工場で働くことになった。それでも、工場員として働いていくのにちょっとした不安があるなあ。
そういった人に対して、ページを作りたいと思っています。
僕自身は元工場員です。
累計して8年ほど働いていた経験があります。その時の感想を書くのであれば、
工場勤務はしんどいけれども、人間として磨かれる部分が多くある。
ということです。
目次
工場員は頑張り方次第では出来ることが多いです。
今現在は、個人で働いているのですが、工場員をしながら副業をしており、そこから毎日コツコツと頑張っていました。
派遣社員が副業をする上で成果を上げる効果的なやり方を解説【1年間が忙しくなると思います】
それだけ自由の時間も多く自分磨きをしたいのであれば十分に可能なところも工場勤務の良い所ではないかと思ったりします。
肉体労働なだけあって、給料も結構高く手取りで20万円は普通に超えてきます。僕はその20万円のうちの大半を事業に投資することで、収益を増やしていきました。
やり方次第で、人生を逆転できる職でもあるということです。
工場で働こうとする人はピンキリです。
とはいっても、工場で働く人というのはピンキリです。
僕は新卒で工場員、派遣で工場員、バイトで工場員。いろいろな雇用体系で工場員として働くことがありました。
しかし、高卒にしろ、中途にしろ、派遣にしろ、バイトにしろ。工場員として働くのであれば心得ておきたい部分というのはあるものです。
今回はそこに対して踏み込んでいきたいと思っています。
工場勤務で不安な人へ送る工場員の働き方。
- ミスは素直に認める
- 清掃はマジで大事。
- 仕事が出来る奴より、仕事をミスしない奴になる
- 厄介な人とはなるべく喧嘩しない
- 自分磨きは絶対にやっておくべき
上の5つの部分を意識して働いてもらえれば、多分工場員としてやっていけるかと思っています。
1.ミスは素直に認める
工場と聴けば、簡単な仕事ばかりのように思う人もいるのではないでしょうか。
しかし、工場での仕事は複雑なことも多いです。機械を扱うことが多いこの仕事は不具合などもあります。
大半の工場は人数不足です。
色々な工場を渡り歩いて気付いたことがあります。
ほとんどの工場は人数不足です。
ですから多くの場合、一人で複数台の機械を見る必要があります。Aの機械を見ている間にBの機械で何かしらの不良があり不良品を量産することもあります。
不良品が発覚した場合、多くの場合は焦ったりして、何とかして隠そうとします。しかし、不良品を隠すなんて製造業では言語道断。下の下です。
自分からすれば、とんでもないようなミスでも仕事全体で見れば、それほど大きなミスでない場合も多いです。というかそっちの確率の方が大きいのです。
ちゃんと後工程で止めることが出来る場合に限って、人ひとりが出せるミスなんてたかが知れてる、
というのが工場で8年ぐらい働いて思っていることです。
「やばい、不良品が出た」
そういった時に、ちゃんと報告できるかどうか?これは工場員として上手くやる上で必要な資質になるでしょう。
ホウレンソウは本当に大事です。
コミュニケーション能力がなくて、とか、プライドが許さないとかそういったことは言ってられません。
一々言い訳をせずにことの顛末を報告することが、自分の身を守る上で大事なことです。
こんなことを言うと、信じてもらえないかもしれませんが、新人の能力の高さはこのホウレンソウが出来るか?つまるところ、ミスをしたときにいかに正直に話せるかにかかっています。
2.清掃はマジで大事
掃除を出来るかどうかは本当に大事です。
さきほど、ミスをしたときにホウレンソウをすることが大事だ、と書きました。
でも一番はミスをしないことにあります。
では、仕事でミスをしないためにはどういったことをすればいいのでしょうか。
僕が思っていることは、
清掃をしっかりする
ここにあります。
特に機械周辺や機械内部、それから工具などはキレイに保っていることが大事です。
僕の経験則ですが、担当機械が綺麗な人で仕事が出来ない人はいません。
機械の中身がキレイだと、なぜミスをしないのか。
なぜ、仕事が出来るのかと言えば工場での仕事の性質にあります。
工場での仕事は基本的に
機械の中で製品を加工し、規格にしたがっているか確認し、それを後工程に流すことで成立します。
機械の中で加工する製品は基本的に金属類が多いです。そして金属類が多くなると何が必要になるのかと言えば「油」が必要になります。
油があれば、機械の中の温度が急上昇することなく、一定に保たれます。ですから、製品の品質を一定に保つことが出来るのです。
ここまで書くと、油様様です。
機械内の油はほっておくと、どんどん汚くなります。
しかし、この油がたまっていると今度は機械の中が汚れてしまいます。
油といえど、最初は透明で綺麗です。
が、加工中に出た鉄粉や他種の油と混ざることで汚くなり、それが機械の汚れにつながるのです。
仮にこの汚れを取らなければ、どういったことになるのか?と言えば、
機械の異常に気付きにくくなります。
例えば、加工した製品が油に隠れて、機械内に残っていたりすると、それが別の規格の製品に混ざったりします。
注文した相手方からすれば、身に覚えのない製品が入ることとなり、これが不良品として認められてしまう場合もあります。
その際、ミスの責任は自分に降りかかることになるのです。
機械内は複雑
また、機械は複雑です。その割に強い力が日々かかります。鉄を加工するので、当然なのですが、加工している際に細かい部品が欠損することがよくあります。
機械の中が汚いとどうなるのかと言えば、こういった細かい部分に気づけなく、機械に不良がある状況で加工を継続してしまうこともあるのです。
その結果、加工不良などが起こり規格外れの製品を流出させてしまうことがよく起こります。
ですから、機械内部から、機械周辺はなるべく綺麗に保つことが大事なのです。
3.仕事が出来る奴より、仕事でミスしない奴になる。
どんな工場でもそうですが、
やらかしキャラ
みたいなやつがいます。
それにならないことが、快適に仕事をこなすうえで大事です。
皆大人ですから、いちいち悪口を言ったりしません。しかし、陰口は絶対にあってそういった雰囲気は肌で感じることが出来ます。
また、新人だとかそんなことは関係なく、やらかしキャラ認定はされてしまいます。どれだけ精神的に強くても一度そういったレッテルを張られると巻き返すことが難しくなります。
ですから、早々に転職をする。というカードを切らざる得なくなる場合もあったりします。
僕の経験則
僕自身は新卒でやらかしキャラになりました。そのときは周りのことを一切気にせずに仕事をする。という手段をとりました。
いじられても
「まあ、僕はどうせそんなもんですよ」
みたいな感じで、流していたら
「こいつ、おもんないな」
みたいに言われるようになりましたが、それでも、目の前の仕事をがむしゃらにこなしていると、生産効率が目に見えて出てくるようになり、いじられることは無くなりましたね。
それでも、そういった状況に陥ることは時間の無駄でしかない。
上の通り。
工場で働くことは、心身共に疲れます。
ですから、そういった状況に陥って余計な体力を使うこともありません。
とにかくは、目の前の仕事を確実にこなす力をみにつけること。
与えられた仕事を確実にこなす力を身に着けることが先決です。
そのためにすべきことは、先ほど書いたことです。
- 清潔に保つことと、
- ホウレンソウをしっかりすること。
この2つをしっかりこなして、大きなミスをすることなく前進していきましょう。
4.厄介な人とはなるべく喧嘩をしない。
これは書いていいのかわかりませんが、工場には厄介な人が高確率でいます。
色々な工場で働いてきたのですが、相当な確率でいます。やたらマウントを取りたがる人がいたり、何を言っても聞く耳を持たない人がいます。本当に厄介で余計な体力を使うことは間違いありません。
変な人に絡まれたら
僕自身、何も知らないとき、そういった人と何とかして距離感を上手く取ってやっていこうとしたのですが、対策は一つしかありませんでした。
そういった人とはなるべく喧嘩をしない。そもそもの話、出来るだけ関わらないことが大事です。
触らぬ神に祟りなし
の言葉通りではないでしょうか。
こちらがどれだけ労力と時間をかけても、話し合いが出来ない人がいます。彼らは何を言っても自分の我を通そうとします。
結構年寄りの人も多いですが、時として異常なこだわりをもって頑として認めてくれない人もいます。
そういった人とはなるべく距離を置くほかやり方がないように思います。
自分を変えることは出来ますが、他人を変えることは難しい。
上司にそういった人が来れば、また話は別になります。そういった時は辞めるというカードを切ることもアリかと思っています。
それ以外の場合は何とか距離感を保って作業に邁進することが第一ではないかと思いますね。
5.自分磨きを怠らない。
最後に、これです。
自分磨きを怠らないこと。
工場での仕事は、同じことの繰り返しです。
ですから、どんどん感覚が鈍くなっていきます。
しかし、現状維持は後退するのみです。何かしらのアクションを起こさないことには何一つ変わり映えはしないでしょう。
ですから、日々自分を磨くために行動をして行きましょう。
オススメの行動
僕自身は先ほど書きましたが、副業をしていました。
工場で働きながら副業をすることは、本当にしんどいことです。
しかし、継続していると、脳の新しい分野を開拓できるような感覚が生まれます。お金を稼ぐことが第一の目的であるとは思いますが、人間的な能力に磨きをかけることも生きていく上では大事ではないかと思っています。
僕の実体験
僕が始めたのは、アフィリエイトサイトを作って稼ぐということでした。
サイトを作るためにドメインと契約したり、サーバーと契約したりする必要がありましたし、ツールみたいなのを駆使することも要されました。
はっきり言って最初のうちは全く稼げるビジョンもなかったです。
いざサイトを作りどういったサイトを作っていくのか、考えた時、普通にサイトを作っているだけでは、全く稼げないことに気づきそこから試行錯誤を繰り返していきました。その先でトレンドアフィリエイトという手法に変えました。
トレンドアフィリエイトとは、インターネットやテレビの中で起こっているニュースを題材にしてページを増やしていくことです。
手段としてはプライドもあまりないようなやり方ですが、継続していく中で
アフィリエイトサイトを始めた理由
お金がかからない
という点が一番にあったと思います。
FX,株、転売。
どれをするにしてもお金がかかります。
そういったことを踏まえたうえで、一番お金がかからないアフィリエイトをすることにしました。
アフィリエイトの良いところはやりようが沢山あるということで、手段さえ択ばなければ誰にでも可能性があります。
僕は、ゴシップ記事を量産することでアクセスを集めましたが、アニメサイトを作ったり、ドラマなどのトレンド記事を書いたり、出来ることは沢山あります。
その中で、収益を上げていく手段を見つけることが稼ぐうえで大事なことかなと思いましたね。
まとめ。工場員でありつつ、工場員以外の分野でも頑張る。
工場員で頑張り続けることも大事です。
しかし、多くの人は一生工場員でありたいと思わないと思います。
そういったこともあるので、
工場に通いつつも自分だけの武器を磨きつづける。
これが大事ではないかなと思ったりします。
例えば、僕が先ほど上げたアフィリエイトも一年ほど頑張れば見える景色は段違いに変わっていきます。
上は、仕事をしながら本気でアフィリエイトを頑張った人の図です。誰もがこういった風に稼げるわけではありません。
しかし継続していけば、出来ることは確実に増えていくものです。それを踏まえて、ただ働いた金を自分のために使うのではなく。
自分の未来に使う
という意識が大事なのではないかと思ったりします。