工場勤務をしているのだけど、いまいち生きている意味が見いだせない。
工場勤務は、同じことの繰り返しです。
福利厚生がしっかりしている職場でも、結局のところ騒音や油が舞っているわけで、そこで毎日働かないといけません。
工場から帰って、家族や素晴らしい趣味があるのなら話は別ですが、ギャンブルや意味のない娯楽に日常が圧迫されている場合。生きている価値を見出せない場合も多いと思います。
工場勤務は、真面目にやっていれば評価されるところです。職自体で見れば、そこまで悪くないと考えています。また、成長も出来ます。
ただ、向いていない人は、無理かもしれません。そういった人は早めに転職した方が良いのかもしれないです。
【急務】工場員って転職できるの?転職しやすい年齢、実績、性格【セカンドキャリアの歩み方】
とはいっても、行動に踏み出す勇気もないと言う人もいるだろうと思います。そこで今回は僕が工場員の時にやった行動を書いていこうと思います。
目次
工場勤務をやっているときに、生きている価値がないと思った話。
僕自身も工場勤務をしていました。
5年間ほど工場で働いていて、工場で働き、家に帰ってエナジードリンクを飲んで筋トレをしたり、漫画を読んだりしていました。
彼女や友達は出来ず、ずっと自分磨き的なことをしていました。
働いている時、これといった疑問を抱きません。「これが仕事なんだなあ」と思っていて、ただ何となく日々を過ごしていた感じです。
所が、情報収集のためにSNSを初めてみると自分と同じ年ぐらいで活躍している人がたくさんいることを知ります。
そこで、自分がコツコツと頑張っていることが馬鹿らしくなりました。
このまま、生きていても、俺は歴史のひとかけらにも残らない平凡な人間として終わるんだな。
そういった気持ちがあって、動き出したのを覚えています。
工場で学べること
それでも、工場で働いていて学べることは、けっこう多かったと思っています。
工場は一見、
頭を使わなくても働ける場所。
と思われるかもしれません。
しかし、瞬発的な判断力や並列思考を駆使しなければ、置いていかれます。スピーディさがモノを言う仕事です。
工場員は社会人としての責任を思い知らされる場所です。
それに、責任感が伴います。ミス一つで多くの人に迷惑がかかります。ミスが重なると怒られることもなくなります。
皆がゴミを見る目で自分を見てくるのです。そして、ある日、唐突に左遷させられる。僕はされたことがありません。でも、そういった人を幾度か見てきました。
あくまでも、お金を稼ぐためにやっている、ということを嫌でも思い知らされるのが工場の仕事です。
あと、達成感がないように思いますが、出来ることが増えると、やはりうれしくなります。
個人的に思っていることを書きます。
工場の仕事をしっかりできる人は、
他の仕事をしてもある程度こなすことが出来る
運動神経、という言葉がある様に「仕事神経」というものがあると思っています。
例えば、いい大学を出ていても使えない奴はいます。
それは仕事神経が良くないからです。
そういった人は仕事でのミスを他人のせいにしがちだし、自分はある程度出来ると思ったりするものです。
しかし、自分の身の回りに不具合が起きているのならば、やはり自分に原因があると考えるべきなのです。
仕事神経を良くするためには、
人を思いやり、自分で動くことを覚えるべきです。
そしてそれは、工場だろうが、オフィスワークだろうが目の前の仕事をより良くしていこうとする意志が大事になります。
引き出しを増やしましょう。僕は本や漫画を読み続けることで、そういった能力が伸びる手助けになりました。
能力を伸ばすには関係ないことをすることも大事です。
作品で言えば、暗殺教室はすごく好きな作品です。全21巻で揃え易いし、どんな場所でも強く生きられることを教えてくれます。工場員時代はバイブルにしてました。
工場の仕事は人間としての総合力が鍛えられる。
社会人として生きていくためには、
- コミュニケーション能力
- 要領の良さ
- 責任感
これらが必要になります。
工場では、そういった能力を日々使うことになります。
怖いおっさんがいる工場で働いていたのですが、高卒当時はクソガキでした。そこで、毎日怒られて、帰路で泣くこともありました。
今思うと、明らかにパワハラをされていたな、という様な事もありました。
しかしどうでしょう。
2,3年して本気で仕事に取り組んでいると、こわいおっさんに怒られることはなく自分で機械を触ることが出来るようになり、ある程度計画を組めるようになりました。
そこで、自立を感じた気がします。
自分みたいな路傍の石でも磨けば、それなりの物になるんだな、とうれしくなったものです。
多少なりとも「自分が腐っている」、と感じているのであれば、ある程度工場で頑張ってみると良いでしょう。
そこで、責任感を育ててお金を稼ぐことの難しさを勉強していくことも僕は大事だと思っています。勿論、パワハラが起こりまくる職場は将来的に辞めることを計算に入れるべきです。
パワハラが起こるということは、組織のシステムが未熟だからです。そう言ったところで頑張り続けることは非、生産的です。
僕が工場員時代にやった努力
僕が工場員時代にやった努力は以下の通りです。
- 筋トレ
- 読書
- アフィリエイトブログの開設
上から順番に説明していきます。
筋トレ
工場で働いていくためには、体力的に不足していました。
そこで、筋トレをしていました。元高校球児で筋トレのやり方なんかは覚えていました。
工場では
低い位置にあるものを高い位置に移動させる、
という動作を良くします。
そこで、体幹トレーニングや背筋を取り組み、一から体を作り直した思い出があります。
こうして考えると、僕はすごく要領が悪く、糞真面目だったな、と感じます。18歳の時、「自分は頭はいい」と考えていましたが、全くそんなことはないですね。
読書
読書とは言っても、漫画、ライトノベル、自己啓発書。
いろいろな分野を雑食的に読み漁りました。
当時はこんなものを読んでも、意味がないだろ。といいつつ読んでいました。割と活字が好きだったからです。
余計なことを書くと、僕は野球部というメジャーな部活動をしていた割に根が暗かったです。
そこで、本を読む習慣が出来ました。ゲームやソシャゲにいかず、本を読むという選択をした当時の僕には頭が上がりません。
ある程度年齢を重ねると、若いころに読んだ一冊が役立つ時があります。
僕の場合はしんどい時にその時が来ます。
今にも倒れそうな場面で、昔読んだ小説、漫画の一節や場面を思い出すと案外頑張れたりします。
進撃の巨人は、けっこう僕をたきつけてくれた回数が多かったです。冗談抜きで良いマンガは、小説を超えます。
アフィリエイトブログの開設
僕にとって転機だったのが、アフィリエイトブログを開設したことでした。
今の仕事も、それの延長線上にあります。
工場員として頑張っていましたが、ここに来ている人と同じく、
「このまま生きていても仕方がないよな」
と感じたことがありました。
そこで、アフィリエイトを始めました。
アフィリエイトを始めるモノの、知識はなく、今は流れるように出来るブラインドタッチも当時はなかったです。
色々な用語や、契約するシステムなんかがあったのですが、それもよくわからなくて解説してくれるサイトを見て一つずつ出来るようになりました。
ただ、活字が生活にあったので、文章作成はそこまで苦ではなかったです。
昔の文章を読み返すのですが、ひどい文章だな。と思います。それでも、なんとなく言わんとしていることは伝わってくるので、基礎は出来ていたように感じます。
そうこうして、アフィリエイトを続けていると、1年間で月に30万円ほど稼げるようになりました。
続けていると、ある程度できるようになる。
一度副業をしてみると良いと思います。
どんなこともそうですが、やってみると見える世界があります。
僕の場合は文章の奥の深さや、人間の真理なんかを勉強する機会が出来ました。
頑張ることはしんどいですが、頑張ることに慣れると、トータル的に人生は楽になってくるはずです。
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勇気をもって、新しい世界に踏み込んでみましょう。