努力をすることで、頑張らなくても、要領よくこなせてしまうやつぐらいには勝てると思っています。
それについてはこっちで解説済みです。
【仕事以外で】社会人はコツコツ頑張ることが、結局最強だと思う話【コラム】
まあ、そういった感じで、頑張ることに対しては、それなりに語ってきたのですが、僕自身結構サボり魔な部分があります。
しかし、経験則として頑張り続けることが出来る奴なんて一握りで、成功者限定で見ても多くの人は合間合間でサボっているんじゃないかと思います。
ただ、そういった人が成果を出せるのは、やはり習慣化によるところが大きいと思います。
目次
すごい人の習慣化と、そうでない人の習慣化
僕なりの経験則ですが、
すごい人の習慣化とそうでない人の習慣化
というものがあります。
そうでない人の習慣化は予想している通り、ノルマ的にこなしている感じです。
今日はこれをやらなくちゃな、よし頑張ろう
何かしらを始めた時は、これでもOKです。まずは継続しないと意味がありません。でも、上のレベルに行こうと思えば、これでは足りないのです。
すごい人の習慣化っていうのは、サッカー選手がやっているリフティングや野球選手がやっているような素振りなどから洞察できます。
彼らは、ボール転がっていたり、バットがそこに置いてあったりしたら、なんとなくリフティングしたり、バットを振ってみたりするのです。
特に理由もなくです。
これこそが、すごい人が出来ている習慣化ではないかと思います。言ってみれば、気分転換とか暇つぶしの中に競技が挟まっているのです。
僕はお金稼ぎをしているのだが。
5年ほど前からお金稼ぎを始めました。
僕がやっていたのは、サイトを作って広告を貼り、来訪者によって収益が左右する、
アフィリエイト
という、お金稼ぎでした。
最初の一年間は、死に物狂いで、毎日ノルマ漬けでした。
しかし、半年たって気付いたことは一向に成果が出ないということであり、そのときは努力の「量」に対して重きを置いていたのでした。
そして、何よりも、結果を出すことに重きを置いていたと思います。
ただ、ある程度続けていった中で、サイトの作成がスムーズに行くタイミングがありました。
そこまで行くためには、まずやり方を変えていく必要がありました。
普通の記事を書いても仕方がないので、時事ネタを取り扱うトレンドブログを作り、アクセスを集め、時間を短縮するために、文章のひな型的なものを頭の中に構築していたのです。
その結果、毎日の作業が本当にすらすら行くようになりました。
そして、何よりもサボることを覚えたのです。
努力が上手くいかない人は、頑張り方に問題があるかもしれない。
僕は、努力家と一言にいっても、2種類いると思っています。
- スプリンター型
- ランナー型
この2つです。
スプリンターはその日その日で最高出力を出し尽くせる人です。そして、それを、毎日続けることが出来る人です。
俗に言う、努力の天才というやつで、これになるためには遺伝子的な配置からやり直す必要があります。
こういったタイプの人はアスリートに多いような気がします。
もう一つはランナー型です。
ちょっと躓いたら、木陰で休んだり、喉が渇いたら給水をしたり、ある程度時間がかかっても最終的にゴール地点までは走り切れるタイプです。
のらりくらりとやり切っていくタイプです。
僕はアフィリエイトをしている中で、どうにも「ランナー型」だなと思いました。
毎日作業は出来ないけど、それでも、大きな挫折をすることなく、結局辞めずに継続出来ている。
お金稼ぎなんか、それでもいいのだと思います。僕は5年前にアフィリエイトを始めたのですが、成果は伸び続けています。
緩やかな成長ですが、1年単位で見れば、実はかなり伸びていたりします。
寧ろ、サボることで習慣化が出来る話
本当の習慣とは、無理やり毎日続けることではないと思っています。
しんどいことがあったら、臨機応変に辞めることが出来る。これこそが、真の習慣化ではないかと思っています。
歯磨きだって、飲み会でべろんべろんに酔った日なんかは怠る人もいるでしょう。
ランニングだって、台風が接近していたら、中断すべきです。
朝ご飯だって、寝坊したら抜きにしなくちゃいけない日なんかも出てくると思います。
それでも、次の日にはそれらを辞めることなく、またいつもの日常の一部として組み込まれている。
これこそが、習慣化です。
お金稼ぎにしても、自分磨きにしても、そこまでの領域にもっていって初めて本物なのかな、と思ったりします。
意外と、頑張りまくっている人の成長速度が遅いことがよくある
世の中には、すごい人がいて、雨が降っても、風が吹いても継続できる方もいますが、そういった人は素の能力が高くても案外成果が出るのが遅かったりします。
努力を突き詰めれば、結果を出すこと、ここにつきます。
そういった風に考えれば、たまにはわき道にそれて、自分が走ってきた道を見返したり、これから走る道に近道はないか考えたりすることも大事なのかなと思います。
僕がアフィリエイトで成果が出たのも、やり方を変えたからです。
ずっと同じような記事を量産していた中で、ふと、
このままやっていても、同じなんじゃないか
と思うタイミングがありました。
そこで、ちょっと時間をおいて自分がいままで書いてきたページを見返してみると、案の定、ゴミページを量産していたのです。
そのときは
無駄な努力ってあるわ
と落胆やら、ふがいなさやら、色々な感情が胸中に渦巻きました。
そこで、ある程度休んでみて、今後どうやって頑張ってみるのか考えてみた結果、とにかくは
PV数を上げよう
と思って、トレンドアフィリエイトの商材を一つ購入しました。
そこで、そのやり方に従って、時事ネタを取り扱ってみると、自分でも驚くほど上手くいったのです。
1の休みが、1000の努力上回る時だってある。
上の通りです。
1000の努力はすさまじい、前進力を持ちます。
しかし、どれだけ前進しても方向性が間違っていたら意味ありません。
寧ろ、自分でも気づかない内に後退していることだってあります。
ですから、同士ても上手くいかないときは、サボることです。むしろ、上手くいっていないときでも定期的にサボってみることです。
そうやって、自分が進む方向を微調整しながら、一歩、二歩と進んでいると、おのずと成果というものはついてくるんじゃないかと思ったりします。