何もしたくない
そう言った気持ちを抱く時、人はどうすればいいのか?
対処法を知っているか否かで、その後の進む道は180度ほど変わってきそうです。
人間は高度な生物です。
ただ、高度がゆえにコンピューターがエラーを起こし、フリーズするようにある日ぷつんと糸が切れ、行動不能に陥ってしまう時があります。
書く言う僕も実は
何もしたくない。
そう言った気持ちを長期的に抱いていた時があり、崖っぷちどころか、どん底のどんどん底を経験していた時期があります。
(不思議なことに人はしんどい経験程笑い話にできるのです。)
目次
何もしたくないということはしんどいこと。
そのときに感じていたことを話せば、何も感じないということは一見すると楽に見えるのですが、
「その実はすごくしんどい。」
ということです。
うつ病の人とかを見るとなんとなくわかると思います。
何も感じなくなることが限界まで達するとああなってしまいます。何も感じなくなるのはつらいことから心を守るためであり、超危険信号なのです。
今回の記事の概要について。
記事の概要を書いておきます。
順番を追って踏襲していけば、現状を脱するうえで大きな力になるのではないかと思っています。実際に僕の実体験をもとにしてみると、以下の順番で話を展開することが出来ます。
- 何もしたくない人に言いたいこと。
- 何もしたくないならすべきこと。
- サボってみる勇気
- 具体的に何もしたくないときしたこと
1.何もしたくないのは、あなたが今まで頑張って生きてきたから。
まずは
「相当につらい思いをしているのだろう」
と推測します。
「恐らく」僕はその気持ちを人一倍、理解できているとおもいます。
とにかくは無理せずゆっくりとこの記事を読んで頂ければと思います。ラスクをかじりながらコーヒーを片手にそんな優雅な気持ちをもって落ち着いて読んで頂ければ幸いです。
ーーーーでは、書いていきます。
前提、人間には限界がある
人間には限界がある。
と思います。
電池に残量があるように、人にもまたデッドラインがあるのです。
上手な人はこのデッドラインを知っています。だから人生のどこかで「手の抜き方」を覚えます。
でも、僕みたいに不器用な人はこの充電をどこでどう取ればいいのかわからないのです。だから電池はとっくに切れているのに無茶をしてしまう。
その結果、最終的には強制的なスリープ状態。つまるところ、今回で言う
「何もしたくない状態」
に落ち込んでしまうことも余儀なくされるわけです。
僕の話。
僕は過去に、
「精神的にも身体的にもそれなりにきつい思いをしたなあ。」
と思います。
その中で努力が報われないつらさとか、誰ひとり助けてくれない心細さを痛感しました。
ちょっとした自慢。今となってはセカンドキャリアを歩くことが出来ている僕ですが、ここに来るまでにはあまりに普通の人より落ちこぼれていたし、それに順次、挫折も味わいました。泥水だって啜りました。
考えすぎることは、得てして悪い結果を生む。
当時の心境は良く覚えています。
結果が出ないのだからもっと頑張らないと
と思って、さらに追い込み、状況はことさら悪くなってしまい、答えの出ないトンネルの中をただたださまよっていました。
その中で有限である体力をすり減らし衰弱していく日々。5月病というやつにかかって、月曜の朝は
「今週が始まったか・・・」
と陰鬱な気分で迎えていました。特に太陽が照り付けるような快晴の日は、なぜか後ろめたい気分になりました。
とはいっても、無気力な日々ならば結論すべきことは次のことなのです。
2.【結論】そういった時は、好きなことをするのが一番です。
結論を言ってしまえば、好きなことをするのが一番だと思います。
「なんだ、そんなことか」
と思う人もいるのかもしれませんが、意外とのめり込めるほどに好きなことを出来る人っていないものです。だからこそ、自分が楽しめる場所を作ることが大事なのかと思います。
アニメは最強でコスパが良いです。
無気力な当時、僕のことを唯一せかさず見捨てなかったのが娯楽作品でした。
あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない
NARUTO
涼宮ハルヒの憂鬱
進撃の巨人
鋼の錬金術師
いろいろな作品が人生哲学を教えてくれました。日常をつないでくれました。精神的な支えを築き上げてくれました。
そして、大げさでもなく、そう言った作品を見まくっていた日々こそが今の僕の原型を作っているのだと思います。
【20代にオススメのアニメ】生き方を変えるうえで。【効果的な物】
余り、押し売りしたくありませんが、何もしたくないときアニメ趣味はぜひおすすめです。
何もしたくないのなら、何もしなくていい
ハイ、もう答えを書いていきたいと思います。
何もしたくのないのなら、何もしなくていい
と思っています。
野菜が食べたくないなら、ケーキバイキングに行けば良いし、勉強をしたくないのなら、漫画を読めばいい。
僕は、それまでやっていた資格の勉強を全て放り出してアニメを鑑賞しました。
人間は強いようで、弱い生き物です。
上にも書いた通り、人間というのはある一方向からの力にはすごく強いものの、ある一方向からの力にはすごく弱いのです。
そう。
しょうもないことで、ぶっ壊れます。
世界一硬いダイヤモンドだって、トンカチで叩けば粉々になるように人の心も意外とやわなのです。
だからこそ、ぶっ壊れそうなときは休むことです。
だからこそ、動けるようになったとき、全力を出せるように好きなことをする。これが大事なのです。
言ってみれば
「潤滑油を指す期間」
こいつを設けるわけです。どれだけ優秀なモーターも焼き付いてしまえば、動けなくなるわけです。そうならないように日々潤滑油を指して微妙な調整をするわけですが、これは人間も同じだと思うのです。
ちなみにこんな言葉があります。
優秀な木こりは作業の半分を斧を研ぐことに使う。
立ち止まることで見える世界もある。
短距離を思い切り走るとき、周りを見渡すことが出来ません。
きっと前しか見えないと思います。しかし、ゆっくり走ってみるとどうでしょうか。
よそ見も出来るし、後ろだって振り返ることが出来ます。
サボってみるということ。
その昔、嫌われる勇気という本がありました
が、僕は
サボってみる勇気
これを推してみます。
一度マジでサボってみてください。
人間は動きを止めようと思っても慣性が働き、歩き続けてしまいます。
とりわけこれは真面目な人に多い習慣だと思います。
でもそれだと、心はすり減り続けてしまい、いつかはこと切れてしまうわけです。(かつての僕のように)そうなれば、立ち直るのに多くの時間を必要とし、傷口が広がっていきます。
ですから、くどいようで申し訳ないのですが
勇気振り絞って、サボってみる
これを敢行してみてください。
遊びが生き方の本質を教えてくれたりします。
僕は娯楽の世界に身を投じた(逃げた)わけですが、そう言った中で物事を多角的に見る習慣がつきました。
嫌なことをただ嫌なことで済ますのではなく、そこに何かしらの発見がないか?もしかすると、良い面があるのではないか?と掘り下げて考える力。
これが身に付いたと思います。
3.何もしたくないときに効果的だったこと【具体例】
僕にとってはアニメ鑑賞が一番効果的なコンテンツだったのですが、他にもいろいろあります。
せっかくなので何もしたくない時に効果的だったことを書いていきます。
僕とあなたは違う人間だ。
という前提においても、実際に僕はどん底を経験している人間であり、挫折の経験者です。
ということで、あなたと同じ境遇にいたこともある人間なので何かしら参考になることを言えると思います。
ですから、肩に力が入り過ぎない程度に参考にしてください。
1.作品を楽しむこと
いろいろ考えましたが、何もしたくないときはやっぱりこれ。
書いていて、改めて思うことは、
日本には素晴らしい作品が多いな。
ということです。
アニメを見るだけでなく、漫画を読んだり映画を見たりしますが、どんな作品でも人間の心の動きがしっかりと描かれており。
そこには生きるために必要な考え方や哲学がちりばめられていると感じます。
自分の食わず嫌いをなくす。
- 人気があるから嫌いだ
- 頭が悪そうだから嫌いだ
- 浅そうだから嫌いだ
- 信者がうるさいから嫌いだ
- ミーハーがうるさいから嫌いだ
作品に触れてみるといかに自分が食わず嫌いをしていて浅い人間なのか理解できるかと思います。
僕自身、何もしたくない無気力な時代、そう言った経験をしました。
また。
作品は心を動かす力があり、人は心を動かすことで、体も動くのだと思います。
その時のエンジンの役割をするのが、一流作家が魂を削って書いた作品なのです。
ちょっとした教養が磨かれるのも良い所です。
こういった作品をたくさん見ることで、教養が磨かれるところ。
ここも、僕が娯楽作品を見るうえでおすすめする理由です。
作品を通して得ることが出来た、人生観が今後生きる上で大きな糧になってくれるのです。
VODサービスはオススメです!
文明の利器を使えば、費用はかなり抑えられます。
VODサービスを活用すれば、好きな時間を使って豊富な作品を好きなだけ視聴することが出来ます。クラナドだって、NARUTOだって、ハンターハンターだって好きなだけ見ることが出来ます。
技術を使いこなすことが出来れば、すそ野を広げることが出来るのでオススメです。ぜひ使ってみてはどうでしょうか。
最高音質と最高画質がスマホで見れるお手軽サービス。
その性能はスマホで見るというよりかは映画館を片手に持てる、という方が近いです。教養&守備範囲を広げるうえでオススメです。
2.ちょっとだけ勉強もしてみること
娯楽だけじゃなく、本を手に取る。仕方なく野菜を食べる感じで勉強する。
これも効果的でした。
勿論最初は、シンドイ思いをしないようにすることが重要です。
けが人がリハビリをするような感じでしょうか。あくまで一歩ずつ進む感じです。
それで、ちょっと勉強が楽しいなと思って来たら、心がいい感じに開くことが出来ます。
オススメは
星の王子さま
です。
書いてある内容は、社会の本質に触れたようなものです。
星の王子さまの一感想と解釈。あらすじについても。人間を学ぶうえで最高の本。
活字の力
活字の力は無限大です。
今まで見たことのない世界を見せてくれ、そこから学べることには際限がありません。
最初はシンドイです。
文字の羅列を頭の中で読解しながら読み進めていくことは、労力を大きく消費します。それでも、続けることで磨かれるものは磨かれていきます。
そうすれば気付かない内に自分の考え方や人間観が身に付いているのです。
僕はこの人間観を気付くことは人生において最も大事なことだと思いますし、こういった力を身に着けられることが読書、もとい学問の素晴らしいところです。
読書の習慣は一生ものの財産になる
塵も積もれば山となる
という言葉がありますが、読書に限ってはまさしくその通りだと思います。
単体では役に立たなかった知識も蓄積されていくことで、点と点がつながって線になります。
速効性がないところは歯がゆい思いをするかもしれません。
それでも、貯金的な感じで日々繰り返すことに、大きな意味があります。
3.体を動かす習慣を作る
体を動かせば、筋肉が動き、筋肉が動けば、血行が改善されます。血行が改善されれば、身体だけでなく心も快活になるものです。
運動はそれ自体が活発さの源になると思います。
運動。と聞けば、若干身構えてしまうと思いますが、最初は散歩をするだけでも良くて距離を伸ばし、負荷を大きくしていくことが前に進むために大事なことです。
運動に目覚めれば活路が見えてくる。
結局のところ、人間も「動」物であり体を動かせないことには原則、何も始まらないのだと思います。
逆に考えれば、身体さえそれなりに健康であれば、出来ること自体、少しばかり増えるものです。ちょっと勉強したり、アニメの感想をノートに書いてみたり。ブログを始めてみたりと。
何もしたくないときは、運動を一つの起点にしてみるのもアリかもしれません。
4.ちょっと動き出してみること。
新しいことにチャレンジするというのも、何もしたくないときには効果的だったりすると感じます。
ただ。
何もしたくないときにそんなこと言われても、無茶ぶりでしかない。
と思う人もいるのではないかと思います。しかし何もしたくないときだからこそ、あえて無理に動き出してみた方が、むしろ快方に向かう傾向もあるのです。
電気療法的な感じで、まあ、ちょっと博打的なのですが、ここを乗り越えることが出来れば人間的にも能力的にも、ものすごく伸びます。
とはいっても、無理は禁物。しっかりと心と体を整えてその後、チャレンジしてみることが良いと思います。
何にチャレンジすべきか。
なんでもOKです。
自分がやりたいこととか、やっておけば今後の人生で確実にプラスになるであろうことをとにかく列挙してみることが大事ですね。
僕の場合はもう速攻で答えが出まして、お金稼ぎでした。まあ簡単に結果が出る分野ではないので、それなりに覚悟のいる選択でしたが、一つずつ積み上げた結果。現状は氷が解けるように少しずつ変わっていきます。
お金稼ぎのメリット
お金を稼ぐ手段が増えれば、心がすごく楽になります。
「悩みの根底にはお金が少なからず絡むんだなあ」
と僕は思います。
副業はデリケートな話なのであまり掘り下げませんが、僕の場合、
副業→本業にする。
そう言った目的意識をもち、がむしゃらに歩を進めていきました。
その結果として、いろいろな経験をさせてもらい、精神的根幹がたくましくなりました。結果、揺るがなくなりました。
お金稼ぎは3か月頑張れば見えてくるものがあります
余談ですが、3か月頑張るだけでも何か掴めると思います。
僕の場合、ブログを超本格的に頑張ることにしました。
まったくの知識0で始めた人間ですが、100日前後で文章構成の仕方が板についてきました。
半年後には月間2万PVぐらいまで見られる、それなりのブログを運営できるようになり、
1年後には月当たり10万PV見られる、中堅ブログにまで成長しました。
そのときは月/30万円稼げる状態でして、
副業>本業
的な感じになってました。
努力の鉄則は小さく始めること
お金稼ぎ様々な分野があります。その多くは調べたり、本を読む中でその技術を盗み掘り下げることが出来るハズ。
すごく些細なことですが、小さなことが雪だるま式にデカくなっていくわけですから、侮れません。
小さく初めて、いずれ大きく。最終的には全てを飲み込む。
この意識が、世界を変えてくれます。
まとめ。何もしたくないなら自分の心の声を大事にしよう
何もしたくないとき。
一番に注意を払うべきは
自分の声。
つまるところ
本音
これだと思います。
人の意見を聞くことも大事ですが、結局のところ。
人は人、自分は自分です
だから、あなたはあなたに正直でいいのだと思います。
僕は会社を辞めたいと思っていたので、自分のやりたいことをちょっとだけ考えて、
「ちょっとやってみるか」
と、一歩を踏み出しました。
躊躇に躊躇を重ねて踏み出した一歩は、すごく震えていたと思います。
そのうち雨はやむ
雨はそのうち、やむ。といいます。
そういった中で、
あえて、雨の中を走り心を鍛えても良し、雨が止むまで待つも良し、雨の良さを追求しても良し。
人間には選択するという権利があります。
物事に対する価値観は誰にも奪えません。
ですから、心をありのまま解放して、思うことをやれば良いと思うのです。
ちょっと動いて、無理だと思い。ちょっと止まっていけると思い。
人生はその繰り返し。
痛みの中で、痛みのやわらげ方と活かし方を知るわけです。
ということで、まとめ
- 娯楽作品は良い、おすすめ
- ちょっとだけ勉強するのも良し
- お金稼ぎの体系について深堀してもOK
こんな感じです。
何もしたくないときぜひ参考にしてもらえれば。
と思います。
人間も動物なので、不調な時もあります。
しかし、助走は長ければ長いほどに遠くに飛ぶことが出来ます。
蛹の期間に吸収できることを吸収し、羽ばたくことを夢に見ましょう。
出来ることが一つ増えるだけで、化学反応的に世界は大きく変貌するのです。
テックブーストに通っている人間の感想。これは人生変わるわ。【衝撃の事実】
ということで、今回は以上となります。
ご清聴ありがとうございました。
才能は開花させるもの、センスは磨くもの
及川徹