、1万人を相手に営業をします。その中で自動的に売り上げを上げるシステムが出来ます。
売るものがなくとも、アフィリエイトは企業の広告を宣伝して売るので、普通の商売よりかは楽だと思われます。
アフィリエイトで生計を立てるまでにどれぐらい頑張る必要があるのか。
サイト運営を例に出したが、YouTubeや営業、他人との交渉なんかもコピーライティング
僕自身はアフィリエイトサイトの運営をコピーライティングをする上での例に出しました。
しかし、コピーライティングの本質は
言葉で人を動かすことです。
そう考えた時、このスキルはYouTubeや営業。それに加えて、私生活のコミュニケーションも同じくコピーライティングであると言えるのです。
最終的に書く能力とは。
僕は日々アフィリエイトで短くて、伝わる言葉を探しました。
いま長文を書いているのですが、実際に読んでみると、短い文章をつなげて長い文章を作っていることが分かるはずです。
人は短い言葉ほど関心を示すのです。
しかし、短い言葉に真意を込めることは難しく、良いことを言おうとすれば言葉は長くなるものです。だからこそ、短く秀逸な言葉を身に着ける手段を勉強すべきです。
それが、コピーライティングの真髄であると思っています。
人を動かすにも、モノを売り飛ばすにも、やはり長い言葉が必要になります。
しかし、決め手になるのは一言や二言なのです。長文は人を納得させますが、動かしません。
短い言葉で、相手の心を一突きするのです。それはナイフのようにです。これをするために、日々書きまくることです。
努力をしても報われないのならば、報われる場所で努力すべきだ。
ということで、書くことが僕は一番効果的だと思っています。
そう思っている理由は、書くスキルは誰でも身に着けることが出来るからです。
文豪になるには才能が必要ですが、良い文章は時間をかければ書けます。これは先ほども書いた通りです。
より深く書けば、良い文章を書くために、良い文章に触れ続けることが出来れば模倣ではありますが誰にでも、それっぽい文をすぐに書き上げることが出来るのです。
文章は自転車のように一度書けるようになれば、手元に残り続け武器として使い続けることが出来ます。
そういったことがあるので、自分の武器を増やすために、人生のある一定期間文章を狂ったように書いてみることを個人的にはオススメしたいと思っています。
アフィリエイトで生計を立てるまでにどれぐらい頑張る必要があるのか。