自分が何もないという気持ちになることは、僕自身も共感できるところがあります。これといった才能もなく、ただ社会の歯車として生きること。
これは、すごくつらいことではないかと思っています。
せっかく、考えることが出来る人間として生まれたのだから誰かに評価されたいというのが、気持ちとしてあるのではないでしょうか。
前提として、現状を打破することは実に難しいと言え、今まで何もなかった人が武器を身に着けることは時間がかかります。
そして、時間がかかることを嫌う人がいることを僕は知っています。僕だってすぐに変われるのならそれが良いです。
ただ、世の中は他の人間を隔絶するぐらいには頑張っている人でないと中々上手くいかないようになっています。
一見すると効率よくやっている人もいますが、それはある種の才能なので諦めましょう。
今回は、何もない自分に価値を見出すために何をすればいいのか?考えていきたいと思っています。今後の人生のヒントが欲しい人は参考にしてもらえれば幸いです。
☆話の内容。
- 何もない人間のつらさを僕は知っている。
- 何もない人は何をすればいいのか
- 勇気を一瞬ではなく継続する手段
- 意味のある苦痛を選ぶ方法
- 何もない人間が結果を出せれば、自分以外の人を勇気づけられる。
目次
1.何もない人間のつらさを僕は知っている。
生まれついて、これといった素質がない辛さを僕は知っていると思います。僕自身は、学生時代からこれといった才覚もなく頑張ってきました。
努力を続けていたのですが、トップレベルにできる人に比べれば全然大したことがなかったです。つまり、中途半端に頑張っている感じでした。
そういった中で結果が出ないものだからすごくたちが悪くて、
「俺は頑張っているのになんで上手くいかないんだ」
と嘆くことも多くありました。
僕は自分が優秀と認められたいがあまり、色々な分野をうまくやろうとして、それをずっと続けていました。その結果、何一つスキルが身につかないまま大人になった感じです。
工場でも何もない人間でして、日々読書や筋トレを続けていたのですが、その努力が報われることはまあ、ありませんでした。
そういった時に気づいたことは
俺は何もない人間なんだ
ということです。
中途半端にやってきたせいで、これといったスキルが身につかずに自分がやりたくないことを日々こなすようになっていました。
2.何もない人間は何をすればいいのか。
これといった長所がない人間は何をすればいいのかと言えば、個人的にはスキルを身に着けるしかないと思っています。
スキルといっても、稼ぐスキルを身に着けることが重要であり、自分の強みをフルに発揮できるようになるものが良いと思っています。
こうして書けば、
「お金を稼ぐのなんて無理だ」
と思っている人もいるんじゃないかと思います。
それでも、一つの分野に力を集約させることが出来れば、時間こそかかるものの可能だと思います。
勿論、多少の根性論は必須です。根性(モチベ)を保つ方法は僕なりに考えたので後述します。
僕の場合は、工場員で作業をしながらアフィリエイトをやっていきました。すぐにうまくいったわけではありませんでしたが、続けていく内に「出来る」ようになりました。
その結果として、集客技術を身に着けることが出来、今に至ります。
こうやって書けば、シンデレラストーリーのように思われるかもしれませんが、それなりに泥臭い手段はとってきたんじゃないかなと思ったりします。
自分の人生を振り返って思ったことは、色々なことを頑張り過ぎた。
僕の人生を振り返っていて感じたことと言えば、色々なことを頑張り過ぎたことにあると思っています。
人間が持っている力は結局のところ、決まっています。
体力は無限でなく、その力を注げる絶対量は決まっているのです。
生涯で、プロ野球選手とサッカー選手を極めることが出来る人間なんて多分出てこないと思います。
メジャーリーグで本塁打王を取った翌年にサッカー選手になり最多ゴールを決める人間は今日まで出てきていません。(そもそも、やろうとする人がいないです。)
世の中には例外だっているけど。
中には大谷君みたいに打って守って走って、さらにはマウンドで160キロの速球を投げることが出来る天才もいますが、あれは参考になりません。
凡人は何か一つに絞って頑張らないと、中々結果が出ないようになっているのだと、経験から思っています。勿論、色々な分野に手を出して経験を積むことは大事です。
それは引き出しとなり、壁にぶつかったとき問題解決のヒントになります。
しかしながら、本気で自分に付加価値をつけていきたいのであれば、人生におけるある一定の期間は何か一つのことに時間と労力を注ぐことはすごく大事になってくると思ったりします。
3.まず何をすべきかと言えば、始めること。
そういった中で、何をすべきかと言えば始めることになります。
多くの人は始めることが出来ません。
来月からとか、ひどい場合は来年やるとか言い出します。
明日を変えるもっとも確率が高い手段は、今やることです。
明日の自分は今の自分ではないことを自覚すべきです。そういった中で、やはり始めることです。
稼ぐ手段を身に着ける方法。
稼げると言われている物ならば、なんでもいいです。とにかくやってみましょう。お金がかかる、という人もいますが両津勘吉みたいに莫大な借金を負うことなんてありません。
そもそも、多額のお金を失うということはそれなりに社会的信用がなければ無理なことです。ここに来ている人にそういった能力がある人は稀ではないでしょうか。
勉強できることは沢山あります。
プログラミング、FX、動画編集、そしてアフィリエイト。
確かに、一イメージからすればずる賢いイメージはあると思いますが、いざ蓋を開けてやってみると奥が深くまっとうな手段で稼ぐ方法があることが分かります。
アフィリエイトとは?0→10にする上で大事な知識の土台について。【効果のある近道】
ただ、自己防衛は多少なりともしておいた方が良い。
しかし、こういったお金稼ぎの世界には実際にずる賢い人もたくさんいて、
「来月から、会社に行かなくても良いぐらい稼ぐ方法があるんだけど」
と持ち掛けてくる人もいます。
そういった人の言うことは一旦無視すればOKです。
具体的に始めるにはどうすればいいのか。
- 周辺知識を身に着ける
- 行動をする
- 継続する
この3つになります。シンプルですが、この3つの工程の中に数え切れないほどの挫折や葛藤があることを忘れてはいけません。
知識を身に着ける方法
まずは参考書籍をAmazonなどで購入してみる所から初めてみることです。基礎知識がなければ、結局何一つ結果なんて出せません。
Amazonの検索窓でFXとか、転売とか、プログラミング
とか調べてみると、いろいろ出てきたりします。
とにかく1冊だけ購入してみましょう。
個人的におすすめすることは電子書籍を使ってみることです。実際に使ってみると、時間がない人でもスキマ時間を利用して知識を吸収できます。
スキマ時間を使うことは、無駄なように感じますが、5分の読書でも意外と学べることは多いです。
行動をする。
基本的にどんな書籍にしても、その分野を始めるうえでの説明が書いてあると思います。また、仮に書いていないとしてもGoogleで調べれば具体的にどうやってはじめれば良いのかは載っています。
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上のような感じです。
「出だしのスムーズさ」にこだわるべし。
そういったサイトに従ってやってみるだけでも、スタートダッシュのスムーズさは変わってきます。こういった時
「先人の意見を聴いたところで、それってもう色々な人がやっている手段だろ」
という人もいるかと思いますが、個人的にはそんなことはないと思っています。というのも、多く人が我流の仕方でやって失敗しているのです。
僕だって、自分なりになんとかサイトを作れるだろうと思って作ったアフィリエイトブログは点でダメな出来で、結果的に閉鎖しました。
ということで、最初は丸く収まるやり方で始めればいいと思います。
自分の色を出すのは、ある程度続けてからです。
継続をすること
最も難しいです。
僕がやっていたアフィリエイトにしろ、FXにしろ、動画編集にしろ。
第一に言えることは、しんどいです。
しんどい=続けにくい
ということになります。
よく、
副業に必要なのは始める勇気だ
と聴きます。
でも、僕からすればそれは間違っていると思っていて、正しくは
副業に必要なのは続ける勇気だ
ですね。
努力とは勇気を発揮し続けることだ。
日々、デスクの前に座り、結果が出るかわからないトンネルを歩き続ける。そして、1ミリでも前に進むべく貪欲に情報を収集する。それをアウトプットする。
これを日々試行錯誤していくのです。そこには紛れもない勇気が必要になります。
日光で熱くなった鉄の板を歩いていくようなものです。
経験則を持っていえることは、勇気は始めからあるものではなく、育てるものだ、ということです。僕はこんな風に書いているのですが、最初は勇気がなかったです。
それでも、ちょっとだけでいいからやってみようと思ってサーバーとドメイン提携、それからWordpressの活用。そして記事投稿まで漕ぎつけていきました。
そして、毎日投稿していたら、その内読まれるようなページが出てきて、そこで努力が「形」になる快感を覚えました。
こうして書くと、根性論ばかりで読んでいる人間は
「何の解決策もないじゃん」
と思うかもしれませんが、解決策は続けていく中で見出していくしかないと思っています。
厳しいですが、「自分の武器を作り、活躍する」、ということは「そう言うこと」です。
4.意味のある苦痛を選ぶ方法
まず最初に書きます。
努力をする=苦痛が伴う
これが、真理です。
世の中は等価交換で出来ていて、それなりに良い物を手に入れたいならそれに見合ったリスクを取る必要があります。
それは、肝に銘じるべきで仮にコストに見合わない「上手い話」があるのだとすれば、それは詐欺の可能性があります。
とはいえ、努力にも効率性があります。意味のない苦痛を日々味わっている人はいるのではないでしょうか。その結果挫折している人はいるのではないでしょうか。
僕も昔は、意味のない苦痛を選んで絶望する日々でした。そういった時の経験を踏まえながら、
「意味ある苦痛」
の選び方について書いていこうと思います。
意味ある苦痛の条件。
- 実際にそれで稼いでいる人がいる【実例があるか】
- そのスキルは収益になるか
- そのスキルは今後も使い続けられるのか
こういったところが意味のある苦痛か、そうでないかの線引きになるかと思います。
スキルとは磨きつづけることで、大なり小なり上位クラスに入ることが出来ます。しかし、どれだけ優れたスキルでもそのスキルに需要がなければ意味がありません。
だからこそ、実際に磨きつづける意味があるかの厳選をしないと結果は出ません。
戦略とは一点に力を集約させることである。
僕がやっていたアフィリエイトは、不器用なりに頑張り続けて結果ライティングのスキルを集中的に伸ばしていき、それが収益を得る足掛かりになりました。
それを活用する人間の総合点が低くても、一つ優れている点があればそこを突破口としていい結果が出ます。
いま、不器用な人は自分が極めるべき部分に力を集約させる意識が大事だと思います。戦の天才と呼ばれ続けたナポレオンの言葉に
戦略とは一点に力を集約させることだ
というものがありますが、まさしくその通りだと思います。どうせ苦しい思いをするのなら、一つの所に力を集中させて効率的に掘り進んだ方が良いのです。
5.何もなかった人間が、何かできる人間になると、不特定多数の人間を勇気づけられる。
これは大きなメリットではないかと思います。
ここまで書いたことを読んで頂いた人は少ないかもしれません。
それでも、多少なりとも勇気づけることが出来たのであれば、幸いに思いますしこれが僕自身がブログをする意味でもあったりします。
努力の動機づけ
今、
「何もない」
と嘆いている人は、自分のためでなく「これから出会う自分みたいな人間のため」に努力してみてはどうかと思います。
それは、友人、家族、あるいは自身の子供。
まあ、身近な人間です。
そういった方々が自身のふがいなさを嘆くかもしれません。そういった時に自分なりに努力して何かを手に入れた経験があれば、多少なりとも力になれます。
自分自身が不安の特効薬となり、他人の道しるべになれます。それって目に見えるメリットではないですが、すごく素敵なことだと思います。
僕がこういったきれいごというのは、
人間は根本的に自分のために頑張れないから
という部分も加味しています。
私利私欲には限界があります。
私利私欲には限界があります。過去の英雄を見ても、彼らは自身の名声のためだけに戦ったのではないことが分かります。
アメリカの独立宣言だって、キューバ革命だって、フランス革命だって。
それを先導した時代の異端児には世の中の人間の想いを背負う「何かしら」があったはずです。
また、我々日本人には「神風アタック」という、世界稀に見る自己犠牲の化身ともいえる過去があるのです。
勿論、今の現代時にそこまで出来る人はいないでしょう。
でも、そういった人を鑑みると、少なくとも人は他人のためならば頑張れることが分かります。
ですから、未来に合う誰かのために努力するのです。目に見えない誰かのために努力することなんてばかばかしくて努力している間に挫折するかもしれません。
しかし、まずは始めるうえでの大義名分としてそういったモノを掲げてみてはいかがかと思います。
勇気は一瞬、後悔は一生は嘘。
最後に上のようなことを書きます。
勇気は一瞬、後悔は一生
という言葉がありますが、僕的には嘘だと思っています。
勇気は一瞬ではなく、必要な時に随時引き出されるものです。また、後悔は日々の生活態度で解消できるものだと思います。
ですから、今できることを自分なりに考え、力の及ぶ範囲で頑張ることです。
それが出来れば、少なくとも
何もない人間
からは卒業できるのではないかと思ったりします。