ロングテールアフィリエイトのやり方を知っておけば、例え初心者でも3か月後、半年後には確実なアクセス数を稼げそうです。
ロングテールについては、【SEO戦略】ロングテールアフィリエイトについて、解説していきます。で解説していますが、あまり多く書きすぎると、ややこしくなるので、分割しました。
ここでは具体的なやり方を説明していこうと思います。
アフィリエイトにおける効果的なロングテール戦略。
ロングテール戦略とは、それほど勝負されていない場所でコンテンツを量産する戦略です。
では、競合がそれほどいない場所で戦うにはどうすればいいのでしょうか。
それについては、まず
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- スモールキーワード
これらについて知っておく必要があります。
ビッグキーワード
ビッグキーワードはアフィリエイトをやっていく人間ならば誰もが目指すであろう、花形ワードです。
ここで検索上位を複数取ることが、アフィリエイトをしていく中での一つの目標と言えるのかもしれません。
具体的なビッグキーワードの説明
黄色でマークしてある部分は月当たりに検索されている数です。
1万~10万という数があるのが分かります。
こういった1万人~10万人が検索しているワードは基本的に
「ビッグキーワード」
と呼ばれており、仮にこのワードで検索順位を上位にあげることが出来れば、PV数を大幅に伸ばすことが出来ます。
比例して、売り上げも伸びるはずです。
ビッグワードの罠
こういったキーワードで検索上位を狙えば収益が大きく伸びますが、罠があります。
というのも、こういったビッグキーワードは基本的に競合が強いです。そのジャンルにおけるトップ層が争っていることがほとんどです。
ポケモンで言えばセキエイ高原のようなもので、生半可な実力では太刀打ちできません。
ある程度続けているアフィリエイターでも、狙って一位を取るのは至難で仮に取れても確実に体力を消耗します。
そういった中で僕自身は狙わない方針を取っています。
続けていく中で、ビッグキーワードで検索上位に表示されることもありますが、
「どうせ下げられるんだろうな。」
と思ってやっていた方が精神衛生上は良いですね。
ミドルキーワード
ミドルキーワードは月当たりの検索流入が1000~1万人のワードが一般的だと言われています。
ある程度続けていくことで、ミドルキーワードで検索表示されるページも増えていき、PV数が伸びてきます。
競合もそれなりに強いサイトが多いですが、ビッグキーワードほど強くないです。ある程度経験を積んでいき、SEOに自信がついたのであれば、狙っていけば良いと思います。
僕のブログもこのミドルキーワードが稼ぎの基本的な部分になっており、いわばサイトの中核を担っています。
ただミドルキーワードで検索上位を取るためには
何もしていないアフィリエイターが検索上位を取れるか。
と言われれば、絶対に無理です。アフィリエイトの基本的な部分はやっぱりスモールキーワードでしっかりと検索上位を取っていくことが大事です。
スモールキーワード
スモールキーワードは月当たりに100~1000件ほど検索されているキーワードです。
サイトに流入してくるユーザーは少ないですが、競合が少なくこういった場所に内容のあるコンテンツを投下していくことで、確実なアクセスを増やすことが出来ます。
今回紹介するロングテールアフィリエイトはスモールキーワードが最も重要であり、
スモールキーワード=ロングテール
といってもいいほどです。
ロングテールアフィリエイトのやり方
基本的なロングテールは2種類あります。
- 競合が少ない所で勝負する
- キーワードを増やして勝負する。
競合が少ないところで勝負する
これは100~1000ぐらいのワードで勝負するというシンプルな手段です。もっともやりやすいロングテールでこれが基本的なやり方になると思います。
どれぐらい調べられているか?は関連キーワード取得ツールとキーワードプランナーを活用することで把握することが出来ます。
それについては【ムーブ】ラッコとキーワードプランナーでキーワード選定する一連の流れ。 で詳しく説明しています。
キーワードを増やし勝負する
検索上位で表示したいキーワードがあっても競合が多くて、書く気が起きない場合は
「キーワードを増やす」
という手があります。
例えば、
人生 終わった
というキーワードで検索上位を取るのは時間がかかるので、
人生 終わった 20代
で僕は記事を書きました。
20代を加えただけでなのですが、これだけでも企業や同じ自己啓発系のアフィリエイターとぶつかることを避けることが出来ています。
実際に描いた記事は以下ですが、
20代で人生終わったと思う人へ。今やるべきことを考える事が何より大事です。
結果的に2か月ほどで検索順位が1位になりました。(今現在は2位でした)
日々のアクセスは10~20ほどですが、それでも着実なアクセス数を稼いでくれています。
それとこの記事は少ないアクセスしかないのに、割と本気で書いています。
これからアフィリエイトを本格的にやる人に言っておきたいことは、
ロングテールは見てくれる人間に感謝し、全力で気持ちをぶつけるぐらいで書くことが大事です。
来てくれる人が少なくても、「人が見る」ということには変わりありません。
ちょっと変わったロングテール
基本的なロングテールについては語っていったのですが、ここではちょっと変わったロングテールについて書いていこうと思います。
- キーワードずらし
- 経験則で書く
キーワードずらし
割とみんながやっていないのはこれかと思います。
キーワードをずらして勝負するというやり方です。
人生 不安
将来 不安
似た意味の言葉ですが、検索で表示されるサイトはほぼ別の物です。
具体例
将来 不安
は、スマートログやキャリアピックスなど企業やキュレーションサイトといった強豪が多いです。したがって検索上位表示するのは難しそうですが、
人生 不安
は、個人ブログやYahoo!知恵袋などのサイトが検索結果で表示されており、まだ何とかなりそうな敵が多いです。
そういった意味もあるのでそっちの方で勝負してみることが一つの手段としてあります。
経験則に任せて書くというやり方もあります。
過去に自分が経験したつらかったことや、悩んでいることをタイトルに書いて記事を書いていく
というやり方も一つあります。
例えば、僕の場合、こちらの記事はキーワード選定ツールを使わずに書きました。
インキャ コミュ障
というワードで1位を取っています。(現在は4位でした)
昔書くネタがなかった時に書いた記事ですが、検索上位に載っているのでタイトルを変えました。
毎日、7~8人しか来ないですが、こういった小さなアクセスが後の売り上げに貢献するので馬鹿に出来ません。
過去に自分が悩んだことはコンテンツとして成立させやすい
こういったワードは確かに調べられることが少なくそれに伴い、アクセスも少ないことがほとんどですが、過去に自分が悩んでいるだけあって濃い記事を書きやすくなります。
そういった意味では成約率も高かったり、あるいはブログ自体を気に入ってもらえる確率が上がる良い記事に仕上がったりします。
つまるところ、ロングテールの一つとして、考える事が出来ます。
ロングテールアフィリエイトを成立させるうえで大事なこと。
ということで、ここまでがロングテールアフィリエイトについて書いていったわけですが、ロングテールアフィリエイトをするのは楽ではありません。
理由は、その分野でニッチな記事を書こうと思えば、その分野における知識をある程度蓄えておくべきだからです。
例えば、筋トレをしたことがない人間が
プランク やり方
なんて記事を書こうとはそもそも思わないはずですし、
アニメブログを書く場合でも、涼宮ハルヒの憂鬱を知らない人が
涼宮ハルヒ エンドレスエイト
といった記事を書こうとは思わないでしょう。
大事なことはやはりその分野の表面をすくうのではなく、深く細かく理解することです。
筋トレについて書いていきたいのなら、トレーニングの手段だけではなく効果的な食物や、モチベーションキープの手段、器具についても知っておくべきです。
そのためには、専門の書籍を購入することだって必要になるでしょう。
僕のブログ
僕のブログはアフィリエイトについても多く書いていますが、自己啓発系のブログとしても機能させています。
こういったコンテンツを積み上げることが出来たのは、人間として人一倍苦労をしてきた過去があるからです。
陰キャラでしゃべれなかったし、社会人になってもこれといった特技もなく燻った毎日を過ごしてきました。パワハラにだって結構遭ってきました。
そういった中で、このブログで書いている記事は過去の僕に向けて書くものが多く、万人受けするものではないですが、一定層の人間に刺さるわけです。
アフィリエイトは苦しい過去を乗り越えてきた人が強い
アフィリエイトは知らない分野を必死で勉強して、コンテンツを積み上げていくことで稼ぐことが出来ますが、
それ以上に過去に苦しい経験をしてきた人は、より強いコンテンツを生み出せる気がします。
プロ野球でも選手時代あまり活躍できなかった人は、名コーチになりやすいと言いますが、それはどんな分野でも一緒だと思います。沢山苦労を知っているから改善策を出すことが出来るのです。
そういった意味で、僕は
アフィリエイトを社会不適合の救済措置
と書くことが多いわけです。
怒られまくった、見た目で苦労してきた、バカにされることが多かった。
そういった過去を乗り越えることが出来た人は、やはり良いコンテンツを生み出せる気がします。
もっとも、自分の経験値を上手く文章として表せるようになるまで大きな時間がかかることは間違いありませんが。